2007年6月26日号 第4386号
6月26日号 一主なニュース一
○総販売額(昨年度)は約53億7300万円 一市農協・第42回通常総代会一
市農協の第四十二回通常総代会(吉野誠治組合長)は二十二日、郷ノ浦町、文化ホールで各地区の総代三百二十九人が出席して開かれ、平成十八年度の事業・決算報告、同十九年度の事業計画など、全十四議案を原案通り可決した。
平成十八年度の総販売高は約五十三億七千三百万円で前年に比べ一億四百万円上回っている。その内訳は、畜産が三十六億九千四百万円(子牛約二十五億九千八百万円、成肉牛など約十億九千五百万円)で全体の六八・六%を占め、同一億八千五百万円の増と順調な伸びをみせた。
○愛好者約70人が参加 一6人の講師が来島、指導一
一第20回親和銀行テニス教室一
壱岐テニス協会(長島武会長)が主催、親和銀行の協力を得て毎年行っている「親和銀行テニス教室」が23日は郷ノ浦町、大谷テニスコート、24日は勝本町、サンドーム壱岐で市内各地から愛好者約70人が参加して開かれた。
サンドームで2日目、サーブの指導を受ける参加者
○『壱岐イキおりがみクラブ』設立 一宮本眞理子んさ講師に7月15日スタート一
日本折紙学会認定講師、郷ノ浦町、宮本眞理子さんはこのほど、「壱岐イキおりがみクラブ」を設立する運びとなり、第一回教室を七月十五日午後一時半から、同ホールで開く。
宮本さんは先月中旬から今月にかけ、同町、文化ホール・壱岐郷土館アートギャラリーで「壱岐イキおりがみ展」を開いて好評を博し、作品は多くの来場者の共感を呼んだ。
参加費は大人一人五百円、高校生以下百円。小学生以下は保護者の同伴が必要で、折り紙、はさみ、木工ボンド、筆記用具は各自で持参する。
第一回教室では、クラブの運営、内容などについて要望など話し合う時間も設けられる予定で、第二回以降は八月十二日、九月九日を予定している。
○「七里ヶ曽根」の漁業競合について 一本市の漁業者ら約120人が参加一
一水産庁・担当課長らと意見交換会一
本島と対馬の中間点に位置し、マグロをはじめ様々な魚種が漁獲され一級の漁場となっている「七里ヶ曽根」について、近年多発している本市漁業者と大中型まき網船の競合を巡り二十二日、水産庁から資源管理部沿岸沖合課・宮原正典課長ら三人が勝本町漁協を訪れ、市内漁業者と意見交換会が開かれた=写真=。
〇エキストラ、ボランティア募る 一 撮影30日スタート、映画「奈緒子」一
映画「奈緒子」の島内での撮影が三十日から七月二十日にかけて行われる予定となっているが、市はこのほど、映画に出演するエキストラとボランティアスタッフの募集を始めた。
応募方法はメールか電話による登録となっており、メールは、件名に「エキストラ登録」か「ボランティアスタッフ登録」を書き、本文に氏名、性別、年齢、町名、連絡先、電話番号を明記し送信する。携帯電話からの送信も可能だが、パソコンメール受信可の設定が必要。
募集期間はいずれも三十日から七月二十日までの間で、今後、市のホームページに登録窓口を設定する予定となっている。ボランティアは道路封鎖時の交通誘導など行う。出演料、日当はでない。
電話による応募、また問い合わせなど詳しくは、市観光商工課(電話44一6111)へ。
○社説 一今夏を無事に過ごそう一
今年も早いものでこの六月二十六日号で本紙の二〇〇七年の前半の発行が終わり、来週の七月二日号から後半のスタートである。
今年は、本市など北部九州は昨年に比べ五日遅く、平年に比べると八日遅れて十三日に梅雨入りしたが、雨量は少ないものの特有の蒸し暑い日が続いている。今年の梅雨明けは、ラニーニャ現象の年には早まる傾向がある一とされるが、気象庁は全国的に平年並み(七月十八日頃)になる見通しという。
これからの梅雨末期は例年、豪雨や大雨災害が発生しやすい時期であり、台風も日本列島の南海上に姿を見せる頃である。各家庭でも「いざ!」という時の避難方法など、家族皆で今一度話し合い点検し、一人ひとりが確認しておく必要もあろう。東京の渋谷で先日発生した温泉施設の天然ガスが原因と見られる爆発のように、災害はまさに”青天の霹靂(へきれき)”で、災害はまったく予測がつかないだけに一ということである。
市消防団の現地教養訓練が二十四日、自衛隊壱岐警備所や県消防学校から各一人、二人の講師の指導で行われ、長田徹市長が開会式で「梅雨時期の大雨や台風に警戒する必要がある。災害発生時には訓練の成果を発揮してほしい」などとあいさつ、郷ノ浦・勝本・芦辺・石田の四地区消防団から団員六百五十人が参加して人工呼吸の訓練なども行われたが、来月一日は、国民一人ひとりが生活のあらゆる面で、安全確保を心掛けることで、国民の生活をおびやかす事故や災害の発生防止を図る「国民安全の日」である。
その七月は、人的な災害の中で最大の交通事故の防止と交通ルール遵守、マナーアップを訴える夏の交通安全県民運動が十日から十九日までの十日間、「確かめよう歩行者スピード車間距離」をスローガンに、▽飲酒・暴走運転の根絶▽高齢者の交通事故防止を重点に実施される。この運動が終わり子どもたちが夏休みに入ると、壱岐の島は人も車もみるみる増え、十分な注意とルールをよく守り、交通安全に市民一人ひとりの思いやりの心を中心にした地道な取り組みが呼びかけられ、個人・家庭・学校・事業所、地域と、一体となった活動が望まれる。
災害や事故など、その形は様々で、発生と同時に驚くべき事態が目前に展開される。市民各人が「自らの安全は自ら確保」ぐらいの意識を持ち、自分はもちろん、周囲の環境、自然の様子にも十分に気を配り、防げる点は、まず自分の心掛け、注意で一である。 「安全」を最も身近なところから見直し、今夏を無事に過ごそう。
○ひとしずく
自分が今年支払うべき集合税を最近確認して驚いた。今後、少子高齢化社会が他地域に比べ、より早いスピードで高齢化、人口の流失〜減少が進み、本市では時と共にその負担が徐々に重みを増して一と思うと、どうにもやりきれない感情に襲われた▼先日は、友人が「知人が今春から扶養家族がなくなったことから、思っていたよりだいぶ高い額の通知が届き、これから毎月、それを払い続けるのかと思うと、体に力が入らなくなった一と話していたよ」と話してくれた。似たような境遇なだけに、妙に身につまされて共感した▼先の話しにもどるが、なぜ”やりきれない感情”に襲われるのだろうか。それはあと数年で2万人台に突入しようという人口、所得の増減にかかわりなく増えるであろう負担、今後、様々な場合で感じられるであろう”格差”、年金など国の否定的なイメージが膨む一方の毎日のニュースなどもその一つの理由では▼その友人の知り合いは、本気で住所を福岡市へ移そうと考え、税金についての問い合わせなどもしている一というから驚きである。自分は、福岡、都会と壱岐の税金とを比較したことなどないが、そんなことをしてみるのも、参考になってよいかもしれない▼あまり考え過ぎても暗さばかりが先に立つ。とにかく皆で、壱岐の夕張化阻止に本気で立ち上がらなければならない時期に来ている。
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