2005年3月7日 第4217号より
新年度予算など46議案を上程†各町消防団統合・壱岐市消防団へ
壱岐市議会・3月定例会
壱岐市議会の3月定例会が4日、勝本町、文化センター議場で開会、総額209億8,700万円の平成17年度一般会計当初予算案など予算21件、条例関係17件、その他8件の46議案と陳情1件が上程された。
文化ホールで27日「市歌」発表会
壱岐市は誕生一周年を記念して3月1日、郷ノ浦町、藤本健人さんが作詞、有名な小椋佳さん作曲の「壱岐洋洋」を本市の市歌に制定、その市歌発表会を27日午後3時から、郷ノ浦町文化ホールで開く。入場は無料、市民多くの来場が呼びかけられている。
「芦辺強いほう」優勝†壱岐の華杯†
第8回フットサル大会
(株)壱岐の華と壱岐サッカー協会主催の「壱岐の華杯・フットサル大会」6日、雪で開催地が芦辺町、ふれあい広場グラウンドから勝本町、サンドーム壱岐に変更になったが、どの試合もスピード感あふれる熱戦が展開された。決勝は「芦辺強いほう」と「芦辺弱いほう」の対戦となり、同強いほうが壱岐の華杯を制した。3位はアクセス、ドルトムントA。
壱岐産大麦使用†壱岐焼酎発表会†
=壱岐地区麦類生産流通協議会=
JA壱岐市や本市、島内酒造メーカー7社などで構成される壱岐地区麦類生産流通協議会(田中哲一 会長)主催の「壱岐産大麦使用・壱岐焼酎発表会」が1日、郷ノ浦町、ホテル太安閣で開かれた。壱岐焼酎による地産地消への貢献を―などと開かれ、かねてから産地指定により世界のブランドでもある本市の麦焼酎に地元産の麦を―とする愛飲者らの声は高く、その希望が実現する形で、壱岐市誕生記念日の3月1日、原料の大麦や米に壱岐産を使用した新製品が発表された。この日発売されたのは▽山の守酒造・山の守かめ仕込み27度▽玄海酒造・麦焼酎壱岐海の王都27度▽猿川伊豆酒造の原の辻麦街道25度▽壱岐の華・壱岐の華昭和仕込み25度▽壱岐焼酎協業組合・壱岐市誕生一周年記念25度。価格は1,000円から1,800円。
銅版画展を開催中†濱児童絵画教室†
濱児童絵画教室の銅版画(エッチング)展が20日まで、芦辺町、ダイエー内のピア21ギャラリーで開かれている。銅版画展は、「ぼくの・わたしの地球のねがい」をテーマに、同絵画教室に通う子どもたちが、地球上で起こっている戦争や平和、自然災害などについて話し合い、地球の気持ちになって制作した銅板による版画約50点が展示されており、市民多くの鑑賞が呼びかけられている。
風のささやき†地元の大麦使用†
壱岐産本格麦焼酎
東京の実家へ帰省した際、バスの窓から、酒店が壱岐産の麦焼酎を配達、空きビンを回収している様子が見え、妙にうれしかった。また、報道によると、日本貿易機構上海センターが、上海市のデパートで壱岐産の麦焼酎2銘柄を含め焼酎や清酒など60銘柄を試験販売しているという。壱岐でできる麦焼酎は平成7年、麦焼酎発祥の地として国の産地指定を受け、産地としてのブランド化がされており、友人たちが島外から来島したり、福岡で会う時には自信を持ってすすめ、楽界の著名人やプレーヤーたちが長野に集う際にも友人に頼まれて送るなどしているが、とても好評である。焼酎ブームと言われる最近の波に乗り、壱岐の焼酎メーカー7社もそれぞれに、従来の味に工夫を凝らし売り上げを伸ばしているようであるが、メーカー各社は来月以降、JA壱岐とタイアップして壱岐産の米、麦を使い仕込んだ焼酎を発売することになっている。いったいどんな香りがして味がするのか今からとても楽しみで、かねてから壱岐産の焼酎ファンの間で夢のように語られてきたことが、限定生産ではあるが現実となることはうれしい。
壱岐支庁がまとめた壱岐島勢要覧2004†05版を見ると、焼酎の出荷量は▽平成12年度1500kl▽13年度16391kl▽14年度1878kl▽15年度2448klと伸びており、15年度の販売額は22億3200万円で、好調の本年度子牛市の販売額を上回っており、壱岐を代表する特産品、産業として今後が期待されるし、本市の焼酎メーカー各社が、その歴史と豊かで深い文化を担いながら切磋琢磨し、壱岐島のいわば顔の一つとして、国内外へ広く麦焼酎と壱岐の島を伝えてほしいものである。愛飲する我々も、機会あるたびに、それぞれが好きな製品を手に、アピールしたいものである。できれば肴にピッタリの壱岐の産物をプラスして。
ひとしずく
ちょっとした買い物でスーパーに行ってみると、小さめで柔らかくゆでたタケノコがあった。ワカメと一緒に料理した好物の「若竹煮」がイメージされたが、見回してみると、タラの芽や海藻のメカブも††春†があった
▼知人,釣友らが、郷ノ浦湾内の防波堤やちょっとした磯に、春に味がよいとされるメバル(目張、眼張、鮴)をたびたび釣りに行っている。今の時季のメバルのことを、九州を代表するチヌ(黒鯛)釣り名人が著書の中で、「春の乗っ込みチヌを釣る前に、まずタケノコメバルを…」という下りがあり、メバルが泳いでいる姿が、掘ったばかりで皮がついているタケノコに似ていることから、そう呼ぶということを知った
▼ここ数年、釣ったことがなかったサンマサイズのサヨリ(細魚、針魚)が、渡良半島・牧崎の寒グロ(目仁奈)釣りの途中、偶然針に掛かった。このサヨリも春の到来を告げるように、磯近くを群れで回遊する。透き通るような美しい身で、淡白だが味もよいことから、以前はよく釣っていたが、最近は珍しいサンマサイズで、大切に持ち帰って刺身にして、久しぶりの味をいただいた
▼昨日6日の朝、外に出てみると、雪が降ったあとがあちこちで見られた。海の中も陸上も、今はちょうど冬と春が混然としていて、海・山の幸がうまい。自然の旬の恵みに感謝!
社説 †オープンまで約2ヵ月†
壱岐市民病院
「最近は救急患者で比較的に軽い症状の人しか手術ができなくなっていると聞く。何かあったら不安」「本当に4月から、外科の医者は壱岐に来ないのか」「何かあっても、自力ですぐに都会の病院に掛かることのできない市民、選べない市民はどうしたら…」など、公立病院の診療に関する不安への声が、最近、周囲のあちこちから聞かれるようになっており、日ごとに高まっているように思われる。
基本構想によると、5月1日にオープン、6日に一般外来の診療開始の予定で整備が進む新公立病院は1万7,838・44平方メートルの敷地に、地下1階、地上5階、鉄筋コンクリート造(床面積1万2,173平方メートル)で、病床数は一般120床、精神70床、結核6床、感染症4床の合計200床。診療科目は▽内科▽小児科▽循環器科▽外科▽整形外科▽泌尿器科▽脳神経外科▽皮膚科▽耳鼻咽喉科▽眼科▽産婦人科▽麻酔科▽精神科▽放射線科▽消化器科▽呼吸器科▽リハビリテーション科の合わせて17科目となっており、人工透析室(人口透析機四床予定)も設置される。
今月4日に開会した本市議会・定例会での施政方針を見ると、病院事業の説明の中で「公立病院は、総合病院としての機能や救急医療の高度設備など、採算性の低い部門や赤字部門を担って経営しており、今後の医師招聘問題、医療費の抑制など、病院経営は厳しく、経営基盤の確立が必要。4月からの診療体制として、泌尿器科を常勤で開設、内科5人、外科2人、整形2人、精神2人、他科各1人の合計15人の医師でスタートの予定」などとしている。が、本市の中核病院として非常に重要な外科医師の確保ができておらず、その招聘については「六大学、七医局、独立行政法人(国立病院機構)、地域医療連携(NPO)、島内医師会へ依頼、交渉を続けているが、大学などの話では、これまで派遣を続けてきた関連病院も臨床研修医制度の影響で縮小している現状。新規の派遣は困難との返答で、4月から外科医不在ということがないように努力する」などとされている。開院まであと約2ヵ月、議会、市の更なる努力で外科医師の確保を―と切に願うが、正に医療は離島・壱岐の生命線、その非常に深刻な問題がここまで至り、市民に不安が広がっているという事実。病院を選ぶことができない立場にある市民の心情をも真摯に受け止めてもらい、市民の病院としてこれまで以上にその役割が果たせるよう、気持ちよくオープンに漕ぎつけてほしい。
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