2005年7月6日 第4248号 

−主なニュース−



市議数5日現在28人に−17日議会解散の賛否問う住民投票


本市議会6月定例会・最終日で、「壱岐市議会の解散決議」が提案、否決され、今月17日の住民投票が決定したが、同議会直後に議員19人、4日までに相次いで8議員が辞職し、その解散議案への賛成、反対を問わず合わせて27人が辞め、現在の議員数は28人となった。こうした中で、市民の多くから市政に対する議員の在り方などに、不信感を募らせる声が高まりを見せているが、先月27日の告示の翌日、28日から4支所で、期日前投票、不在者投票が実施されている(不在者投票は芦辺支所のみ)。期間は投票日前日の16日まで。17日の投票は44投票区の投票所で行われ、開票は午後9時10分から、芦辺町、離島センターで行われるが、市民の審判が注目される。本市選管によると、本市の有権者数=6月2日=は、男1万2、256人、女1万3、928人、あわせて2万6、184人となっている。同選管は有権者に棄権などせぬよう、投票を呼びかけている。



ワークショップ・かわら版発行−勝本浦美しいまちづくり−


勝本浦地区美しいまちづくり推進事業・第1回ワークショップ(本市、同委員会主催)が19日、勝本地区公民館、勝本浦周辺で開かれたが、そのときの様子が「かわら版」(A4版、3枚)で発表されている。同かわら版には▽こんなにたくさんの神社や井戸があるとは思わなかった▽古い歴史が感じられる建築物の多さに驚いた▽海をもう少しきれいにしたい▽酒蔵場が多いなど、市民多くの意見が掲載されている。



元気いっぱいの大一番−県教委タフな子どもを育むモデル事業で−


霞翠小学校・相撲大会


勝本町、霞翠小学校(久田清文校長)の相撲大会が2日、雨のため同校の体育館で行われた。同相撲大会には、全校児童103人に加え、同幼稚園の園児49人、勝本中学校の相撲部員11人が参加し、元気いっぱいの“大相撲”を見せた。タフな子どもを育むための実践モデル事業の一環として行われた同大会では、国技の相撲を通じて礼儀や作法を学び、気力を養いながら、体力の向上を図る―など目的に行われた。児童らは学年別に紅白に分かれて取り組み、名前を呼ばれると大きな声で応えて土俵に上がり、参観に訪れた保護者らの熱い視線、応援を背に「ハッケヨイ」の声を合図に見事な立合いを見せ、五分五分の力でつりあい、速攻の押し相撲、投げを打つ力相撲―と、児童たちの多くの大一番に盛んな拍手が送られていた。



郷ノ浦出身市山恵一氏テノール独唱−心を耕す本物との出会いコンサート−


創立・130周年沼津小学校


1日からの教育週間に伴い、各小学校で様々な行事が行われているが、沼津小学校(平山仁校長)では、創立130周年記念事業「心を耕す本物との出会いコンサート」が1日、同校体育館で開かれた。同小学校児童53人、同中学校49人、保護者らが来場した同コンサートは、文化庁の「学校への芸術家派遣事業」の指定を受け、本市郷ノ浦町出身の声楽家でテノール歌手・市山恵一氏(東邦音楽大学、同短期大学助教授)、中島裕紀氏(同大学講師)を招いて行われた。



福岡の個展「パリのエスプリ」好評−郷ノ浦町、画家・濱 英二さん−


郷ノ浦町、画家・濱英二さんの「濱英二、パリのエスプリー?W」が2日、福岡市中央区大名の「画廊トミナガ」で開幕、濱さんがパリに滞在して描いた風景画など、約20点が発表され、好評を得ている。20代後半にパリで画家としての活動をスタート。ここ数年は1年に2か月ほどパリに滞在、創作活動を行っている濱さんは、パリの魅力と今回の福岡での個展について、「ピカソ、ダリ、ユトリロ―と、華やかに芸術が開かれたパリには、昔からそこにある街のたたずまいに、奥ゆかしさ、豊かさを感じます。建物や橋など、古いものが街全体に溶け込んで新しいものとも調和がとれている。そんなパリならではのエスプリ=香り、詩的なもの=を感じてもらえたら―」などと話していた。会場は大名、明治通りの洒落たオフィス街にある画廊で、個展の会期は今月8日(金)まで。


 

第90回例会に劇団風の子が来演−13日、子ども劇場−


「子どもに夢をたくましく豊かな想像性を」をモットーに活動、創立25周年を迎えた、壱岐子ども劇場が主催する「なんなんなんでマン」(劇団・風の子九州)が13日午後7時から、芦辺町、離島センターで開かれる。



ひとしずく


勝本浦の街部を主な放送エリアに、旧勝本町商工会青年部の協力を受け、朝市コーナー近くにスタジオを置いて昨年3月、放送をスタートさせたFMラジオ局「勝本エフエム」が、郷ノ浦への試験放送を開始した▼FM放送と言えば、これまでクラシックかモダンジャズの番組で、内外の有名アーティストたちの演奏などしか、最近まで頭になかったが、全国各地で開局したエリアの小さいコミュニティFMのニュースを見聞きし、どんなものだろうかと様々に思いを描いていた▼この1日から、周波数76・4メガヘルツで放送が始まった勝本FMの郷ノ浦エリアへの試験放送。車のラジオ、自宅のチューナーと、チャンネルを合わせてみると、現在流行している音楽や40代後半の自分にも聞き覚えがある曲が流れてくる。いつもFMで聞いているジャンルの音楽とはかなりスタイルが異なるが▼インターネットを使い、壱岐の、それも勝本から郷ノ浦の中継局へ送った音楽などが、ここまで飛んできている―と思うと、妙にうれしくて、何とはなしに「コミュニティFM、いいもんだなぁ」などと思いながら、気が付いた時に聞いている▼平日のみの放送で▽午前10時から2時間▽正午から1時間▽午後10時からの2時間の生放送3番組で、今日は午後10時からのボブ斉藤さん担当の番組を楽しみにしている。



社説  −災害シーズン前に「安全」チェックを−


2005年の後半がスタートした7月1日は「国民安全の日」で、交通事故や火災、海難事故をはじめ、自然災害に至るまで、身の回りで発生する様々な事故や事件、災害など―国民に日頃から災害に対して、十二分に備えておくことをアピールする日である。この日から「安全週間」がスタートしたが、事故や災害など予期することができない重大な事態、例えば福岡西方沖地震のように、気象台もまったく注意していなかったような災害で、毎年多くの人たちが犠牲となっていることから、自分自身はもちろん、家族とも協力しながら、日々の安全について再確認しておこう―というものであろう。



壱岐署によると、今月5日までの管内の、交通事故発生状況は、人傷事故は発生31件、傷者38人、死者1人などとなっている。島内で発生する交通事故のほとんどの原因が、わき見運転やハンドル操作ミス、安全不確認などとされる安全運転義務違反という、ごく初歩的なルール違反によるものであるだけに、市民の前向きな取り組みで飛躍的に改善されるはずである。「確かめよう 歩行者 スピード 車間距離」のスローガンのもと、夏の交通安全県民運動が、今年も10日から19日までの10日間実施される。この夏の交通安全を前に、壱岐地区交通安全協会の総会が開かれ、▽交通安全対策の推進▽飲酒運転の根絶▽違法駐車・若年、女性ドライバー対策・子どもらの安全対策の推進など、交通安全の徹底による明るく安全な社会づくりを再確認している。まずは、自身の安全を守ることから始めることで、安全な交通社会へと拡大してゆきたい。



今年の梅雨は、先月10日に梅雨入りして以来、カラツユが続いていたが、これから後半となり、大雨、豪雨による災害が発生しやすい時期となる。先にも記したが、まったく予期できない災害ではあるが、「いざ」という時の連絡方法や避難場所、方法など、家族で検討するなどしてチェックしておこう。また、本市でも今年は、食中毒が発生し、高齢者が腸管出血性大腸菌感染症を発症するなど、手洗いの励行や食品の洗浄と十分な加熱調理、冷蔵庫を過信しないなど、さらに暑さが厳しくなり、食中毒が発生しやすくなる時季を前に、ごく一般的な食中毒防止のための心得の実践と徹底が市民に呼びかけられているが、暴飲暴食を避けて睡眠を十分にとるなどして、体調を整えることなど、ここでも自身の心掛けや行動が重要となる。「安全」へのチェックを怠ることなく、今年の後半を無事で元気に過ごそう。