2005年9月1日 第4259号
−主なニュース−
本県3区も自民、民主の対決に
11日投票、第44回衆院選
2003年11月の前回の選挙から1年半ぶり、小選挙区比例代表並列制が導入されて4回目の総選挙となる第44回衆院選挙が先月30日に公示され、今月11日の投票日に向けた12日間の激しい選挙戦に突入した。立候補届け出は同日夕方に締め切られ、全国300小選挙区と11ブロック比例代表(定数180)で1,132人で議席を争うことが確定し、現行選挙制度化で過去最少の激戦がスタートした。本市などが属する長崎三区には、届け出順に、山田正彦(63)=民主・前=、谷川弥一(64)=自民・前=の2氏が立候補して自民、民主両党が直接対決する形の激戦となっている。公示の翌日から各支所で不在者投票が始まっており(最高裁国民審査は4日から)、投票日前日の10日まで行われる。また、この選挙では、第最高裁判所裁判官国民審査も執行される。
あす2日に開会、16日閉会−17議案を上程、本市議会定例会−
本市議会の議会運営委員会が8月25日に開かれ、本年度・第3回定例会が2日午前10時から開会し、会期は同日から16日(閉会)までとすることを決めた。26人の市議となり初の定例会となる同議会では、行政報告、一般会計補正予算案10件、条例議案3件、その他4件の合わせて17議案が上程される運びとなっている。
専門家8人の研究発表など−第2回九州古代種子研究会−
第2回九州古代種子研究会が3日に市教委石田事務所、4日に芦辺町、原の辻遺跡調査事務所で開かれる。
壱岐ブルーバードが初優勝=島内外9チームが熱戦=
第3回白竜旗争奪硬式少年野球大会
フレッシュリーグ九州硬式野球連盟・九州北部支部所属の壱岐ブルーバード球団(清水正孝球団代表)主催の第3回「白竜旗争奪硬式少年野球壱岐大会」が8月27日と28日の両日、芦辺町、ふれあい広場グラウンドをメイン会場に、市内4会場で開かれ、見事、壱岐ブルーバードが初優勝した。
男子・筒城東南、女子・久喜が優勝−第44回石田町バレー大会−
第44回石田町バレーボール大会(市教委石田事務所など主催)が28日、石田小学校体育館で、男子23チーム、女子19チームが出場して開かれた。同大会は、自治公民館対抗のトーナメント方式により、毎年9人制で行われており、地域代表の選手たちは、家族や同僚ら多くの声援を背に受け、この日のために練習してきた成果を随所に発揮、チーム内で掛け声をかけ合うなど、地域間の友好も図った。大会は男子が筒城東南、女子は久喜が優勝した。その他の主な結果は次の通り。▽男子?A池田東?B君ヶ浦西、本村▽女子?A筒城仲下?B筒城東南、本村
新・市議に聞く?D
町田正一氏(52)
市民多くの支援を受け、市民の代表として市議会に送ってもらい、心から感謝している。今回の市議選について、住民の熱意が、合併により定数が膨らんでいた市議会を、定数通りの議会とすることで、行財政改革を推進しよう―と、結果的に議会の解散、選挙へとつながっていたものと思っていたが、本来当選すべき候補者たちが落選しており、不満が残るものとなった。今後、任期の4年間で、議会の改革や若い人たちの意欲が湧いてくるような壱岐づくりに取り組みたい。今後▽行財政改革、職員の給与体系の一律ではない抜本的見直し▽水産業の振興・農業に比べて、国の法体系の整備も遅れている。壱岐の発展は水産業振興が鍵、観光をはじめ、他の産業と連携を深め、所得の安定など目指し、農業と同様に意欲が持てる産業への転換を▽障害者(児)を持つ親の不安解消など目指し、障害者(児)が生活していける施設づくり―など、実現に向けて全力で努めたい。新しい発想と企画力が勝負とされる現在、本市が全国の先進的な自治体となれるよう長期的な人材育成を推進し、若い人たちの意見が反映できる島づくりに尽力する。
大久保洪昭(62)
漁業者の皆さんはもちろん、多くの有権者の支援に心から感謝している。中学を卒業して以来46年間、漁業をし現在も漁に出ているが、仕事も生活も厳しい漁業者のために、少しでも役立てればと今回の市議選に立候補した。一本釣りなど漁業に関することは、現役の漁業者でもあり、「体」で理解しているので、主に漁業から見た壱岐の地域振興に、任期の4年間、精一杯尽力したい。最近は、マグロ漁で一息ついている漁業者も多いと思うが、マグロ漁を行うには、船や漁具など装備の近代化が必要で、自然と生き物が相手で確実な漁業の確証はない上、魚価の低迷、原油の高騰による燃料の値などにより、漁家の経営は切羽詰まっているだけに、市が漁家に対して思いきった施策を展開するように努める。後継者対策や少子化、高齢化問題など、その根本に所得の向上、安定化がある。観光とタイアップした新たな事業の創出や事業としての環境美化、保全など、新たな取り組みを展開する必要がある。壱岐の活性化は漁業の活性化なくして有り得ない。「将来を思うなら、今を精いっぱい頑張るしかない」の精神を基に、市議としての職責を全うしたい。
海のシーズンもフィナーレへ−水着コンテストに島外から19人−
石田町筒城浜でビーチフェスタ
本島の夏、海のシーズンも終わろうとしているが、夏休み最後の週末となった27日、石田町筒城浜海水浴場で「筒城浜ビーチフェスタ」(同町観光協会主催)が行われた。コンテストには、福岡や大分などから来島した女性19人が出場、グランプリに坂本麻希さんが選ばれ、準グランプリ臼倉淳子さん、3位に足立千並さん(いずれも福岡市)が入賞、見物客から大きな歓声が上がっていた。
工事終わり「六地蔵安座供養」−芦辺町八幡浦、はらほげ地蔵−
遭難した海女の冥福、鯨の供養慰霊のため、また、流行の疾病退散祈願―など、本島の代表的な観光地にもなっている芦辺町八幡浦、「はらほげ地蔵」は今年3月から、改修工事が行われてきたが、その完成に伴う「六地蔵菩薩安座供養」が30日、同浦の現地で行われた。
ひとしずく
青空、朝日に輝き夕陽に映える雲、星空、夜空と、とにかく空を見ているのが好きである▼最近は、数年前に比べ、この地球が宇宙の軌道を行くスピードがその時の風や雲の飛び方などから、速くなっているような表情をしているように感じられる時があり、その時、その瞬間が何とも言えず好きだし、夜空の星をリラックスして漠然と眺めている時に、突然、星が降るように近づいてくるような感覚にとらわれる一瞬があり、それもまた好きである▼「見上げてごらん夜空の星を」という歌もあるが、秋めいて澄んだ星空を眺めていると、尊敬する脳障害の小さな友人が数年前、心通う友人と交わした歌「来世にも希望の光届けられ君を囲みて星間にぎすむ」「来世にも希望の光輝きてコスモスかけて絵の里に達す」が、たびたび思い出される▼今年は、地球の半分程の大きさで、地球のすぐ外側を回る火星が大接近する年とされ、オレンジ色に輝くその星は11月ごろまでよく見えるようになるという。今月は18日が「十五夜」で、「仲秋の名月」―と、幻想的な夜空の光を楽しむことができる素敵な月である▼釣りをした夕方から渡良半島の牧崎へよく通うのも、釣りをしながら、フッと眺める空の、刻々と変化するその様が非常に美しいからでもある。忙しい毎日の中で、時には美しい壱岐の空を見つめるぐらいの余裕を持ちたいものである。
社説 あなたの1票には力がある 必ず投票を、衆院選
郵政民営化の是非、国民の関心が最も高い年金制度の改革が、最大の争点とされる第44回の衆院選が先月30日に公示され、投票日の今月11日までの12日間の選挙戦に突入した。本市が対馬、五島などと属している長崎三区には、届け出順に▽山田正彦氏(63)・民主前▽谷川弥一氏(64)・自民前の2氏が立候補し、まさに、自民・民主両党、二大政党化の中で直接対決の形となったが、小泉首相が自民公明両党で過半数の確保、民主党の岡田克也代表は政権交代ができなければ、両氏とも辞任することを明らかにしており、この衆院選は、構造改革、景気、格差のより一層の拡大化、外交、憲法改正、税制、少子化など、四年を超える小泉政権への審判となる。
前回の衆院選に続き、今回も、各党の政権公約=マニュフェスト=が有権者が判断の材料として問われることになる。各政党の主張については、連日のように党首たちがテレビニュースや日刊紙で、様々な角度から取り上げられ語るなどしており、できるだけ注意して見聞きしてほしいし、選管が出す選挙公報も大いに参考にしてほしい。「公約」は、国民の政治不信、不安への最大の要素とも言われるが、その実現力も有権者の判断材料となろう。この総選挙では、選挙区の投票をする候補者と比例代表の政党を選ぶことになるが、山田、谷川両候補者の公約は、長崎新聞によると、山田候補は▽郵貯・簡保の資金を地方の活性化に▽離島のガソリン税減免法案の成立▽米国産牛肉の拙速な輸入再開阻止▽食の安全の確立▽農林漁業者に直接支払いによる一兆円所得補償で農林漁業再生▽現在の年金給付額を下げることなく若い人が安心できる年金制度の創設。一方、谷川候補は▽農林水産業の生産、所得の向上▽雇用の安定確保、活力ある郷土づくり▽希望と感動の教育▽安心と豊かさの福祉▽長崎新幹線の早期着工▽離島振興を協力に推進、海洋国家日本の発展▽都市と農山村漁村の交流促進と観光促進▽少子化対策▽財政再建を進め、小さな政府の実現―とされている。
「あなたの一票には力がある」「日本の行き先を決めるのは、あなたです」のキャッチコピーが入った選挙啓発ポスターをあちこちで見かけるようになった。県・本市・選管と明るい選挙推進協議会も同様の標語で、この総選挙と最高裁判所裁判官国民審査へのアピールをしている。この選挙は、有権者の1票の力を実感できる選挙となる可能性が大きいともされている。国・県・市・地域づくりの主役はもちろん有権者=市民である。棄権などせず、きっちりとその意志を示そう。
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