2007年7月20日号 第4391号 

7月20日号 一主なニュース一

○情報の共有など連携強化 一『壱岐多重債務問題研究会』設立一

 法テラス壱岐法律事務所(所長・浦崎寛泰弁護士)は一日、多重債務対策として石田町、大桑啓雅司法書士と共同で「壱岐多重債務問題研究会」を立ち上げ、十八日に同法律事務所で記者会見を開き、設立に到った経緯など説明した。
  同研究会はそのため、多重債務の顕在化、さらにはヤミ金被害の増加が懸念されることから、債務者に対する相談体制を強化する目的で設立されたもので、十三日には設立後初となる過払金返還請求一斉提訴を実施しており、浦崎弁護士は金融業者延べ十三社に対し九件約千五百二十二万円、大桑司法書士は四件約二百二万円の返還を求めている。

○今年は猿岩周辺で開催 一島の科学研究会・植物観察会など一

 壱岐島の科学研究会(山内正志会長)主催の夏休み恒例「小・中学生、保護者、一般の方のための植物観察及び名前つけ会」が今年は八月四日午前九時から、郷ノ浦町、黒崎半島、猿岩周辺の海岸コースで開かれる。
 問い合わせなど詳しくは、同研究会・山内正志会長(電話・FAX47一2414)へ。

○頑張れよ!応援するぞ!の声 一“本番”を前に練習成果報告会一
 一壱岐商業高校・壱州荒海太鼓部一


 島根県松江市など七市一町を会場に今月二十九日から八月二日の五日間にわたって開かれ、全国から約二万人の高校生が参加する「全国高等学校総合文化祭」(文化庁など主催)に本県代表として出場する壱岐商業高校・壱州荒海太鼓部(顧問・岩國峰明教諭、二十二人)は本番を前に十七日夜、勝本町、文化センターで「練習成果報告会」を開き、これまで練習を重ねてきた成果を披露した。


見事なバチさばきで、迫力ある
       演奏をする壱州荒海太鼓部のメンバー

〇タイ、クロダイ、エイなど 一今夏も筒城浜海水浴場に放流一
 =石田町観光協会=


 本島を代表するビーチ、石田町、筒城浜海水浴場で、「筒城浜で魚と一緒に泳ごう」と題して、毎年恒例の同町観光協会と地元漁師らによる魚の放流が十九日、同浜で行われた。

〇上映は来春に 壱岐ロケ終える 一映画「奈緒子」一



 六月末からスタートした映画「奈緒子」の本市での撮影が十九日、最終日を迎えた。
 撮影は、郷ノ浦トンネル、三島フェリー発着所、猿岩周辺、小牧崎、勝本漁協周辺、天ヶ原など市内各地の様々な場所で行われ、市民エキストラには合わせて百五十人が参加、本島がモデルになっている作品だけに、その市民たちの活躍が目立った。今後、長崎市に撮影場所が移され、映画の公開は来春の予定となっている。

〇 子どもと一緒に楽しめて素敵! 一43人が参加、壱岐おりがみクラブ一



 日本折紙協会、日本折紙学会認定講師・宮本真理子さん=郷ノ浦町在住=が主催する壱岐おりがみクラブの講習会が十五日、同町、文化ホール大会議室で、幼児から高齢者まで四十三人が参加して開かれた。
 折り紙を通した交流を主に、季節の作品、つくってみたい・習いたい作品づくりなど目的に設立された同クラブの初の講習で、当日は宮本さんを講師に、▽ヒマワリ▽コマ▽入れものの三点を製作。
 母子二人で参加した竹下美月ちゃん(五つ)は、「難しかったけどうまくできた。折り紙は大好き、とっても楽しかった」、おかあさんの千恵子さんは「子どもの頃から折り紙は大好き。子どもと一緒に楽しむことができるのはとても素敵なことですね。あっという間に時間が過ぎてしまいました」などと、二人とも笑顔で話してくれた。講師の宮本さんは、来春には皆の作品を集めた折り紙展を開きたい考え。

○社説 一夏休み きら星のような感動の体験を一

 いよいよ子どもたち待望の夏休みが明日二十一日からスタートする。幼・小・中・高校、そして大学まで長期の休みに入るだけではあるが、その機会を利用して、観光や帰省で島の人口はとたんに膨らみ出し、車、交通量も増えて、そのことで夏休みに入ったことを毎年実感する。
 鹿児島方面、九州南部地方は、平年より五日遅く十八日に梅雨明けしたが、壱岐地方など北部九州は、まだ前線が朝鮮半島と九州の間にあり、昨年と同様に二十六日頃になるのであろうか。我が社周辺では、暑い夏を演出するクマゼミの鳴き声もまだあまり聞かれないし、一日も早くあのギラつく太陽の夏が来ないものかと、今は思う。まさに、これでこそ夏休みというような日一である。
 最近は、進む温暖化のためか、巡る季節のスピードが変わってきているように感じられるが、九州管区気象台が発表した、北部九州地方の七月から九月までの三か月予報によると、七月は、後半は晴れの日が多く、気温は平年並みか高い確率四〇%、八月・晴れの日が多く、曇りや雷雨となる時期もあり、気温は七月と同じく、平年並みか高い確率四〇%一となっており、やっとこれから八月は晴れの日が多いようで、ジリジリと照りつける強い日差しの、スッキリと晴れる日が多くなるのであろう。
 子どもたちの夏休み期間はまた、自然に親しむことを通じ、心身の健康を増進し、自然に対する関心と理解を養うことが目的の、環境省主唱の「自然に親しむ運動」(二十一日から八月二十日までの一か月間)とも重なり、海外を含め各地の自然公園や景勝地などへ家族で旅行したり、まだまだ豊かに残っているとされる本島の自然、身近な自然を、親子で一緒に見つめてみる。
 例えば、島の科学研究会恒例の植物観察・採集、名前つけ会(八月四日午前九時、猿岩駐車場集合)に親子で参加し、わずかでも島の自然に直接触れてみることは素晴らしいことで、身の回りの自然や環境について考えてみる機会ともなろう。この期間を素敵な思い出づくりの期間としたい。
 さらにこの期間は、盆に向けて、日本列島は”民族の大移動”の時期に当たり、先にも記したが、この壱岐でも人、車がドッと増えるだけに、交通安全には十二分に注意し、マリンスポーツの時期でもあり水難事故防止にも努め、この期間を安全、無事故で、心身が過労状態に陥らぬよう心掛け、夏特有の解放感にも溺れることなく、無事故で元気に過ごし、家族や子どもらと共有するきら星のような感動の体験を、心に深く刻んでほしい。

○ひとしずく

釣友が経営している居酒屋で、刻んだ青唐辛子で刺身を食べた。どうも”大当たり”のようで非常に辛く、それ以来、注意しながらこわごわ使っている▼本来、辛味には強い方だと思っていたが、どうも最近は、逆のような気がして、先日は壱岐名産の豆腐の冷や奴(やっこ)も、青唐辛子=青胡椒=がうまいと思っているものの、ワサビをつけて食べた。背切りやたたきで食べる旬のアジなども、青唐辛子が一番と思っているが…▼暑さの中で、あの独特の清涼感のあるシャープな香りが、何とも爽快感があって素晴らしい。が、もう少し辛味が和らげばいいと思う。好きな人たちには、あのビリビリとした辛さが格別なのであり、吹き出す汗やその辛さを、生ビールやロックの焼酎で、グッと流し込むのが、またよいのである▼自然農法で農業をしている友人から毎春、プランターでもいいから、野菜を育てて収穫して食べてみろ一と言われ、そのたびにトマトやキュウリ、ネギか唐辛子を栽培してみようと思うのだが、すぐに忘れてしまう。それは、以前からどうも土いじりが苦手で、植物をうまく栽培した経験がないせいかもしれない▼しかし、本当は、友人や知人がつくった青胡椒をはじめ、野菜がやってくるの待ち、あてにして口を開けて待っている一ためでもある。中でも青胡椒は、冷凍して晩秋の頃、鍋料理の薬味を使ってもいいので一。