2005年3月11日 第4218号より 

第1期工事の地鎮祭†体験広場と北側・導入部†


原の辻遺跡・復元整備


弥生の一支国の王都、国特別史跡「原の辻遺跡」を†再現†することになる復元整備事業の第一期工事・地鎮祭が9日、同遺跡内、芦辺町鶴亀触の現地で行われた。第一期工事では、遺構見学や発掘体験などできる体験広場・遺跡中心丘陵部(1,430平方†)の、現在農地として削られている部分を弥生時代の原風景に近づけるため、平均80†土を盛り、ヤブツバキやニホンサクラソウ、キキョウなど、壱岐にその当時からあったと思われる植物を主に植え、屋根が杉皮ぶきの休憩所(10・26平方†)も設けられるという。


35人が一般質問†壱岐市議会・3月定例会†


壱岐市議会・3月定例会の一般質問が10日、11日、14日の3日間の日程で始まり、合わせて35人が長田徹市長や須藤正人教育長に質問する。質問初日の10日は、12人が登壇、近藤団一議員が市役所には4支所あり、そこまで行くのが困難な市民もある。市民が行きやすい場所に市民サービス窓口を設置してはどうかとの提案に、長田市長は「長崎市には分室が3ヵ所設置されており、本市でも検討していきたい」と答えた。


平尾典子議員の不登校やいじめなどの問題に対する心の教育についての問いには、「壱岐市にとっても人づくりは町づくり。悩みの相談や親同士の交流の場となるフリースペースような相談窓口の必要性を感じている。今後検討していきたい」などとした。


鵜瀬和博議員の少子化対策についての質問に須藤教育長は「預かり保育は、17年度から開始する方針だったが、間に合わなかったため、年度途中から実施していきたいと考えている」などと述べた。今後の一般質問では、行財政改革、学校などの安全管理について―などの質問が予定されており、今定例会は25日に閉会する運びとなっている。


男女32チームが熱戦†ジュニアバレー新人戦大会†


市ジュニアバレーボール連盟主催の「ジュニアバレー新人戦大会」が6日、石田町、石田小中学校体育館で開かれ、元気いっぱいの熱戦が繰り広げられた。


同大会は、市内の小学校から男女合わせて32チームが出場、女子は2パートに分かれて、男女別にトーナメント戦が行われ、選手らは保護者らの応援を背に、攻守に激しい好試合を展開した。


大会の主な結果は次の通り。

▼女子▽Aパート 1鯨伏A 2渡良 3勝本A、沼津A▽Bパート 1瀬戸B 2八幡B 3石田B、鯨伏B

▼男子 1石田A 2志原


童謡コンサートや介護の講演も†沖吉けい子さん 樋口恵子さん†


14日、在宅介護者のつどい


本市と市社協芦辺事業所が主催して平成16年度「在宅介護者のつどい」が14日午後6時半から、芦辺町つばさで、高齢者や在宅介護者、婦人会・老人会の両会員などを対象に開かれる。

同つどいは、高齢者の介護予防と在宅介護者の意識の向上、心身のリフレッシュを図ることを目的に行われ、沖吉けい子さんの童謡コンサートや、評論家・樋口恵子さんの「外に出ながらいきいき介護」についての講演が行われる。入場は無料で、市民多くの参加が呼びかけられている。


市民の行政への参加など†第10回本市行革推進委員会†


本市の行財政改革について検討を重ね、昨年10月に長田徹市長に中間答申を提出した「壱岐市行政改革推進委員会」(会長・世利洋介久留米大学経済学部教授、8人)の第10回会議が10日、市役所で開かれた。


最終答申に向けた話し合いを進めている同委員会の今会議では、はじめに平成16年度と平成17年度の負担金、補助金の予算額の差額について財政課から報告があり、平成17年度に「補助金等検討委員会」を立ち上げて抜本的に見直していくことになった。


また、中間答申で「民間の経営手法の導入」と共に基本的な柱の一つになっていた「市民の行政への参加」について、事務局と世利会長から議論の叩き台=個人から地域へなど、各レベルからネットワークを拡大して支援していく“コミュニティー行政”や、市民と行政が対等な立場で、補完しながらまちづくりをしていく“協働”という考え方など=が示され、今後具体的に議論していくことになった。


次回の第11回会合は4月15日午後1時半から、市役所で開かれることになっている。


市歌のCDを作成†オリジナル・音頭・マーチ†


『壱岐洋洋』


壱岐市はこのほど、本市誕生1周年の今月1日に制定した市歌「壱岐洋洋」のCDを千枚制作し、市内の公民館や学校、全国の壱岐出身者の会などに配っている。市歌は、全国から324の応募の中から郷ノ浦町、藤本健人さんの詞が選ばれ、その詞に小椋佳さんが作曲した。


CDは、元力士で歌手の大至伸行さんが歌うオリジナル編、津軽三味線奏者の高橋孝さんが歌う音頭編、マーチ編の三種類と、オリジナルと音頭のカラオケ編の5通りが収録されており、市役所と各支所で借し出している。


イエと家族の考古学†壱岐高原の辻コース・特別講義†


2月下旬に新校舎が完成し、テープカットなど校舎完成記念式典が行われた壱岐高校(平倉充校長、783人)の原の辻歴史文化コースで特別講義が14日午後1時25分から同3時15分まで開かれる。


会場は、新築された同校一号館一階のコモンホールで、講義は別府大学・後藤宗俊教授を迎え、「イエと家族の考古学」のテーマで行われる。


ひとしずく


郷ノ浦町庄触北部公民館の牧手班は、同集落センター近くに、食用の菜の花を植え「ご自由に菜の花狩りを」(見頃は20日頃)と呼びかけている


▼三段の畑に植えられた菜の花の美しさは見事で、花を摘む人の姿は見られなかったが、自分を含めて数人の人がその美しい光景を写真に収めに来ており、車を降りて中段の畑まで行ってみると、甘くて苦いような何とも春らしい香りが風に乗って運ばれ、その香りの強さに驚き感動した


▼この地区では以前、菜の花でいっぱいに―と、時季の地域を彩る運動が行われていたように思うが、こうした取り組みはきっと市内のあちこちにあるのだと思う。例えば花いっぱい運動のように。また、個人の家の庭先などでもそれは見事なところがある。花で個人の敷地、地域を彩ることは、本当に素晴らしいことと思う


▼道路脇に花木を植える活動を地域で取り組み始めたところ、最近、道沿にポイ捨てされるアキ缶の数が目立って減ってきている―の話しを聞いたが、地域のそうした環境美化のためにも、一石二鳥ではないが、効果が大きいのかもしれない。人は心理的に、美しい場所にゴミのポイ捨てなどしにくいということも、遙か以前に聞いた気も?


▼季節ごとに花がある道づくりは、地域の人たちはもちろん、様々に通り掛かった人たちの目を、心も楽しませることができて素晴らしい。正に癒しの島づくりである。


社説 †交通安全犠牲者慰霊祭†


壱岐地区交通安全協会主催の交通事故犠牲者慰霊祭が2日、芦辺町、壱岐消防署の会議室で行われ、今年も遺族をはじめ、来賓や関係者ら約30人が参列して開かれ、「もうこれ以上、犠牲者を出してはならない」の思いを参列者全員が胸に、仏式により厳かに執り行われた。今年で27回目となった慰霊祭では、これまでに犠牲となった117柱の霊を慰め、「死亡事故ゼロ」と交通安全への誓いを新たにするものである。この慰霊祭を契機に、交通ルールの遵守、マナーアップ、思いやりの心で、市民一人ひとりが交通事故のない安全で住みよいまちづくり、島づくりに参加したい。


壱岐署管内で発生した昨年中の交通事故発生件数は、物損事故と人傷事故合わせて379件、このうち人傷事故は発生56件、傷者63人、死者無しと前年に比べ件数21件、傷者42人、死者2人と大きく減少したものの、物損事故が323件と26件増加している。事故の特徴的な傾向として、大半が脇見運転違反などの安全運転違反で、65歳以上の高齢者に係わる事故が約33%と大きな割合を占めているという。交通事故防止―今年の交通安全年間スローガンは「守ろう交通ルール、高めよう交通マナー」で、年間重点推進事項は▽高齢者の交通事故防止▽飲酒運転の根絶▽暴走族の追放などとされており、交通社会の一員としてそのスローガンのもと、ドライバー、歩行者、運転免許の有無に関わらず、一人ひとりが、まずは個人的なレベルからスタートして家族、地域へと、交通安全への取り組みを着実に広めたい。


昨年の法の改正で罰金が高額になり、以前に比べると減っているようには思うが、飲食店や深夜のスーパーでは「アレアレッ?」と感じるドライバーもあり、飲酒運転のドライバーは後を絶たず、昨年中の飲酒絡みの事故は7件発生し、検挙者数は39人にもなる。この数字は未だ「氷山の一角」であろうことは言うまでもないが残念なことである。飲酒運転は、大事故に直結する違反である。「すぐそこまで」「自分だけ」は絶対に許されない。春の交通安全運動が来月6日から15日までの10日間、「よくみてね いっぱいのばした もみじの手」をスローガンに、1,子どもと高齢者の交通事故防止2,二輪車の安全利用の推進3,シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底―の三項を重点に実施されるが、交通安全は、毎日の心掛けの積み重ねでもある。その積み重ねで、快適な交通社会の島・壱岐づくりを、市民皆で展開し