2005年8月11日 第4255号
−主なニュース−
新議員26人決まる−本市議会選挙−
昨年3月に壱岐市としてスタートして以来、初の市議会選挙となる「壱岐市議会議員一般選挙」が7日、行財政改革、議会の信頼回復、地域振興、将来のビジョンなど争点に行われ、40人の候補者の中から定数の26人が決まった。選挙当日の有権者数は男12,134人、女13,847人の合計25,981人で、投票者数は男10,669人、女12,367人の合計23,036人。投票率は88・66%で、有効投票数は22,823票。
当選者は次の通り。(定数26―立候補者数40)
当 坂本 拓史46 無元
当 鵜瀬 和博36 無元
当 豊坂 敏文57 無元
当 市山 和幸55 公元
当 市山 繁 70 無新
当 小金丸益明44 無元
当 倉元 強弘72 無前
当 音嶋 正吾49 無新
当 町田 正一52 無元
当 大久保洪昭62 無前
当 小園 寛昭55 無前
当 深見 義輝45 無元
当 坂口健好志63 無元
当 深見 忠生63 無前
当 中田 恭一44 無前
当 赤木 英機61 無前
当 瀬戸口和幸63 無前
当 牧永 護 58 無元
当 今西 菊乃53 無元
当 近藤 団一57 無元
当 田原 輝男55 無元
当 町田 光浩42 無元
当 馬場 忠裕48 無前
当 久間 進 55 無元
当 久間 初子60 無元
当 中村出征雄63 無元
核兵器廃絶へ思い新た−60回目・長崎原爆の日−
広島は6日、長崎は9日に60回目の「原爆の日」を迎えた。長崎では平和公園で、「被爆60周年長崎原爆犠牲者慰霊平和記念式典」が、遺族や被爆者のほか、小泉純一郎首相、町田顕最高裁判所長官ら約6,250人が参列、犠牲者の冥福と核兵器の廃絶、世界の平和を参列者全員で祈念、長崎市・伊藤一長市長が平和宣言で、核保有国の核抑止力に固執する姿勢を強く非難しながら、「核兵器廃絶と世界恒久平和に向けて、決してあきらめることなく努力する」とし、被爆者代表の坂本フミヱさん(74)が平和の誓いで「命ある限り、『長崎を最後の被爆地に』と叫び続ける」と決意を述べた。また、この日は壱岐でも各学校で平和学習が行われ、生命の尊厳、戦争の悲惨さ、平和の尊さなど学び、紛争、戦争、核兵器のない平和な世界へ向け、思いを新たにした。
瀬戸が優勝、渡良がベスト8−虹の松原カップ唐津市長杯小学生バレー−
虹の松原カップ唐津市長杯小学生バレーボール大会(唐津市など主催)が6日、同市内の文化体育館を主会場に開かれ、壱岐から本市バレーボール連盟の推薦を受け出場した瀬戸がみごと優勝、渡良がベスト8に入賞した。
最優秀賞に浦上友佑さん−壱岐少年少女空手道大会−
第19回全壱岐少年少女空手道大会(読売新聞西部本社主催)が7日、郷ノ浦町、大谷体育館で開かれ、日ごろから鍛錬してきた技を披露、熱戦を展開した。大会の主な結果は次の通り。
▽基本技?@出口涼香(盈科2)?A小畑翔大(石田2)?B平川裕基(柳田5)、山川聖立(那賀3)▽型初級?@浦上友佑(沼津3)?B松永元輝(八幡3)、小崎奈々(盈科1)▽型中級?@川山裕司(石田4)?A横山瑛(筒城4)?B江川尚美(石田6)、豊永一葉(石田5)▽型上級?@西田大誠(盈科5)?A江戸翔太郎(盈科5)?B真弓達将(石田5)、横山崇晃(盈科6)▽4年以下組手?@雨海悠斗(瀬戸4)?A野口航綺(盈科3)?B横山健悟(盈科4)、山下佳寛(石田2)▽5、6年組手?@長岡聖剣(田河5)?A長戸翔(盈科5)?B長嶋涼太(田河6)、江戸翔太郎(盈科5)▽小学女子組手?@福川咲良(石田5)?A横山瑛(筒城4)?B浦上友佑(石田3)、江川尚美(石田6)▽最優秀選手賞=浦上友佑(石田3)
新・市議に聞く?@
新たな市議会の顔ぶれが決まったが、本紙は各市議の市政への抱負や考えなどこのコーナーで連載し、紹介します。(得票順)
坂本拓史氏(46)
陣営の皆さんはじめ、支援者の皆さんにたいへん感謝しています。市議会では、農業関係出身なだけに、第一次産業の振興はもちろん、本格的に刷新した壱岐の島・市づくり―新しい壱岐の創造に全力で取り組んでゆくことで、支持してくれた多くの市民に選挙期間中にアピールしてきた「情熱」「誠実」の政治姿勢を示したい。今回の選挙で本来の姿を整えた市議会で、視野を広く持って様々にチャレンジをし続けていきたいと、選挙期間中に各地を歩いた際、「新しい市議会で壱岐の今の現状を、何とか前向きな方向に」の大きな期待を感じたことから強く意識した。とにかく一生懸命に取り組みたい。本市には財政の立て直しなどの問題が山積しているが、これからの壱岐を担う若者、子どもらの教育は重要と考えている。競争が激化する現在、大人が襟を正し、豊かな自然も含め、生きることの厳しさを受け止められる壱岐らしい教育、広い意味で教育の島・壱岐を目指す必要があるのではないかと、一人の父親としても考えている。新たな壱岐市づくりに向け、思いを一つにする仲間と心を合わせながら、地域振興に向けた取り組みを、着実に実現してゆきたい。
鵜瀬和博氏(36)
今回、市議に再選され、支持者の皆さんに感謝しています。合併して約1年半、この選挙後の市議としての任期の4年間は、自分はもちろん、壱岐市にとっても非常に重要な期間になるものと思っています。業種や年齢などに関係なく、多くの市民と語り合えるチャンスを作り、そこで知った市民の声や培った経験を、市議会に反映し、少しずつでも活かしていきたい。子どもたちは壱岐の将来を担う大切な存在である。まず、その子どもたちを、不安なく生み育てる環境の整備は、ハード、ソフト両面からも大切であり、長い時間と費用が掛かると思うが、非常に重要で、急務のように考えている。先では胸を張って壱岐の島をアピールできる子どもたちを育て、島外のノウハウや技術、知恵を学んで成長した若者として里帰りしてもらい、定住できるような壱岐づくりを−とも考えている。歴史文化の伝承も含め、当たり前に感じている壱岐の島独自の豊かさや美しさは、この島の質の高さを示すもので、その可能性は大きい。そこを再確認することは、様々な取り組みの起点ともなる。とにかく若さと行動力を活かし任期いっぱい、壱岐市づくりに尽くしたい。
会長に山西實氏を選出−第1回一支国博物館(仮称)等整備推進協議会−
一支国博物館(仮称)等整備推進協議会の平成17年度・第1回目の会議が10日、芦辺町、離島センターで開かれた。同委員会は、市内の農漁協、観光協会、交通関係などの民間団体から12人と、公募で選ばれた市民4人の合わせて16委員で構成され、平成20年度の開館を目指す同博物館と県立埋蔵文化財センター(仮称)の整備推進計画を図り、事業内容や運営のあり方について協議、検討を行う運びとなっている。須藤正人教育長のあいさつの後、役員の選出が行われ、歴史的見地の有識者として、会長に一支国研究会副会長の山西實氏、副会長に壱岐いき名産品協会の吉田寛会長が選ばれた。
国指定の伝統の舞を披露−『壱岐大々神楽』公演−
壱岐神楽保存会(牧山逸馬会長)による「壱岐神楽」の公演が今夏も6日夜、悪天候のため会場を屋内の石田町、筒城ふれあい広場体育館にうつし開かれた。神官が演奏する笛や太鼓の音に合わせ、優雅にまた力強く、舞い手の神官が舞う同神楽の公演は、古くから伝わる国指定重要無形民俗文化財(1987年)を、より多くの市民に親しんでもらおうーと毎年行われ、この日も夕方から約6時間かけ、厳かな雰囲気のなか、市内各地から集まった多くの市民、観光客らに、最も長大な大々神楽が披露された。
ひとしずく
今夏で60回目の原爆の日を、広島は6日、長崎は9日に迎えた▼長崎市での原爆犠牲者慰霊平和祈念式典では、伊藤一長市長が「広島とともに、核兵器廃絶と世界恒久平和に向けて、決してあきらめることなく努力する」などと平和宣言▼被爆者の代表として坂本フミヱさんが「私はあきらめません。命ある限り、『長崎を最後の被爆地に』と叫び続けることを約束します」などと、平和の誓いを決意をもって述べた▼この日は小、中、高校と各校で平和学習が行われ、子どもたちはそれぞれに戦争や紛争、もちろん核兵器のない平和な世界に向け、思いを新たにしたのではないかと思う。長崎の平和宣言の中に「長崎では、多くの若者が原爆や平和について学び自らの活動に取り組んでいる」のか所がある。確か壱岐でも高校生が、核兵器の廃絶と平和を希求する署名活動をしていた。とても素晴らしいことである▼友人たちの中には、特別な事はできないので▽いつも心を感動や喜びで一杯にして、心が平和であるよう心掛けている▽自然、地球、大宇宙―と、その大いなる愛に感謝し、平和な世界へと祈りを込め、思い出すたび「ワールド・ピース」と呼吸している人たちもいる。
社説 −初の市議選を終えて−
旧四町が合併して昨年3月に市となって以来、初の市議会選挙がこの7日、議会の信頼回復、本市の行財政改革地域振興、将来のビジョンなどを争点に実施され、定数の26人が確定した。この市議選は、合併に伴う在任特例の適用により、旧四町議会の全議員がそのまま市議へと移行し、マンモス議会となったことから、その当時、多くの市民から「議会は定数になるべきでは」とする声があがったことが、そもそもではないかと思う。その“声”は立ち消えたようであったが、今年3月、6月の定例議会の議員発議による自主決議案の否決でくすぶり始め、住民運動による解散を求める署名活動、初の住民投票による議会解散の審判へと燃え上がり、選挙へと持ち込まれ、今回の結果へつながった。が、はたして民意がより反映される結果となったのであろうか。
それは、さっそく開かれる17日の初議会・臨時議会で正副議長が決まり、常任委員が選任されて、9月・12月・来年3月と議会を重ねるたびに、表面化してくるはずであるが、市民=有権者は逆に、議会の在り方を注意深く見守る中で、市議らとの緊張感ある関係を常に保ちながら、壱岐市づくりへ参加することへの責任を問われることになる。市議の任期は4年間で、この4年間は、本市にとっても、市民、議員にとっても非常に重要な期間となる。それは少なくともこの期間に、前向きな成果が将来に向けて見える、感じられる―といった手応えのようなものが、潜在的に求められるようになろうからで、そこに必要なものは、理事者サイド、市議会、市民が一体となり、共通の目標となろう“伸びゆく壱岐の将来像”を、はっきりと共有することではないか。
例えば、その三者が互いに同じ目線で、決して声を荒らげることなどなく、互いに善き聞き手、話し手となりながら、話し合えるような「場」を、市内の各地で聞きながら、その共有される目標を、より明確なものとしていくような努力、作業を積み重ねること、市民の小さなコミュニティに関係性のあまりない市議らを招くなどして、その時の市政の状況の説明を受け、ディスカッションをするなど―である。市民は、まずできるだけ議会を傍聴することが、市政参加への基本となるが、仕事などで難しい場合も多いだけに、先に記した「場」を、自分たちの手で設けるなどして、市民皆で本市のより発展的な将来に続く「今」を築きたい。その思いは高まるばかりである。
- | HOME |

