2007年8月27日号 第4398号  

8月27日号 一主なニュース一

○飲酒運転の根絶を宣言 一市内の自治組織で初芦辺町瀬戸浦々会一

 いまだに後を絶たない飲酒運転の根絶に向けた地域による取り組みの一環として、芦辺町瀬戸浦々会(大久保泰征会長、四百八十一世帯)は二十四日、壱岐警察署で「飲酒運転根絶宣言」を行った。自治組織による宣言は本市初。

○本県と佐賀が「不良」 一7月末、本年産米収穫予想一

 本市でも早期米の刈り取りが始まった=写真=が、東京都の民間調査会社・米穀データバンクはこのほど、二〇〇七年産水稲の作柄予想を発表した。
 発表によると、七月三十一日現在、全国の作況指数は九九(平年作=一〇〇)で「平年並み」の予想となっている。本県は九四以下の「不良」。

○本市は2010年に2万人台 一シンクながさき県内2005〜2030人口推計一

 県下市町村と民間団体の出資により、平成十四年に業務を開始した(財)シンクながさきがまとめた県内の将来人口推計によると、本市の人口は、三年後の二〇一〇年には三万人を割り、二万九千二百五人となることがわかった。

○壱岐選抜が堂々の連覇 =国土交通大臣杯= 一第3回離島交流少年野球大会一

 国土交通大臣杯・第3回離島交流少年野球大会(同実行委員会など主催)が17日から19日までの3日間、対馬市、美津島総合公園野球場など2会場で開かれ、本市選抜チーム(松永利孝監督、20人)が優勝、見事昨年に続き2連覇を飾った。


優勝した本市選抜チーム

○いよいよ9月1日開催 一多くの観戦、応援を!一
 一第10回一支國幼児相撲大会一


 毎年島内外から参加があり、大人顔負けの迫力ある取り組みが繰り広げられる第10回一支國幼児相撲大会が今年は9月1日午前9時半から、芦辺町、離島センター全天候型多目的広場で開かれる。

○ 優勝は83キロで山口凌央奈くん 一郷ノ浦町庄北部青年部一
一第5回 カボチャ収穫祭一


郷ノ浦町庄北部青年部・育成部は二十六日、同地区公民館近くのカボチャ農園で栽培したカボチャ約百個を収穫する第五回カボチャ収穫祭を開いた。
地域の子どもたちが、自然に親しみ生命を育む体験を通して、豊かな心を育む一助に一と行われ、午前中には近くの道路の清掃活動も行った。
収穫祭では、大切に子どもたちが育てたカボチャ大小約百個が会場に運び込まれ、重さを競うコンテストで山口凌央奈くん(5つ)が育てたカボチャが八十三キロで優勝した。二位の重量は四十八キロ、三位は四十六キロ。


大カボチャと記念写真に収まる子どもたち

〇 優勝はチーム海藍(福岡市) 一KBC武内アナ43・4キロのシロカジキをゲット一 
一第11回玄海灘ビルフィッシュトーナメント一

 
第十一回玄海灘ビルフィッシュトーナメント(西福岡マリーナ・マリノア主催)が二十五日と二十六日の両日、本島北西部の玄界灘で開かれた。
 初日は勝本町湯ノ本湾を基地港に壱岐市長杯をかけて行われ、チーム海藍(福岡市)で、九州文化放送(KBC)の深夜番組「ドォーモ」のロケで参加した同局アナウンサー、武内裕之さん(39)が二メートル二十一センチ、四十三・四キロのシロカジキを三十ポンドの太さのラインで釣り上げ優勝を飾った。
 一部始終は九月四日に放送される予定という(変更の場合もある)。


写真中央で竿を手にするKBC・武内アナウンサー

○社説 飲酒運転根絶宣言

 全国的に飲酒運転事故が後を絶たないが、昨年八月二十五日、福岡市東区の橋で、当時、福岡市職員だった男性が飲酒運転をして、家族五人が乗った自家用車に追突、車は欄干から海に転落し、一家の幼児三人が犠牲となる事故が発生して一年が過ぎた。
 この事件を機に、国民に飲酒運転の撲滅と厳罰化への機運が高まり、罰金の大幅な増額、悪質な運転の罰則を強めた自動車運転過失致死傷罪が施行され、企業や団体、個人と真摯な取り組みが展開される一方で、全国各地で飲酒運転が原因とされる事故は後を絶たず、数日前にも福岡市職員による事故が起きている。
 そうした中で、地域での取り組みの一環として、芦辺町瀬戸浦々会が自治組織として本市では初めて「飲酒運転根絶宣言」を、壱岐署の檀浦栄造署長を前に行い、地域住民の総意として「安全で住みよい町を目指し▽酒を飲んだら運転しない▽運転前には酒を飲まない▽運転手に酒を出さない一飲酒運転三ない運動を推進し、飲酒運転根絶宣言をする」と宣言、事故のない安全で快適な地域社会の実現を目指すことを誓ったことは意義深い。
 はたして、先日も堂々と缶ビールを飲んだ後に軽トラックを運転、空き缶をほうり投げて走り去る男性ドライバーを見掛けたが、これだけ飲酒運転根絶への機運が高まり、午前零時以後は飲酒しない運転者が増える中で、そんな運転者を見ると非常に残念に思うが、数日前テレビ番組で、飲酒運転をするドライバーはほぼ常習者であり、アルコール依存症になっている場合が多い一ということをアピールしていた。飲酒運転をやめられない人は、その点もチェックしておくことが望まれよう。
 飲酒運転をすることは、自他共に重大な事故に巻き込む可能性が非常に高く、見方を変えると殺人にも等しい行為であろう。壱岐署管内では今年、今のところ飲酒による死亡事故は発生していないが、今月二十四日現在で十二人が検挙されており、罰金が高額ということもあってか、昨年同期に比べて大幅に減っているが、この検挙数も氷山の一角であり、本市の交通社会も未だ大きな危険をはらんでいる。
 事故は、起こした本人、その家族だけでなく、相手があるなら被害者とその家族を巻き込んで非常に悲惨な現実が目の前で展開される。毎年の慰霊祭に参加する遺族の悲しみは、取材する我々にも強く伝わり、自分が担う交通安全の責任の重さが痛感される。市民皆で飲酒運転根絶はもちろん、交通安全宣言をして、安全で明るいまちづくりを推進しよう。

○ひとしずく

今夏で六回目となる佐世保市、アルカス佐世保で、日本を代表するバイオリニスト、コンサートマスターであり本市でも六回の演奏会を行っている豊嶋泰嗣さんのソロと合奏のレッスンが二十日から四日間開かれ、最終日の二十四日に出かけた▼レッスンには今回も東京、福岡、長崎市などの小学五年生からプロの演奏家まで六人が受講、受講者たちはバロック音楽からロマン派、十九世紀から二十世紀前半に活躍した偉大なバイオリニストが作曲した作品を取り上げ、発表直前のリハーサルでも豊嶋さんが伝えようとする技術的、音楽的なニュアンスを何とか身につけよう一と頑張っていた▼発表会では全員が期間中で一番の演奏を、会場に足を運んだ音楽ファンに披露し、合奏では豊嶋さんをコンサートマスターに、合奏の楽しさを十分に体験したようだった。指揮をした豊嶋さんの伴奏者・藤田雅さんをはじめ、受講者たちからは、コンサートマスターの重要性を再認識する言葉が聞かれた▼この発表会、リハーサルを聴いて、特にクラシック音楽を学ぶ上で、常日ごろから自分が習っている曲はもちろん、多くの作品を録音されたものでも、聴いていることの大切さを痛感した。そのニュアンスを感じ取り理解する上でも、演奏する曲を自分なりに表現する際にも同様で、”常日ごろから音楽を聴く”ということの大きさが意識された。