2007年4月6日号 第4370号  

4月6日号 −主なニュース−

○『壱岐イキおりがみ展』など −壱岐郷土館アートギャラリー−



 日本折紙協会、日本折紙学会認定・宮本眞理子講師主催の「壱岐イキおりがみ展」が五月十九日から二十九日までの十日間(二十三日は休館)、郷ノ浦町、文化ホール横、壱岐郷土館アートギャラリーで開かれる。
 同展では、壱岐を題材とした大きな壱岐島や壱岐牛など数十点が展示される予定となっている。観覧は無料(壱岐郷土館本館の見学は二百円)で、多くの観覧が呼びかけられている。

〇 夕日が楽しめる展望所新設など −15日に記念ウォーク開催・岳ノ辻園地−
−整備終わり竣工セレモニー−


 園地の老朽化、バリアフリー化の推進に伴い、県が平成十六年度から整備を進めてきた郷ノ浦町、岳の辻園地の工事がこのほど竣工し、一日、同園地で竣工セレモニーが開かれた。
 同セレモニーには澤木満義助役、壱岐観光協会・村田好弘会長、県壱岐地方局・辻樹夫管理部長のほか、施工業者ら関係者が出席、テープカットが行われ、一般に開放された。

整備された中央展望所

〇 2年目も大好評!! −ヤマザクラ海上見学体験−



 本市の観光体験型メニューの一つとして人気があり、島外のメディアにも取り上げられるなど注目されている「壱岐ヤマザクラ海上見学体験」(壱岐体験型観光受入協議会など主催)が今年は三月末から始まっている。
 同体験メニューは、この時期に満開を迎える郷ノ浦町、半城湾一帯のヤマザクラを海上から観賞してもらおう−と昨年から企画されたもので、今年は二回目。

〇 ボランティアを募集中 −ひとあゆみの会−

 在宅重度身体障害者の会・ひとあゆみの会(松山桂子会長)の第四十回集いで島外旅行が五月十九日と二十日の一泊二日、予定されているが、同会は一般ボランティアを募集している。

○ ひとしずく

四月に入り、一斉にサクラの花が咲き、もうピークを過ぎているような木も、折からの春の嵐の影響もあってか多いようで、何とか小・中学校の入学式までもってくれればと思う▼早いもので「市の分庁方式がスタート、市民にとって、とてもオープンでわかりやすく、若いエネルギー、人材を活用して、より前向きな施策や方向づくりなど、さらに力強く展開してほしい」と動き出した本紙の二〇〇七年も四分の一が過ぎた。季節も冬から春へと移り、人間界も自然界と同様に、より躍動感溢れる時期へと、例年にも増してスピードを上げて進んでいるようである▼本紙前号二面には、壱岐の島の初夏への扉を開けるように、浦々を巡って開かれる「春の市」の広告が掲載されており、皮切りとなる瀬戸市は十五日(日)、続いて勝本市・二十八日(土)、石田市・二十九日(日)、芦辺市・三十日(振替休日)、郷ノ浦八日市・五月十三日(日)、郷ノ浦二番市(近く決定)の順▼そういえば、そろそろ田植えが行われるのか、水を引いた水田も見られるようになり、カエルの鳴き声もあっというまにそこらじゅうで聞かれる。まさに、どこよりも美しいと思うこの島の春は”全開”。見回せばその美しさをあちこちで満喫できる▼さて、今年はこのシーズンを釣りだけでなく、どんな風に過ごそうか。

○ 社説

 いよいよ大詰め、県議選本県の第十六回統一地方選挙の先陣を切り、県議選が三十日にスタート、「平成の大合併」により選挙区割りの変更、定数を削減して初の選挙で、本市選挙区でも一議席を巡り、八日の投票日に向けて九日間の激しい選挙戦に突入、いよいよ大詰めである。
 今回の県議選は、県、市町村の財政が逼迫する中で、各候補が有権者に対して、実際に効果が上がるような政策をどれだけ訴えられるかが注目され、本市選挙区では、いまだに景気が低迷する社会で、活力アップに実効性のあるより具体的な政策、非常に多面的な環境問題を含め、将来への明確なビジョンの提示などが、立候補した現職の山口壮三候補(無所属)に対し、新人の山本啓介候補(自民)、坂本和久候補(無所属)=届け出順=の三人に求められていよう。
 この三人の立候補は、いわば予想通りで、三つどもえの激戦が展開され、選挙のポスターや宣伝カーからのアピール、運動員の集票活動が先日来の春の嵐のような勢いで、この壱岐の島を包み込んでいるようだが、有権者は、まず、街頭演説や、集会場などで行われる演説会で各候補の発言、市内の各戸に配布された各候補の主張など掲載された選挙広報、本紙など島内紙や日刊紙での報道、ポスターやはがきなど、持てる情報を再度見直して、八日の投票に臨んでほしい。
 本市は合併して四年目に入った。この四年間は、市としての基礎、それも最も普遍的な共通の認識、つまり、旧四町が四地区になり、その中心に市が位置し、四町それぞれにではなく、一つの壱岐として市が行政を展開するスタイルをとり、各種産業や団体、個人に至るまで、そのスタイルで新たな歴史を積み重ね、発展を目指すという認識の受け入れ、徹底の期間ではないかと思う。タイムスケジュールは、今回の県議選を経て、来春の市長選へと進む。
 こうした中で目前の県議選を見ると、壱岐の島から市民・有権者が、このまま現状を維持するような壱岐を選ぶのか、それとも少々痛みを伴っても、前向きな壱岐を望み、主役としての役割を果たすのか、”どちらを選択されますか?”と問われているようである。しかし後者には、選んだ責任を果たすという「覚悟」が漏れなく付いてくる。が、その選択に対して、その場で自分ができる行動を起こし続ければよいのである。これは、まさに市民が参画する壱岐市づくりではないか。
 それだけに、これからの壱岐にとって今回の選挙の意義は重く、有権者の一票は重要となる。棄権などせず、その貴重な一票を、地縁、血縁、情実などで投じてはならない。