2008年1月21日号 第4426号 

1月21日号 ー主なニュースー

○第1期生の3人が上海外語大へ進学 ー壱岐高校・原の辻歴史文化コース中国語専攻ー

 壱岐高校(川本敏光校長、六百九十五人)原の辻歴史文化コースで、中国語を専攻する三人が四月から、上海外国語大学国際交流学院(学部)中国語専攻(学科)に留学することがこのほど決まった。
 留学するのは中国語専攻コースが新設された平成十七年四月に入学した同コース一期生の川村志保さん(武生水中出身)、久田理博くん(同)、離島留学生として入学した山本裕介くん(福岡市立長尾中出身)の三人。

上海外国語大学留学(3人)
写真左から川村志保さん、久田理博くん、山本裕介くん

○中国語で国際交流 ー壱岐高校で北京大学副教授らー

 中日文化交流史九州考察団として北京大学外国語学院・日本文化教研室主任・滕軍(ト・グン)副教授(52)と日本語文化系などを専攻する学生三人が十九日から来日し、福岡博物館や九州歴史資料館など巡っているが、十九日、壱岐高校を訪れ原の辻歴史文化コースの一、二年生十五人と交流した。

北京大学来島
交流する北京大学の一行

○ロードレースで殿川さん大会新でV ー駅伝は準優勝と大健闘ー
 ー小学生クロスカントリーリレー研修大会県予選で壱岐Jrランナーズー


 第10回全国小学生クロスカントリーリレー研修大会県予選会が12日、県立総合運動公園陸上競技場で開かれ、本市・壱岐ジュニアランナーズが駅伝の部で準優勝、ロードレースの部(1000メートル)で殿川桃香さん(霞翠小4年)が女子の部で1位に、倉本昴洋くん(鯨伏小5年)が男子の部で2位に輝いた。

壱岐ジュニアランナーズ
見事な成績を残した壱岐Jrランナーズのメンバー、写真左から、前列・殿川さん、石橋さん、下口さん、城成さん、後列・横山くん、中尾くん、山口くん、倉本くん

○新記録ラッシュに!! ー男女14チームが健脚競うー
 ー勝本町内1周駅伝大会ー


 新年を迎え、先週13日に新春マラソン大会が開催されるなど、マラソン・駅伝シーズンは本番を迎えたが、勝本町内1周駅伝大会(勝本町体育協会、同町中央公民館主催)が19日に開かれ、寒気を突いて健脚を競いあった。
 勝本町では一般の部5チーム、中学校の部4チーム、高校の部3チーム、女子の部2チームの合わせて14チームが出場、今年も勝本漁協石油部前をスタートし、途中、風土記の丘で再スタート、湯ノ本を経由し勝本地区公民館前でゴールする7区間20・2キロでタスキを繋ぎ、気温も低く絶好の駅伝日和となったせいか、選手は沿道の応援を背に終始ハイペースで走り、団体の部では全ての部門で新記録を樹立した。

勝本町内一周駅伝大会
集中力を高め再スタートした選手たち

○ 茶の間に潜むDVの寸劇など ー「男女共同参画フェスタin壱岐」ー

男女協働参画フェスタ

 県、本市、本市の男女共同参画推進グループ「ぼちぼちいこう会」が主催して二十日、郷ノ浦町、文化ホール中ホールで、約三百人が参加して、「男女共同参画フェスタin壱岐」が開かれた。
 同フェスタでは、老人会の協力を得て、ぼちぼちいこう会のメンバーにより、茶の間で三世代が展開する普段の生活の中に潜むDV=ドメスティックバイオレンス=を表した寸劇「壱岐家の人々」が、ユーモアを交えながら上演され、多くの共感を得ていた。

〇 壱岐八朔雛作り体験など ーモニターを募集中ー

雛人形(宮本さん)(修整1)

 おりがみの作品展やおりがみの指導などする郷ノ浦町、宮本真理子さんは二月七日から十日までの四日間いずれも午前十時半から約三時間行われる壱岐の「八朔雛(はっさくびな)作り体験昼食会」のモニターを募集している。
 モニター希望者は期間中のいずれか一日を選び宮本さん(〒811ー5133郷ノ浦町本村触631ー4,電話・ファックス0920ー47ー1940)へ来月五日までに申し込む。費用は三千円(昼食代、材料費含む)。

○社説 ”大人”の姿勢

 本年度・市PTA連合会研究大会が十九日に開かれ、講演で県こども政策局こども未来課地域子育て支援班の赤瀬明子課長補佐が、テレビゲームや携帯電話、インターネットの悪用、悪書など、そうした環境から子どもたちを守り、向き合う大人の姿勢を見て育つ子どもたちに、昨年を象徴する漢字として発表された「偽」は必ず影響する。まず大人が変わり凛とした社会づくりをしたい。子どもは大人の鏡などと訴えた。
 本市でも行われた昨秋の民生委員制度・創設九十周年記念イベントの講演では、福岡市で「地域ぐるみで子育てをすすめるひだまりの会」の支援アドバイザーを務め、大学で教鞭を執る講師が、テレビやビデオ、DVDなど映像メディアの視聴は、乳幼児から子どもたちの発達にとって、その内容に関係なく、必要な人とのかかわり、遊び、生活体験が奪われることが問題。情緒が未発達で、心身の痛みなどに共感できない状態に陥り、成長すると親になりきれない親になり、様々な問題行動へつながるとして、脱メディア漬け、子どもと人の居場所がある空間、地域づくりを強く訴えていた。
 現在の社会のように、経済活動につながらない結果を有するものの切り捨て、権力・支配欲など強欲さを、偽という漢字がつく「豊かさ」や「美しさ」「正義」などといった言葉で飾って包み隠し、似て否なる良好な環境、つまり悪環境を創り出すことにやっきになっている時が続く時代はないのではないか。その結果が、例えば最近の親、兄弟、子どもをめぐる殺人事件の多発、地球の温暖化による異常気象につながっているとしても…である。
 世界銀行で、日本人女性初の人事担当マネージャーとして、その手腕をふるった中野裕弓さんは、二十一世紀、次世紀型の社会の有り様として、異なる存在がその違いで争うことなく認め合い、権力・金・セックスによる支配から離れ、自立した個と個が、共通の目的の下で規模の大小にかかわらず、寄らば大樹というこれまでのスタイルではなく、自由に環(わ)をつくり、和しながら進む社会、目的のために何かを決して排除しないリラックスした社会を迎えるーなどと著書や講演で述べている。
 そうした”大人の”姿勢は、昨日行われた男女共同参画型の社会づくりを訴える大会で取り上げられた暴力や高圧的な言葉使い、支配から依存に向かわせる不安と、笑えそうで笑えない茶の間のドメスティックバイオレンスを表した寸劇のテーマでもあろうし、子どもたちにも反映される姿勢である。

○ひとしずく

ずい分以前に「壱岐にはC型肝炎にかかっている人が多い」と、医療関係者から聞いたことがあるように思う▼厚生労働省は十七日、「C型肝炎ウイルス検査をお受け下さい」と、(1)平成六年以前にフィブリノゲン製剤の投与を、出産時や手術、ケガ、血が止まりにくい部分の止血などの治療を受けた可能性がある人(2)病気で入院、血液凝固因子製剤の投与を受けた可能性がある人らに対し、政府広報を出した▼本市では、(1)の場合にフィブリノゲン製剤納入医療機関として、廃院している二病院を含め次の六病院がその政府広報に掲載されている。その病院は(1)品川病院(2)公立病院(市民病院へ移行)(3)赤木病院(4)平山医院(5)松本医院(廃院)(6)保仁病院(廃院)で、これらの病院だけでなく、市外の病院で治療を受け思い当たるふしがある人は、検査を受けることが望まれる▼また、平成四年以前に輸血を受けた人、大きな手術をした人、長期に血液透析を受けている人らも検査がすすめられ、「もしかすると」などと不安のある人は厚労省窓口・専用フリーダイヤル0120ー509ー002(土日、祝日を除く二月末日まで)、本県・薬務行政室・電話095ー895ー2469,医療政策課・095ー895ー2466、壱岐保健所・0920ー47ー0260などへ問い合わせたい▼早期発見、治療が重要とされているだけに、である。