2005年11月11日 第4273号 

−主なニュース−



拡充、継続、縮減、廃止の判定も−提言書提出−


本市補助金等検討委員会


本市補助金検討委員会(森村智明委員長)は7日、まとめられた提言書を長田徹市長に提出した。提言書には本市の財政状況に加え、同委員会が審査した補助金305件と負担金176件の審査判定、見直し指針が盛り込まれるとともに、添付資料として、同委員会が個別に審査した補助金と負担金の判定が記されている。



会長に九大教授高木彰彦氏−第1回市庁舎建設懇話会−


市庁舎のあるべき姿、機能、規模、形態などの基本構想(案)を調査、研究する本市庁舎建設懇話会の署会合が7日、市役所で開かれ、長田徹市長が市庁舎建設基本構想(案)について、同懇話会に提言の依頼を行った。同会合では、長田徹市長が、学識経験者2人と農協や漁協、商工会などの代表者6人、公募で選ばれた2人のあわせて10委員に委嘱状を交付、委員らの話し合いにより、九州大学人文科学研究員・高木彰彦教授が会長、公募選出の森山興邦氏が副会長に選ばれた。



芦辺町、下條英則さん−厚生労働大臣表彰−


芦辺町、下條英則さんはこのほど、厚生労働大臣表彰(技能検定功労)を受章した。下條さんは、昭和48年以降、壱岐高等職業訓練校の講師と県技能検定委員として30年余り、若年労働力の確保、技能者の養成に努め、離島の産業振興に貢献した。



今年から42・195?`に−2年1組が総合優勝−


壱岐高校・壱岐一周駅伝


壱岐高校(川本敏光校長、770人)伝統の「壱岐一周駅伝大会」が8日、今年からコースを変更、男子は10区間31・8?`、女子は7区間10・4?`の計17区間42・195?`の新コースで行われた。今年で52回目を迎える同大会は、1年生6チーム、2、3年生7チームに、原の辻文化コースと教職員チームを合わせた22チームが出場して行われ、健脚を競い合った。郷ノ浦町、大谷公園を1区(女子)がスタート、その後、男女交互にたすきをリレー、選手らは沿道の市民やクラスメイトの応援を背に力強い走りを見せ、男子は2年2組が2時間12分43秒、女子は1年1組が55分51秒で1位となり、総合で男子・3位、女子・2位と健闘した2年1組が3時間11分11秒のタイムで優勝した。



順調な滑り出し=芳香漂う取り扱い所=


葉たばこ買い入れ始まる


壱岐農業の基幹作物でもある葉たばこの本年度・買い入れが9日から、石田町、石田葉たばこ取り扱い所で田河総代区から始まった。



広島交響楽団が来演−勝本中で本物の舞台芸術事業−


広島交響楽団が7日に来演、勝本中学校(山川正毅校長、156人)は、同校体育館で、オーケストラ用の名曲や、同校の校歌など鑑賞した。



ひとしずく


勝本町出身で福岡市在住の大野二三四さん(83)が経営する料亭「福岡家」の創立40周年祝賀会が1日から4日までの4日間、その福岡家(中央区春吉)で開かれ、福岡はもちろん各地の政財界から300人近い出席者が顔を見せ、出席者全員が40周年を祝った▼その福岡家は、福岡市内に路線電車が走っていた昭和40年、市内の千代町に産声をあげて以来、現代の野村望東尼(幕末の歌人で、高杉晋作、西郷隆盛ら時代を動かした人物達を庇護した)を目指し、40年間変わることなく人が育つ店づくりに努めてきた▼福岡内外の政治家、財界人が、その大野さんの気っ風のよさと、厚い人情、豪快さに“惚れ込み”、宴会はもちろん会合などにもたびたび利用され、今回の祝賀会も、それを裏づけるように九州電力・川合辰雄相談役、山崎拓、太田誠一両衆議院議員、博多座・??柳紀明社長ら7人が発起人に名を連ねている▼大野会長は40周年について「経営は“スレスレ”が長続きのコツ。客に楽しんでもらうために、政治(元本市議選出県議)、経済、最近は環境問題に至るまで、常に学んでいることが大切」などと話し、行政への提言など社会活動にも情熱を持って取り組んでいる▼今後、健康で更なる活躍を祈念したい。



社説  焼酎、山・海の幸など一歩進めた地場産品愛用を


夕食を食べるのを忘れて読書をしてしまい、夜分遅く「鍋を食べよう」と思い立って閉店間際にスーパーに出掛け、牛肉のスライス、長ネギ、ミツバ、豆腐、メンつゆなどを買い込み、「牛鍋」をつくって独り壱岐麦焼酎の湯割りを片手に、粛々と突っついた。その翌日は、ビデオを観ながら、ペースト状の中華スープの素を利用し、豚バラ肉と豆腐、ダイコンの葉を使ってつくる肉豆腐を食べた。基本的に鍋料理は大勢で食べるのが楽しいのだが、少し強がりを言うと、夜遅いので人を呼びにくい、最近は、“一人焼肉”がブームなんだ!と、これまた独りで突っついた。



いよいよやってきた冷たい晩秋の夜長に、独りで「鍋」を突っついてみるのも、なかなか乙なもんで、牛鍋のミツバ、酢、岩塩、白コショウで味を整えた中華風の肉豆腐も案外いける。これに東京、大阪でフォーラムが行われ、“大好評”だったという壱岐産麦焼酎があれば、「これまた」である―。初冬―冬の間、たびたび思い出す酒、焼酎の飲み方がある。これは新聞づくりの大先輩がよく口にしていた言葉で、何度となく聞いているうちに、その言葉が“真性飲ん兵衛”の私の頭に残り、夢へと育った酒飲みの情景であり、一部に自分らしさもプラスされている。それは「雪が舞う午後、海岸沿いのひなびた宿で、四畳半の部屋の窓から降る雪を眺め、ストーブなど使わず、ただ、こたつに入り、熱い湯割りの焼酎か熱燗の日本酒を、貝殻にとても薄く引いて盛り付けたアワビを肴に独りやる」というだけのもの。



この情景をイメージすると、妙に寂し気ではあるが、趣きが感じられて何ともよい。時には、旅先のそうした宿の一室で―などと思う。毎年、近づく正月辺りで、是非、実現したい―などとも思うが、いまだに実行していない。それは普段、あまり酒=焼酎=を飲む条件にこだわっていないことと、知り合いの誰かと、何かにつけて思い思いの主張を熱く語りあっていることが多いためかもしれない。本来なら、イメージ、雰囲気づくり、演出も重要なうま味であると思うが、ついつい普段から口にしているだけに―というところであろうか。壱岐の麦焼酎は、その確立された製法と品質、社会的評価などから平成7年、国税庁により、地理的表示の指定を受け、言わば世界にも通じるブランドとなったのだから、時には、たっぷりと演出を加えて、楽しみたい―とも思う。師走−12月の歳末商戦、歳暮の時期も近まり、壱岐麦焼酎を筆頭に、新鮮な海・山の幸、安全・安心の壱岐の地場産品を、普段の愛用に加え、“どうぞよろしく”。