2007年4月11日号 第4371号  

4月11日号 ー主なニュースー

○ 県議選 ー山口候補が再選果たすー
ー新人の山本、坂本両候補に圧勝ー


 先月三十日に告示され、本県・統一地方選挙の先陣を切って実施された県議選は現職、新人二人の三人が、一議席を目指し激しい選挙戦を展開、この八日に
投・開票が行われ、現職の山口壮三候補が、大差をつけて他の二人を下し再選を果した。
当 9、234 山 口 壮 三(66)無現
  6、278 山 本 啓 介(31)自新
  3、564 坂 本 和 久(42)無新


当選を喜ぶ山口夫妻

○ 本年度は4人が来島 ー壱岐高校離島留学生ー



 壱岐高校(川本敏光校長)の本年度・離島留学生入市式が九日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれた。
 本年度は河納将冶くん(大阪府堺市、庭代台中)関秀二郎くん(同豊中市、第十七中)、中村響くん(佐世保市、広田中)、浦志穂美さん(平戸市、中野中)の四人が入学、原の辻歴史文化コースのうち、河納くんが歴史学を、関くん、中村くん、浦さんの三人が中国語を専攻する。

〇 盈小内に分教室が開設 ー県立虹の原養護学校ー

 本年度から県立虹の原養護学校(中里利行校長、本校・大村市)の分教室が盈科小学校に新設されるが、十日、同校で開設式が開かれた。
 式には中里校長はじめ、横田修一郎県教育長、山口壮三県議、長田徹市長ら来賓のほか、入学者の保護者や学校関係者が出席、中里校長は式辞で、「行政、福祉関係者に加え、地域の方々の努力により、一人一人のニーズに応えた特別支援教育が始まることに喜びと使命感を感じる。


虹の原養護学校・壱岐分教室開設式

〇 春の風物詩・伝統の ー「壱岐国牛まつり」にぎわうー

 春爛漫の頃の風物詩、壱岐国牛まつり(同保存会主催)が八日、郷ノ浦町牛方触公民館から津ノ山山頂、津神社一帯で行われた。
 同まつりでは、地元の牛方触と大浦触の両青年会と小学生ら約四十人が七福神や牛に仮装し、「安全・安心壱岐牛」「五穀豊穣」などと書かれたプラカードを手に、行列をつくって同公民館から牛神が祭られている津ノ山山頂の津神社まで、約一・五キロを約一時間かけて練り歩いた。


山頂の津神社目指す仮装行列

〇 初の創作朗読劇講座開設 ー受講生募集中15日に記念講演会などー

 市内八旅館で組織する「お宝巡りの島やど塾」(吉田繁塾長)主催の「創作朗読劇講座」が今月十五日から始まる。
 同講座は、神話をテーマに壱岐島を舞台にした創作民話の台本作りを行い、その台本で島内の人と受講者が朗読劇を演じることで、壱岐島文化の検証、より多くの人に「美しい壱岐」「美味しい壱岐」「神々の島、壱岐」を県内外にPRすることを目的に企画され、日本放送作家協会が後援。

○ 社説 ー県議選が終わってー

 選挙区割りが「平成の大合併」により二十二から十七選挙区となり、定数が合計五十一から四十七に変更された本県の県議選は八日に投、開票され、有権者の審判が下った。
 定数一人の本市選挙区では、先月末の告示以来、その一議席を巡り、再選を目指す現職と新人二人が三つどもえのし烈な選挙戦を繰り広げた結果、現職の山口候補が大差をつけて再選を果たした。まずは当選した山口氏に今後の壱岐づくり、県政振興への活躍、尽力を大いに期待し、祝意を表したい。
 今回の県議選は、大方の関係者らが接戦になるものと見ていたこともあり、山口氏の圧勝は、現職の強さと周囲を固めた応援者らの底力を改めて見せられたようであったし、一期目の活動、実績が支持された結果でもあろう。山口氏は当選翌日の取材の際、投票日に牛方触の津神社に詣で、ご利益があったなどと笑顔で話したが、何より壱岐と県とのパイプ役として、「活力あふれる島づくり」「誠実・対話・即戦力」というアピールに加え、真価が問われる二期目の活躍への期待を込め、有権者九千二百三十四人が応えた賜物である。
 合併して四年目に入った本市は、いまだに政治、経済、社会への閉塞感は強く、その不透明さに覆われているよう。市民の多くは、合併後の壱岐の進路に大きな期待を寄せ、新たな壱岐づくりへの希望が、何とかその不透明感、漠然とした不安感を払いのけて?と願ったが、現状はさらに難しい局面に突入し、壱岐としての一体感も乏しいような状況の中、再選を果した山口氏の肩に掛かる期待は大きく重たいものとなろう。初心を忘れることなく、一般市民の目の位置でその声をくみ取り、県政に反映させてほしい。
 当選後の取材で山口氏は、目の前の大都市圏、福岡との交流の促進、拡大を図ることで、壱岐の自慢すべき自然、歴史、農・漁業、特産品などその中で活かし、雇用の創出にもつなげたい。壱岐・福岡両市役所職員の交流も進め、研修など行いながら、レベルアップを図りたい。さらに、これからの壱岐を支えることになる担い手、若者たちとのコミュニケーションを深め、その声を自らの政治活動に活かしたい?など、これからの取り組みに関するビジョンの一端を示した。
 市、県勢の振興は、今回の県議選で思いが届かなかった新人の二候補も同じはず、市民も皆がそのために枠を超え、壱岐、県づくりの主役として、山口氏、行政とも力を合わせ、その共通の願い本市、県の発展に力を尽くそう。それぞれの健闘を祈ってやまない。

○ ひとしずく

本県・統一地方選挙の第一ラウンドとして県議選が八日に実施され、本市選挙区では現職の山口壮三氏が再選を果たし今月末日から二期目の四年間がスタートする▼この県議選に続き、市町村長選、市町村議選など統一地方選挙の後半戦がスタートする。その後は七月に参院選が予定され、来春には本市の市長選が予定されているが、市は先月、県議選の開票作業の時間短縮を目指したシミュレーション=模擬開票事務=を実施した▼開票時間の短縮による経費の削減を目的に行われた模擬開票事務では本市選管、市職員ら約六十人が、本番さながらに集中して取り組み、作業手順や役割分担など確認、八日午後九時から郷ノ浦町、文化ホール中ホールで行われた”本番”では、目標の県知事選を約三十分短縮する所要時間五十三分のタイムで、県内各選挙区の規模などに関係なく、本市選挙区がトップの結果を出した▼今回、八日の統一地方選挙では、東京都や神奈川県、福岡県、佐賀県など、十三都道県知事選なども投開票され、NHK総合テレビの開票速報では午後八時の放送開始直後から、投票所での出口調査などの情報により、当選確実、当選の速報が流され、これには驚かされた▼しかし、本市選挙区の開票作業は早かった。次の参院選は何分で終了するか?、少々不純な動機ではあるが、選挙に新たな楽しみ…?。