2008年6月26日号 第4456号
6月26日号 ー主なニュースー
○4支所1出張所体制への方針固まる ー総販売高54億6776万5千円ー
ー市農協第43回通常総代会ー
市農協(吉野誠治組合長)の第四十三回通常総代会が二十日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ、本年度基本方針、役員改選など全十六議案を原案通り承認した。
同組合の十九年度販売高は、対前年度九千四百五十八万四千円(一・七六%)増の五十四億六千七百七十六万五千円で、子牛が二十六億六千三百四十七万円(同六千五百四十万八千円)増、成肉牛他が十二億千八百三十六万五千円(同一億二千二百八十五万七千円)増と全体の約七割を占め、畜産が総販売高を押し上げる傾向が進んでいる。
○『壱岐市観光協会』誕生へ ー7月1日に設立総会開催ー
市観光協会の設立総会が一日午前十時から、郷ノ浦町、文化ホール中ホールで開かれる。
本市の観光協会はこれまで、壱岐、勝本、石田の三観光協会があったが、組織強化と一層の観光事業発展を図るため、三年余りの協議を経て今月二日、各協会長により合併協定調印が行われた。
総会では市観光協会の規約や本年度事業計画案、予算案、役員選出など四議案が審議される予定。
〇松永安左エ門翁を飾り付けた山笠 ー7月1日〜14日まで展示西鉄ソラリアプラザー
福岡市、西日本鉄道(株)は来月一日から十四日までの博多祇園山笠期間中、同市天神、ソラリアプラザ一階・イベント広場に、松永安左エ門翁の飾りがある博多祇園山笠「十一番山笠ソラリア」を奉納、披露する。
朝まだ明けやらぬ博多の街中を、飾り山笠をしめ込み姿の男たちがかつぐ姿が勇壮な日本を代表する夏祭り・博多祇園山笠は、櫛田神社にまつられるスサノウノミコトに奉納される祇園祭のひとつで、国重要無形民俗文化財「櫛田神社祇園例大祭」からそう呼ばれるようになり、七百年の伝統を誇る。
機会ある市民ら他数の鑑賞が望まれている。
〇今年も「AA」の水質 ー本市の主要4海水浴場などー
県はこのほど、過去三年間の年間利用者数が概ね一万人以上の県内二十五海水浴場を対象に、遊泳前の五月中に実施した水質調査の結果をまとめた。
発表によると、本市の海水浴場を代表し、市民はもちろん、毎年大勢の観光客が訪れる石田町の筒城浜をはじめ、大浜、錦浜、勝本町の辰ノ島の四海水浴場は、今年もいずれも良好な「AA」で、ふん便性大腸菌群は検出されなかった。
梅雨の晴れ間に大浜海水浴場でウインドサーフィンをする若者
○社説 次の世代につながる支援策を
石油輸出国機構(OPEC)加盟三十五カ国はこのほど、サウジアラビアで「産油国、消費国閣僚会合」を緊急開催、サウジアラビアが増産し将来的に現在の一・五倍の日量にする用意があると表明した。これは、最大の産油国として、長期的に原油の供給に支障がないことを明確に示し、原油価格の沈静化を図る狙いがあるという。
原油高は、投機マネーの流れ込みやアメリカ・サブプライム住宅ローン問題が深刻化した昨夏から高騰に拍車がかかり、その結果、何から何まで値上がりしない商品は無いような状況を様々に引き起こし、地球温暖化による干ばつや洪水による不作、有限の資源・石油の埋蔵量に対する不安、温暖化対策の一環による穀物を使ったバイオ燃料増産などから、食料危機の時代に世界が入っていることをも浮き彫りにし、我が国では、食糧自給率の向上、食料の確保、農政をめぐり、これまでの国の方針に対して、見直しを求める声もあちこちから上がり出している。
そうした中で、本市の五漁協は十八日と十九日の両日、操業の厳しい現実を知ってもらいたいーと、全国イカ釣漁業協議会の方針に合わせ、イカ釣り漁の一斉休漁を実施した。休漁日初日には、自民党の離島振興委員会の座長・宮路和明衆院議員と離島産業小委員会の委員長・谷川弥一同議員ら四人と国交省などから十九人が対馬に次いで来島、芦辺町、離島センターで、農・漁業などの関係者から、燃油価格の高騰に伴う”生の声”を聞く意見交換会が行われた=既報=。
壱岐、対馬の窮状を受け一行は十九日、自民党の国会議員八十人が出席して開かれた水産部会(議題・燃油高騰対策について)で、宮路座長が壱岐・対馬の漁業者の窮状を報告、青木幹雄参院議員が「今日の水産業がおかれている状況は激甚災害に値する」と発言、大島理森国対委員長が、来週(現今週)中には対応策をまとめるよう水産庁に指示したという。
さらに宮路座長、谷川委員長ら、今回壱岐、対馬を訪れた離振委役員の四人は、総理官邸に福田康夫総理を訪ね、現状の支援策では、すべての漁業者を救うことはできない。次の世代につなげ育てられる水産業となるような支援策、早急な対応をーなどと意見交換し、福田総理から「自民党でその支援策をまとめてくれれば応援する」の約束を取り付けたという。
出漁すれば赤字、生産しても収益が上がらないような一次産業から抜け出せ、何とか先にも記した通り、次の世代につながる支援策、施策をと思う。頑張れ壱岐、日本の一次産業。
○ひとしずく
「マスター・オブ・サケ・テイステイング」は=(利き酒マイスター清酒)=日本醸造協会=の称号を、壱岐焼酎協業組合・清酒「心意気」醸造元の杜氏・石橋福太郎さんが得た▼今回マイスター取得は、日本醸造協会のセミナーに参加、二日間(1)においの識別(2)アルコール度数の順位(3)日本酒度の順位(4)甘みの識別(5)酸味の識別(6)味の濃淡・甘辛の識別(7)香気特性の記憶と識別(8)タイプ別清酒(9)特徴ある市販酒の利き酒ーの九項目を実習し、参加者中二番の成績を修めたことによるものだそう▼以前はよく日本酒が好きで、その時々の料理に合わせやすいこともあり、将棋の駒で有名な山形県天童のメーカーのものをよく飲んでいたが、石橋さんが二、三年前から杜氏を任されるようになってから、少しずつ甘口から辛口へと味を移行させてきたという壱岐の日本酒・心意気を近いうちに楽しみたい。特に今年の吟醸酒の出来は素晴らしいという(来月発売予定)▼基本的に人肌程度に燗(かん)をつけて飲むのが好きで、旬の魚の刺身や焼き魚、冷ややっこ、さっぱりとした漬け物など肴に一杯ーというのが自分流?なのだが、今秋には日本酒の中で一番好きな純米酒が仕上がるというので、石橋さんの”心意気”と合わせ、是非ともその味を利いてみたい▼石橋さんのモットーは「気をゆるし手を抜かないこと」。
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