2005年2月16日 第4215号より 

時代に即した活動の展開を−少子高齢化に関する問題提起も−


壱岐市地域婦人会研究大会


壱岐市地域婦人会連絡協議会(今西菊乃会長)主催の「壱岐市地域婦人会研究大会」が13日、郷ノ浦町、文化ホールで、市内各地区から約600人の会員が参加して行われ、時代に即した活動の展開、幸せな地域社会づくりを目指すことなど再確認した。


第42回目の今回は、「新しい時代に向けて、女性が地域に根ざす婦人会活動〜学びから行動へ〜」をメインテーマに行われ、各地区の代表が演じた寸劇による問題提起「地域課題エトセトラ…」では、来賓の長田徹市長も舞台へ上がり、後継者問題、福祉、少子高齢化を巡る問題などが提起された。


続いて行われた講演では、助産師で長崎大学医学部非常勤講師を務め、県少子化対策委員でもある中村まり子さんが「一人ひとりが輝いて生きるために」と題して話し、「性の乱れが低年齢化し、マナーやモラルが乱れており、性について正しく子どもたちに伝える性教育が望まれており、教育が正しく行われることで、女の子たちが援助交際に走るようなことはなくなる†」などと、一人ひとりが自立した男性、女性として生きるために正しい性教育を学ぶことも重要†などと強調した。


市歌『壱岐洋洋』に−作詞・藤本健人 作曲・小椋佳−


歌詞を公募した壱岐市の市歌がこのほど決定した。タイトルは、「壱岐洋洋」で、作詞は郷ノ浦町、藤本健人さん(58)、作曲は有名な小椋佳さん。制定日は、本市誕生一周年の3月1日。


歌詞の1番は次の通り。

春一番に さそわれて

花咲き海の 碧が増す

いとなみ刻む 手をつなぎ

明るい希望(のぞみ) 奏でよう

はばたく壱岐の 空映ゆる

はばたく壱岐の 空映ゆる

※全体の歌詞(1〜3番)とメロディーの楽譜は次号に掲載。


できる事から始める島づくり−NPO活き壱岐住民ネットワークなど−


県、県民ボランティア活動支援センターとNPO法人・活き壱岐住民ネットワークが共催して20日(日)午後1時半から、勝本町、かざはやで、日本NPOセンター・田尻佳史事務局長をコーディネーターに、NPO大学講座「私たちで創ろう愛する壱岐の島〜できることから始めよう市民活動〜」を開催する。


参加者がグループに分かれ、合併後の壱岐についてや自分の不安、地域の不安、将来への展望などリラックスして語り合いながら、安心して暮らせる壱岐、若者が住みたい島にするための方向性など見出そうとする研修で、最終的には、そのグループワークで見出した課題、思いに対してどのような活動が必要なのかを具体化し、できる事柄から取り組むためのワークショップ。


同研修への参加は無料で個人の参加も受け付けているが、参加人数に限りがあるため、研修会前日までに活き壱岐住民ネットワーク事務局(老健・光風内、電話47†5623)の長岡さんへ申し込む。応募など詳しくは事務局・長岡さんへ。


光るひた向きなプレー=市内外男女26チーム出場=


2005壱岐バスケットボール祭


壱岐・バスケットボール協会(西村宏章理事長)主催「2005壱岐バスケットボール祭」が11日から13日までの3日間、郷ノ浦町、大谷体育館をメイン会場に、福岡や大分、佐賀、対馬から全26チームが参加して行われた。


バスケットボールを通じて、市外の選手たちと交流することで、対外試合の経験が不足しがちな壱岐の選手たちの競技力の向上、本市でのバスケットボール競技の普及を†と開かれた同競技祭には、島内外から高校男子7チーム(市外6チーム)、同女子7チーム(同5チーム)、中学生男子6チーム(3チーム)、同女子3チーム(1チーム)、小学生3チーム(1チーム)が、それぞれのクラスに出場。どのゲームでも体と体のぶつかり合うほどの激しく真剣なプレーが展開された。


頑張れ、壱岐選手団!−3日間で40区間403・2キロを激走−


第54回郡市対抗県下一周駅伝


頑張れ!壱岐選手団。長崎陸上協会など主催の第54回郡市対抗県下一周駅伝大会が18日(午前9時半スタート)から20日までの3日間、長崎市内をスタート・ゴール地点に40区間403・2キロの特設コースで開かれ、県下12地域の代表チームが健脚を競い合う。壱岐選手団の結団式は15日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ、代表に選ばれた選手全員で上位を目指して健闘を誓い合った。本市チームのタスキの色は白で、選手たちのベストを尽くした走りが期待されている。


53チームが熱戦 −少年フットサル大会−


壱岐サッカー協会(松永泰裕会長)主催の「少年フットサル大会」が13日、郷ノ浦町、大谷グラウンドで、寒気を突いて開かれ、元気いっぱいのプレーを見せた。第5回目を迎えた同大会は、小学5年から中学1年生までの子どもたちを対象に、小学生男子の部に38チーム、同女子の部に12チーム、中学生の部に3チームの合わせて53チームが参加して行われ、応援の保護者らもヒートアップする熱戦が展開された。また、大会MVPに石田小学校6年、平田大智くん(石小コブターズ)が選ばれ、芦辺町サッカークラブからトロフィーが贈られた。


大会の主な結果は次の通り。

▽小学生男子 1石小コブターズ(石田)2三島少林ズ(三島)

▽同女子 1なでしこ那賀(那賀)2なでしこEIKA(盈科)

▽中学生 1中瀬レソン(那賀)2勝本・疾風(勝本)


本年度20億7923万円販売 −過去最高、JA壱岐市子牛市−


壱岐支庁農林課で平成16年度のJA壱岐市・子牛市の結果がまとまった。


まとめによると、本年度は4、6、8、10、12、2月と6回の子牛市が、芦辺町、壱岐家畜市場で開かれ、メス、去勢合わせて4,385頭が販売され、販売総額が20億7,923万6,400円で、前年度の合計を19頭、3億1,009万1,850円上回り、総平均価格も47万4,170円で、6万6,899円上回り、平成5年度以降、最高の高値となった。


風のささやき −市議選−


壱岐市議会の議員数は現在62人、昨年3月の旧四町合併による特例法により、そのまま旧四町議員が市議へと移行した。


今回、市議の特例法による任期は2年間とされていることから、来年の2月いっぱいまでで、それまでおよそ1年となり、その2月中には選挙となるが、「最近、そろそろ動きが出始めたと感じている」と話す人があった。そう言われてみると、これまであまり見掛けることがない市議らに、そうした場所で出会うようになり、親しく話し掛けられるなどたびたびのように思う。


議員数は現在の定数から26人と半数以下となるのだから早目の動きも?無理からぬことでは、とも思うが、その人は「いつもその時が近づくと平身低頭、ただ笑顔で頭を下げるばかりで、壱岐の発展に前向きな熱い思いを、具体的に聞かせてくれる人は少ない。選挙が終わり、目出度く当選すると途端にそれまでの態度が変わったりして…。ビジョンを持って島民の前を歩くような形から、ここでも平均化、サラリーマン化が進んでるんでしょか?」と非常に手厳しい。


次の市議選は、この壱岐にとって、その振興策が軌道に乗って進むかどうかなど、重要な選挙になるのではないかとされているが、立候補を考える市民や再選を目指す市議が、これまでの情実などにとらわれ、新たな議会の新たな血、力となり、自ら行動を起こせないようでは、この島の将来は、厳しさばかりが先立つように見える。


しかし、“選ぶ”のは市民=有権者=であり、その責任は、今回はいつにも増して重い。それだけに多くの市議らの考えを、できるだけ機会をとらえて聞くなどする必要があろう。主張、意見、考えは多様で、“唯一”
ということはない。選ぶ基準などというものは、どれだけ自分が協調できるかであろうし、その後は協働できるかではないか。さて、来年2月のその時までにどのような動きがあり、どんな結果がでるものか、今後、徐々に注目度が高まる。


ひとしずく


このごろ、日暮れ・日没の時間がだいぶゆっくりとなってきた。本紙の潮どきを見るときょう16日の日没は午後6時6分で、日の出は午前7時5分。新年の元旦と比べてみると、日没は午後5時24分で42分遅くなり、日の出は21分早まって午前7時5分となっている


▼誰もが認める“釣りキチ”の私などは、日没が遅くなるのと日の出が早まることで、一日中竿出しをせずとも早朝と夕方の2回、朝方は苦手ではあるが楽しめることになる。特にこれからの時季、大好きな磯、ホームグラウンドの渡良半島・牧崎の磯は、大型のクロやチヌの大物が釣れるようになり、うれしい限りである


▼はたして、最近は夕方、一時間以上竿出しをできるようになったせいか釣り人が増えているようで、釣りの配合エサや食べ物が入っていたと思われるビニール袋、使ったあとの釣り糸、燃やせばダイオキシンなど有害物が発生するであろうビニール袋などを燃やした跡が増えてきている


▼船で瀬に渡ることもなく、急傾斜の斜面などを行かずとも、比較的楽に行ける釣り場であるにもかかわらず、大物が釣れる可能性が高い釣り場なだけに、釣り場の環境に十分に配慮したい


▼以前、喫煙していたころ、一緒に釣りに行った名人は、釣り場にタバコのポイ捨てすらしなかった。磯でゴミを焼いたり捨てて帰ることなく、マナーを守り最後まで釣りを楽しんでもらいたい。


社説 −第1回壱岐市春一番風のフェスタ−


「立春」が4日に過ぎ、18日は、雪が雨に変わり、氷は解けて水となるころという「雨水」で、立春のころにはあちこちで七分咲き程度に見えていた紅・白の梅の花は、ほぼ満開から少しピークを超えたものもあり、そろそろウグイスの鳴き声があの名調子とまではいかなくても聞かれるところで、聞いた市民もあるのではないか。晴れて風が凪ぐと、うららかな日となり、一気に春が広がってゆくように感じられるが、夜に星がまたたいて、よく晴れた朝には、放射冷却で寒が締まったような格好で、やはり例年通り、今が1年のうちで最も寒いころ†を実感できる。


春本番というには、まだ一歩早いようであるが、スーパーなどに買い物へ出ると、ハウスで栽培したものか、春をイメージする山菜、フキノトウ、タラの芽、コゴミなどが並んでいる。気分的には、そろそろ冬の冷たい季節は弱まり、その年に初めて吹く南よりの強風で、最近は壱岐発祥の気象用語としても使われる「春一番」のころとならないものかと思う。あの躍動感に満ちた野山の彩も鮮やかさを増す“春本番”のころが待ち遠しい。子どものころは、寒さなどあまり気にも止めず、外で遊びまわっている“風の子”だったのに…と、年齢が意識されるようになってきた。


そんな春一番を顕彰するイベント=


1859年(安政6年)の旧暦2月13日、大風による海難事故で、元居の漁師53人が犠牲になり、その冥福を祈念して行われる=の「春一番風のフェスタ」が、今年は3月27日(日)に郷ノ浦町漁協セリ市場一帯などで予定されている。今回も例年通り、舟グロ競漕、鬼凧飛ばし、小学生のメッセージを自然に優しい紙風船につけて飛ばす風船メールなど、多彩なプログラムで開催される運びとなっている。確か以前、このイベントか壱岐島観光のPRのためか、その昔は和船が海上交通の手段、漁船として使われていたこともあり、壱岐†博多間約76キロを、そのイベントで使う和船に和服姿で乗り、博多へ行き、出迎える側も大いに盛り上がる†のイベントが行われたと思うが、今回、壱岐市となり、このイベントも“新たなスタート”をキャッチコピーに、博多港沖の赤と白の灯台の内側からでも、和服姿の“壱岐・特使”を乗せ、福岡市の幹部らが出迎えるなか、ベイサイドプレイスから上陸、ベイサイドプレイスの屋外舞台で簡単なセレモニーなど行い、風のフェスタのPRはもちろん、壱岐で味わう“大人の旅”紹介、特産品販売などするのもいいかも。市内外、“春一番”のフェスタにしたいものである。