2006年4月21日 第4303号
−主なニュース−
大規模災害時の支援活動など−県建設業協会壱岐支部と協定書締結−
県壱岐地方局
県壱岐地方局(本田哲士局長)は20日、(社)長崎県建設業協会壱岐支部(中原達夫支部長)と「大規模災害発生時における支援活動に関する協定書」を締結した。同協定は、地震や大型台風により大規模な災害が発生した場合、市内公共土木施設はじめ、市民の安全を確保するため、初動活動や正確な情報の把握などの支援活動を目的としており、今協定書では、34事業者が締結。県内では第7番目の締結となった。
強風で市民の足大きく乱れる
激しい夕立、雷、強風による大シケ―と激しい変化の天候が続いたが20日、今年一番と言える程の西風が吹き荒れ、台風並みの天候となり暴風波浪警報が前日午後9時過ぎから発令された。この日は長崎海洋気象台の発表によると、波の高さは6?bにも達し、この大波により九州郵船のジェットフォイル、カーフェリーは、海上大シケのために欠航となり、市民の生活にも影響が出た。また、郷ノ浦港から、大島・長島・原島を結ぶフェリー、みしま丸も第3便から長島に風の影響で寄港できなくなった。
波が洗う郷ノ浦港
今年は6月4日に開催−出場者募集始まる−
第18回壱岐サイクルフェスタ
地域起こしのイベントとして定着し、毎年全国から多くの参加がある「壱岐サイクルフェスティバル」(同実行委員会など主催)が今年は6月4日、本島を1周する特設コースで開催されることになり、同実行委員会は5月18日まで出場者を募集している。平成元年に始まり、今回で18回目を迎える同フェスタでは、日本自転車競技連盟の本年度登録選手を対象に50?`を競う「壱岐サイクルロードレース」と一般50?`、30?`(20歳以上)、ヤング30?`(15歳から19歳までの男子)、シニア30?`(40歳から49歳までの男子)など6種目を競う第18回「壱岐チャレンジロード」、小学5、6年生と中学1年生から3年生が8?`を競う第6回「ジュニアチャレンジロード」が行われる。また、昨年の大会で事故が発生したため、より安全を追及し、コースの一部が変更となっている。
島外から14チーム−壱岐市長杯争奪−
第3回硬式少年野球大会
フレッシュリーグ九州硬式少年野球連盟・九州北部支部所属の壱岐ブルーバード球団(清水正孝代表)主催の第3回「チャリティ壱岐市長杯争奪硬式少年野球大会2006」がG・W期間中の3日から3日間、メイン会場の芦辺町、ふれあいグラウンドほか、3会場で開かれる。島内外の少年野球球団の友好と親睦、少年少女の健全育成を目的に毎年開かれ、壱岐ブルーバードを含め、福岡や佐賀、大分、宮崎方面から小学3チーム、中学12チームの合わせて15チームが出場する予定となっている。
石田アップルが優勝−家庭婦人バレーボール大会−
壱岐家庭婦人バレーボール連盟主催の第27回親和銀行杯争奪・家庭婦人バレーボール大会が16日、石田小学校文化体育館で開かれた。市内から10チームが出場した同大会では、リンクリーグ2パートで予選が開かれ、上位2位までの合わせて4チームによる決勝トーナメントが行われた。決勝戦では、A、Bの両パートを1位で勝ち抜いた石田アップルと武生水の対戦となり、石田アップルがセットカウント2―0で昨年に続き優勝した。
男子武生水、女子石田が優勝−中学バスケット春季大会−
本市バスケットボール協会(西村宏章会長)主催の市中学校バスケットボール春季大会が15日、武生水中学校体育館で開かれた。大会の主な結果は次の通り。▽男子?@武生水?A沼津▽優秀選手=浦田将馬、永村龍之介、原田大貴(以上、武生水)▽女子?@石田?A武生水▽優秀選手=大桑千佳(石田)、喜多栞奈(同)、川崎はるな(武生水)
郷ノ浦幼稚園児が1日局長に−「郵政記念日」ちなみ郷ノ浦郵便局−
郷ノ浦郵便局(大坪広道局長)は20日、「郵政記念日」にちなみ、同局で第72回記念式典を開いた。式では、職員の事業優績表彰や部外功労団体への感謝状の贈呈があり、郷ノ浦町漁協と医療法人・玄州会光風が郵政事業に貢献したことが称えられ感謝状が贈られた。この日は一日郵便局長に郷ノ浦幼稚園園児が任命され、式後に行われた「ポスト感謝祭」では、同園児らが、同局前とRIC酒店前にあるポストを、日ごろの感謝を込めて磨いた。
ポストを磨く園児たち
改修を終えて営業再開−石田町、松永記念館−
石田町印通寺浦、松永記念館は、天井の資材に白石綿(クリソタイル)が使われていたとして、昨年8月24日から工事のため休館していたが、三月末で工事が終了し、4月1日から営業を開始している。
ひとしずく
1人で食事をしている時に、ふと「この姿は、本当に食事をしているのだろうか」と考えることがたびたびある▼最近は、本紙でも毎月11日号を中心に四面の“女性とくらし”で「食」の問題を取り上げているが、「食」に関する安全、安心の視点から始まり、非行など生活の乱れ、無気力になり失われる意欲、生活習慣病、そして消えゆく地域の伝承文化に至るまで、食が大きく影響しているのではないか―と、シンポジウムや講演、研修など様々に取り組まれている▼食は、本紙のそのコーナーで紹介した、例えば、日本人の伝統食、アワ、麦、赤米など、いわゆる雑穀数種類を白米、玄米を合わせて炊いた飯を主食に、納豆など古くから食べられてきた大豆の発酵食品、そして旬の有機野菜類を中心に食べるなど、これまでの食の有り方を見つめ直し、たっぷりと時間と手間が掛かった安全、安心の素材を、ありがたくいただく―といった、スローフード的考えを取り入れた食事まで、多様である▼この忙しい時代に、「時間的な余裕がない」「空腹感をおいしくスピーディーに満たせれば、ファーストフードでもよい」「菓子のような栄養補助食品で済ませても構わない」「金が掛かる」などといった言葉が、先に記したような「食」の有り方について、大きく聞こえてきそうである▼それでも、壱岐ではこの問題にそれぞれにチャレンジを始めた女性たちがいる。是非とも頑張ってほしい。
社説 やはり、鍵は地場産業の育成か
県紙と言われる長崎新聞の「データのつぼ」というコーナーで、県内市町村の民力度=親和経済文化研究所のデータによる=を基に、市町村合併後の地域の有り様を―と掲載されていた。国の極端な財政難、そして地方自治体のそれによって、推進されてきた市町村の合併は、本県では壱岐を皮切りに、2005年4月1日には11市33町1村体制になるが、2005年3月1日現在で計画されている合併に基づいた民力度、成長度が記されており、県全体のトータルな経済力を100ポイントとして各地域のポイントが様々に割り出されている。
まとめられた資料をパソコンを使って開いて見ると、本市の民力度は(1人当り)、総合で11位の104・61で、基本指数は103・93で7位、生産指数=7位、103・93、生産指数=11位、132・03、消費指数=13位、92・11、文化厚生指数=14位、76・15―で、23市町中、ほぼ中堅といったところに在る。合併後の成長度については、▽総合=8位、103・99▽基本=21位、99・71▽生産=4位、120・07▽消費=12位、100・31▽文化厚生=12位、103・31―とされており、生産が4位、基本・21位と大きく差があるが、8位と中域の上位の位置づけであるが、総合がトップの佐々町の場合は、基本指数=108・06、3位、生産指数=141・36、3位、消費指数=111・95、1位、文化厚生指数=108・58、7位―となっており、人口の増加を背景に、商業や医療面での整備も進んでいるようにうかがえる―などとされている。
また、合併後の民力度(1人当り)で、総合指数が大きい地域は、磁器産業が盛んな波佐見町で、このあとが水産業が盛んな小値賀町、病床数が多く医療設備が充実している江迎町が入っており、各指数の状況から、商業・医療の充実については都市部に集中しているが、生産活動は、人口の規模の影響をあまり受けず、地場産業や工場立地の有無が重要となろう―などと示されている。ここで民力度、成長度のアップ、即ち地域振興のポイントは、人口の増加が背景にあり、地域の産業、地場産業が盛んであり、商業と医療面での整備が進み充実していること―が上げられるが、さて、これがそのまま、本市に当てはめて考えられるかというと、とても厳しい。とすると、人口の規模にあまり影響されない―とされる地場産業の育成ということになる。以前、若い経営者から聞いたように、これまで以上にその育成の必要性が求め、問われよう。
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