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2011年12月21日号 第4701号 

12月21日号ー主なニュースー


○子どもたちの澄んだ歌声に感動ー第9回文化ホールジュニア合唱団定期発表ー

合唱団

壱岐文化ホールジュニア合唱団(樗木智子実行委員長)の定期発表会が18日、郷ノ浦町、文化ホール・大ホールで開かれ、年中の園児から中学1年生まで13人の団員が、この日のために重ねてきた練習の成果を発揮して、合唱の楽しさをその歌声にのせ、元気に表現した=写真=。


○物づくりの喜びを!ー技能士が児童に手ほどきー
ー柳田小「いきいき体験教室」ー


技能士

 技能士と児童が物づくりを通して交流する「いきいき体験教室」が19日、柳田小学校(岩本昌弘校長、53人)であり、3年生以上の36人が木工棚などの工作に挑戦した。


○年末恒例の壱岐大大神楽ー住吉神社ー

神楽

 年末恒例の奉賛神楽(壱岐大大神楽)が20日、芦辺町、住吉神社で開かれ、静かな境内に神官の声や笛、太鼓の音が響く中、市民多くが鑑賞に訪れ、写真などを写す姿もあった。


○社説 読者の皆様、多くの皆様に感謝して

  平成23年もまた”光陰矢のごとし”のたとえ通り、残すところ10日である。師走になったかと思っているうちに早いものである。まったく年々スピードを加速しているかのごとく時が流れ、その実感の連続のような毎日であった。
 本紙の2011年は、健全財政と将来の壱岐市のため、山積する課題に対して「自ら事をなす”進取”」の精神で何事にも臨む。「無駄遣いストップ・行政経費削減」は、行財政改革の柱となるもの。無駄遣いストップ本部の設置を実施し、総人件費の1割以上の圧縮についても平成23年度当初予算で7・5%圧縮の実績で、実現に向けて着実に進んでいる。
 市立病院改革では、自ら改革の先頭に立ち鋭意努力を重ねているが、全国的な問題となっている医師不足による影響が大きくのしかかり、現在の医療体制を維持することも厳しい状況にある。今後も誠意をもって対応し、病院改革の流れを止めることがないように取り組む。
 基幹産業である農業・漁業は、就業者の高齢化や後継者不足、価格の低迷、燃油や資材の高騰など依然厳しい状況にある。福祉関係では、「子育ての島」を目指し、母親が安心して子どもを生み、子育てを行える環境の構築。働きながら子育てができる環境整備を進め、親も子も健やかに暮らせるまちづくりを行う。障がい者や高齢者に対しては、生きがいを持って心豊かな生活ができるまちづくりに努める―など、「市民の目線に立った市政運営」に全力を傾注するという白川博一市長らの年頭の挨拶でスタートした。
 今年の第1号は4632号で、それから数えて70回目の発行となる4701号が今年の書き納めである。本紙も毎年恒例の10大ニュース(2面)でこの1年を振り返っているが、そのほかにも、国指定特別史跡・原の辻遺跡の約2万4000平方メートルの追加指定、一支国博物館の壱岐所蔵指定文化財一斉公開展、大地震を想定して33機関から約450人が参加した市防災訓練、80チーム・480人が出場、交流した第22回全国・離島ゲートボール親善大会、第10回九州・山口地区高校生中国語発表会での壱岐高校東アジア・歴史・中国語コースの生徒による、スピーチ部門4年連続優勝など様々に掲載してきたが、それぞれに印象に残るニュースがあったのではないか。
 今号は本紙最後の12月21日号である。今年もまた本紙を愛読している多くの読者に支えられての1年間であった。読者の皆様、関係する・してきた皆様に心からの感謝を添え、本年最後の社説としたい。


○ひとしずく

私の新聞づくりのモットーは、”脳障害をしている”と話す友人の言葉「人は愛を全身で表す。言葉は人間として生まれたからには重要な付属品。言葉を持つことにより、愛はますます高まった。私にとって言葉は世界そのもの、文字を綴(つづ)ることにより言葉は愛へと変わる」▼2011年の今年も、友人のその言葉を、常に胸の内に抱きながらの新聞づくり、発行の連続で、その役割について考え、果たすことへのチャレンジでもあり、大きく伸びて力をつけた地元出身の若い記者に助けられての1年、もちろん読者の皆様や先輩方の激励があってこその平成23年でもあった▼今年もこの70号目の新聞がつくり納めとなる。取り上げたニュースを偏向して報じたことはなかったか。ニュースの持つ多様な思惑や関係する人々の情実に飲み込まれ、流されることはなかったか。情報をゆがめることなくあるままに見つめ、伝えることができたか―などと、毎年のことではあるがこの最終号に想いが巡る▼やっと季節も”らしい”気候になってきた。カゼやインフルエンザなど引かぬよう体調を整えて今年を締めくくり、来たる新年を元気で無事に迎えたい▼それでは来年2012年が読者の皆様はじめ、市民の皆様にとって喜び多く明るい年となることを祈念して、このコーナーの幕としたい。

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2011年12月16日号 第4700号 

12月16日号ー主なニュースー


○きょう16日にスタートー一支国博物館・第8回特別企画展ー
 ー『建築家 黒川紀章展』ー


博物館

 芦辺町、一支国博物館(館長・須藤正人市教育長)の第8回特別企画展「建築家 黒川紀章展」がきょう16日にスタートした。
 世界的建築家の故黒川紀章氏が手がけた作品の中で、「壱岐市立一支国博物館・長崎県埋蔵文化財センター」は、国内では遺作となる作品で、今回の特別企画展では、黒川氏の一支国博物館と県埋蔵文化財センターに込められた想いや建築思想を、その偉大な業績などと一緒に振り返る内容となっている。


○中国語発表会で4連覇ー第10回九州・山口地区の大会でー
 ー壱岐高東アジア歴史中国語コースー


中国語コース

第10回九州・山口地区高校生中国語発表会(高等学校中国語教育研究会九州支部主催)が11日、北九州市立大学で開かれ、壱岐高校東アジア歴史・中国語コースの築城七海さん(3年)がスピーチ部門で優勝。この大会で同校生徒が4年連続の優勝を見事に勝ち取った。


○社説 今年の漢字「絆」に

 その年の世相を漢字一文字で表し、1995年から毎年発表され、今回で17回目となる今年・2011年の漢字が「絆」に決まり、主催する日本漢字能力検定協会が12日に京都市の清水寺で発表した。
 協会が日本全国から公募した応募総数49万6997票は過去最多で、その中のトップが6万1453票に達した「絆」。絆は「人と人との断つことのできないつながり。離れがたい結びつき」などと辞書にもある通り、東日本大震災や紀伊半島豪雨災害などの大規模な災害で意識された家族や友人、仲間とのつながり、絆の大切さをあらためて知ったこと。女子サッカーの日本代表チーム「なでしこジャパン」が、優勝したワールドカップで見せたチームワークなどが理由に挙がっているという。
 2位に入ったのは「災」、3位・「震」、4位・「波」、5位・「助」、このあと「復」「協」「支」「命」「力」で、どれもそうした大災害の発生から連想され、報道された被災地での人々の様子、ボランティアらの活躍などが、目に浮かんでくるような漢字ばかりではあるが、中でも絆は、今回も揮毫(きごう)した清水寺の森清範貫主(かんす)が「手を一つに携えて、震災から復興していこうと日本や世界の人々が思っている。心を込めて書かせていただいた」と語っていた通り、そうした想いが現れており、これからに前向きな温もりのある言葉である。
 この漢字は、年々加速するように進む少子高齢化の社会においてはとても重要な言葉で、これを念頭においた地域振興策、地域づくりが望まれている。この言葉には、ただつながっているのではなく、心通うコミュニケイションが大切な要素であり、目には見えない部分ではあるが、人にとって非常に重要なことを示している。それだけに政治や行政、もちろんメディアに携わる人々にも、よくよく見つめ直してほしい領域であり、心しなければならない文字の一つ。
 人と人、つながり合う心と心―この「心」を、子どもはもちろん、大人とされる人々、社会が育てゆくことも、その一文字を様々に活かしていく上で望まれている。また、日々の煩雑な出来事や不透明感による不安にさいなまれるような社会の中にあっても、それぞれが静かに心に向い、その領域について時間を持って考えることも望まれ、それはこの島、社会の成長にもつながっていよう。
 世界の今は、物・金・パワーによるつながりが強い状態にあり、絆の大切さを思い出させるような大災害の発生は、いったい何だったのか。忘れずに心に留め置き考え続けたい。



○ひとしずく

近所の空き地に見事なカエデの木がある。とても美しく紅葉しており、少々黄色がかったオレンジ色から、鮮やかな赤に到る色合いが素晴らしい▼もうだいぶ葉は落ちてしまったが、石田町方面に向かう国道の途中、ホタルで有名な清水橋近くの大イチョーの葉の黄色もとても見事で、木の下に重なる落ち葉と一緒に、辺りを照らすように輝いて見えて何とも素晴らしい。勝本町の水神社にある大イチョウも見事だそう▼よく見て歩いていると、あちこちに小さな紅葉があり楽しいものである。壁をはうツタのそれやあちこちで見られるハゼの木の、周囲の風景から際立つような赤もまた素晴らしい。山並みが燃える―といった紅葉もいいが、小さな紅葉も味わいがある▼車で島内を走っていたり、歩いていると、一本の紅葉する木の美しさに車、足をとめ、ほれぼれと見入ってしまうこともある。強い季節風にあおられると、あっさりと散ってしまうものの、その光景からは、何だか喜びのようなものが感じられ、不思議に思う時もあり、そうした時間が愛おしく意識されることもたびたび▼ところで、まだまだ自然が豊かに残る―とされるここ壱岐の島でも、”なぜこんなことを”と思うようなシーンが目に飛び込んでくる場所もある。ガマの穂が見られる場所もだいぶ減った。大切にしたいものである。

2011年12月12日号 第4699号 

12月12日号ー主なニュースー


○船内パトロールの実施などー海の交通安全、事故、犯罪防止をー
 ー海保「年末年始特別警戒及び安全指導」ー


フェリー点検

海上保安庁の「年末年始特別警戒及び安全指導」が今年も10日から始まり、来年1月10日までの期間中、各地で安全への指導や広報活動など多様な取り組みが実施される。
 壱岐海上保安署は期間中、旅客ターミナルの警戒やカーフェリーに乗船してのパトロール、瀬渡し・遊漁船への安全点検、釣り人らへの救命胴衣着用徹底、緊急時118番通報など安全指導を行い、海の安全についての意識の向上など訴え、取り締まりなど強化する方針。
 同保安署は期間初日の10日、市消防本部と合同で、九州郵船・フェリーあずさに乗船して安全総点検を実施、消防設備などの確認を行った。


○飲酒運転撲滅を宣言ー壱岐商業高校職員37人ー

商校宣言

 年末の交通安全県民運動が「一滴が涙に変わるその飲酒」のスローガンの下、13日から10日間実施されるのを前に、壱岐商業高校(柿原孝則校長)の職員37人は7日、飲酒運転撲滅宣言を行い、飲酒運転をしないという認識を新たにした。


○社説 海の年末年始特別警戒と安全指導

 今年も海上保安庁の「年末年始特別警戒及び安全指導」が10日から全国で一斉に始まった。帰省や正月の休暇を利用した旅行など、年末・年始の輸送繁忙期に、旅客船やカーフェリーなど乗客を運ぶ船舶を重点対策として来年1月10日までの1か月間、船舶交通の安全確保、船内はもちろん、旅客ターミナルを含めた海上防犯の強化など目的に展開される。
 壱岐海上保安署=壱岐海保=でも、市消防本部と合同で期間初日の10日、九州郵船のフェリーあずさで消火設備などの安全確認を実施し、乗組員らに安全航行への徹底した取り組みを指導、期間中は、旅客ターミナルでの警戒やカーフェリーに乗り込んでの船内パトロールなど、様々な犯罪の防止や安全運航の徹底指導による海難事故防止、瀬渡し船や遊漁船への安全指導なども実施する方針。
 釣り仲間が昨日、磯釣りに行っているのではと、いつもの西側の磯に見物に行ってみた。前日まで大シケだった海は、波もだいぶとれて少し離れた場所でも2人が竿を出していた。その3人は冬の荒海での釣りをするための安全対策をきちっと講じて釣りをしていたが、しばらくすると、救命胴衣を着けず、濡れた岩の上ではとても滑りやすいスニーカーで、釣りに来た人がいたので驚いた。
 これから冬型の気圧配置が強まり、シケ模様の日が多くなる。もし、シケる海に転落したのを見ても、118番通報をし、何か浮力体になるものを投じるほかに、救助活動を行うのは無理である。冬の海では安全対策を第一に考えて備え、”自分の安全は自分で”である。壱岐海保はその安全指導期間中、釣り人に巡視艇で海上から、陸上から行ける場所には陸上から近づき、ライフジャケットの着用、緊急時に救助を依頼(118番通報)するための携帯電話の携行など、安全指導を行うことにしている。
 壱岐海保は先日、「未来に残そう青い海・図画コンクール」の表彰式を行い、入賞作品が12日から26日までダイエー壱岐店ピア21ギャラリーに、27日から来年1月17日まで一支国博物館で展示する。子どもたちがそれぞれに海の環境について考え、恩恵について想いを巡らせて描いた力作ばかりで、どの作品も海での安全・安心は、最も基本的なものとして美しさや豊かさの中に込められていよう。その心を押し潰すようなことはあってはならない。
 明日13日から陸の交通安全県民運動が始まる。今年も残すところ20日ばかり、十分に注意して無事故でこの年を送り、明るい新年を迎えたい。


○ひとしずく

米、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセアニア、北中米カリブ海の代表クラブ各1チームと開催国代表の1チーム、計7チームが”世界一”のタイトルをかけて対戦する「TOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップジャパン2011」が8日にスタートした▼今回は、テレビのスポーツニュースで連日報道している通り、トーナメントではよくある番狂わせがない限り、世界最高のプレーヤーとされるメッシを擁するスター軍団・バルセロナとサッカーの王様・ペレの再来といわれる19歳のブラジル代表・ネイマールを擁する南米代表・サントスによる決勝戦が予想されている▼サントスといえばその昔、ペレがサッカー人生で最も輝かしい時代を過ごしていた名門クラブで、サントスと聞くとペレと黄金時代のブラジル代表が思い浮かぶ。そのペレが率いてワールドカップで3度目の優勝(1970年、メキシコ大会)を果たしたチームが、自分の中では、現在のどの代表チームより強いと確信している▼開催国・日本代表はJ1リーグ優勝の柏レイソル。昨日11日夜、準々決勝を戦い、延長戦後のPKで北中米カリブ海代表のモンテレイ撃破、次はそのサントス戦(14日午後7時半)。楽しみなのは18日午後7時半キックオフ予定の決勝戦。下馬評通りバルセロナが優勝するのか。

2011年12月6日号 第4698号 

12月6日号ー主なニュースー


○信じてくれる人いれば孤立しないー河野義行氏が記念講演ー
 ー人権フェスティバルー

 
人権フェス

一支国人権フェスティバルが芦辺町、離島センターで開かれ、松本サリン事件で被疑者扱いを受けた鹿児島県在住の河野義行氏(61)が「報道と人権」と題して講演。約300人の市民が聴講に訪れた。
 同フェスティバルは4日から10日の人権週間にちなみ、市などが主催して毎年開催。河野氏は平成6年6月に長野県松本市の住宅街で発生したテロ事件「松本サリン事件」の第1通報者。自身や家族もサリンの被害に遭いながらも被疑者として扱われ、マスコミにも連日、誤った報道にさらされた。
 講演で河野氏は、事件当日から1年間を当時の心境など踏まえ具体的に話し、警察に自白を強要されたことや誤った報道が繰り返されたこと、自宅に脅迫状が届いたり、無言電話がかかったりして精神的苦痛を味わったことを語った。
 河野氏は、「会社も全面的に支援してくれた。100%信じてくれる人がいたら孤立はしない。自分を信じてくれる人を作ってほしい」と呼びかけた。


○第2陣が4日に帰島ー養殖筏の錘袋製作など従事ー

災害ホ#12441;ランティア

 11月28日から宮城県南三陸町へ派遣されていた災害ボランティア「長崎・壱岐活き応援隊第2陣」(中山忠治隊長)が4日昼、郷ノ浦港着のフェリーで帰島し、ターミナル前で帰島式が開かれた。


○社説 無免許運転の男逮捕

 今年も早いもので師走も5日が過ぎ、あす7日は二十四節気の「大雪(たいせつ)」で、12月も2週目ともなると忘年会などそろそろピークに入るのではないかと思うが、冬らしさが本格化するこれからは、正月に向い飲酒の機会が増える時期である。
 この時期毎年恒例の県交通安全推進県民協議会主唱・「年末の交通安全県民運動」が13日から22日までの10日間、「一滴が 涙に変わる その飲酒」をスローガンに、(1)飲酒運転の根絶(2)高齢者の交通事故防止(3)全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底の3項目を重点項目に、夕暮れ時における早目の点灯、雨天・曇時の点灯を特別広報に加えて実施される。
 運動の重点のトップにも上げられている飲酒運転をするドライバーは年々減ってきているように思うが、酒酔い運転=飲酒量にかかわらず、アルコールの影響により、正常な運転ができないおそれがある状態の運転=5年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられたうえ違反点35点で免許取り消しで、酒気帯び運転=アルコール濃度が呼気1リットル中に0・15ミリグラム以上での運転=の場合は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金、違反点が0・15ミリグラム以上・0・25ミリグラム未満で13点になり免許停止、それ以上の場合は違反点25点で免許取り消しとなる。
 さらに、酒を飲み運転しそうな人に車を貸すなどの行いは、飲酒運転者と同罪になる。そうした人に酒を出した飲食店や酒類販売店、個人も対象となり、飲酒運転を容認することにもなるそうした車の同乗者も罰則が科せられる。飲酒運転のドライバーだけでなく、様々に罰則や罰金も設けられており、とにかくこんなに割に合わないことは、しないに越したことはないし、してはならない。
 都会に住む友人たちの中には、酒を飲んだ後の車の手配や交通機関の利用時間などや静かにゆっくり語り合いたいなどと、「家呑み」を推奨し、宿泊するつもりで来てほしい―と言うありがたい友人もいる。市内の友人の中にも同様の男性は多く、皆で食材を持ち寄って得意な料理を作り合いながら、ワイワイと楽しみたいという友人も。が、そんな友人たちと飲食店で酒を飲む機会も多い。彼らはマナーある”呑兵衛”たちである。
 自分も飲むが、酒をおいしく飲むためにも、その責任の重さを意識して―である。事故を起こしてからでは遅い。▽酒を飲んだら車を運転しない▽車を運転する前には酒を飲まない▽車を運転する人には酒を出さない―を徹底したい。


○ひとしずく

12月らしく寒い日が続いている。寒風にさらされながら、穂全体に冬の日をためて輝き、その風を受けて舞い上がるのを待ちわびているようにも見えるススキが見られるようになると、この詩が思い出される▼「わたしが飛ばした わたげなの 私もすぐに 会いにいく きみのとこまでたどりつくかなぁ いつか出会ったその日まで 笑顔いっぱい あなたと私」これは当時女子児童だった女性の詩▼タンポポの綿のような冠毛をつけた種子が風に乗り飛び立つ瞬間をイメージし、その時の心象を詩にしたものと思うが、楽しかった思い出の時、これからの人生に対する漠然とした希望と不安が、複雑に交錯しているように感じられる「いつか出会ったその日まで」というフレーズが特に好きである▼読むたびに胸を打たれ、様々に詩への想いが湧き上がってくる作品で、わかっている・いないにかかわらず、直観的に表現されている内在の自分への想い、出会い・別れ・再会と、「あなた」を目指す私と待つあなたは喜びに満ちている―キューンと心に染みるような切なさも感じられ、子どもの感性の豊かさが意識される▼壱岐の島の野山には、その視点や見方により、感謝すら憶える感動の瞬間や光景、美しい島の表情がいっぱいである。その時を、心のノートにできるだけ多く、そして大切に刻み続けたい。

2011年12月1日号 第4697号 

12月1日号ー主なニュースー


○県の調査で石列を確認ー島状の陸地、水利施設かー
 ー原の辻遺跡・船着き場北側にー


原の辻

原の辻遺跡の発掘調査で、船着き場遺構の北側に石列が見つかり、島状の陸地があったことが初めてわかった。
 県埋蔵文化財センターが25日の原の辻遺跡調査指導委員会(委員長・西谷正九州大学名誉教授)で報告した。
 船着き場遺構は平成8年の圃場整備で原の辻ガイダンスの南西で発見。同17年度から3年間調査が行われ、南北約40メートル、東西約30メートル、東側と西側に2本の突堤を持つことがわかっている。弥生中期のものと見られ日本最古の船着き場とされている。


○タイ、ヤズを生ハム風に加工ー新商品開発「粋な 漁(まりん)」ー
ー魚価安定目指し新商品開発、郷ノ浦漁協ー


漁協新商品

 郷ノ浦漁業協同組合(塚元富夫組合長)はこのほど、タイとヤズ(ブリの子)の身を生ハム風に加工した新商品「粋な (まりん)」を開発。年内を目途に発売することにした。
 25日、郷ノ浦町、文化ホールで試食会があり、開発に携わった(株)みそ半の社長で県水産部アドバイザーの松永忠徳氏、中国上海のオークラガーデンホテル上海の元総料理長でフランス料理35年間一筋の荒木初好シェフら関係者が出席。地元旅館組合や酒造会社、飲食店などを招き、荒木シェフが粋な を使って料理したフレンチを試食した。


○社説 自慢の産品を愛用し大きく伸ばそう

 さぁ、いよいよ今日一日から12月、師走のスタートである。東日本大震災、豪雨、台風など自然災害に揺れた2011年も残すところ1カ月。本紙の今年の発行も6日、12日、16日、21日の4回を残すばかりとなり、来年の元旦号制作に向けて県知事や県議、市長らの年頭のあいさつ、広告などを準備する時期となった。
 昨日までの数日間は暖かい日が続いたが、昨晩から北東の風が強まり、気圧の谷や寒気の通過による影響で、今朝は暴風波浪警報が発令されるなど、大荒れの天候となった。この天候のように本市でも、タイでの災害、円高や不安な要素を内外に抱える経済と一般の国民にわかりにくい政治などが”師走気分”に水を差すのでは。
 市内の各商店街では、公務員らのボーナスに焦点を合わせるように恒例の歳暮やクリスマス商戦が様々に展開されているものの、我が社から見える街の通りを歩く人たちは少なく寂しいかぎりで、この時季らしく冷える夜には、より寒さが染みてきそう。にぎわいの創出のためにも、できるだけ地産地消を心掛け、市民多くに地元の商店を利用し、地元の生産者の顔が見えるような素晴らしい壱岐の産品を自宅用、贈答用と愛用してほしいもの。また、忘年会など飲食の機会も増えるこの時期、こんな点でも同様に願いたい。
 今号2面に壱岐島活性化集団「チーム防人」・中山忠治代表の投稿を掲載している。自費でイベントに参加した際の出来事や感想などについて書いたもので、今後の壱岐の島の観光、人材の育成への想いが綴(つづ)られている。「芽が出たね」―人材育成は、たびたびこのコーナーでも書いている通り、島を興すための鍵である。観光や商業、農水産業、文化に至るまで同様で、中山代表の文中にある「人材育成と活用が大事」の一節の通りであり、中山代表の本市の地域振興に懸ける情熱が意識される。
 地産地消への取り組みにも言えることで、”芽が出た”産品やイベントなど、よりよい点を活かし、全体を大きく伸ばしていくことで、さらに成長させる―といった姿勢が強く望まれ、わずかな期間や1,2度の開催で止めることなく、市民自慢の”それ”にするくらいに、永いスパンでとらえ、考え、活かしたいし、自分のこれまでの”それ”にプラスして、島外に住む知人らにどんどんセールスし、ファン獲得に皆で取り組もう。
 さて、これから冬がらしさを増してくるが、「万病の元」とされるカゼなど引き込まぬよう、体調を整えて新年に臨みたい。


○ひとしずく

白寿―99歳の時に処女詩集「くじけないで」がベストセラーとなった詩人・柴田トヨさんの言葉「あふれるような気持を詩にして、人生の終わりに花を咲かせることができました」で始まる新しい詩集「百歳」を読んだ▼今回の詩集は、前回の作品集以上に、人生の悲喜こもごもを一切合切受け止めて重ねる年齢により昇華し、それが生命力というか生きる力となり、詩として表現されることで、人生讃歌が、決して押しつけがましくなく、高らかに謳われ詠まれている▼加えて、そうした出来事に祈るように添う心づかいが感じられ、並ぶとてもリラックスした言葉により共感し情景が浮かんでくるよう。ユーモアも素敵で触れると何やら心が軽くなるような心持ちになる。そして、読んだ後の幸福感、感じられる温もりが素晴らしい▼この詩集には自伝的なコーナーの「ありがとう」と「心から伝えたい」や詩を書き始める前から、日々の暮らしのなかで詠んでいた心のうた20編を紹介するコーナーもあり、柴田トヨさんの眼差しに気負いがとれ、心が明るくなってくるような大切な1冊になった▼「やさしさ」「流行」「空に」「倅にⅢ、Ⅳ」「教わる」「私を探して」「道(あなたに―)」「被災者の皆様に」など、どの詩にも共感し感動する。こんな老い方をしたいとも思う。

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