2008年4月1日号 第4439号 

4月1日号 主なニュース

○自転車(ロード)を本市で 成年女子ソフトに続く開催、第69回国体

 平成26年秋に、昭和44年以来、45年ぶりに本県で開催される第69回国民体育大会=長崎国体=の県準備委員会が25日、長崎市で開かれ、自転車(ロード)の競技会場として本市が選定された。

○公開討論会を生放送! 壱岐・勝本FM

 市長選立候補予定者による公開討論会「壱岐市・市民フォーラム」が四日午後六時から、郷ノ浦町、文化ホールで開かれるが、この討論会がFMラジオで生放送される。

○市長選立候補予定者・記者会見りよ 28日、市役所別館・会議室で (掲載は会見順)

白川博一氏(57)壱岐市活性化政策宣言

白川博一

無所属新人、旧芦辺町長。市民病院改革、税金の無駄遣いストップ、ゴミ処理施設計画見直しを三本柱に支持を訴える。前回市長選落選直後から次期市長選への出馬の意向を固め、「多くの方と話をしたい」と子牛市に四年間足を運んだ。
 ゴミ処理施設について、生ゴミを焼却処理せず分別、資源化して、施設規模と運営費を削減。「生ごみを焼却する現在の計画は従来型。全国の先進事例を参考にしたい」と語った。
市民病院改革は、医師会との連携を強化し、三百六十五日二十四時間体制の医療体制を図り、島外の医療機関に流出する患者の取り込みを目指す。行財政改革は、市長給与三割、退職金五割のカットをはじめ、職員数削減を含め総人件費の一割以上の圧縮を掲げている。また、『無駄遣いストップ本部』を設置したいとしている。
市民フォーラムについては「変えることを実現するために力を貸して欲しいと訴えたい」と語った。座右の銘は「進取」。

長田徹氏(62)さらなる壱岐市の発展のためにまっすぐ誠実に

長田徹

 無所属現職。行財政改革と地域再生による人口減少の歯止めを二本柱に、初代市長として取り組んだ四年間の実績を強調、再選を目指し支持を訴える。
 雇用の創出を目的に取り組んだ企業誘致はこれまで三社を誘致。現在、百人の雇用を予定する一社と交渉中という。行財政改革は、市長ら三役の報酬一割カット、職員諸手当の見直しなど人件費の削減を成果にあげる。そのほか七十五歳以上の路線バス無料化、全幼稚園預かり保育実施などの実績をあげた。ゴミ処理施設計画は現計画を推進。生ごみ堆肥化容器の普及を図るほか、土着菌の活用にも取り組みたいとしている。
 市民病院の改革は、内部に経営アドバイザーを入れ経営改善に取り組み、今後、地方公営企業法の一部適用から全部適用に変更するなど、病院管理者を配置したい考えを示した。
 「市民フォーラムでは四年間してきたことを市民に伝えたい」と語った。座右の銘は「時は人を待たず」。

長嶋立身氏(59)「日本一の島」づくり

長嶋立身

 無所属新人、旧郷ノ浦町長。行財政改革、環境美化保全、産業振興を三本柱に支持を訴える。
 長嶋氏は雇用不安の解消に取り組みたい考えで、企業誘致に加え、地元企業の雇用確保を重視。新規雇用の際に人権費の補助を行いたいとしている。
 行財政改革は「トップ自ら身を削り姿勢を示す」と、三役の給与二割カットを掲げたほか、市民病院改善、情報開示などの方策を掲げている。市民病院は、乗り継ぎが必要なシャトルバスの路線変更の実現を目指す。原の辻遺跡事業は、国が指定した史跡で国、県に強く要望し負担を求める。観光では産地としてのブランド化を推進し、東京への売り込みを提案。全国放送でPRしたい考えを示した。ゴミ処理施設計画については、「生ゴミの分別による飼料化などは市民の理解、協力が必要」とし、現計画どおりの規模で行いたい考え。
 長嶋氏は「市民フォーラムでは島が明るくなるよう訴えたい」と語った。座右の銘は「生涯現役」。

○壱岐4強入りで県大会・本大会へ 九州高校野球春季大会・地区予選

 第122回九州地区高校野球県大会=春季大会=地区予選(県高野連主催)が3月22日から、県営ビッグNスタジアムなど3地区で開かれているが、佐世保地区に出場している壱岐が予選を勝ち抜き、県大会への出場を決めた。

〇伝承者成養研修と雛作り教室 折り紙の「壱岐・八朔雛ヒメゴジョサマ」

 壱岐の「八朔雛(はっさくびな)ヒメゴジョサマ伝承者養成研修会」と「八朔雛作り教室」が、同伝承者養成研修会は十五日から十八日までの三日間、同教室が五月二十二日と二十三日の両日、いずれも郷ノ浦町、文化ホール大会議室で行われる。
 問い合わせなど詳しくは、宮本さん(電話・FAX0920471940)へ。

○社説 交通安全で、事故のない明るい壱岐づくり

 ”花冷え”なのか、少し寒い日が続いたものの、ここ数日でサクラも一斉に咲き始め、きょう四月一日の新年度・二〇〇八年度を祝しているようで、七日に小・中学校、高校が八日、新学期が始まり、大人も子どもも新たな生活スタイルによる来年三月末日までの一年間が動き出した。特に今年の四月は、十三日に四年に一度、本市の首長を決める市長選があり、この島全体が大きく動く月である。
 その新年度・新学期のスタートに合わせ、全国一斉に展開される春の全国交通安全運動が六日から十五日までの十日間、「点めつだ一度止まって次の青」をスローガンに、(1)子どもと高齢者の交通事故防止(2)飲酒運転の根絶(3)すべての座席シートベルト着用の徹底㈬夕暮れ・夜間の歩行者と自転車の交通事故防止の四項目を運動の重点に実施される。
 今回の交通安全運動では新入学(園)の子どもたちの安全を第一に、改正道交法の施行に伴い、▽すべての座席でのシートベルトの着用の義務化▽高齢運転者マークの義務化(七十五歳以上)▽普通自転車の歩道通行に関する規定の整備▽児童・幼児の自転車乗車時のヘルメット着用が、保護者の努力義務四点として、六月までに施行されることになっており、その徹底が、本市でも市民に呼びかけられる。
 この運動を前に三月二十六日、壱岐署で、安全な地域社会の実現の一環として、一丸となり飲酒運転は絶対にしない、許さないなどとする飲酒運転の撲滅を宣言した。また、翌二十七日には、壱岐地区交通安全協会主催の第三十回交通事故犠牲者慰霊祭が壱岐消防署で、遺族をはじめ長田徹市長ら関係者ら約五十人が参列して開かれ、交通死亡事故ゼロへの誓いも新たに犠牲者の御魂を慰めた。
 飲酒運転をするドライバーは、以前に比べてずい分減ってきているように思うが、それでもなかなか跡を絶たない。季節ごと年四回の交通安全運動のたびに訴えられる通り、飲酒運転は重傷死亡事故に直結している無謀な暴走運転で、信号無視、脇見運転、安全不確認、一時停止の無視などと一緒で、ドライバーとしてはまったく初歩的な交通ルール違反であり、安全な地域社会づくりに逆行する行為である。
 事故は、当事者だけでなく周囲の人たちを巻き込んで、様々に思いもよらない現実が目の前に展開される。よく言われることではあるが、この期間に今一度、自分の交通安全やルール遵守への意識、姿勢を見直して、それぞれの交通安全を徹底することで、この運動に参加してほしい。それは明るい地域、市の社会づくりへの行動でもある。

○ひとしずく

前号三月二十六日号四面「小宇宙のロマンに想う」コーナーに掲載した写真についての問い合わせが、数人の読者からありました。あの写真は、地球の軌道をまわる国際宇宙ステーションの軌跡を撮影したものです▼宇宙ステーションといえば、アメリカ・スペースシャトル「エンデバー」がドッキングして、日本人宇宙飛行士・土井隆雄さんにより、注目されていた日本初の有人宇宙施設「きぼう」が取り付けられて起動。土井さんは初入室するなどして日本時間で二十七日午前九時三十九分、無事帰還した▼まさにその前夜、二十六日午後七時四十二分三十秒から約四分間、夜空の中で一番明るく輝きながら、その宇宙ステーションが南西〜北西〜北東方向へと星空を横切り、続いてエンデバーが同じコースを、光りを放ちながらスーッと糸を引くように飛行する様子を、わずかな時間ではあったが、楽しんだ▼これは夕方、友人から連絡があり、雲の発生具合いを気にしながら、ワクワクしながら時間を待ち、五分前頃までに岳ノ辻の西側展望所へ行き、その瞬間がやってくるのを、車から出たり戻ったり、目を凝らしソワソワとその時を待った▼エンデバーと宇宙ステーションが同じ空間に見えるという素敵な瞬間もあり非常に感動した。時にはこうした驚くべき時を通して、自分のスケールを意識してみるのも”
おつ”なもの?。