2008年5月16日号 第4448号
5月16日号 ー主なニュースー
○公約実現に不退転の決意 −白川市長が所信表明ー
ー市議会第3回臨時会ー
本市議会・第三回臨時会が十二日、勝本支所議場で開かれ、市税条例の一部改正など六件を承認、教育委員会委員、監査委員、選挙管理委員などの人事案に同意した。 臨時会の冒頭で、白川博一市長が所信を表明=写真=。「公約実現に向け、全身全霊、不退転の決意で取り組む所存」と語った。
○神戸・長崎・福岡からも出場 ー25〜69歳の男女60人が熱戦ー
ー第43回壱岐オープンテニスダブルス大会ー
壱岐テニス協会主催の第43回壱岐オープンダブルス大会が10日と11日の両日、サンドーム壱岐と大谷テニスコートで開かれ、男子、女子、混合のダブルスでトーナメント戦が行われた。
同大会には25歳から69歳までの男女各30人の計60人が出場。今回も出場選手の半数近くは福岡や長崎、遠くは神戸など島外からの参加で、試合前日には交流試合も行われた。
湯ノ本・サンドーム壱岐でのゲーム
○「島の科学」45号を刊行 ー壱岐「島の科学」研究会ー
壱岐「島の科学」研究会(山内正志会長)の機関誌「島の科学」四十五号(A4版、八十四ページ)がこのほど刊行された。
今号では、昨年三月に亡くなった同研究会の前の会長・浦川虎郷氏の功績を偲ぶ特集、▽長崎県壱岐島におけるブユ採集成績=斎藤一三▽壱岐の両生類=松尾公則▽タイワンリスの行動習性を探る=鳥巣修▽豊臣秀吉と勝本城=松崎靖男▽壱岐の島誕生と人口推移雑感=石井敏夫▽御手水について=竹富寛▽御手水の滝及びその周辺の自然=山内正志・大浦忠孝▽石田町筒城東「大久保遺跡」及びその周辺の植物=図志田万美▽黒崎砲台跡について=大浦忠孝ーなどに加え、全国かくれキリシタン大会で吉木豊、林徳衛、浦川虎郷、山本隆夫の四氏を写した写真も掲載されている。
同誌について詳しくは、同研究会・山内会長(電話・FAX0920ー47ー2414)へ。
〇2つのヴァイオリンとギターのトリオコンサート ー15日夜、石田町、龍 峰院でー
福岡、九州交響楽団・第二ヴァイオリン首席奏者・荒田和豊さんと同交響楽団・第一ヴァイオリン・樽見かおりさん、主に地元の九州で活躍するギタリスト・松下隆二さんの三人によるトリオコンサートが十五日夜、石田町、龍峰院本堂で開かれた=写真=。
○社説 海上保安制度創設60周年
一九六二年四月、唐津海上保安部壱岐分室が郷ノ浦町に設置されて以来、本島周辺海域の安全、治安の維持に努めてきた壱岐分室が、第七管区海上保安本部・唐津海上保安部の壱岐保安署に二〇〇五年四月に格上げされ、海上交通の安全、海難事故防止、密輸・密航・密漁の防止と取り締まり、また、防災上での陸上の各組織との連携強化など、現在は野崎博署長以下署員十三人制で、日夜取り組んでいる。
この十二日、海上での人命・財産の保護、海上の安全と治安の確保を目指した海上保安制度が、海上保安庁法として一九四八年五月に施行され六十周年を迎え、それを記念して式典が東京都内のホテルで、天皇皇后両陛下ご臨席のもと、福田康夫首相、衆参両院議長、最高裁判所長官、冬柴鐵三国土交通大臣ら約三百人が出席、天皇陛下が海上保安庁職員の昼夜を分かたぬ努力に対し、「深く敬意を表する。今後とも我が国を囲む海が一層安全で、美しく、豊かであることを願う」などとするお言葉を述べられるなど、出席者全員で「海上保安制度創設六十周年」を祝った。
海上保安庁はこれに伴い、記念観閲式と総合訓練を十七日と十八日の両日、東京羽田沖で行うが、壱岐海上保安署では「海上保安の日」の十二日、署員による研修を行い、市民の期待と信頼に応えるべく、「壱岐の海を守る」の決意も新たに、その業務に取り組んでいるが、最近はこれまでの犯罪の予防、鎮圧、捜査、海上での安全確保など治安に関する面だけでなく、海洋汚染の防止、海の環境問題への活動も、その業務の中で大きなウエイトを占め、年々その守備範囲は広がっているようである。
「離島(しま)」は、そのイメージと海の美しさが直結しており、安全面、環境面といずれも安心できる状態にあることが、様々に重要であり、誰からも求められている。この壱岐の島は、比較的に穏やかな気候・豊かで恵み多き自然・人・物・文化・歴史に至るまで、海からの恩恵抜きには、その存在すら危うくなるだけに、様々に海上保安官への期待が高まるのは必然でもあろう。が、市民もこの六十周年を機に、海に対するそれぞれの行動を再度見直してほしい。
例えば、釣りをする際はライフジャケットを着用したり、海にゴミを捨てないーなど、その時々に行動が徹底できているかである。島民一人ひとりが、それぞれの場で何ができるかを考え、行動することからスタートしたい。それは、澄んだ海に白いビニールが浮いていることなどなく、「助けられない」などと周囲の人々に思わせないことでもある。
○ひとしずく
クラシック音楽が好きで、自分もヴァイオリンを弾いたり、コーラスに参加するなどしている石田町、龍峰院の住職は、およそ毎年一回のペースで”気軽にクラシック音楽を”とコンサートを開いている▼その住職の招きで、九州交響楽団=九響=の第二ヴァイオリン首席奏者・荒田和豊さんと同じく九響の第一ヴァイオリン奏者・樽見かおりさん、主に地元九州を活躍の場とするギタリスト・松下隆二さんの三人によるコンサートが昨夜、龍峰院本堂で開かれた▼九響の演奏会や別の主催者によるコンサートで、毎年のように来演している荒田さんがユーモアを交えながら、関西弁で話す曲の説明、耳慣れた曲、バロック音楽の名曲の演奏などで、子どもから大人まで多くの聴衆皆が、その楽しさを満喫したようだった▼三人がそれぞれの愛器で奏でる演奏は、優しく温もりのある音色、ハーモニーがとても心地好い、まるで音がシャワーのように心身を包み込み、ゆったりとしてリラックスした空間が”あなただけのために”と現れたようで、日頃からのストレスからも解放されて大いにリフレッシュできた▼荒田さんとは、九響のソロコンサートマスターに、名手・豊嶋泰嗣さんが就任して以来、十数年来の付き合いになるが、音楽に対する情熱、演奏家として音楽に向かう真摯な姿勢は素晴らしく、今月末にはリサイタルが予定され、今からとても楽しみにしている。
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