2007年5月11日号 第4377号  

5月11日号 ー主なニュースー

○『会派制の導入は適当』など ー第3回市議会活性化特別委員会ー

 本市議会・議会活性化特別委員会(委員長・小金丸益明議員、十三議員)の第三回会合が十日、勝本支所二階会議室で開かれた。
 今会合では、前回に続き▽常任委員会(総務文教、厚生、産業建設)の任期▽一般質問の形態▽会派制導入の適否ーの三点について、前会合で出された意見を踏まえ同委員会としての方向性をまとめた。

○初の発令で驚きの声 ー長崎、福岡、熊本の3県19市町にー
 ー光化学スモッグ注意報ー


県は八日午後二時二十分、本市全域に光化学オキシダント(スモッグ)注意報を発令=同日午後八時に解除=した。本市では初の発令で、注意を呼びかける防災無線を聞き、多くの市民から驚きの声があがった。

○社説 ー壱岐にも光化学スモッグ注意報ー

 この壱岐の島で、初めて八日午後、大気汚染防止法に基づく光化学スモッグ注意報が発令された。市民に注意を促す防災無線のアナウンスが町内に響きわたったその時、しばらくピンとこず、何を言っているのかよくわからなかった。
 それは、都会のようにスモッグを発生させる工場、非常に交通量の多い道路や交差点などがあるはずもなく、今住んでいるこの地がスモッグといった言葉から、最も掛け離れた島という安心感からで、まさに”青天の霹靂(へきれき)””狐(きつね)に撮(つま)まれた”という感覚であろうか。
 光化学スモッグと言えば、もう三十年以上前、東京に住んでいた頃、それも中学生か高校の頃だったか、光化学スモッグの影響で目が充血してのどが痛いとクラスの友人が言っていたことが、おぼろげながら思い出されるが、大気汚染などまったく無縁のようなこの島で、再び注意報が発令される事態を経験するとは、知識としては理解していても、夢にもない状況なだけに驚いた。本当に環境問題は一国だけで取り組める問題ではないことが実感された。
 大気中に放出された車の排気ガスや工場のばい煙に含まれる一酸化炭素や炭化水素、窒素酸化物や揮発性有機化合物などが、紫外線によって光化学反応を起こす現象で、その結果光化学オキシダントが発生し、これが高濃度になると光化学スモッグになるーというのだが、その光化学オキシダントは人の呼吸器や目などに障害を起こさせ、ぜんそくなどの健康被害にもつながる恐れがあり、この日注意報が発令された長崎・福岡・熊本の三県十九市町で、本県の諫早、佐世保、五島の三市で合計十余人の中高生が目やのどに痛みを訴えたという。
 十日付けの西日本新聞には、専門家の「汚染物質の発生源は、中国大陸の工業地帯から流れてくる”越境大気汚染”と国内で発生する”都市汚染”があり、九州の光化学スモッグは都市汚染の原因の一つで、中国大陸からの影響がかなり大きいと考えられ、中国大陸が近い九州では、今後も拡大するのではー」とする記事が出ていたが、以前、何かで目にした酸性雨の状況とも似ているように思われる。
 今回、北九州市などでは、大規模な工場を持つ事業所に対し、ばい煙の排出量抑制が要請されたというが、気温が二十五度を越し日差しが強いなどの条件が重なると発生しやすいとされる光化学スモッグ、世界の工場とも言われる中国との関係と、これからは自然、環境といった分野でも、国際協力が大きく物を言う時代になったのである。が、国への期待より、まずはこの島でできることから・行動である。

○ひとしずく

ゴールデンウイークが終わり、久しぶりに夕方の郷ノ浦町、牧崎の磯へ釣りに行ってみた▼南西の風が少々強く釣りにくかったが、適当に波もあり、波しぶきのかからない高い場所から、しばらく海の様子を眺めていると、これは午後七時過ぎの日暮れ間際に大物の気配ーと、そそくさとマキエをつくり、仕掛けをつくって釣りを開始▼五時半頃から釣り始めて小一時間、やっと手の平大のオナガグロがヒット、しばらく同程度のクロがポツリポツリと釣れてさらに半時間、”そろそろ気配濃厚な時間”と気合いを入れて竿を振り続けたものの、いつのまにか手の平級のクロも姿を見せなくなり、通称キンギョと呼ばれるネンブツダイばかりが針掛りするようになったので納竿とした▼今晩は皮を火であぶったクロにニンニクやシソ、ネギを山盛りにのせ、ポン酢をたっぷりとかけていただくクロのたたきで、壱岐産の麦焼酎を片手にーなどと、イメージして釣りをしていたのが悪かったのか、クロのたたきは、クロが豆腐に変化、”まっこれもいいかぁ”などと結局はー▼一人その日の釣りを思い出しながら焼酎を飲むうち、もう一度竿を出してだめな時は、今年の牧崎の磯釣りをシーズンオフに…などと思いながら、シーズン入りしたキスの味、特に塩焼きに思いをはせながらー。