2006年2月16日 第4291号 

−主なニュース−



民間的な経営指向の導入を−市行政改革推進委講演−


本市の財政状況や行政体制について調査し、そのあり方を昨年10月に市に答申した行政改革推進委員会(会長・世利洋介久留米大学経済学部教授)の講演会が13日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ、世利会長が市職員や市民らを前に、最終答申を提出した経緯や現状の市財政について説明した。



シルバー防犯パトロール隊結成−市老人クラブ連合会−


市老人クラブ連合会(山本義人会長)はこのほど、ボランティア活動の一環として、「シルバー防犯パトロール隊」を結成した。パトロール隊は、小学生の下校時刻に合わせて散歩するなど、無理のない範囲で犯罪防止のための見守り活動を行う方針で、市教委と連携しながら、学校、PTA、健全育成会、警察などに協力を呼びかけ、腕章やタスキを作成、芦辺町箱崎地区老人会では早期の活動が予定されている。



玄海酒造がスポンサーに−サッカークラブ V・ファーレン長崎−


島原市を本拠地にJ2昇格を目指して戦うサッカーのクラブチーム「V・ファーレン長崎」のオフィシャルスポンサーに郷ノ浦町、玄海酒造(株)が手を挙げた。同チームのオフィシャルスポンサーは親和銀行、岩崎食品につぎ3社目で、契約期間は今年1月から12月までの一年間。試合用ユニホームのパンツに「むぎ焼酎壱岐」のロゴが掲載される運び。



22時間の壁を破りたい=壱岐選手団結団式=


第55回郡市対抗県下1周駅伝大会


3日間で40区間403・2?`を走破する第55回郡市対抗・県下1周駅伝大会(長崎陸上競技協会など主催)が今年も17日から19日までの3日間、県下各地区の代表選手がその健脚を競い合うが、本市選手団(山村俊久総監督、34人)の結団式が14日、郷ノ浦町、文化ホールで行われた。結団式には、長田徹市長はじめ、須藤正人教育長、壱岐、壱岐商両校長ら多くの来賓が出席して、本市代表選手を一人ずつ激励した。山村総監督は、「12月から週4回の練習をしてきた。昨年は記録を約22分短縮し、8位だった。今年は22時間の壁を破りたい」とレースへの抱負を語った。昨年の記録は22時間28分23秒。



輝く中・高生のひた向きなプレー=島内外から23校が参加=


2006 壱岐バスケットボール祭


壱岐・バスケットボール協会(西村宏章理事長)主催の「2006壱岐バスケットボール祭」が11日、12日の両日、郷ノ浦町、大谷体育館をメイン会場に、福岡や佐賀、対馬、本市の中、高校生チーム合わせ、男女23校が参加して行われた。市外の選手たちと交流することで、対外試合が不足しがちな壱岐の選手たちのレベルアップ、本市での同競技の普及を―と行われており、どのゲームでもスピード感に激しさもプラスされた好ゲームが展開され、選手たちのひた向きなプレーぶりが輝いていた。



長崎歴史文化博物館と遠隔授業−壱岐高−


壱岐高校(川本敏光校長)は13日、入場者が2万人を突破した長崎市、長崎歴史文化博物館と通信回線でテレビ会議システムによる遠隔授業を行った。



美しい舞いを披露−3会派合同・チャリティー舞踊−


舞踊の勝春會、亨舞會、寿慶會東の参3会派主催の第3回チャリティー舞踊が12日、勝本町、文化センターで開かれ、多くの市民が会場に足を運び、家族や友人らの舞いを鑑賞していた。



ひとしずく


ウォームビズふところ常にクールビズ・環境財務大臣さん、まったくですね。ウォームビズ顔まで見事に厚化粧・税多苦さん、まったく政府や国の様子をTVニュースなどで見ていると、あの役人や政治家たちの厚顔といい、“お見事”▼ご主人様たまには家でも呼ばれたい・メイド好きさん、こんな風にあまり何回もは嫌、1回ぐらいならと思ってみても…。妻準備いい日旅立ち退職日・人生ってこんなものでしょうか。寂しいですよね。谷底紳士さん。ダイエット食費以上に金かけて・蓮華さん、私も経験ありますよ▼わが人生ピンチのあとにチャンスない・かめ人間さん、格差が広がるとさらに言葉の真実味がくっきりと浮かび上がりそう。遅いわねぇ気づいてくれよプチ家出・栗きんとんさん、こうした可能性は、疲れたサラリーマンには大きいかも▼身につまされるような、人生のペーソスが強く意識されるような作品ばかりではあるものの、ハッと思い当たる何か、作品もある。その雅号もなかなかで、作品と合わせておもしろい▼これは第一生命恒例のサラリーマン川柳、ベスト10が投票で決まる前の百作品から、気に入った作品を紹介した。残る行数は少ないが紹介したい▼少子化を食い止めたいが相手なし・壽退社希望。幼稚園弁当ある日は俺もある・風夫



社説  九電のプルサーマル、玄海町受け入れへのニュースに


夜になると、郷ノ浦町の岳ノ辻はもちろん、石田町の空港のアンテナが設置されている丘陵から、そのライトの明かりが、確か見えたと思うが、海の向こうの九州電力・玄海原発。壱岐水道を挟んで30?`ぐらいの距離であろうか。8日、壱岐空港で、2人乗りのセスナ機の青天の霹靂(へきれき)のような事故、12日日曜日の夜、十五夜の月がとても美しかったことなど、知人たちと話していると、夜は玄海原発の点灯するライトが見えるという話になり、また、地震か何か災害が起きたら、風向きによっては壱岐も「ちょっとヤバイヨ」という話題になった。



その翌朝、今度は、まったく違う知り合いと話していると、ずい分以前に発生した大事故、旧ソ連・チェルノブイリ原子力発電所の事故(1986年4月)の後、今でもその後遺症ではないかと見られている甲状腺のガンが多発し、治療を必要とする子どもらが多くいて、今秋には、そのチェルノブイリから、「チェルノブイリ・キエフナイチンゲール合唱団」が来日、壱岐でもチェルノブイリの現状を写したスライドを使いトークショーも予定されている。やってくるのは9歳から17歳の女子10人で、コンサートの益金が、そうした病気の治療費に充てられることになるという。「長崎からチェルノブイリには、医師たちが派遣されている」のニュースを以前、読んだように思うが、是非、ナイチンゲール合唱団が来島した際は、その美しい歌声を聞き、その現在を学ぶために多くの市民に会場に足を運んでもらい、彼女たちの悲しみや将来への不安、逆に希望を共有とまではいかなくても、共感したい。



話しは、九州電力・玄海原発3号機のプルサーマル計画で、地元議会の全議員が参加するという原子力対策特別委員会が、国や九電の担当者、賛否双方の立場から、有識者から意見を聴くなどしてその計画の是非について様々に検討した結果、「核燃料サイクルを推進する」との報告書をまとめる方向で一致、臨時町議会を経て、町長が正式に計画への同意を表明する予定で、県議会も最終的に同意の判断をするものと見られているという。プルサーマルとは、日本では、原発の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを、原発の軽水炉で再び燃やそうというもので、知人の1人は、その廃棄物は「いったいどうなるのか。まさか、壱岐や対馬に」と心配していたが、いったいどうなるのであろうか。近くて遠い佐賀県のことではあるが、よそごとではない。