2007年2月12日号 第4360号
2月12月号−主なニュース−
○一支国博物館(仮称)基本設計の説明など−本年度第3回原の辻遺跡保存整備委員会−
本年度第3回・原の辻遺跡保存整備委員会(会長・西谷正日本考古学協会会長、九州大学名誉教授)が8日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ、市総務部原の辻プロジェクト室が、平成21年秋に開館予定の埋蔵文化財センター・一支国博物館(仮称)の基本的設計について同委員会に報告があり、施設の規模や外観、内部の構造、同遺跡への移動手段など説明した。
○県代表に札元俊策くん(初山2)−都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会−
初山中学校ソフトテニス部キャプテン・札元俊策くん(2年)がこのほど、3月27日と28日の両日、三重県伊勢市で開かれる「本年度都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会」(日本ソフトテニス連盟など主催)の本県代表チームに選ばれた。
○エコファーマー認定証交付式など−壱岐地域農業振興協議会主催−
本年度・地域農林業活性化大会
壱岐地域農業振興協議会(会長・長田徹市長)の本年度壱岐・農林業活性化大会が6日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれた。
○過払金948万円を回収−1日の相談件中11件が多重債務−
法テラス壱岐法律事務所
法テラス壱岐法律事務所(所長・浦崎寛泰弁護士)=郷ノ浦町郷ノ浦、吉田ビル3階=はこのほど、1月の業務状況をまとめた。1月の新規相談件数は25件。そのうち民事関係の相談が14件、多重債務に関する相談は11件となっており、そのほか刑事事件を2件受任している。
○女性や暮らし情報発信ひろばより
体験!!伝統の椿油しぼり
里椿会の末田さんと山口さんが平成5年から毎年行っている”油絞め”は、”絞め木”と呼ばれる板に、蒸した椿の実を挟んで油を絞るという壱岐独特の手法。 壱岐のやぶ椿の実を使い、手間暇をかけて絞られた純粋な油は、油としての質も高く、食べても美味しい。昨年5月、末田さんを取材した時に、「油を絞った後のカスは、畑の肥料になるし、自然には無駄がひとつもないですよ。自然の恵みに感謝しながら絞り、大切に使わせてもらっています」と話し、その年に絞った貴重な油を少し分けてくれた。その琥珀色の油の美しさに、「次回はぜひ体験させてください」と、その場で末田さんにお願いして帰った。この取材をきっかけに、島のあちこちで椿の木が目につくようになり、壱岐には立派なやぶ椿が多いことをあらためて知った。壱岐では昔から、椿油は貴重な油として使われていた。昔ながらの油絞めは壱岐独特の文化でもある。今年は例年になく実が少ない年だったが、集めていることを知った人が、拾ってくれたり、届けてくれたお陰で、年末には約8kgのカテシが集まった。1月25日、末田さんの作業場で、椿絞めを体験させてもらった。
−壱岐伝統の椿油絞り−
1. 石臼にひとつかみずつ椿の実を入れ、ゆっくりと回しながら挽く。
2. 挽いた実を、目の違うふるいで3回ふるう。
3. トウミで、殻を飛ばす。(殻は全部飛ばしてしまわず、残す)
4. 残った殻と実を石臼に入れ、杵でつく。
5. ついた実をふるい、またつく。これを5回繰りかえす。
6. 細かくなった実を網の袋に入れて、釜で15分〜20分くらい蒸す。
7. 柔らかくなり油が出てきたら、絞め木に挟んで、板の間に角材を打ち込んで絞る。
8. 絞った油を鍋に移し、弱火でゆっくりと煮る。
9. 油の表面にゴミやアクが固まって油が透明になったら、冷まして紙で濾し、瓶に移す。
約4時間の作業の中で、杵で殻と実をつく作業が一番大変だったが、8kgのカテシが約一升の椿油になった。資源を有効に活かす昔の人の知恵。大切に受け継いでいかなければ?と強く感じた体験だった。
○ひとしずく
今年は統一地方選挙の年で、本市では県議会議員選挙が来月3月30日を告示日に、4月8日投・開票の日程で実施される▼いわゆる県政に対する本市の市民の代表を選出するための県議選である。今のところ、現職で二期目を目指す山口壮三氏(66)と前回立候補した坂本和久氏(42)、明日13日に出馬表明記者会見を開く山本啓介氏(31)と3人の立候補が見込まれており、本市選挙の一議席をめぐり、今のところ現職と二人の新人が争う格好となっている▼郷ノ浦・勝本・芦辺・石田の旧四町が合併して平成16年3月、市となった壱岐。いまだに様々な局面で、壱岐として”一枚岩”に成りきれていないように感じられることもたびたびであり、まるで、夜明け前のほんとうに暗い時間帯のような、社会が変動期にあり、より厳しい現状が続く地方の現状の中で、心ひとつに本市の今後、発展について考え、進めていかなければならない▼そのための一コマとしての県議選であり、これから投票日までの期間が、目に見えない亀裂となり、結果、三氏の立候補予定者のうち、誰が当選しても、壱岐のバランスが極端に崩れることなどないよう、市民一人ひとりが見守り、戦国時代の武将、毛利元就の「三本の矢」のエピソードではないが、壱岐として力を結集して、この難局を乗りきらなくては?ならないのである。
○社説 新たな心掛けで交通安全に取り組もう
今年は、気象台の予報通り暖冬で、雪が舞う日もあったが積もることなく、天候が原因となる冬ならではの事故などなく、ドライバーはもちろん歩行者も、皆でルールを守り、事故のない安全で住みよい島づくりを目指し、気を引き締めて島民総参加で交通安全に取り組みたい。壱岐警察署管内の交通事故発生件数は本紙元旦号、檀浦栄造壱岐警察署長の年頭のご挨拶を見ると、物損事故と人傷事故合わせて286件で、このうち人傷事故は56件、傷者73人、死亡事故2件となっており、前年に比べて人傷事故は2件減り、傷者は1人増加し、死亡事故は同数、物損事故は79件と大幅に減っているものの、特徴として、原因の六割が前方不注視や安全不確認の安全運転違反であり、65歳以上の高齢者、午後4時から2時間の時間帯、直線道路、交差点で、事故が多数発生しているという。飲酒運転は41件検挙し、5件逮捕となっている=同=。その数は年々減少傾向にあるようでもこれははやり”氷山の一角”で夜遅くまで開けている店舗や飲食店に出掛けてみると、酒を扱わない店舗内が酒くさかったり、明らかに酒を飲んで車を運転して帰宅するドライバーを見かけることもたびたびである。事故は、被害者も加害者も、周囲の人たちを巻き込み本当に悲惨な状況に追い込まれる。「飲んだら乗るな 乗るなら飲むな」の言葉を遵守してほしい。飲酒運転は無謀な暴走行為にほかならない。
最近、走行中に携帯電話を使用しているドライバーを、よく見るようになってきた。これは使い方次第ではあるが、走行中は危険である。やたらと低速にして携帯電話を使用しているドライバーを見たこともあるが、速度に関係なく使用する際は停車して?で、シートベルト、チャイルドシートもしっかり着用して、明るい安全な交通社会の島づくりに、個人?家庭?地域?事業所?関係各機関・団体で一丸となり取り組みたいものである。交通安全を進める上で、▽思いやる心ひとつで事故はゼロ▽反射材あなたの命の守り札▽手を上げてしっかり見よう右左?と、ドライバーや歩行者、高齢者らに向けたスローガンがあり、本市でも季節ごとに展開される交通安全運動もちろん、様々に交通安全への取り組みが展開される。2007年も1ヵ月半が過ぎようとしているが、残る10ヵ月と半月の期間、市民皆が、それぞれに交通ルールを遵守し、マナーアップを心掛けながら実践し、無事故で無事に、明るく笑顔で過ごしたい。
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