2006年6月26日 第4316号
−主なニュース−
総生産販売高52億6,941万円−昨年度を5億6,700万円上回る−
第41回壱岐市農協総代会
市農協の第41回通常総代会(吉野誠治組合長)が23日、郷ノ浦町、文化ホールで各地区総代ら300人が出席して開かれ、平成17年度の事業・決算報告、同18年度の事業計画など、全10議案を原案通り可決した。
市民約110人が参加−展示館前で赤米を田植え−
原の辻遺跡調査事務所・保存等協議会
原の辻遺跡調査事務所と同遺跡保存等協議会主催の赤米づくり体験が24日、展示館前の約10?eの水田で行われた。同赤米づくりは、一支国の王都・原の辻遺跡で作られていた赤米を、昔ながらの方法で栽培、収穫、調理することで、古代の生活に触れよう―などと毎年行われており、今年で8回目。この日は親子連れなど約110人が参加し、子どもたちは弥生時代を再現した貫頭衣を身につけ横一列に並び、一支國研究会会員や地元農業者らに「鉛筆を握るように」などと植え方を教えてもらいながら植えていた。今後、水田にはアイガモ35羽が放たれ、有機農法によって栽培される。

中国・上海市に焼酎を輸出−オリジナル25度、20度など−
玄海酒造??
麦焼酎発祥の地とされ、球磨焼酎、琉球泡盛とともに国税庁の地理的表示の産地指定に登録されている本市の焼酎が全国的に親しまれているが、郷ノ浦町、玄海酒造株式会社(山内賢明代表取締役社長)は7月1日から中国・上海市に4種類の焼酎を輸出する。出荷するのは、同社の壱岐オリジナル20度、同25度など4種類で、それぞれ5ケース60本の合わせて240本。

大芸能祭の出場希望者を募集中−8月27日対馬一誠コンサート−
壱岐市大芸能大会(ISブランドミュージック主催)が8月27日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれるが、芸能大会に出演する出場者を8月10日まで募集している。同芸能大会は、第1部の芸能大会のあと、第2部で対馬一誠さんのコンサートが開かれる予定で、対馬さんは昭和から平成への名曲を熱唱する。募集人員は70人(組)で、ピアノ、舞踊、詩吟、民謡など何でも出場可能となっており、多くの参加が呼びかけられている。申し込みなど詳しくは、対馬一誠壱岐後援会(電話昼・47―0762、夜・47―3705)へ。
『しまごとフィールドミュージアム』など提案−県埋文センター・一支国博物館(仮称)−
優先交渉権得た黒川・丹青・乃村グループ
県と本市はこのほど、県立埋蔵文化センターと市立一支国博物館(仮称)の設計、運営の優先交渉権者に決定した黒川紀章建築都市設計事務所、丹青社、乃村工藝社のグループの提案書(概要)の内容を明らかにした。
情熱の舞いを披露−フラメンコ教室「フエルガ」発表会−
スペインの伝統的な踊り「フラメンコ」を郷ノ浦町、米田育美さんから習う女性17人がその情熱的な踊りを披露する発表会が25日夕方から同町内の休業中の店舗で行われた。会場には、本番に向けて練習を重ねてきたその成果を見よう―と、家族や友人ら多数が詰め掛け、生徒たちは東京から招待したギタリストと歌手の迫力の演奏をバックに、見事な舞いを披露した。
市民約70人が参加−第1回しまごと発見隊−
原の辻遺跡保存等協議会主催の「しまごと発見隊」の第一回講座が22日夜、勝本町、かざはやで開かれた。今回で3年目の実施となる同講座は市教育委員会、県教育庁・原の辻遺跡調査事務所との共催で実施されており、今年第1回は「200基以上つくられた古墳の謎」「カラカミ遺跡を中心とした歴史講座」の2つのテーマが行われ、市民約70人が参加した。
ひとしずく
男性2人が生ギターと歌で聴かせるグループのコンサートが22日夜、郷ノ浦町、九州物産のレストラン・ウニハウスであるからどうですか―と誘われたこともあり出掛けてみた▼その夜は雨が降っていたものの、市内のあちこちから、多くの聴衆が聞きに来ていた。今回のコンサートで初めて聞いたこのグループは、既にプロとして活動しており、各地で素晴らしいギターと歌を披露しているという。とにかく、誘われるままに会場に足を運んだわけだが、リラックスした時間、夜を過ごせた▼アコースティックというポップスのジャンルに入る音楽で、なかなか落ち着いた雰囲気を醸し出すその2人のコンサート、その前に聞いたロックやアコースティックのパワーのあるコンサート―と、演奏者の指向性や聴く側の嗜好により、様々にコンサートが開かれて、次はこんなコンサートに―などと、もっと選べるようになれば素敵だな……と思いながら家路についた▼はたして来月末日には、九電が九州の若い演奏家たちを支援するためのコンサート「親と子のための音楽会・九電ふれあいコンサート」が文化ホールで予定されており、全日本学生音楽コンクール福岡大会、中学生の部のバイオリン部門で優勝した3年生・古館麻美子さんが九州交響楽団と共演する。今からどんなバイオリンを弾くのか楽しみである。
社説 県埋文センター、一支国博物館(仮称)事業計画提案書概要版を見て
福岡に行く船で知人に「長崎市内に最近オープンした博物館に行ってきたが素晴らしかった。わかりやすく見学できるように配慮されていて素晴らしかった。是非、見学に行ってみてほしい」と話し掛けられた。さらに「自分は壱岐に博物館を建築することについては疑問を感じていたが、前向きにとらえられるようになった」と話していた。
原の辻遺跡を見渡す位置に建設される予定の県立埋蔵文化センターと市立一支国博物館(仮称)に関する整備・運営事業・事業計画案がこのほど、優先交渉権を有する黒川・丹青、乃村グループがこのほどまとめられ、市に提案された。その事業計画提案書・概要版を見ると、?@事業の基本方針?A建設設計?B展示設計?C運営管理?D事業実施計画―の5項目からなる提案に、エスキス(スケッチ)が添えられている。概要をざっと読むと、埋文センターを東アジアの考古学研究の中核施設、一支国博物館=博物館=を壱岐の魅力を発掘、創出、発信するための中核施設とし、両施設で▽島ごと元気館・大学・博物館のコンセプト、島全体を弥生、古墳・古代、中世・近代などと区分けしながら壱岐全体を「しまごとフィールドミュージアム」に見立て、地域を巻き込んだ持続可能で愛される施設づくりに開館前から実施し、観光客数の増加、施設利用率の向上や利用層ごとの促進策で通常年度利用者10万人以上を達成―としている。
第2項では?@綿密な打ち合わせ?A展示重視?B管理運営の重視?C効率的な整備?Dバランスのとれた設計の基本方針により、県と市、展示と管理運営との連携を重視し、原の辻遺跡からの眺望を損なわず、景観と共生する建築を目指し、第3項では、壱岐島全域をしまづくり活動の拠点施設としてのミュージアム展開のために、原の辻遺跡を主に、展望コーナーから広がる遺跡との連携で深めた 階建ての曲線を活かした設計とされている。第4項では、島ぐるみ、まるごと島づくり拠点の活気を通じて蘇る人・モノ・情報の交流ネットワークを形成し続けるミュージアム運営を基本理念に、長崎・壱岐観光の新しい拠点、自然や事業などへと人々を導く地域振興に貢献する施設、市民、民間事業者、団体などと一体となり壱岐ブランドの確立、市民のための壱岐学の体系化を図る―などとし、第5項では、グループのこれまでの実績を踏まえ、運営協議会の設置、モニタリングなどでバランスの取れた運営を―などとされているが、とにかく市民の声が遠回しにではなく、直接活かせるオープンな施設となることを望みたい。
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