2007年11月26日号 第4416号
11月26日号 ー主なニュースー
○トインビー「歴史の研究」全巻を寄贈 ー松永記念館に名古屋市の鵜飼さん、杉浦さんー
中部電力(株)勤務・鵜飼龍彦さんは十日、イギリスの歴史学者・アーノルド・J・トインビー氏の著書「歴史の研究」全二十五巻を石田町、松永記念館に寄贈した。
今回の寄贈は、古庄電機産業(株)(名古屋市)の杉浦誠一取締役部長が同記念館を訪れた際、本を所有する鵜飼氏を紹介したのがきっかけで実現。当日は鵜飼さんと杉浦さんの二人が、管理人の定村さんに直接本を手渡した。
○晴田(佐賀県小城市)が2度目の優勝 ー壱岐市長旗目指し20チームが熱戦ー
ー第4回玄界灘親善少年軟式野球大会ー
第4回壱岐市長旗争奪玄界灘親善少年軟式野球大会(同連盟主催)が23日から25日までの3日間、芦辺町、ふれあいグラウンドなどで開かれ、激戦を制して佐賀県小城市の晴田少年野球クラブが第2回大会以来、2回目の優勝を飾った。
「勤労感謝の日」の23日からの3連休を利用して開かれた同大会には、市内10少年野球クラブに加え、佐世保市や唐津市などから10チームの選手や保護者ら約300人が来島した。
緊迫した接戦となった決勝戦
○迫力の演奏に喝采、感動 ー「ZIーPANG」が熱演ー
ー 一支国芸術祭・和太鼓フェスティバルー
第十九回県民文化祭鑑賞事業「一支国芸術祭〜和太鼓フェスティバル〜」(県、同実行委員会など主催)が二十三日夜、郷ノ浦町、文化ホールで開かれた。
トロンボーン、トランペット、サックスとのセッションなどアンコールを含む十二曲を華麗なバチさばきで熱演。
感動を呼んだジパングのステージ
○社説”いよいよ”師走へ
このところようやくカレンダーと季節のイメージが合うようになってきた。夕方になると市内のあちこちでクリスマスのイルミネーションが点灯され、歳末商戦に向けた店内の装飾やコマーシャルなどで、”いよいよ”といったムードが感じられる。先日は友人たちが忘年会などについて、あれこれと話していた。
本紙の紙面でもそろそろ師走、クリスマス、年の瀬のムードが感じられるようになる頃で、今年の発行も十二月一日号が発行日の変更で十一月三十日出しとなり、十二月六日、十一日、十七日、二十一日の五回を残すばかりとなった。いよいよ来年の元旦号づくりに向けて県知事や市長、県議、壱岐出身者の集い代表者らによる新年のあいさつ、企画記事、広告などの準備をスタートする時期でもある。最近、東北や北海道方面から大雪でスキー場に笑顔ーなどといったニュースが届き、やはり様々に”いよいよ”のよう。
元旦号で本紙は、一昨年まで知事や市長らのあいさつの面に書などメッセージ性のある作品を配してきたが、今年は中断し、都市と田舎、経済など格差が進む世相の中で、新たな段階の社会へと向かおうとするものの働き、兆しが感じられる年に。その兆しに通じる言葉として▽自然▽環境▽食▽自在な心、精神▽愛を上げ、すでに持っている最もポジティブ=積極的・肯定的=な自分の答えを実行しながら仲間、同志がさらに広がりを持って、伸び始めた「芽」を育てることも大切。より混沌とした状態が続いているような社会の現状では、思い切って何かにチャレンジしてその力をぶつけてみるのも、その現状を打開するには望まれる行動ではーなどと記した。
来年は、原油の高騰に端を発した多様な生活用品の値上がり、一層進む様々な格差とその感覚、政治の貧困と社会不安の広がりなど、社会の厳しい事態がさらに強まる年にーなどと詳論家が話していたが、社会のシステムや政治の透明度が高く、人々にわかりやすい地域〜国政の推進、今後はより正義や平等といった言葉の下で振りかざされる鉾の真意を、それぞれに考え、見据える目づくり、行動が、各人に求められるようにも…とも語っていた。
いよいよ今年もこれまでの経験、結果をまとめ、より前向きに来年へとつながる自分なりの”何か”を導き出す頃となった。はたして、現時点で点数を付けるとすると、どれくらいの点数をーと思う。そこで、さて皆様は? ということになるのだが、不安な点は来年に持ち越さぬよう、深くその原因を探り、受け入れるための師走、よりポジティブな一カ月間としよう。
○ひとしずく
昨日二十五日は旧暦の十月=神無月=の十六日で、晩にはそれは見事な十六夜の月が夜空をその柔らかな光で照らしていた▼「月は命を生み、太陽は育む」という言葉をどこかで聞いたことがあるが、月の満ち欠けによる海の干満、出産、産卵に影響し、古(いにしえ)の頃から現在に至るまで農業、漁業に関わり、天文学、航海、占い、暦など、日本の文化と深く結びついていることは、誰もが知っている通り▼壱岐で月と言えば、芦辺町国分の月読神社が真っ先に頭に浮かんでくる。まだ月のリズムを身体で感じながら生活していた人々にとって、当時の社会の先端を行く人々は、「神」とも呼べる程の月に関係した文明を司り、駆使していた人々で、渡来人であろうーという説も、どこかで聞いたことがあるが、昨夜の月を眺めていると、まんざらでもない気がしてきた▼一昨日、二十四日は十五夜で、冷たく澄んだ大気の中、とても美しく冴えた光りを放つ満月が輝き、月読神社の木札を置いただけの神棚とは呼べない程の、我が家のそのスペースに、酒や米、もちなど供え、バイオリンを即興で弾いて、オーバーに言うと奉納した。何とも清々しいようで暖かな心持ちとなり、少々得をした気分となった。やってみるものである。感謝▼今、来年のその暦を注文しているところ。スタートは太陽暦の二月八日。
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