2008年1月16日号 第4425号 

1月16日号 ー主なニュースー

○公民の自覚、決意新た ー市内外から361人出席ー
 ー平成20年・市成人式ー


成人式

 二十歳・はたちの新成人として社会に船出する若者たちを祝福する平成二十年の市成人式が「成人の日」の十四日を前に十三日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ、スーツやあでやかな和服姿の新成人たちが一堂に会し、公民としての自覚と決意を新たにした。
 対象者は、昭和六十二年(一九八七年)四月二日から六十三年(一九八八年)四月一日の間に生まれた市内外に居住する男女三百九十五人(市外百四十二人=今月四日現在の申し込み者数)で、式典には三百六十一人が出席して、人生二十年の節目と門出を出席者全員で祝った。

○新春恒例・壱岐高校『百人一首』大会

百人一首大会

 来年、創立百周年を迎える壱岐高校(川本敏光校長、六百九十五人)の伝統行事・新春百人一首大会が十一日、同校体育館で開かれた=写真=。

○恒例の合同寒稽古開く ー児童、生徒ら105人が参加ー
 ー年間努力賞の表彰も、空手道修練会ー


空手寒稽古

 国際沖縄剛柔流空手道連盟長崎県支部「修練会」主催の合同寒稽古が14日、石田スポーツセンターで開かれた。
 同会の寒稽古は、新年のスタートを力強く踏み出す目的で二十年以上続いている伝統行事。当日は空手道修練会、勝本、芦辺、石田町の4スポーツ少年団と壱岐高校から合わせて105人の児童、生徒が参加、約1時間半、突きや蹴り、学年別に分かれての型の練習を行った。

○寒気を突いて1090人が完走 ーハーフ39歳以下は川下和明さん2連覇ー
ー第22回壱岐の島新春マラソン大会ー


 2008年の走り初め。
本市の新春の訪れを告げる「第22回壱岐の島新春マラソン大会」(同大会実行委員会主催)が13日、芦辺町、ふれあいグラウンドをスタート・ゴールとするコースで開かれ、各クラス合わせて1090人のランナーが出場、同町、八幡半島など往復するコースを疾走、自己ベストを目指して走る選手や夫婦で手を繋いでゴールする選手など、選手それぞれのレースが展開された。
 開会式後、ハーフマラソン、3キロ、5キロ、2キロと部門別にスタートを切った選手らは、沿道に詰めかけた市民と玄海怒涛太鼓の応援を背に力走、ハーフマラソン・39歳以下では市農協勤務、川下和明さん(28)が1時間10分9秒のタイムで優勝、昨年に続き2連覇を果たした。

新春マラソン川下さんゴール
ゴールする2連覇達成の川下和明さん

〇虹の原養護学校分教室も出演 ー壱岐商業高校新春コンサートー

壱岐商業高校(川上久夫校長、三百二十二人)の「新春コンサート2008」が十三日、今年も勝本町、文化センターで開かれ、吹奏楽部と壱州荒海太鼓部が心の込もった素晴らしいステージを披露した。
 フィナーレでは昨年四月に盈科小学校内に分教室として開校した虹の原養護学校の児童・生徒九人と壱州荒海太鼓部、風舞組ジュニアの合同合奏も行われ、自己紹介を交えた演奏で「風に舞う」を演奏、心温まるステージとなり、最後に観客も含めた合同演奏があり、「明日があるさ」の合唱で締めくくられた。
 また、ステージ部門に加えロビーでは、虹の原養護学校児童らによる書初めや商業科のデジタルアート、おやきの販売、カレンダーの配布なども行われ、多くの市民が会場を訪れ楽しんでいた。

壱岐商業高校新春コンサート
虹の原養護学校の児童・生徒も参加した合同演奏

〇新事務局長に下平わか奈さん  ー壱岐観光協会ー

観光協会事務局長’

 壱岐観光協会(村田好弘会長)の新事務局長に長野県出身、下平わか奈さん(37)が決まった。

○社説 市民皆でエールを! ー観光協会・新事務局長決まるー

新しい壱岐島の観光・ブランドイメージの定着化、法人化、対馬・五島と共同の誘客促進事業の展開など、本市観光業の振興に取り組む壱岐観光協会はこのほど、事務局長を全国に公募、二十人の応募者の中から、新事務局長に長野県松本市出身、下平わか奈さん(37)が決まった。
 下平さんは平成三年、京都府立大学生活科学部住居学科卒業、筑波大学大学院・芸術研究科建築デザイン専攻修士課程を平成五年に修め、翌六年には同建築デザイン専攻研究生を修了し、大阪府立工業高等専門学校・建設工学科講師を平成十七年三月まで十一年間務め、その間に京都大学大学院・工学研究科生活空間学専攻期限付研究員を一年間努めるなどまさに才媛で、観光・地域振興はじめ観光協会の活性化にも、熱く力強い風となり心地好く吹き渡って、と思う。
 「観光」は、本市の多様な産業、歴史、文化、自然とつながり、さらなる発展に向けて活性を高めるため、どの産業とも深く結びつくことができ、波及効果からも非常に重要な役割りを担う産業である。その要となるべき観光協会のレベルアップ、より創造的な商品、企画開発など、新たな物事がスタートする年ともされる「ねずみ年」の今年、今さらではあろうが観光というものを市民にも問い、協会会員、役員ら皆と考えるなど、様々にコミュニケイションをとりながら、妙に丸味を帯びたりせず、その方向性をはっきりと打ち出し、存分に力を発揮してほしい。
 今月下旬には着任するが、先にも記した通り、早々から対馬・五島との共同事業、法人化などに加え、印通寺ー唐津航路を活(い)かした交流人口の拡大につながる企画づくりなど、事務局長が協会内で、どのような位置付けになるのかわからないが、大きな課題が山積している。大きな期待が掛けられるだけに、肩の荷は非常に重くなろうが、これまでになかった斬新、新鮮なアイデアでクリアしてーとも思う。また、長野県には「海」がないだけに、着任早々に少々意地が悪いかもしれないが、壱岐と九州本土を隔てる海、距離感について、自身の想いを聞いてみたい。この島に対するそれとも合わせて。
 新事務局長にとってこの一年は、本当に驚くべき経験、カルチャーショックの連続かも?と思う。じっくり見つめて受け入れ、その理由を考えながら自分の反応が左右に大きく振れぬように心掛け、徐々に壱岐をわかってほしい。
 市民はまた、彼女のような優秀な人材による久しぶりのIターンに、皆でエールを贈ろう。

○ひとしずく

2008年の”走り初め”を壱岐の島の特設シーサイドコースでーと、今年で二十二回目の大会となった壱岐の島新春マラソン大会は十三日、市内外からランナー千九十人が出場して開かれ、ハーフマラソン・三十九歳以下で市農協職員、川下和明さんが優勝、二連覇を達成した▼約二十一キロを走るハーフマラソンのその距離を、どのようにとらえ何を感じて走っているのかなど、自分にはまったくイメージすらできないし、その上、連覇を目指すような練習となると、いったいどのようなものなのか、見当もつかない▼それにしても、このマラソン大会の開催日は、どうも大陸からの冬将軍の影響で、シケ模様の天候が多いように思う。今回も前日からの悪天候が心配されたが、千人を越えるランナーの参加で開催できたことは何よりである。シケの海を渡るための距離には、本当に残酷な現実が見えるようでもある▼福岡管区気象台が発表した北部九州地方の一月〜三月までの長期予報によると、今月は、平年と同様に曇や雨、雪の日が多く、寒暖の変動が大きい見込みで、来月は、曇や雨、雪の日が多く、気温は平年並みか高い確率はともに四〇%、どちらにしても寒い時季は続く▼今月二十一日は「大寒」である。日ごろから体を鍛えるなどして、年末・年始の疲れから、カゼなどひき込まぬよう、明るく元気に過ごそう。