2007年6月21日号 第4385号  

6月21日号 一主なニュース一

○認知症の人と家族の会スタート 一壱岐地区『はまべの会』設立総会一

 関心が高まりつつある認知症への理解と介護をする家族らの交流、助け合いなど目的に本年四月、認知症の人と家族の会・壱岐地区会「はまべの会」が発足の運びとなり今月十六日、郷ノ浦町、文化ホール会議室で、はまべの会設立総会と記念講演会が開かれた。壱岐・はまべの会の発足は県下で十六番目。

○中学生弁論大会は7月9日に 一社明運動前に協議、壱岐・保護司会一

 七月は第五十七回「社会を明るくする運動」の強調月間で、「防ごう犯罪と非行 助けよう立ち直り」を統一標語に、犯罪や非行の防止と罪を犯した人の更生について理解を深める運動が全国で展開される。
 毎年行われている同会主催の中学生弁論大会は、今年は九日午後一時半から、文化ホールで開催することにしており、多くの参観が呼びかけられている。

○熱さを吹き飛ばす熱戦  一陸上で4つの大会新一
 一市中体連・陸上・相撲大会一


市中学校体育連盟(会長・田嶋憲治石田中学校長)など主催の市中体連「陸上・相撲競技大会」が17日、陸上が那賀中学校グラウンド、相撲が箱崎中学校相撲場で開かれた。


箱崎中学校で行われた相撲

〇110人で一斉に田植え 一 稲刈り10月20日、収穫祭11月24日を予定一
 一本年度原の辻赤米づくり体験一


 田植え一稲刈り一収穫祭と、原の辻遺跡保存等協議会の本年度・原の辻赤米づくり体験の田植えが十六日、芦辺町、原の辻遺跡展示館前の水田で、壱岐高校の歴史文化コースの生徒や小学生、家族連れら約百十人が参加して行われた。


ていねいに田植えをする参加者たち

〇筒城浜など4海水浴場が「水質AA」 一県海水浴場水質調査一

 県はこのほど、過去三年間の年間利用者数が概ね一万人以上の県内二十四海水浴場を対象に、遊泳前の五月中に実施した水質調査の結果をまとめた。
 発表によると、本市石田町の筒城浜をはじめ、大浜、錦浜、勝本町の辰ノ島の四海水浴場は、今年もいずれも良好な「AA」で、ふん便性大腸菌群は検出されなかっ

〇今年は市内で2回開催 一第10回壱岐いきウエディング一

 男女交流イベント第十回「壱岐いきウエディング」(同実行委員会主催)が、今年は八月二十五日〜二十六日、九月二十九日〜三十日の二回、郷ノ浦町、壱岐出会いの村で開かれる。
 問い合わせなど詳しくは、市総務部政策企画課内・事務局(電話48一1111、FAX48一1553)へ。

○社説 一千羽鶴に平和への思い込め一
 一旧暦の「七夕」の日に


 壱岐郷土美術館で先月二十九日から今月三日まで、郷ノ浦町在住の宮本眞理子さん=日本折紙学会認定講師=の折り紙展が開催され、開期が延長されるなど好評を博した。
 その折り紙展にちなみ、本紙四面で宮本さんがチョウやバッタ、かぶと、カメなどの折り紙とその折り方を紹介したが、佐世保の読者から、その連載に心が動き、「千羽鶴七夕」を平和へのメッセージとして広めたい一とする便りをいただいた。
 NPO長崎県天文協会・「月」の会佐世保に所属するその読者は、旧暦の七月七日(八月十九日)・七夕に、平和への願いを込めて祈った千羽鶴を飾り、家庭・地域・職場・学校・教会・寺院・神社でも行って、その平和へのメッセージを抱いた七夕の千羽鶴を世界へと広めていきたい一としている。
 ”なぜ旧暦なのか”と言うと、西暦の七月七日は梅雨の時期で観測しにくく、天の川(織姫=こと座の一等星・ベガと彦星=わし座の一等星・アルタイル)を渡る船を象徴する月(半月より少し欠けた状態の七日月)が出るのが旧暦であるため一としており、七夕は旧暦で行いたいとし、午後十時頃から天の川が観測しやすくなるという。
 愛をテーマにした、壮大な宇宙の物語、詩(うた)に、平和への思いを込めて折り、飾られる千羽鶴が人々の心をつなげてゆく一。その便りには長崎被爆50周年歌「千羽鶴」(横山鼎(かなえ)作詞、大島ミチル作曲)と「七夕さま」(林柳波作詞、下総皖一作曲)の歌詞が添えられていた。
 「平和への誓いに新たに 緋の色の鶴を折る 清らかな心のままに 白い鶴折たたみ わきあがる熱き思いを 赤色の鶴に折る一一平和への祈りは深く 紫の鶴を折る 野の果てに埋もれし人に黄色い鶴折たたみ 水底に沈みし人に 青色の鶴を折る一一未来への希望と夢を 虹色の鶴に折る」。これはその千羽鶴の歌詞の一部であるが、「21世紀・平和と希望の七夕」と銘打つ「千羽鶴七夕」の「心」がそこにはある。
 さらに「七夕さま」の「五色(ごしき)の たんざく わたしが書いた お星さま キラキラ 空から見てる」に、その読者の思いの高さ、美しさを観(み)るようでもあり、戦い一戦争ができる国へと、平和憲法を改正しようとするかのような現政権に対し、平和主義の徹底による国づくりへの姿勢を保ち、平和を貫きたい、努力したいという思いが、まさに復活一立ち上がってくるようでもある。
 旧暦の七夕の日、八月十九日に、平和への思いを、決して戦う心ではなく、愛に満ちた安らかな心で鶴を折り、それぞれの心に家に、飾りたいものである。 

○ひとしずく
 
県産品の地方消費の促進に向け、県や生産者が連携し、経済人らの会員に地酒と旬の県産品を使った料理の魅力を紹介する「長崎酒と肴(さかな)を楽しむ会」(仮称)が近く発足するという▼全国へ自慢の県産品を発信する前に、県内で消費される本県産の焼酎、日本酒と旬の県産品を使った料理を一緒に楽しんでもらい、消費拡大を一とスタートする。この時期、壱岐ではウニ、ヤリイカ、野菜類では、アスパラ、ナス、カボチャなどが、旬の期間になるのであろうか▼これに酒類としては、発祥の地の麦焼酎、壱岐焼酎協業組合の日本酒などあり、最近、知人から焼酎はもちろんのこと、日本酒でも素晴らしい味の吟醸酒があり、うれしい限り一という声を聞いた。値段は少々はるものの、気の置けない仲間、友人らとの席なら”いけるかも”などと思い、近所の酒屋さんに入荷しているのを確認して…▼その時の肴はやはり、ウニ、イカなどの鮮魚系もよいが、豆腐一冷奴にミョウガやショウガ、シソ、ネギなど、好みの薬味をたっぷりとのせて、また、さっぱりとした甘味のない漬け物も”いける”のではないか。吟醸酒だけに、その香り、味が負けることのない肴が、個人的には良いように思う▼それにしても、この壱岐の島にはうまい特産品がいっぱいで、市民皆があちこちでPRしたい逸品揃いである。