2006年6月21日 第4315号 

−主なニュース−



離島初、博覧会開催への提案も−14議員が質問、市議会6月定例会−


本市議会6月定例会の一般質問が16日と19日の両日開かれ、あわせて14議員が登壇した。初日の16日では、市山繁議員が、経営状態が危惧されている市民病院事業について、「院内給食、医療事務など島内業者に委託しては。また、市職員の健康診断に市民病院は活用されているか」などと質問、長田徹市長は、「現在、市民病院の各種業務は一環的に行われている。島内業者に委託すると、業務が細分化される恐れがある。また、市職員の健康診断は平成16年度が667人、同17年には1,097人が受診しており、徐々に増えている。MRIも導入されており、島外の病院と比較してもそん色はない。今後も受診を促したい」などとした。



団体は郷ノ浦が優勝−個人は勝本、川上峻矢選手がV−


赤木保旗争奪・壱岐少年剣道大会


壱岐剣道協会(末永正幸会長)主催の「赤木保旗争奪・壱岐少年剣道大会」が18日、郷ノ浦町、盈科小学校体育館で開かれ、市内7少年剣道クラブの児童剣士らがうだるような熱さの会場で、優勝旗を目指して竹刀を交えた。


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勝本が実力発揮、優勝=スポーツタチカワ杯=


第11回少年軟式野球大会


壱岐少年軟式野球連盟主催の第11回スポーツタチカワ杯少年軟式野球大会の準決勝戦と決勝戦が18日、芦辺町、青嶋球場で開かれ、優勝を目指して熱い戦いが展開された。心配された天候は、梅雨が中休みで快晴となり、真夏の日差しが照りつけるなか開かれた準決勝戦は、今月10日に開かれた一回戦を勝ち抜いた八幡―田河、勝本―盈科の対戦となり、八幡、勝本が決勝戦に進出した。決勝戦では強豪・勝本がその実力を発揮、7―2で八幡を破り優勝した。3位は盈科。



ゴルフは右でナイスショット!−福岡ソフトバンクホークス王貞治監督−


現福岡ソフトバンクホークス監督・王貞治氏が19日、本市に来島、勝本町、壱岐カントリー倶楽部でゴルフを楽しんだ。王監督は、ペナントレースのセパ交流戦が終了した機会に来島、同倶楽部で9ホールを友人ら2人とラウンドした。プレー前にクラブハウスでコースを眺め、試合中の鋭い表情とは違い、終始和やかな表情で、クラブを振っていた。キャディーを務めた嶋邑十三枝さんは、「人間的に素晴らしい方でした」と語った。


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観光客は延べ641,219人−消費額は合計126億6408万円−


市、平成17年観光統計調査


壱岐市はこのほど、平成17年、壱岐地区観光統計調査の結果をまとめた。発表によると、昨年の観光客の延べ数は64万1,219人(対前年比98・1%)、実数は26万483人(同96・3%)で、そのうち日帰り客数は7万8,901人(同95・1%)、宿泊客実数は18万1,582人(同96・9%)と、日帰り客、宿泊客ともに3〜4%の減となっている。



NHK俳句の特選句三席に入る−勝本町、目良奈々月さん−


NHKの教育テレビで放送されている「NHK俳句」で、本市勝本町、目良奈々月さんの作品「此処(ここ)いらに 島のヘソ石 青芒(あおすすき)」が特選句・三席に入った。



ひとしずく


「初山小学校で地球のステージというコンサートがあるらしい」と連絡があり、その興味を引くコンサートのタイトルもあって、出掛けてみた▼山形県在住の医師・桑山紀彦さんという人が、五大陸の最高峰を見たいという思いで旅をし、その旅で見た紛争や飢餓地域の状況、現地の人たちとの心温まる交流の話しなどを、スクリーンに大きく写し出された映像と音楽、語りで表現しているものだった▼「世界では、こんなことが起きているよ」「日本人の我々には想像できないくらいの貧しさ、飢えがあるよ」「そこには美しい心があったよ」「肌の色で人を恐れたり遠ざけることはないよ」「地球は本当に美しい星だよ」―などと、桑山さんが発するメッセージが会場の体育館に心地好く響いていた▼そのコンサートのテーマは何か。「地球のステージ」―ではあるが、人類は生命の環で大きくつながっていて、皆が一体となれる存在であること。今まで実現したことのない、戦争がない平和な世界も、まず、生命をすべての物事の最優先事項として、新たな地球のステージに創造すれば、可能である―と思えるコンサートであったように思う▼翌日、郷ノ浦港で桑山さんたちを見送る初山小学校の児童の目には、本当に美しい涙が輝いていた。


社説   未来に残そう青い海


過去3年間で年間延べ1万人以上の利用者がある県内24海水浴場を対象とした恒例の県内海水浴場水質調査=遊泳前=が先月中に行われ、今年も市内で対象となった石田町の筒城・大浜・錦浜の3海水浴場と勝本町の辰ノ島海水浴場は今年も、「水質AA」の良好な水質であることがわかった。さらに極めて水質良好な海水浴場ランキングでは、錦浜が西海市の海水浴場と1位、大浜が平戸、長崎両市の海水浴場と3位に入っている。



環境省が選定した平成18年「快水浴場百選」には、筒城浜、辰ノ島海水浴場が入っており、?@美しい水辺・水質、優れた自然景観、特徴的な自然景観など?A清らかな水辺・排水等の適切な処理、ゴミのリサイクル活動等、地球温暖化対策、水浴場の清掃等?B安らげる水辺・水難事故、治安、波や流れの対策等?C優しい水辺(利便性)・便益施設等の充足度、バリアフリーへの配慮、アクセス性向上の取り組み等?D豊かな水辺(人と水との関わり)・生態系の保全活動、環境教育の取り組み、エコツーリズム等―の5項目について、五ツ星(最高)で判定を行っている。全国40の都道府県から推薦のあった191水浴場の中から選ばれ、筒城は?@4ツ星?A・?B5ツ星?C3ツ星?D2ツ星の判定で、辰ノ島は?@5ツ星?A・?B4ツ星?C・?D1ツ星の結果が出ている。このほかに市の調査では、郷ノ浦町の塩樽、大島、小水浜、里浜、芦辺町・清石浜、勝本町・串山、イルカパークの7海水浴場が「AA」の評価となっている。何と言っても離島=しま=の海水浴場ならではの結果であろう。とにかく、島内の全海水浴場が「AA」の結果が出ないことには―というところであろうし、そうでなければ、海に関するしまの観光などおぼつかない。



勝本中学校の1年生が19日、「未来に残そう青い海」と、勝本港内の浄化、美しい海づくりへのキャンペーンを行い、住民に理解と協力をアピールした。ずいぶん以前から郷ノ浦港の浄化、悪臭対策が論じられ、様々な対策が講じられ、下水道施設の整備も進められているものん、景観や臭気などあまり改善されているようには見えない。先日、元居の漁協荷さばき場近くで、島外からの釣り人の釣りをしばらく眺めていたが、臭気の強さに驚かされた。港はしまの顔とも言えるだけに、生活ゴミなど廃棄されているのは問題であるし、その環境美化について、これまで以上に住民と行政がしっかりスクラムを組み、浜辺と同様に取り組む必要があろう。恵み豊かな「海」あっての「しま」である。