2008年3月11日号 第4435号
3月11日号 ー主なニュースー
○島外から6団体参加 ーボランティアガイド交流会ー
一支國研究会、原の辻遺跡保存等協議会主催のボランティアガイド交流会が十五日午後一時から、郷ノ浦町、文化ホールで開かれる。
ボランティア団体相互の情報交換をすることで、原の辻遺跡を中心とする文化財などを、案内するボランティアの育成を目的に開かれる同交流会では、本市の原の辻サポーター、一支國研究会ボランティアガイドはじめ、松江市や同大田市、熊本市、長崎市、九重町、平戸市から六団体が参加する予定。
○4月から夜間も市内全域放送へ ー市防災無線ー
市消防本部は四月一日から、災害発生時の防災無線放送について、発生時間に関係なく市内の全域に放送することにした。
○男子・石田、女子春日西が優勝 ーNECレッドロケッツ杯ー
ー中学生バレーボール大会ー
第2回NECレッドロケッツ杯中学生バレーボール大会(同実行委員会主催)が8日と9日の両日、石田スポーツセンターなど4会場で開かれた。
大会は、男子が5戦全勝で石田が優勝、続いて田隈(福岡市)、波佐見、武生水が3勝2敗で並んだが、セットカウント数で準優勝に田隈、3位に波佐見が入賞した。
女子は春日西が優勝。予選を含め全試合1セットも落とさない快勝で、福岡県の新人戦優勝チームの実力をみせた。3位は西唐津。
使用球の違いに苦しみながらも健闘する釜山女子
○本市ドルトムントが3位に ーNHKフットサル大会チャンピオンズリーグー
県サッカー協会フットサル連盟など主催のNHKフットサル大会「第2回チャンピオンズリーグ」が2日、島原復興アリーナで開かれ、本市のドルトムントが見事3位に輝いた。
○繊細な音色、迫力の響き ー=結成15周年記念公演=ー
ー文化センターで、勝本町、風舞組ー
勝本町、和太鼓演奏グループ・風舞組(中山信幸代表、十六人)の結成十五周年記念公演が八日夜、同町、文化センターで開かれ、会場を埋めた多くの観客の心を、和太鼓などの迫力のある響き、時に繊細なハーモニーが感動を呼んだ。
地域に根差した活動を目指し、演奏活動をする風舞組は一九九二年、名曲「壱州荒海太鼓」で、センセーショナルに市民に披露され、市内での和太鼓ブームの火付け役ともなり、一九九四年、九五年には、アメリカ・オレゴン州ポートランドの「ローズフェスティバル」で、一九九九年に中国上海、二〇〇六年には韓国(日韓交流文化祭)で公演するなど活躍、国内では東京、福岡、佐賀、友好都市の長野県諏訪市などでの各種フェスティバルでその演奏を披露してきた。
見事な演奏を披露した風舞組のメンバーら
〇壱岐のスイセン1万本配布など ーマリンメッセで観光PR、壱岐観光協会ー
「全国縦断にっぽん演歌の夢祭り」(JTB九州など主催)が一日、福岡市、マリンメッセ福岡で開催されたが、同公演に伴い壱岐観光協会は会場二階フロアで観光パンフレットとスイセンを配布し、観光PRを図った。
〇バンドウイルカ ー2頭を市が購入ー
ー13日に勝本へー
市はこのほど、県二十一世紀まちづくり推進総合補助金を活用し、和歌山県太地漁協からバンドウイルカ二頭を購入、十三日午前十一時ごろに勝本町、イルカパークに到着する予定。
○社説 旬の味わいから行動へ
今年第一回目のサクラ=ソメイヨシノ=の開花予想が発表され、壱岐を含めて北部九州地方は、福岡、長崎が今月二十八日で平年より二〜三日遅く、対馬・厳原、佐賀が一〜三日遅い二十九日と予想され、九州は平年に比べ一〜六日遅れて二十六日から四月一日の間の見込みという。
今春は、案外冷たい日が多かったこともあり、ソメイヨシノの開花は遅れぎみとされるが、壱岐のヤマザクラは?、ここ数年人気の高い体験観光メニュー、海上からのヤマザクラ見物が、今年も今月下旬の開始が予定されており、開花はいつ頃だろうか。その海からの眺めは素晴らしく、是非多くの市民に機会をとらえて、と思う。体験は、旅行業者との兼ね合いもあり、早目に観光協会に問い合わせ、日程を調整して味わってもらいたい。
本格的な春の到来を告げるという大陸からの「黄砂現象」、以前は季節の風物詩とされ、霞む景色に風情を感じ、霞む岳ノ辻、街並みを楽しんでいたが、今や大陸の大気汚染の影響を受け、大気中を舞う黄砂が、人の呼吸器や目などに障害を起こす原因にもなる、とされ、この時季、多くの人が反応を起こしている花粉アレルギーと重なり、まったく激しい状況に陥っている人も少なくないようで、季節の困った現象となっている。
メカブやワカメ、タラノメ、タケノコ、セリなど、春の味覚がスーパーのコーナーに並んでいる。先日、さっと茹でて刻んだメカブにポン酢で味を整え、壱岐産の生ガキにたっぷりとかけた料理を、郷ノ浦の飲食店で食べた。寒さの名残りと春の香り…、味がよく馴染んでなかなかのものだった。惣菜として売っていたタラノメの天ぷらを、熱いうどんにのせて食べるのも、その香りが楽しめて素晴らしかった。季節の旬の物を食べると、体がその気節のモードに入るそうで、今春はバッチリでは?。
毎年巡る季節ではあるが、その年ごとに自然界のリズムが遅かったり早く感じたりとその表情は様々で、それもまた楽しみの一つではあるが、この島のまだ豊かとされる多様な季節感、その美しさが、気づけないままにこれ以上減ることがないようにと、願うばかりである。多くの旬を味わう時、その味覚と一緒に、その刹那、ありがたさも味わいたい。
これまでの風情が汚染の不安に、普通にあったものが希少にと、イメージのギャップが極端なものとなっているものも多い。そんな移ろいを味わうことでそうした変化を知り、日常の生活の中で、各人がその場でできることから、前向きな行動を起こそう。
○ひとしずく
もう三十数年前、東京に住んでいた頃に、今でも大好きなイギリスのロックグループ、ビートルズの映画「レット・イット・ビー」が、近所の映画館で上映され、確か三回ぐらいは観に行ったと思う▼「アクロス・ザ・ユニバース」「ゲット・バック」「ドント・レット・ミー・ダウン」「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」、そしてタイトルにもなっている「レット・イット・ビー」などを、演奏する様子や解散に向う様子なども映し出されていた▼観た頃は、イギリス・ロンドンのビルの屋上で、コンサートをしないビートルズが突然行うライブの映像が特に好きで気に入っていた。そのビートルズの曲が、アメリカのアップル音楽配信サイト「アイチューンズ・ストア」に提供され、配信は数カ月以内に始まり、それに伴う利益が総額二億ポンド=約四百十億円=にもなるというから、そのスケールには驚かされる▼今でもCDのベストアルバムを時々聴いているが、案外素敵な曲が先に記した曲の他にもたくさんあって、なかなかいいものである。よく言われることではあるが、古さをまったく感じないというか、そこが自分の昭和的な部分かも知れない。が、大好きなアーティストたちである▼それにしても、様々に懐かしさが意識される。
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