2008年4月7日号 第4440号 

4月7日号 ー主なニュースー

○三つ巴の激選スタート ー長嶋・白川・長田の3氏が立候補(届け出順)ー
 ー13日投開票、第2回市長選挙ー


選挙掲示板

 任期満了に伴う市長選挙が六日に告示され、旧郷ノ浦町長、長嶋立身氏(59)=無所属新人=、旧芦辺町長、白川博一氏(57)=無所属新人=、現職、長田徹氏(62)=無所属=(届け出順)の三氏が立候補、前回市長選と同じ三氏による三つ巴の選挙戦が始まった。

○七里ヶ曽根周辺海域の操業調整に暫定合意 ー市漁協長会、日本遠洋旋網漁協などー

 本市漁業協同組合長会(大久保敏治会長)は三月十一日、日本遠洋旋網、山陰旋網、県旋網の三組合と七里ヶ曽根周辺海域の大中型まき網漁船と沿岸漁漁船の操業調整について、暫定合意した。
 この問題は、本島と対馬の間の海域にあり、本市漁業者はじめ、対馬や福岡などの漁業者にとっても好漁場となっている七里ヶ曽根で、沿岸漁業者と大中型まき網漁船の間で操業を巡るトラブルが度々続いたもので、昨年二月、大中型まき網漁船と沿岸漁船との間にトラブルを発したことから、本市漁協組合長会は六月、農林水産大臣政務官・谷川弥一氏や水産庁に陳情し、まき網漁業者との調整を要望した。

○市と壱岐署が協定締結 ー暴力団員の市営住宅の使用制限などー

 市と壱岐警察署は三日、暴力団員による市営住宅等の使用制限に関する協定書を締結した。
 この協定は昨年四月、東京都町田市の公営住宅で発生した暴力団組員拳銃立てこもり事件を契機に始まり、本県では昨年十月から、これまで五市九町と県住宅供給公社が締結している。

暴力団住宅使用制限協定
協定書を交わす長田市長と小池署長

〇多くの来場を! ー今年は13日に開催ー
 ー 壱岐國牛まつりー


 郷ノ浦町、津神社恒例の行事「壱岐國牛まつり」(同保存会主催)が今年は十三日に開かれる。

○社説 選挙戦スタート ー第2回市長選ー

「文化を含め、子どもたちへの教育環境の整備」「市のビジョンや地域振興のための対策など、一般市民にわかりやすい言葉での説明会の開催を」「商工・観光業はもちろん各種産業、教育なども含め、交流人口の拡大」「パワーが偏向することのない市づくり」「医療・福祉の充実」「施策を実現するための強いリーダーシップを」「現在、すでに島にある資源の活用徹底、企画力の向上で発展を」「小さな声を大声で制されるようなことがない、開かれた市政を」「農漁業の振興に徹底した取り組みを」ーなどなど。
 これは、平成十六年三月に旧四町が合併して以来、二度目の市長選挙が六日に告示され、投票日の十三日までの一週間にわたる激しい選挙戦に突入したが、今回選ばれた市長が当選から四年間の任期中、市勢の発展を最大のテーマに市づくりを努めることになる。その市長に対して、”望まれること”を市民に尋ねたもので、四日に文化ホールで開かれた市民フォーラムで、登壇してそれぞれの考えを示した立候補者の三氏、届け出順に長嶋立身氏(59)、白川博一氏(57)の新人二人と現職の長田徹氏(62)の各候補にとって、キィーワード的な重い言葉である。
 その中で、三十代の男性が「突然聞かれてもすぐに言葉が出ない程、今の壱岐の社会に格差が感じられ、ムードが沈滞していることが問題、具体的ではないが大きく伸びやかに、毎日を笑顔で明るく子どもたちや家族らと暮らせる市に」などとした話は印象的で、そのために三候補がポスターで掲げる▽日本一の島づくり、「創造」「活性」「決断」▽改革断行、今こそ壱岐が結集を▽市民主役、皆さんと協働のまちづくりを、まっすぐに誠実にーのキャッチコピーは、非常に示唆に富んでいるように思われるし、そのキャッチコピーや各候補の姿勢が、市民にとってこの一週間だけのものではないことを願う。
 合併後の壱岐が、市としてより安定し、さらなる発展を遂げることを共通のテーマに、三候補がそれぞれに少子高齢化、過疎化対策、教育、医療、福祉、各産業の振興などについて、五日現在、男性一万千八百三十二人、女性一万三千六百二十一人の有権者に、方向性や施策など、どれだけ具体的にアピールし、共感、支持を得ることができるかがネックとなるが、とにかくひたすらに、壱岐の発展への熱い思いを、前向きに前向きに訴えてほしい。
 有権者は、候補者を情実や地縁、血縁などで選んだり、棄権などしてはならない。なぜなら、選挙は他ならぬ自分、各有権者、市民のための権利だから。

○ひとしずく

天候に恵まれ、春のうららかな陽気となった先週末、その陽気に誘われるように、市内各地でサクラが満開となった▼郷ノ浦町の県壱岐地方局から合同庁舎、裁判所まで、盈科小学校の土手にはさまれた通り沿いのサクラも満開となり、春風に淡いピンク色の花びらが舞うなかを、車で少しゆっくりと通り抜けるたび、何とも素敵な心地の好い風が、染み入るように心を吹き抜ける一瞬、感覚を意識できることから、毎年この時季を楽しみにしている。歩いて見物するのにもなかなかのポイント▼その先週末には、家族連れや若者たち、子どもたちが大勢、弁天崎公園を訪れ、サクラの木の下で弁当を広げたり、プールから芝生の園地となった広場では、子どもたちが思い思いの遊び方で、春爛漫の日を楽しんでいるようだった。植樹されたヤマザクラも見事な花を咲かせており、これから数年後がとても楽しみ▼先週、知人から、カメラ好きの両親が実家からやってくるが、サクラの名所はどこ?と尋ねられた。読者の皆さんは、それぞれに名所を持っているのではないかと思うが、例えば「××公園や○○神社、○○寺のサクラが見事」などと、とっさに答えることができなかった。これは!という名所を、来年のこの時季には▼素晴らしい風景が多い壱岐では、サクラが野山の自然に溶け込んで咲いているのもーと思うが。