2008年2月21日号 第4432号 

2月21日号 ー主なニュースー

○次期衆院選に平山泰朗氏(勝本町出身) ー東京13区に、民主党公認内定でー

平山泰朗氏

 年内にも実施されるのではないかと見られている次期衆院選に、民主党公認の内定を受けて東京都十三区から、本市勝本町湯ノ本出身、平山泰朗氏(36)が出馬する意向であることが、二十日までに明らかになった=写真=。

○地域福祉の再生・構築に努力 ー個人21人、2団体の表彰、講演などー
 ー第1回市社会福祉大会ー


社会福祉大会

 市社会福祉協議会(山口銀矢会長)主催の市社会福祉大会が十五日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれた。
 市社協設立後、初の大会となった今回は、「壱岐市民の主体的な参画のもと、活力ある福祉社会の構築をめざして」を大会テーマに、関係者約六百人が出席、はじめに山口会長が、「社会保障制度の大幅な見直しなどにより社会的弱者が住み慣れた地域で、安全で安心な暮らしが困難な状態にある。地域の福祉力を高めることが大切。壱岐型の地域福祉を目指すことを誓います」とあいさつ。続いて各種表彰が行われ、個人二十一人、二団体を表彰、高額寄付者七団体と社協の合併に尽力した四人に感謝状が贈られ、最後に「『地域福祉力の再生・構築』の新たな決意を持って、さらに努力していく」などとする大会宣言が採択された。

○43チームが出場、熱戦 ー地域おこしスポーツイベントー
 ー第21回壱岐・壱岐綱引大会ー


 本市の地域おこしのスポーツイベントを代表するひとつ、“タッグ・オブ・ウォー”壱岐・壱岐綱引大会(同大会実行委員会・市綱引連盟主催)の第21回大会が17日、石田町、筒城浜ふれあいセンターで開かれ、市内外から43チームが出場して、力のこもった熱戦が展開された。

綱引大会
応援も選手と一緒に力が入る大会

○1升のツバキ油を抽出 ー地元の小学生、家族連れら19人が参加ー
 ー芦辺町まなびの館・『椿油しめ』ー


 芦辺町、まなびの館主催のおもしろ体験館「椿油しめ」が十六日に開かれ、家族連れや地元の小学生ら十九人がツバキ油の抽出にチャレンジし1升を抽出した。

つばき油しめ
ツバキ油をしめる参加者

〇小・中学生の力作約450点を展示 ー第53回子ども県展・壱岐展ー

 第五十三回県小中学校児童生徒美術作品展「子ども県展」が十五日から三日間、郷ノ浦町、文化ホール中ホールで開かれ、市民多くが来場した。

子ども県展
多くの中学生が鑑賞した「子ども県展」

○社説 安全で住みよい街づくり

 交通安全に対するドライバーのマナーが、最近ずいぶん悪化しているのではーと話している男性がいた。よく話しを聞いていると、その日に車が横道から急に飛び出してきたり、前方を走る車が方向を示さずいきなり曲がったり、一時停止で後の車から抜かれたりーなどと、ずい分危険な状況に遭遇したらしいのである。その人の連れは、そんな事ぐらいは普通にあって特別なことではない。気をつけてーなどと話していた。
 壱岐警察署の入り口横に市内の死亡事故ゼロの期間を示す掲示板が設けられ、今日二十一日は五百二十六日目であることが表示されていた。先に記した男性ドライバーが体験したような状況が、普通に起きているとしたら、市内の全ドライバーは、自分の交通安全への姿勢を今一度見直してほしい。このままでは死亡事故ゼロの期間は、近いうちにストップしてしまうのではないかーと、考えざるをえない状況である。
 そう思って車を運転していると、携帯電話を使用しながら、カーブをやけに膨らんで走るドライバー、子どもたちの迎えに来たのか、カーブの途中や後続の車のことを考えずに停車する車、妙に早くなったり遅くなったりスピードを変化させるドライバーなど、直に事故につながりそうな運転やルール、マナーを意識できないのか、と感じるドライバーがまだまだ多い。特に最近は、各地で工事による交通規制が実施されており、指示があいまいなこともあり、急いでいてもゆとりと思いやりのある運転で、交通安全の推進を心掛け、交通死亡事故の期間を一日でも多く伸ばしたいものである。
 交通安全の徹底期間が毎年四回設けられ、▽飲酒運転の根絶▽高齢者と子どもの事故防止▽若年ドライバーの無謀運転の防止▽シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底ーなどを重点項目に実施されているが、その期間だけでなく毎日の取り組みが何より重要で、ドライバーだけでなく、歩行者も十分にマナーアップに努め、事故のない社会づくりに市民総参加で取り組みたい。ちなみに昨年の市内の人傷事故発生件数は、発生五十二件、負傷者六十四人、物損事故は二百六十件で、いずれも減少傾向にあるという。
 このところ空気が乾燥して火災が発生しやすい状況にあり、たびたび発生しており、壱岐消防本部が火災予防に努めるようアピールしているが、火災予防も交通安全も”自らの安全、生命、財産は、自らが守る”という普段からの姿勢が重要で、その日々の心掛けが「明るく安全で住みよい地域、まちづくり」へとつながっている。

○ひとしずく

今宵、二月二十一日の月は、旧正月元日の今月七日・朔(さく)の日から数えて十四日目の満月である▼昨夜の待宵月は満月を前に、よく晴れて珍しく雲のない夜空に、青く輝く光の輪を伴いこうこうとして、本格的な春訪れが遠く感じられた最近にはなく、少し冷たさが柔らいだような大気の中で、優しい光を放っており、駐車場でしばらく見入ってしまった▼雪は雨に変わり、氷は解けて水となり草木の発芽を促すころ、という二十四節気の一つ「雨水」が十九日に過ぎて、暦の上では寒さが緩み始める頃となり、暖かで心地好く春の日が照り、風が吹く頃が”もうそこまで”というところまできている▼来月一日には、本市の壱岐、壱岐商業両高校の卒業式が実施され、壱岐は二百三十人、壱岐商業は九十七人の合わせて三百二十七人が思い出多き学舎を後にする。続いて県立高校の入試が十一、十二日にあり、合格者発表が十九日に行われる。この頃、近づく”春爛漫”の足音が高まり、近づいていることが実感される▼この時季になると毎年、”どこか旅にでも”と思う。あれこれと旅の情報誌など見ながら、北海道に住む高校時代からの友人や横浜に住む友人、国宝の千手観音、素敵な住職がいる兵庫県赤穂市の天台宗の寺・普門寺に今年こそーなどと考え、今春はきっと、とその月を眺めながら…。