2007年4月2日号 第4369号 

4月2日号 −主なニュース−

○ 定年後の人材を地方で活かす −新現役フォーラムinいき−

 「新現役フォーラムinいき」(同実行委員会主催)が二十四日、郷ノ浦町、出会いの村で開かれた。
団塊の世代が大量退職を迎える時期となり、定年後も新たな現役として、経験や知識を地域活動やビジネスに活かしていく目的で、全国各地で十六支部約七百人の会員で組織されている「新現役の会」(古賀直樹代表)の活動を知ってもらおう?と活き壱岐住民ネットワーク事務局で同実行委員会代表の長岡登志江さんらが企画、同会の古賀代表はじめ、東京や福岡、佐賀など島外から二十人、本市から二十人の合わせて四十人が参加した。


出会いの村で開かれたフォーラム

〇 物流・交流人口増に期待 −九州郵船新造フェリー「エメラルドからつ」就航−
−印通寺〜唐津航路スタート−


 九州郵船(株)の印通寺?呼子航路が三月三十一日で廃止され、翌一日から新たに唐津航路が誕生、新造船「エメラルドからつ」(総トン数約九百八十四トン、旅客定員三百五十人)の就航が始まり同日午前十時二十分、印通寺港に初入港した。


印通寺港に入港するエメラルドからつ

○ 野口みずき賞に −武中2山口夏凛さん−

 今年1月14日に開催された第21回壱岐の島新春マラソン大会(同実行委員会主催)・中学女子の部3キロの優勝者、武生水中学校2年・山口夏凛さんに23日、野口みずき選手の直筆サイン入りのトレーニングシューズとトロフィー=野口みずき賞=が授与された。


野口みずき賞を受ける山口夏凛さん

○ 社説−異動〜県議選、壱岐市づくり−

 (1)産業振興で活力あふれるまちづくり(2)福祉、健康づくりの充実で安心のまちづくり(3)自然を生かした環境にやさしいまちづくり(4)心豊かな人が育つまちづくり(5)国内外交流が盛んなまちづくり(6)さまざまな人が関わり合うまちづくり?これは、本市のまちづくりを進める上で、総合的な行政運営指針となり、市民や企業などが一体となったまちづくり、協働のあり方・活動方針を示す壱岐総合計画(平成十七年度から十年間)の基本指針で、基本理念は「自ら関わり、共に創る自然の島づくり」。
 今春も異動時期を迎え、本島の各港のフェリーターミナルでは、進学や就職、転勤などで、島ならではのシーンがドラマチックに展開され、いよいよきょう二日から平成十九年度、二〇〇七年度が動き出した。諸官庁でも新しい顔ぶれが揃い、エンジンが動き始めたところで、新旧できるだけ早く融和して、壱岐の市勢浮揚、地域振興に大きく力を発揮してもらい、先に記した総合計画の基本指針を見据え、市民、時代の要請に応えながら、”エンジン全開”といきたいものである。
 四月からは、本島の南の玄関口、印通寺港に新フェリーターミナルが完成し、九州郵船の新造フェリー「エメラルドからつ」が、呼子航路の廃止に伴い就航、印通寺・唐津間を一時間四十分で結ぶエメラルドからつは、バリアフリーに大いに配慮したフェリーで、市民のよき足となり、交流人口の増加、物流の活性化に、関係各方面から大いに期待されている。また、市内の各学校では、ピカピカのランドセルを背負った一年生、真新しい学生服に身を包んだ中・高校生が新たな生活をスタートさせる。
 今年度最大のトピックとなるのは、先月三十日に告示され、四月八日投票の統一地方選挙による県議選で、本市選挙区は、届け出順に▽山口壮三氏(66)=無所属現▽山本啓介氏(31)=自民新▽坂本和久氏(42)=無所属新の三人が立候補し、三つどもえの選挙戦を展開、三候補者をポスターでPRする掲示板では、▽山口候補・活力あふれる島づくりを、誠実・対話・即戦力で行動▽山本候補・皆さんと一緒に明日をつくる▽坂本候補・愛郷無限、人づくり、街づくり、夢づくり?のキャッチコピーが並び、それぞれをアピールしている。
 今回の県議選では、県政とのバランスをとりながら、地域振興により実効性のある政策、環境を含めた将来への明確なビジョンなど、投票までの九日間にどれだけ有権者に訴え、示すことができるかが注目されているだけに、有権者は棄権などせず、壱岐市づくりにその主役としての責任を果たさなければならない。

○ ひとしずく

ヤマザクラやソメイヨシノ?と、壱岐でもサクラが開花の頃となり、この週末には”花見でも”と予定していた人も多かったのではないか▼サクラの咲く頃は天気が変わりやすい?といわれるが、一昨日は、大風、大雨の中、直径二センチもあるような雹(ひょう)が降って雷が轟き、印通寺・呼子航路で欠航する便が出る程の大荒れの天候となった。まさに春の嵐である▼地球温暖化が急激に進み、極地の氷が異常なスピードで溶けて海面が上昇し地軸もずれ、やがて先進国と呼ばれる国々、北半球が氷河期のような状況に?という映画「デイ・アフター・トウモーロー」が思い出された▼注目していた俳優が出演していたことから観たその映画は、巨大な津波に飲み込まれるアメリカ・ニューヨーク、竜巻きに破壊される高層ビルや街並み?と、地球の温暖化の行き着く果てをイメージしたようなシーンなどは迫力があり、ずいぶん考えさせられる映画でもあった▼その後、ドキュメンタリー部門で様々な賞を受賞、アメリカのゴア元副大統領も出演、地球温暖化対策に焦点を当て、衝撃的な真実が描かれているという映画「不都合な真実」がヒット、そのゴア氏が来日して温暖化に対する行動を市民レベルでもなどと語っていた▼その嵐を眺めていると、映画の一シーンと重なり、真実のようにも感じられて…。