2005年4月1日 第4221号より
いよいよ4月1日スタート−合併認可書交付式、壱岐市商工会−
壱岐四町商工会は4月1日に合併し、「壱岐市商工会」となるが、県の合併認可書交付式が24日、壱岐支庁第一別館会議室で、四町の各商工会長や本田哲士壱岐支庁長、県商工労働政策課・小島明課長、県商工会連・長町忠一副会長らが出席して開かれた。
同交付式では、本田支庁長から、四月一日付けで新会長に就任する横山省三石田商工会長に合併認可書が手渡され、本田支庁長が「更に一体性を高めてもらい、壱岐全体の商工業発展のために一丸となって努力していって欲しい」などと祝辞を述べ、横山会長は「合併認可の交付を受けることが出来てありがたい。4月1日から壱岐市商工会としてスタートし、更に大きな使命を持ち、地域全体と商工業の発展を目指して努力したい」とあいさつした。
部長級6人、110人が動く−本市・春の人事異動−
壱岐市は22日、4月1日付の人事異動を発表した。
異動の規模は▽部長級6人▽課長級16人▽課長補佐級6人▽係長級19人▽係18人▽新規採用21人▽ 退職24人(3月31日付)†の110人で、今回の異動は、7月の機構改革を前に最小限にとどめ、退職者の補完、新たな管理職の登用を極力抑え(保育所のみの登用)、新年度の新規事業計画に伴う職員の増強(介護、保険計画の策定、原の辻関係)を基本に行われ、教育委員会では事務所長が廃止され、各町商工会合併に伴い支所担当が兼務することになった。また、一般事務職については、合併後から採用をできるだけ抑えており、今回は退職者20人に対して採用は6人となっている。
印通寺港の亀裂など視察−福岡県西方沖地震で田中副知事−
20日に北部九州地方を襲った福岡県西方沖地震で、震度5強の揺れに見舞われ、2人の女性が負傷するなど、様々な被害が出ている本市を23日、田中裕司副知事が視察した。
田中副知事は、壱岐支庁や壱岐市の職員らと石田町の七湊漁港、印通寺港、山崎漁港、芦辺町の八幡浦漁港、芦辺漁港、芦辺浦の民家など7ヵ所で亀裂や壊れた家屋の被災状況などを見て回った。
巡視艇も大型の「にじぐも」に−保安署に格上げ唐津海保壱岐分室−
唐津海上保安部壱岐分室は4月1日、周辺海域の海上保安体制を強化するため、壱岐海上保安署に格上げとなるが、船艇も配属替えとなり、今まで配属されていた巡視艇「いきかぜ」(26トン、長さ20メートル)に替わって、125トン、長さ30メートルの巡視艇「にじぐも」が配属され、同月19日の開所式で披露される。
勝本町、双六古墳に案内板−鯨伏中卒業生11人−
勝本町、鯨伏中学校の今春卒業生11人(男子7人、女子4人)はこのほど、卒業製作として同町立石東触、双六古墳の案内板2つを作成し、完成した手作り案内板を16日に行われた卒業式終了後に、引率の教諭や保護者らが見守るなか設置した。
案内板の設置は、以前に同古墳を見学した生徒たちが、案内板がなく不便に感じたことから提案、北に約170メートル離れた市道沿いの入り口に距離と方向を示すものと、古墳を背景にして写真が撮れる位置に「県内最大の前方後円墳」と書いた案内板を2ヵ所に設置した。
ひとしずく
総務省から今月14日、2004年10月1日現在の都道府県別と年齢別の人口推計が発表された
本県など35道府県で人口が減り、増減率0・74%の沖縄(135万9千人)、東京(同0・55%、1,237万8千人)、神奈川(0・53%、873万2千人)、福岡(0・15%、505万8千人)など12都県が前年を上回っている
総人口は1億2,768万7千人(0・05%)で、本県は、人口149万5千人で、前年に比べて0・41%減少している。本市の人口は、前号2面に掲載した今年2月末日現在の住民基本台帳によると、3万3,061人(男・1万5,722人、女1万7,339人)で前年を509人(男・239人、女270人)下回っている
65歳以上の老齢人口の割合はすべての都道府県で上昇し、年齢別人口でも90歳以上が101万6千人と初めて100万人を突破し、少子高齢化が進んでいるという。本市の老齢人口は、壱岐支庁の壱岐島勢要覧によると、2003年10月1日現在、27・9%と県平均22・5%を5・4%も上回り、壱岐でも少子高齢化が進んでいる
因みに就学する児童・生徒数は2004年5月1日現在、小学生2,043人、中学生1.155人、高校生1,149人合計4,347人となっている。
社説 −歴史的な災害 福岡県西方沖地震−
元禄15年、1700年以来、約300年ぶりの大地震が20日午前10時53分ごろ、北部九州で発生、福岡県と佐賀県南部で震度6弱、本市でも芦辺町で震度5強、石田町で震度5弱を記録、津波警報が福岡県の日本海沿岸、壱岐、対馬に出され(正午に解除)、余震が続いている。
壱岐†福岡間のフェリーや高速船から、博多湾の玄関口に当たる位置にある玄界島近くの玄界灘、深さ約9キロの位置が震源地とされた福岡県西方沖地震の規模はマグニチュード7・0と推定され、航行中のフェリーの船長は、「間違いなく決められたコースを進行中なのに、船が衝撃と共に下から突き上げられるような感じがして、座礁したのでは」と思う程のショックを体感したという。
この地震は、気象庁の担当者が「前例となるような地震活動がほとんどなく、非常に珍しい所で起きた」などと会見で話していたが、北部九州でのマグニチュード7クラスの地震が発生したのは「日本書紀」にも記されているという「筑紫大地震」(679年)、壱岐・対馬の地震(1700年)以来というのだから、気象庁がその第一報に「まさか」と驚いたとされるのも理解できる。
北部九州での大規模地震は、百年単位ではなく、千年単位で繰り返していたのかも†と推測されるという。
それにしても、この壱岐もその激しい揺れで、港の岸壁に亀裂が生じ、民家の瓦の落下、火災が発生して住家が全焼し、天ぷら中に油がその揺れではねて軽度のやけどを負う人が出るなどの被害が報告され、23日には田中裕司副知事が災害視察で来島して被災地をまわり、「自然の力の大きさを感じた。壱岐市と連携して対応したい」など話したが、大手紙やテレビの報道などに見る玄界島や志賀島、福岡市内の様子から見て、福岡をはじめ、北部九州方面在住の壱岐出身者の皆さんはどのような状況にあるのか、極端な状態になっていないことを、祈念するばかりである。
それにしても、ゴォーッと地鳴りがして激しく揺れたように感じられた今回の地震は、まったく体で感じる地震はまれなだけに不意を突かれ、市民の受けたショックは大きかった。
これまでは、豪雨や台風、強風、土砂災害への備えは行われてきたものの、福岡管区気象台の職員が「まったく予測していなかったが、逆に言えば日本のどこでも大規模地震が起きてもおかしくないということで、危険を再認識してほしい」と話したとされる通りで、今後は、地震発生時の避難対策なども防災対策に加えて検討し直し、新たなマニュアルづくりを急ぎ、市民に広報するなどして備える必要があろう。
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