2006年7月6日 第4318号
−主なニュース−
国内初未完成の「崇寧重寳」(すうねいじゅうほう)出土
芦辺町湯岳今坂触、覩城跡
市教育委員会は30日、芦辺町湯岳今坂触、覩城跡(とじょうあと)で平成17年度に実施した遺跡発掘調査事業で出土した大型銭の未製品・「崇寧重寳」(すうねいじゅうほう)について発表した。今回出土した大型銭は、14世紀後半から15世紀前半(室町時代)のもので、破片から推測された大きさは外径33?_、内輪径28?_。重量は6・3?c。大型銭は主に中国との交易で栄えた博多など西日本地域で出土しているが、未完成品の出土は国内初。
赤木良彬くん(盈科4)が小学単独演武で優勝−町田・中村組が組み演武で2位−
第29回少林寺拳法県大会
第29回少林寺拳法県大会が2日、佐世保市体育文化館で開催され、本市からも壱岐道院の児童、生徒たち11人が出場し、小学生・単独演武の部で盈科4年、赤木良彬選手が見事優勝、同組み演部の部で霞翠6年、町田華帆、中村千夏組が2位に入るなど、壱岐勢は大いに活躍した。
勝本が準優勝、九州大会へ−サントリーカップバレーボール県大会−
サントリーカップ第26回全日本バレーボール小学生大会・長崎県大会が1日と2日の両日、大村市体育文化センターで開かれ、本市の予選を勝ち抜いた霞翠、田河、勝本の3チームが出場、見事、勝本が準優勝した。県内各地の予選を勝ち抜いた48チームが出場し、トーメント戦で開催された同大会では、惜しくも霞翠、田河が1回戦で敗退したものの、勝本が順調に勝ち進み、平成7年度に渡良クラブが優勝して以来、決勝戦に進出した。
壱岐焼酎協業組合、猿川も輸出−上海・北京で長崎ブランド確立へ県産品輸出促進事業−
麦焼酎発祥の地とされ、球磨焼酎、琉球泡盛とともに国税庁の地理的表示の産地指定に登録されている本市の焼酎が全国的に親しまれているが、本市から焼酎協業組合(壱岐っ娘25度、同デラックス25度)、猿川伊豆酒造場(猿川25度、円円25度)、玄海酒造?梶i既報)の焼酎が中国上海に輸出されることになった。

伝統の舞いを披露−市民らが住吉神社で鑑賞−
第5回壱岐・平戸神楽交流会
県神道青年会壱岐支部と平戸笛の会主催の第5回壱岐・平戸神楽交流会が5日、芦辺町、住吉神社で開かれた。同交流会では、壱岐、平戸両神楽の舞いが鑑賞できるとあって、あいにくの天候にもかかわらず、約30人の市民が会場を訪れ、国の重要無形民俗文化財で兄弟神楽として知られる両神楽の見事な舞いが交互に披露された。

ひとしずく
サッカーのワールドカップ・ドイツ大会が9日に始まって以来、日本代表がどこまで戦えるか―と、テレビで中継されるたびに観戦、結果は1勝もできずに2敗1分け1次リーグで敗退というもので、非常に残念なものとなった▼そのワールドカップも日本時間で10日未明、フランス対イタリアの決勝戦で優勝が決まる。多くの評論家やマスコミの予想を裏切って優勝候補の筆頭とされていたブラジルは、フランスの前に敗れ、もしかすると優勝の可能性もある―とされたイングランドも沈み、開催国のドイツは3位をかけてポルトガルと戦う▼個人的には火が消えたワールドカップになってしまったが、代表チームからの引退を表明しているジダン選手を中心に、優勝を目指してチームがガッチリとまとまっていることが、素人の目にもはっきりわかるフランスを、決勝戦では応援しようかな?とも思うが、イタリアも素晴らしいチームである▼それにしても日本代表だけでなく、プロ選手からの引退を、中田英寿選手が発表した。彼が自分をプロデュースしながら、ヨーロッパへ進出してある程度の結果を残し、高進に道を拓いたことも素晴らしいが、彼が意識して自分を変化させ続けながら、プロのサッカー選手とは、どんなものであるかを、ナショナルチームの戦いで、ファンや選手たちに示し続ける姿勢も素晴らしかった。
社説 「安全チェック」で今年の後半を無事に
強力なパワーが衰えることなく台風3号が北上している。沖縄周辺を巻き込みながらこの週末には、九州へだいぶ近づいて来そうな進路予報が出されており、気象情報をマメにチェックしておこう。2006年の後半が「国民安全の日」の7月1日からスタート、この日から「安全週間」も実施され、陸・海の事故、火災、地震や台風、豪雨など自然災害に至るまで、国民に予期せぬ事態=災害=に対して、日頃からそれぞれに十分に備えておくようアピールされている。特に昨年3月の福岡西方沖地震のように、気象台ですらまったくノーマークのような災害が発生し、多くの住民が犠牲になっていることもあり、各戸に配布されている市の防災マップを参考に、災害発生時の避難方法や連絡の取り方など、家族で再チェックしておきたいものである。
災害には、自然災害と人的な災害があるが、自然災害は、まったく人の力が及ばぬ圧倒的な力で発生し、様々な被害を発生させるが、人的な災害は、人がその原因になっているだけ、日頃の安全への心掛けや取り組みで、かなり防げるだけに、より真剣にとらえ行動を積み重ねることへの意識が望まれてもいる。その災害としては、まず、陸上の交通事故が第一に上げられよう。壱岐署管内の5日現在の交通事故発生件数(人傷)は▽発生32件▽傷者35人▽死者1人となっている。市内で発生する交通事故の原因のおよそ3分の2は▽前方不注視▽安全不確認▽動静不注視など安全義務違反で占められ、各ドライバーに初歩的な運転規則やルール遵守が望まれており、個々のドライバーの前向きな取り組みで大きく改善されるはずである。
夏の交通安全県民運動が今月10日から19日までの10日間、「その駐車 あなた以外が 困ってる」のスローガンの下、夏の交通安全県民運動が展開される。この運動を前に開かれた壱岐地区交通安全協会の総会でも、市民1人ひとりが安全への意識を高め、安全で快適なまちづくりが再確認された。まずは、交通安全も個人の取り組み、自身の安全からスタートさせ、そうした島づくりへと拡大したい。
まだまだ高温多湿な期間が続く。食中毒の発生を予防するため、手洗いの励行や食品の洗浄と十分な加熱調理、冷蔵庫を過信しない―などのごく一般的な心得が呼びかけられているが、暴飲暴食を避けて十分な睡眠を取って体調を整えることも重要で、過労は「安全」の大敵である。今年も個々の安全確認で、この災害多発シーズンを無事に過ごそう。
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