2005年2月11日 第4214号より 

消費税完納を宣言†福岡国税局管内で初 壱岐・税務連絡協†


壱岐税務署管内税務連絡協議会(岩中松生会長)主催の「消費税完納宣言式典」が8日、郷ノ浦町、文化ホールの中ホールで、谷口和繁福岡国税局長や川内清美壱岐税務署長、本田哲士壱岐支庁長、長田徹壱岐市長ら多くの来賓と関係者ら約350人が出席して開かれた。


式典では、岩中会長の式辞に続き、各町の納税者を代表して郷ノ浦町・土谷学さん、勝本町・吉井梨香子さん、芦辺町・吉富宏嘉さん、石田町・平田征史さんが壇上に上がり、代表で吉富さんが「消費税は消費者からお預かりした税であり、消費者の信頼に応えるためにも、期限内に完納することは当然の義務で、期限内に完納します」と宣言した。


消費税完納宣言を行ったのは、福岡国税局管内(長崎、福岡、佐賀三県)で初めてで、消費税の課税事業者は、今年一月から、これまでの売上高3千万以上から1千万円以上となり、本市では新たに約700軒が加わり、合わせて1,300軒となる。


寒気を突いて†恒例のロードレース大会†


壱岐商業高校1、2年生



男女104組が熱戦†市ソフトテニス中学生冬季大会†


本市ソフトテニス連盟(長岡尚芳会長)主催の「壱岐市ソフトテニス中学生冬季大会」が5日、男子は郷ノ浦町、大谷テニスコート、女子は芦辺町、国分壱岐中央コートでそれぞれ開かれた。第78回目を迎えた同大会は、県の予選会も兼ねて行われ、1、2年生の男子41組・82人、女子63組・述べ119人が参加して、白熱した熱戦が展開された。2年男子の3位までの組と、同女子の5位までのペアは、の来月6日、長崎市かきどまりテニスコートで開催される「県下中学生春季選手権大会兼九州電力杯争奪ソフトテニス大会」に出場することになっている。


スリランカ支部へ義援金送る†壱岐から 空手道修練会†


国際沖縄剛柔流空手道連盟に所属する「空手道修練会」(久保田恒憲館長)はこのほど、スマトラ沖地震で道場3カ所が破壊され、7人の生徒が行方不明になっているスリランカ支部を勇気づけよう―と、練習生から寄付を募り、郷ノ浦道場6800円、勝本少年クラブ6500円、芦辺クラブ3900円、石田道場6600円の合計23800円と、道場分を合わせて義援金3万円を贈った。


「安心・安全」など壱岐産品PR†長崎夢彩都で壱岐フェアー†


ブランド確立協


本市と壱岐ブランド確立協議会、夢彩都(長崎市)は17日から22日までの6日間、いずれも午前10時から午後8時まで、JR長崎駅並みの夢彩都食品館・地下食品売り場で、本市の農水産物や焼酎など特産品をそろえ、多くの消費者にアピールする夢彩都「壱岐フェアー」を開催する。農水産・商工特産品150種類以上の壱岐産品が販売される同フェアーでは、特に壱岐産大豆を使用した「壱岐いき納豆」を中心に、「安全・安心」をより消費者に理解してもらい、壱岐のブランド化を図り、合わせて販路拡大への取り組み、観光宣伝を行うことで、「壱岐」の知名度アップにつなげ、都市と壱岐との交流の拡大を―と行われる。


風のささやき


壱岐でも上映されたドキュメンタリー映画「本流」、北海道開拓史の入口のドラマを描いた「北の零年」、「指環物語」、「ハリーポッター」などなど、映画を観ていると、その時間が自分の時間としてきらめいて感じられる。コンサートでは、先日のレインボーコンサートのように、音楽をすることの楽しさ、ハーモニーの中に在ることの喜びを、出演者たちから感じるものから、壱岐にも数回来演、そのたびにソロ、室内楽と、名演奏を披露したバイオリニストの豊嶋泰嗣さん。彼が表現する音楽という芸術の豊かで深い味わい、温もり、福岡や東京での演奏会を変わることのない音楽への真摯な姿勢―と、本物への共感と感動で、演奏会そのわずかな時間が愛しく意識されるもの―と、それは様々である。


このところ、ロードショー中のミュージカル映画、「オペラ座の怪人」に、すっかり夢中になっている。ミュージカルとしても多くのファンを持つ作品であり、表現されている映像の美しさも豪華で素晴らしいが、ヒロインをめぐり、怪人とまるで“白馬の騎士”といったイメージの貴族との間で展開されるラブストーリーが、まさに哀しくも美しく繰り広げられ、心をグッとつかまれるような作品。とにかく感動することは素晴らしい。しなやかな心、創造性を養うには最高の方法ではないかと思うし、そうした心で、壱岐の在り方や、問題、課題とされる事柄を見つめ直してみると、新たに進むべき方向性、進路への覚悟も見えてこようと思うが―。


ひとしずく


さすがにワールドカップ予選、敵も簡単には勝たせてくれないものである。サッカーの2006年ドイツワールドカップ・アジア地区最終予選Bグループ・日本代表の戦いが9日夜の北朝鮮戦から始まった


▼情報量が少なくチームの戦略がわかりにくい―とされた北朝鮮チームではあるが、体力があり運動量が豊富。体を張ったプレーが強いことぐらいは知られていた。素人的に世界ランキングが日本19位、北朝鮮97位と大きく差があり、ホームゲームでもあることから、案外―などと思ってTV観戦をしていたが、北朝鮮チームは強かった


▼あまりにも、ワイドショー的にメディアが煽ったためか、はたまた日本のファンの気持ちの高まりが大きかったのか、ホームゲームでの初戦はプレッシャーが大きかったのか、北朝鮮のボールへの執念とも感じるスピリットが素晴らしく、日本が追い込まれる局面が多かった


▼最終的に後半のロスタイムに逆点、辛くも勝利を手にしたが、敵地で戦うチームにここまで追い込まれるのでは、この先の本番が遠く感じられて、素直にその結果を受け入れられない心持ちとなった。しかし、TV観戦で応援しながらも、勝利をあきらめかけた残りわずかな時間帯での逆点は、選手たちのスピリット、集中力の高さを証明しているのであろう


▼それにしても、妙に教訓めいたゲームであった。


社説 †市民多くの意見、希望を† 県埋文センター、市立博物館整備


県と本市が共同で作成した県立埋蔵文化財センターと壱岐市立一支国博物館(仮称)の整備計画案の記者説明が2日、県教育庁学芸文化課と本市教委により開かれた。原の辻遺跡近くの芦辺町鶴亀触の丘陵頂上部での建設が予定される両施設の整備計画案は、行政が定める計画や構想などを策定する際に、具体化した段階で住民に公表し、意見を求める制度「パブリックコメント」により、本市内では壱岐市庁総務課、市教委と四事務所、市役所と四支所で閲覧でき、市(県)民の意見は、郵送、ファックス、電子メールで21日まで、市文化課で受け付けている。奮ってこの制度に参加してもらいたい。


その計画案に関しては、概要など1日号の2面と3面に掲載しているが、本市の地域振興の方向は、国特別史跡・原の辻遺跡が、例えば豊かな自然、美味しい海・山の幸など、国内の他の地区にもあるものではなく、壱岐以外になく、国を代表し、国の成り立ちにも関わる非常に貴重な歴史遺産であることから、核として進められることとされている。それは、「壱岐市総合計画」の将来像「海とみどり、歴史を活かす癒しのしま、壱岐」と、それを実現する牽引プロジェクトの第三番目「古代浪漫の宝庫―歴史と文化の島づくり構想」という言葉にも表わされ、その計画案は、原の辻遺跡・埋蔵文化財センター等整備基本構想策定会議の代表らによる説明、金子原二郎知事が来島して行われた県政ミーティングでも示されていたように思う。


原の辻遺跡については、その学術的な重要性や島の資源としてのスケールなど、関係各機関などのPR不足もあり、あまり伝わっていない上、PRの仕方もこれまでは、学術的色合いが濃く、そうした情報を必要とする人たち以外は、専門的でわかりにくいものとなっていたのではないか。それも、県埋蔵センターや市立博物館を整備しようとする上で、説得力の弱さにつながっていよう。さらに地元・市民への説明が19日に四地区それぞれ各1時間の日程で行われるが、本当にこれでよいのだろうか。本県や本市の歴史遺産、長崎、壱岐のアイデンティティを研究し、また、展示公開することになる施設である。建設される施設は、中途半端なものではなく、将来を展望した生きた施設でなければならないし、そうでなければ整備する必要はない。この計画案は、より発展的な壱岐づくりを目指そうとする中で、より基本的な施策となるものである。市民多くがその募集に参加し、考えや希望を述べることで、その存在を強く示そう。