2007年7月26日号 第4392号  

7月26日号 一主なニュース一

○海水浴場の安全確保など 一民間ボランティア組織一
 一MPS・マリン・パトロール・ステーション壱岐設立一


 水上オートバイの普及に伴う事故や海水浴客とのトラブルが各地で発生しているが、壱岐マリンスポーツ連絡協議会はこのほど、壱岐海上保安署の支援を受けて海水浴場の安全活動を行う民間ボランティア組織「MPS壱岐」(末永勝也代表、十三人)を発足、二十日に石田町、筒城浜海水浴場で開所式が行われた。

○初心者も歓迎! 一初級古文書解読講習会一

 市教委主催の古文書解読講習会(初級)が八月二日午前九時から午後四時まで、郷ノ浦町、文化ホール大会議室で開かれる。
 申し込みなど詳しくは、市立郷ノ浦図書館(電話47一0255)、壱岐郷土館(同47一4141)へ。

○9競技に227人が出場 一“力戦奮闘”を誓い合う一
 一県中総体(28〜30日)壱岐選手団結団式一


 本年度県中学校総合体育大会(28日〜30日)の本市選手団(団長・田嶋憲治石田校長、227人)の結団式が24日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれた。
 選手団は大会前日の27日と28日に出発し、陸上、軟式野球、バレーボールなど9競技に出場することになっている。


決意表明をする選手たち

〇考古ファンら60人が見学 一復元建物5棟を一般公開一
一市・原の辻プロジェクト室一




 市・原の辻プロジェクト室は二十日、現在、同遺跡丘陵部に復元している大型竪穴住居など復元建物の見学会を開いた。
 今回一般公開されたのは、昨年度から丘陵部の西側に新たに復元された大型竪穴住居や高床建物など西側に位置する五棟で、一般公開は昨年夏に三棟が公開されて以来、二回目。

〇捕鯨史料約3千冊をデータ化 一九大・宮崎克則助教授ら一

 九州大学総合研究博物館で、捕鯨の歴史を研究する同大学助教授、宮崎克則文学博士が十七日、本市に来島し、郷ノ浦町、壱岐郷土館所蔵の捕鯨に関する歴史書物をパソコンに取り込んだ。
  宮崎助教授は、「捕鯨について史料が大量に眠っていた。分析して壱岐の捕鯨がどのようなものだったのか明らかにしたい。壱岐には約五万冊の史料があると考えられる。また来島したい」などと語った。


※写真は、文献を専門の機材で写し取る学生。

○社説 一あなたの一票を大切に!
 一第21回参院選一


 第二十一回参議院議員通常選挙=参院選=もいよいよこの日曜日・二十九日に投開票される。今月十二日に公示されて以来、有権者はそろそろ、どの候補者、政党を選ぶかを最後の判断を下すころとなり、選挙運動期間も残すところ三日間となった。
 新聞やテレビの報道では特別企画や番組のコーナーなどが設けられ、連日、この参院選の争点や各政党の主張、各候補の政策に対する考えがふんだんに報道されている。この壱岐市でも、各候補者、各政党がそれぞれに選挙運動を展開、有権者に支持をアピールしている。
 今回の参院選は、安倍晋三内閣が昨年十月にスタートして以来、初の大型選挙であり、年金、憲法改正、消費税を含む税制改正、地域間など格差、教育、政治とカネなどの問題と、「戦後レジーム(対制)からの脱却」を掲げて推進する安倍内閣の「信」を問う選挙であり、与野党逆転に挑む小沢一郎民主党代表が率いる民主党にとっても、目指す政権交代への確かな結果を得られるかどうか、まさにどちらも”正念場”の参院選である。
 この選挙では公示されて以来、改選百二十一議席(選挙区七十三、比例代表四十八)に対し、選挙区で二百十八人、比例代表は十一の政党・政治団体の百五十九人の合計三百七十七人が手続きを済ませ、長期安定政権への一歩としたい自民、公明の与党、与党を過半数割れに追い込み、政権交代に向けた総選挙の早期実現を目指す野党という構図の中で、熱い選挙戦が全国で展開されており、本県選挙区では、改選一議席をめぐり、届け出順に▽小嶺忠敏候補(62)=自民党公認、公明推薦=▽渕瀬栄子候補(51)=共産党公認=▽大久保潔重候補(41)=民主党公認、国民新党推薦=の新人三人が、まさに熱い戦いを繰り広げている。
 投票日の二十九日には、その候補者の中から一人を選ぶ選挙区(投票用紙・うす黄色)、候補者名か政党名のいずれかを書いて投票する比例代表(同白色)があり、どの候補者、政党・政治団体を選べばよいのか少々難しそうではあるが、有権者が属する各戸へ最近配布された選挙公報が、選挙区では候補者の簡単なプロフィール、政策への考え提案などが紹介されており、比例代表でも各政党・政治団体、候補者の政策や政治理念などが示されている。大いに資料として役立て、必ず投票をしよう。
 壱岐のように、少子高齢化が進み、様々な状況の中で、未だ明るさを感じられない地方の声、実情を中央に届け示すためにも、自分の一票を大切にして、このチャンスを活かしたい。

○ひとしずく

本市など北部九州地方が梅雨明けしたと見られる一と気象庁が二十三日に発表して以来、猛暑と言いたくなるような暑い日が続いている▼先日も「これこそ熱帯夜」というような暑い夜となり、涼みがてらドライブでも一と、新設された岳ノ辻西側展望所に出かけてみた。ちょうど一台、カップルで来ていた車が停車中で、少々、申し訳ない気がしたが、車を停めて外に出て、案外冷たい風にしばらく吹かれた▼月が半月ぐらいの大きさで柔らかな光りを放ち、星が無数に輝く素晴らしい夜空が広がり、芭蕉の「手をうてば木魂(こだま)に明る夏の月」一と、手を打ってみようかな?と思ったが、日頃の自分の有り様に、木魂は応えないだろうと、想像しながら、とてもリラックスした時間を過ごすことができ、これは木魂のプレゼント?などと一人りニヤニヤと運転しながら帰宅した▼月や星も見事であったが、漁船の漁り火も美しく、少し靄(もや)がかかっているように見える海上に、遠く浮かび上がるように見え、何か幻想的なイメージが浮かんできそうな光景でもあった。久しぶりに夜のドライブで、ちょっぴり得をしたような心持ちで、我が家に向かった▼「晴れた夜空の日、時には一人りでドライブに出掛けてみるのも、案外いいかも!」と、妙に涼しげな気分を味わいながら、島の環境の素晴らしさに感謝しながら眠りに…。