2006年12月15日 第4350号
−主なニュース−
来年3月に提言提出へ−第1回市男女共同参画推進懇話会−
第1回本市男女共同参画推進懇話会が14日、市役所会議室で開かれた。同懇話会は男女共同参画に関する調査、研究を行うとともに、その推進に関する施策を長田徹市長に提言する目的で組織され、第一回会合では、法テラス壱岐法律相談事務所・浦寛泰弁護士や県男女共同参画推進委員の中永千津子さんら有識者、各種団体、公募委員の10人に委嘱状が交付され、会長に公募委員で県男女共同参画アドバイザーの瀬川伸幸さん、会長職務代理委員に中永さんが選ばれた。
型チーム戦で盈科が3連覇−5団体から選抜された70人が出場−
第24回市空手道選手権
本市空手道連盟(川尻義明会長)主催の第24回市空手道選手権大会が10日、郷ノ浦町、大谷体育館で開かれ、出場したどの選手も気合のこもった熱戦を展開、型チーム戦で盈科が優勝して3連覇を達成した。

男子初山、女子石田アップルがV−市内の男女17チームが出場−
第25回市9人制バレーボール渡良大会
第25回市9人制バレーボール渡良大会(渡良バレーボールクラブ主催)が10日、男子が石田小学校、女子が筒城ふれあいセンターで開かれた。同大会には、男子6チーム、女子11チーム出場し、各パート総当り戦による予選のあと、トーナメント方式で決勝戦が行われ、男子は初山、女子は石田アップルが優勝した。
市指定ゴミ袋の製造開始−製袋機2機が稼働−
知的障害者通所授産施設「結」
今年5月、郷ノ浦町坪触に開所した知的障害者通所授産施設・「結」で12日、製袋機の稼働式が開かれた。式典には長田徹市長はじめ、福祉事務所の山本善勝市民生活部長ら来賓が出席、長田市長が「結の核となる製袋機が稼働し大変うれしい。生まれ育った壱岐で働くことで生きがいを持ち、生活を送ることが大切」などとあいさつした後、テープカットが行われた。

三十一文字の未来を信じて−歌集「潮騒」を刊行、江崎紀子さん−
「朝光(あさかげ)に生きづきそめし海原の鼓動しづかに寄せ合ふ渚」
今年も壱岐文化協会主催・文化祭の文芸祭で、短歌の部の選者を務めた郷ノ浦町、江崎紀子さんの歌集「潮騒」(A5版、185?n)がこのほど刊行された。
ひとしずく
本紙に先日、「ザ・ニュース」という情報紙が届いた▼数日後には、島内の多くの世帯に送られたようで、壱岐に関する記事は、芦辺町国分の採石場跡地に持ち上がった産廃処理施設の建設計画を巡るもので、来年四月に実施される予定の統一地方選挙の県議会選挙で、出馬を予定している同町中野郷出身、坂本和久さんについても名指しで様々に書かれている▼これを受けて14日、坂本さんは「記事を事実無根であり、身の危険を感じる」として、法テラスの浦?ア寛泰弁護士とともに、名誉毀損など刑事告訴を含めて検討したい?との考えを記者会見で明らかにした▼今年は、産廃の処理施設の建設計画を巡り、建設中止を求める署名運動が展開され、県に23,190人分の署名が提出され、産廃の持ち込みに反対する市民の活動が盛り上がりを見せるなど、産廃に関するこの問題が、最大のニュースとなった▼「豊かな島の自然環境は次、次の世代へと受け継いでいかなければならない」?の思い、「市民皆がこの問題を機に、島の在り方について、心ひとつに考えるべきでは」と、純粋にその運動に参加した市民の、島政に参画しようとする意識の流れが、様々な報道などで、途切れることがないようにと思う▼何においても透明性が鍵である。
社説 2006年を象徴する漢字「命」に
「壱岐市が2004年3月1日に誕生して、今年は3年目の年となるが、明けたばかりのこの年、2006年は、はたしてどのような歴史の1ページを刻むのであろうか。旧来のスタイルがいまだに尾を引き、再創造のプログラムにあまり確かな足どりが感じられないものの、市民にとっては、3年目の確かな手応えのような施策や方向づくり、より前向きな若いエネルギーを活用した取り組みの展開など望まれよう」とスタートした本紙の2006年。1995年から毎年発表され、今回で12回目となった「今年の漢字」に、京都市、日本漢字能力検定協会が、全国から公募した過去最多の約92,500通の応募の中から、約9%にあたる8,360通を集めた「命」が選ばれた。秋篠宮家の長男・悠仁(ひさひと)さま誕生で「生まれた命」に注目が集まるのとは逆に、いじめや自殺、虐待、飲酒運転事故など悲惨な事故、事件が続く中で、「一つしかない命の重み、大切さを痛感した」ことがその理由とされ、2位は悠仁さまにちなみ「悠」、3位は、一位の「命」と同様に「生」。
「命」は▽生き物を生かしている力、生命▽生きている間、寿命▽もっとも大切なもの?などと辞書には出ているが、壱岐では今年、その命を育むために与えられている自然、環境について、様々に考えさせられる機会が多く、特に「食」というテーマ、「環」「一体」「農」という視点などから、より近い自然、環境の維持、保全への取り組み、動きが、それぞれの場で確実に展開され始めた。まさに「命」をキーワードに、多様な活動が生まれ、歩み出した。これは3年目の壱岐市でも同様であろう。
昨年の漢字は「愛」で、これを揮毫(きごう)した京都、清水寺の森清範貫主は「相手の喜び、悲しみが伝わってくるのが愛。観音様の慈悲にも通じる」?などと話したとされる。今年の漢字・命を育てるために、最も必要なものが「愛」とする言葉をどこかで聞いたことがあるが、愛が森貫主が言われた通りだとすると、昨年の愛、今年の命に続き、来年はこの根源的な二つの言葉を、家族、教育、医療、地域振興、市政などの理念、ベースに取り入れ、三段跳びのホップ、ステップ、ジャンプではないが、今、芽が出始めた活動を力強く育みたいものである。いつか友人が「自然界の環(わ)を崩した時、命(生命)の環、和も崩れる」と話していたが、今、今年の漢字「命」を中心に据え、自分がその場で何ができるかを考え、黙々と取り組むことが、様々に求められている。もちろん個人やこの島の成長に。
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