2008年5月12日号 第4447号
5月12日号 ー主なニュースー
○いよいよ7月1日合併へ ー勝本・石田に事業所、芦辺に案内所設置ー
ー8議案を承認、壱岐観光協会本年度総会ー
壱岐観光協会(村田好弘会長)の本年度通常総会が九日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ=写真=、全八議案を承認、来月六月末までに壱岐、勝本、石田の三観光協会を廃止し、七月一日付けで合併することに決めた。
○筑紫野ドリームズが初優勝 ー島外から12チームが出場ー
ー 第5回壱岐市長杯争奪・硬式少年野球大会ー
九州硬式少年野球協会・フレッシュリーグ九州北部地区連盟所属、壱岐ブルーバード(清水正孝代表)主催の第5回チャリティ壱岐市長杯が3日から3日間、芦辺町、ふれあいグラウンドをメイン会場に市内4会場で行われ福岡県、筑紫野ドリームズが初優勝した。
白川市長から優勝の賞状を受けとるドリームズのメンバー
○日高洋三さんが初優勝 ー市内外から36人が出場ー
ー第7回大宝建設ゴルフコンペー
壱岐カントリー倶楽部主催の第7回大宝建設ゴルフコンペが4月29日、同ホールで開かれ、新緑も鮮やかな美しいコースで、好ゲームが展開された。
民事再生許可決定を祝い開催された同大会には、市内外から36人が出場、五月晴れを先取りしたような快晴の中でプレーが行われた結果、郷ノ浦町、日高洋三選手が73のベストグロスで初優勝を果たした。
○見事な作品を多数展示 ーテープカットでスタートー
ー「壱岐イキおりがみ展2」ー
壱岐イキおりがみクラブ(宮本眞理子代表)主催の「壱岐イキおりがみ展㈼」が十一日から、郷ノ浦町、壱岐郷土館・郷土美術館アートギャラリーで始まった。開期は十七日まで。
須藤教育長らに説明しながら通路を上がる宮本さん
〇31人に修了証書 ー「壱岐八朔雛伝承者養成研修会」ー
日本折紙協会・日本折紙学会認定講師で、ただ一人の壱岐八朔雛伝承者、平田増枝さんからそのつくり方など受け継いだ宮本眞理子さん(郷ノ浦町在住)による「壱岐八朔雛伝承者養成研修会」の終了式が十一日、郷ノ浦町、文化ホールで行われた。
修了証書を宮本さんから手渡される修了生
○社説 映画「最高の人生の見つけ方」
「しょろう」を漢字にすると「初老」で「はつおい」とも読む。その両方の言葉を辞書で探すと、▽しょろう・中年を過ぎ、老年に入りかけた年頃、四十歳の異称▽はつおい・四十歳のこと。老年になりかけた年頃ーなどとあったのでビックリした。
最近、今世の自分の人生が半世紀を超えたことから、この年齢を、どんな風に感じていけばよいものかと思い、まさか「初老」などということはあるまいーと辞書を開いてみた結果、四十歳をすでに十年以上も過ぎていて、「老」の年代にしっかり入っていることを知り正直驚いた。”そういえば”と思い当たる出来事も、普段の生活の中で増えてきているように…。
福岡へ私用で出掛けた際に、アメリカのアカデミー主演男優賞を受けている大好きな二人の俳優、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演している映画「最高の人生の見つけ方」を観た。人生観も役者としてもまったく異なるイメージの二人が、洗練された演技で、人生を仕事と金に捧げたような孤独な大富豪役のジャック・ニコルソンに対し、家族のためにと、自分を犠牲にしたと思いながらも、地道に働いてきた誠実な自動車整備工役のモーガン・フリーマンが、わがままでいやみだがどこか憎めない人物と生真面目でもの知りの父親とを、そのイメージ通りに演じていた。
実際に七十歳代の名優二人の演技は見事で、同じ病室でガンで余命六カ月を宣告され、化学療法の苦しみ、辛さを共有しながら友情を育み、死ぬまでにしたい事のリストをつくってそれをやり尽くすことを決意。世界を旅しながら憧れの車でのレース、スカイ・ダイビングなど様々にチャレンジ。そのうちに、死を前提に考えた計画も、残る人生の今を大切に活きいきと生きるためで、そのために形はどうあれ、家族や腹を割って話せる友がいて喜びがあり、愛に気づくことの素晴らしさと、真実味のある共感を引き出し、じんわり染みる感動の波が、心を洗うような印象を残した。
病気で死を意識した高齢者が、友を見つけて時間を共有しながら、共通の目標を立てて余生を生き抜くーというような生き方、また、変えられないものを受け入れる静かな心と、変えなければならないものを変える勇気、そしてその二つを観じる力、知恵を信じて人生を全うするーそうありたい。社会の現実がどうであれ、最終的に自分の人生は、自分の選択結果であるからーと。
今後、一層進む高齢化社会との関わりを考えさせられる映画であった。
○ひとしずく
郷ノ浦町、文化ホール横、郷土美術館アートギャラリーで「壱岐イキおりがみ展2」が昨日十一日から始まった▼壱岐で折り紙の普及に尽くし、伝統文化の継承など、エネルギッシュに取り組む宮本眞理子さんの姿を、「壱岐八朔雛伝承者養成研修」の修了生が終了式で、ひとりでパワフルに素敵なオーラを発しながらーなどと評した。見事に宮本さんを表していると思う▼その宮本さんは、「壱岐の伝統文化は、掘り下げてゆくと手応えが感じられておもしろい。日本の文化のルーツで、日本人の考え方の元(もと)と肌で感じ、元、知がここにはあるーとも感じている」などと、会場でのインタビューで話し、終了式では修了生に、「私は、つながりを後へつなげる者、その素晴らしい伝統文化を伝承し続け、日本から世界へと伝える役割を担って」などと語った▼銀行マンの夫の転勤で、宮本さんはあと一カ月余りで壱岐を離れ長崎に行くが、ずい分多くのものを残してくれていると思う。例えば、どのようにしてリピーターの観光客を呼ぶか、そのためのテーマはどんなものがよいのか、伝統、文化への意識を高めるにはーなどなど。約二年間の壱岐暮らしは、まさにパワフルな行動力の結果で、”壱岐から世界へ”のあいさつの言葉を、宮本さんが話すとそれがレールに乗っているように感じられた▼今後とも壱岐をよろしくお願いします。
- | HOME |

