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2011年8月26日号 第4678号 

8月26日号ー主なニュースー


○年間11億円で航路JR並にー平成25年3月の離島振興法失効前にー
 ー五島市で総決起大会ー


決起大会

 離島振興法の平成25年3月末失効を前に、県と県離島振興協議会(会長・白川博一市長)は19日、五島市で「新たな離島振興法の制定実現を求める総決起大会」を開き、離島の不利条件是正を国に求める決議を採択した。
 離島振興法は昭和28年に制定された10年間の時限立法で、離島民の生活安定、医療確保など目的に施行され、これまで10年ごとに5回延長してきた。


○「人面石けん」新製品コンにー6~9日東京ビッグサイトで開催ー
 ー秋の東京国際ギフトショーー


人面石鹸

芦辺町、一支国博物館のオリジナル商品「人面石けん」が6日から9日までの4日間、東京・江東区有明、東京ビッグサイトで行われる「第72回東京インターナショナル・ギフトショー秋2011」の新商品コンテストに出品される。


○社説 新学期のスタートを前に

 島内のスーパーで生の秋刀魚(サンマ)を見かけるようになってきた。一昨日の朝だったか、ニュースで、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県・気仙沼漁港に、大震災後初めてのサンマの水揚げがあった様子を紹介していた。北海道沖でとれたサンマで、今年は震災の影響を受けて昨年の1~2割にまで大きく減る見込みという。
 サンマといえば、秋本番がイメージされるが、先週に盆の期間を送り、二十四節気の一つで、暑さがやんで秋の涼しさが間近い頃とされる「処暑」が23日に過ぎたばかり。日中は台風の影響もあってかとても蒸し暑い。その台風は11、12号と2つが日本列島の様子をうかがっており、特に11号は九州方面に狙いを定めているよう。
 ”様子”といえば、この国難の時に、伝えられる国政を預かる政治家たちの有り様といったら、これ以上に国民とのかい離はないと思えるほど。台風の大雨、大風でどうにかならないものかと、冗談にもならないが、そう感じている一般の国民も多いはず。政治家たちが考えているほど、人々のどこかの何かが不足しているわけではない。来月1日は「防災の日」で、台風襲来の頃とされる「二百十日」でもある。台風に襲われるのは困るが、”大風”で一新されて、心地好く次の季節を迎えたい。
 早期米の稲刈りが本市でも始まり、稲が太い竿に干されるこの時季ならではの風景が見られるようになってきた。あちこちで青々としたイガに包まれたクリがなって、この厳しい残暑の中にも、海や野山―自然界には、次の季節・秋の気配が感じられ、風景写真を撮っていると、狙う写真とわずかな晴れ間から差す日差しの強さにギャップが強く意識され、巡る季節の妙がそんなところにも感じられる。
 真夏の暑さに向かうようにスタートした子どもたちの夏休みも残すところ5日間。その9月1日には2学期がスタートする。子どもたちが我が社の前を元気いっぱい通学する姿が今から見えるようだし、大きな笑い声など子どもたちの声も聞こえるよう。油断せずにこの五日間を無事に過ごし、夏休み期間中のそれぞれの経験から、一回りも二回りもたくましさを増した姿を、見せてほしいものである。
 子どもたちの姿が校舎に戻ると静かだった街並みにも元気が反映され、何とはなしにその気が満ちてくる。いよいよ社会も年末に向かっての再スタートである。大晦日までの4カ月間を、それぞれの豊かな実りへの期間とし、得られる多様な結果を、自分や社会へのプレゼントとしたい。


○ひとしずく

高齢の詩人・柴田トヨさんの処女詩集「くじけないで」を手に取りパラパラとめくっていくと「溶けてゆく」という作品のページが開いた▼それは「ポットから 注がれる お湯は やさしい 言葉のようだ 私の 心の角砂糖は カップのなかで 気持よく 溶けてゆく」という作品で、その情景と柴田さんの作品に注ぐ優しさが目に見えるようで、ほんとうに素晴しい▼その詩集は150万部を突破するほどの大反響が起きているという。柴田さんは1911年6月26日生まれで、現在は100歳。趣味は詩作で、夢は自分の詩集が翻訳されて世界中の人々に読んでもらうことなどとあった▼柴田さんが著書を書き始めた平成15年から平成22年2月までの作品42作品が、その詩集に収録されている。どれも落ち着いて暖かで慈愛に満ちた眼差しが感じられるものばかり。中にはユーモアに富んだ”お洒落(しゃれ)”な作品もあり、とても素敵な詩集。こんなに気に入った作品が収められているものは少ないように思う▼作品となる言葉の先、内、外と心が重なるように見つめて、直感を感じ取っているのだろうか。以前、自分の心を深く深く掘り下げていくと、かれることのない水脈のような、心と心をつなぐ流れのようなところに行きあたる―と聞いたことがある▼とにかく素敵な作品ばかりである。

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2011年8月22日号 第4677号 

8月22日号ー主なニュースー


○社説 夏の甲子園から

 高校球児の憧れ・第93回全国高校野球選手権大会=夏の甲子園=が兵庫県西宮市、甲子園球場で開幕、ヘルメットに「がんばろう!日本」の言葉を付けた全国49校の代表校による、まさに熱戦が展開され、西東京代表の日大三が、試合ごとに見事な攻撃力を発揮して優勝、参加した4014校の頂上に立った。
 今年の甲子園は、野球をあまり知らない自分が観ても、ゲームをあきらめてしまいそうな点差を逆転したり、延長戦で高い集中力を発揮する選手たちのプレーに、心の底から感動させられた。中でも日大三の6番打者・菅沼賢一君の、大好きな野球ができる喜びをストレートに表現して、いかにも楽しくて仕方がないという調子で立つ打席の様子が忘れられない。こうありたいと見るたびに思わせる力があった。
 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」への国民栄誉賞授与式が18日、首相官邸で行われた。今年のサッカー女子ワールドカップ・ドイツ大会での戦いぶりは、様々にスポーツニュースなどで取り上げられ、彼女たちの▽好きなサッカーを中心に据えた人生を、思い切り生きる姿勢、覚悟▽目標の実現を信じ、積み重ねてきたプロセスを力にチャレンジし続ける姿▽最高のステージで最高のプレーができた喜びなどへの共感が、ファンだけではなく多くの国民の心を動かした。
 今回の夏の甲子園を湧かせた球児たちのプレーぶりと、ワールドカップに優勝したことで、東日本大震災後の被災地の人々はもちろん、国民を奮い立たせるような勇気と感動、それにより与えられた心への力―など、「なでしこジャパン」の戦いぶりとが重なるように感じられたのは、自分だけだろうか。
 女子サッカー、高校野球どちらにしても、大好きな競技と真摯に向き合い、厳しい練習をひたすらに積み、ゲームではひたむきに、懸命にプレーする姿から、観戦する者は素直に感銘を受け、臨む人生への勇気、活力をも受け取るのである。今、様々に難しい局面の真っ只中にあるように見える国の有り様も、混沌としていて、なかなか出口が見えないような状況にあるだけに、本市もスポーツをはじめ、芸術などの文化面、感動という、人々の心を動かし、前向きに生きていこうとする力を生み出す、与える力がある「文化」の育成に、その力点を置いてみるのもよいのでは。
 感動を伝えるには、感動を味わった経験が必要ではあるが、壱岐の島にはまだまだ多くの”体験用”の自然が残っている。心を開きその力を少し借りさえすればよいのであるが。


○ひとしずく

もう1週間も前になろうか、車で国道を走っていると、歩道にまだ青々としたクリのイガがいくつも落ちているのが目に入った▼暦の上では、この日から秋が始まるとされ、夏至と秋分の中間にあたるとされる『立秋』が8日に過ぎて、来週には気温が下がる―の予報をあてにしたくなるような残暑の中で、次の季節・秋の気配が感じられ、妙にうれしくほっとした気分になった▼数日前も夕方、我が家の近くを歩いていると、民家の塀から伸びたクリの木の枝に、そのイガをいくつも見つけ、秋の着実な足音が意識され、心なしか歩くスピードが速まって、目的地にいつもより少し早く着きそうなので、本屋をのぞき、名古屋から来た友人との待ち合わせ場所へ▼最近の日刊紙を見ると、秋の観光をPRする広告が増えてきた。観光も海のレジャーのシーズンから、そのテーマを”食欲”へシフトさせているようで、和牛やカニなど”ご当地”の名物に温泉をプラスしたものに加え、星空をアピールしている商品もあり、海外のものもシャンハイガニをメニューに加えた中華料理のコースが売りの商品もあった▼少し前よりは価格がアップしたように思うが、韓国のフザンやソウルへのツアーはずい分安い。これには広告を見るたび驚かされる▼さて、今秋の壱岐の島観光の調子はどんなものだろうか。

2011年8月16日号 第4676号 

8月16日号ー主なニュースー


○社説 暑い時季を、無事で元気に過ごそう

「人生のキラ星のような感動の体験いっぱいの期間に」―と、この欄で子どもたちの夏休みへの思いを書いたが、早くも8月も後半となり、その期間もおよそ2週間となった。
 このところの厳しい暑さの影響で、各地で30度後半を超えるような最高気温を記録しており、本市はアメダスのデータでは、そこまでの気温には達していないものの、厳しい残暑である。水分の補給、無理な節電をせずにエアコンや扇風機を上手に使うなど、熱中症対策を心掛けたい。
 暑さの影響もあるのか、いろいろと驚くような出来事があったせいか、これまであまり「夏バテ」の言葉を意識したことなどないのに先日、取材先で車から降りた瞬間に、妙に頭がボーッとして”これが夏バテというものか”と思った。どちらかというと不健康さが目立つ体型だったりすることもあり、年齢も手伝ってかそう感じた。新たな自分づくりにチャレンジするには、本来は春からがよいそうだが、逆に来春に向けてさっそく”明日”からでも始めてみようかと思う。それだけ暑く、その暑さが心身にこたえているということでもあろう。
 今月は、国民が健康で安心できる食生活を送るために、徹底した衛生管理と食品の安全確保などにより、食中毒事故の防止など目的とする厚生労働省など主唱の「食品衛生月間」。毎年実施されているものの、この暑く湿度が高い時期、食中毒に関する報道をたびたび見聞きする。食品購入後は賞味(消費)期限など参考に、冷蔵庫を過信せず、できるだけ早目に清潔に調理し、加熱すべき食品は十分に加熱して早目に食べる。食中毒菌を「付けない・増やさない・やっつける」の食中毒予防の3原則の徹底で、食中毒の発生を防ぎたい。
 子どもたちが学校へ戻ってくる9月は、1日が「防災の日」で、この日は、台風の襲来が多い頃とされる「二百十日」でもある。最近の天気には、激しさを増した極端なイメージがあり、今のところ、本島ではそうした事態には陥ることはなかったが、台風はもちろん、強風による高波、集中豪雨など、まだまだ自然災害には注意が必要な期間であり、安全性に配慮した生活を心掛けたい。水難事故にも注意しよう。
 とにかく、暴飲暴食は避け、万病の元といわれるストレスを溜め込まず、睡眠不足などにならぬように努め、注意力が散漫になり事故など起こしたり巻き込まれぬよう、疲れが過労な状態になる前に、休息(憩)を随時取りたい。日々の健康や身の回りの自然に気を配り、この時季を無事に過ごしたい。


○ひとしずく

本県を訪れた観光客らの満足度を高め「もう一度来たい。人にも教えてあげたい」と思われるような観光地づくりを進め、「おもてなし日本一」を目指す「県総おもてなし運動」が実施されている▼「あふれる笑顔で旅のおてつだい」などと展開されるその運動に関連して、「地域別おもてなしセミナー」が来月28日に本市でも開かれる。これまでも様々に、それに準じたワークショップやパネルディスカッションなどが、そのたびに優れた講師を招くなどして行われてきた▼壱岐にやってきて四半世紀を過ぎた。「もてなしの心」の向上は、その頃にも「鍵」と言われていたが、観光や地域振興に交流人口の拡大が求められるようになり、少しはその心もアップしてきたように思う。が、友人は「それはかなり染まっている」と評した▼来月4日に開かれる壱岐商業高校の体育祭のテーマ「変化と挑戦~We can make it!~」=私たちにはそれができる=ではないが、これまでのそうしたセミナーなどの参加者が、どれだけ危機感を持って、そこで学んだ手法などを理解し、日常で実践しているかが問われ続けているように、その運動、セミナー開催に意識される▼さて壱岐の島は、もう一度来たい。人に教えたいと、旅行者だけでなく、島内の関係業者、友人らにも言える観光地であろうか。

2011年8月11日号 第4675号 

8月11日号ー主なニュースー


○「元気な壱岐」「就職環境の整備を」ー本市高校生9人と意見交換ー
 ー活性化テーマに県壱岐振興局ー


高校生意見交換

 本市の活性化策を練る県壱岐振興局など各種団体は9日、同振興局で高校生との意見交換会を開き、高校生が望む本市像などを聞いた。
 参加した高校生は「壱岐に残る若者が少なくて元気が無い感じ」「仕事がなく島外に出ないと自分の仕事ができない」「お店が少なくて壱岐に住む人が楽しめる場所が少ない」「共働きが多いが、子供を安全に遊ばせる場所がない。病院も土日は医師がいなく安心できない」など率直な思いを話した。
 活性化策については「地産地消ができるなど都会にない壱岐の良いところもある。夏だけでなく冬も観光客に来てほしい」「漁業は燃料の補助をしては」などの意見が出た。
 最後に要望として「若い人が壱岐に残りたい、帰りたい元気な壱岐を作ってほしい」「就職できる環境を作ってほしい」「壱岐のことを知ることが大切だと思った。島外に出たらPRする必要がある」「原の辻は体験事業を増やしたがいい」「壱岐に住んでいる人が壱岐の良いところがたくさん見えるようにしてほしい」などの意見があった。
 振興局などは今後、女性を対象に意見交換会を開く予定。


○今夏も筒城野外舞台で上演ー『壱岐大大神楽』公演ー

神楽

 壱岐神楽保存会(後藤元伸会長)が主催して6日夕方から、「壱岐大大神楽」の公演が石田町、筒城ふれあい広場野外ステージで行われ、多くの市民や観光客らが深夜まで神楽の舞いを楽しんでいた。


○社説 急がれる医療の整備

 仕事的にも信条的にも「人権」や「障害」などといった言葉を耳にすると、そのたびに、なぜか妙に気になり反応してしまう。
 非常にデリケートな部分を持つ言葉である。多くの人々がそれぞれに考え、また本市の地元紙や各種メディアの報道に触れるにつけ、思い出し考えておく必要のある言葉で、最近起きた事象から、スマートに理解し解決できるものではなく、案外人間臭いというか生臭いものであることがわかったように思う。
 人権は、「人間が人間として生まれながらに持っている権利で、恣意的な制限や剥奪を受けない」などと、一般的には理解されている言葉だが、他の言葉や事柄などと結びつくと、とても複雑で難しく、ややこしくなってくる。これに障害という言葉が重なり、精神の2文字が加わると、まったく範ちゅうを超えており、この数日間は、それらの言葉を巡り、「良心」とは?人間的であることとは?善い人とは?などと思考が堂々巡りを続けた結果、先に書いたことだけがわかった。
 本市の市民病院の精神科は、先月15日付けで医師の派遣が中止となり、9月以降の医師の確保については週3日以上、外来診療ができるように交渉の結果なったものの、入院に関しては、他の病院を紹介する形である。先日の事象とは、以前からトラブルを起こしてきた、そうした状態であろう人が、通りかかった車を蹴り、それを見かけた市民が注意、注意に腹を立てたのか、暴行して頭や耳に1週間のケガを負わせたというもの。
 周囲で目撃していた人や車に乗っていた人が警察に通報し、同乗者がその暴行を止めなければと想像するのも恐ろしいが、地域で生活している人たちの不安を思うと、子どもが多い地域でもあり、やり切れない思いがする。明るく住みよい環境を望むのは、市民の基本的な権利であろうし、自然界は彩りが多様なほど豊かで美しい。それは十分に承知した上で、被害者の精神的、肉体的、そして金銭的な苦痛に対するケアはどうなるのかと、最近、よく取り上げられる問題ではあるが、率直にそう思う。
 政治の貧困、貧富、医療などの格差や不安が渦巻き、人々の心の荒廃が叫ばれ久しいが、本市の場合、個々の人間力による解決も限界があり難しく、行政は今、医療の中で抜け落ちている部分の整備を急ぎ、ごく一般的な市民の安全で住みよい生活環境の実現に、先に記した事象などの防止のためにも努めたい。関係各機関が一体となった医療の整備は、本市の地域浮揚のためにも欠くことのできない要素である。


○ひとしずく

先日、知人の案内で京都市伏見区の「八大龍王・弁財天社」に参ってきた▼仏教を守護するという八大龍王と音楽、弁才、財福などをつかさどるという弁財天を祀るその神社には、3つの玉を持つとても立派な八大龍王の像の横に弁財天の社があり、その前に「ご神木」とされるイチョウの巨木が、真夏の京都の青空に届くかのように繁っていた▼その日の京都の暑さは聞きしに勝るもので、夜、目の前に並んだ京料理もそこそこにビールをがぶがぶと飲んでしまい、せっかくの料理が霞んでしまった▼壱岐に戻ると、暑さが追いかけてきたのではと思えるほどの暑さ。長男の帰省に合わせてやってきた友人は、3年目で一番夏らしい―などと、長男らと連日、海水浴とテニスを楽しんでおり、最近の暑さにも負けない体力には驚かされる▼その高い気温、湿度などが基準値を超えたことから、食中毒注意報が昨日10日午前11時から48時間、県内全域に発令され、㈰つけない㈪増やさない㈫退治するの―の食品衛生3原則の徹底と手洗いの励行、調理場や調理器具を整理、整頓して清潔にし、迅速に調理し、作り置きはしない。冷蔵庫を過信しない―などの注意事項の徹底が呼びかけられている▼様々なストレスによる過労も禁物である。十分に注意してこの時季を無事に過ごそう。

2011年8月5日号 第4674号 

8月5日号ー主なニュースー


○梅屋トクの胸像、本市へー辛亥革命100周年で中国からー

 辛亥革命を指導した革命家、孫文を物心共に支えた本県出身の実業家、梅屋庄吉の妻、トクの胸像が本市に贈られることになった。
 白川博一市長が4日の市定例記者会見で説明した。


○オール壱岐産モズクとユズ酢ー農・海産コラボで新加工品ー
ー「壱岐産もずくで元気で酢」ー


もす#12441;く酢

 壱岐産モズクとユズを組み合わせた味付けもずく「壱岐産もずくで元気で酢」がこのほど開発され、2日から、市農協横のアグリプラザ四季菜館と壱岐東部漁協信用部近くの壱岐のうみで販売が始まった。


○社説 行動はまず自分から

 岳ノ辻の西側展望所に夕日を見に行った一昨日、その駐車場には盛ったように捨てられたタバコの吸い殻や弁当のパッケージなどが散乱し、自分の他に夕日見物に訪れていた人たちは、いったいどんな風に感じているのかと思いながら、”観光立島”という言葉の遠さが意識された。
 釣り人がよく来ている防波堤の周辺、今はシーズンオフで来る人も少ないであろう磯場でも、そうしたゴミに加え、エサが入っていたパッケージやレジ袋が捨てられていたり、それらが岩の隙間に押し込められていたり、ビニールごと燃やし、溶けたビニールが汚した跡などあり、人工物も含め島が有する独特の美しさや豊かさが、年々損なわれているように感じられる。
 福岡へ出かける際、船から見えた海に浮かぶビニール袋や空き缶、発泡スチロールなどの大量のゴミは、どこまで漂いどこへ漂着するのか―などと思い眺めていると、先日テレビで見た、東日本大震災の津波により海へ流された瓦れきを思い出した。小さな漁船が接触すれば非常に危険と思われる程の物、確か転覆したボートのような物もあった。
 見事に晴れた昨日は、その展望デッキから郷ノ浦港や原島、三島、大島の三島はもちろん、遠くは松浦、平戸市方面の山々や半島までよく見えた。当然、九電の玄海原発周辺も見えており、快晴の空のブルーを映す青々とした壱岐水道と、とても美しい夏の空間がそこにはあった。その空間から心に、「あなたにとって何が一番大切なのか」「何のためにそこで生きているのか」と響いたような気がした。やはりライフスタイルを変える必要があるのかと思った。
 東電・福島原発の事故による付近の汚染は、チェルノブイリ原発事故を上回っているとする報道もあったが、もしその事故跡のように、目に見えて実感できるふる里や地域。今、生活している場所が、住むことも出来ない土地となったら、一体、自分はどんな行動を取るだろう。さらになくなってしまうような事態に直面したらどうするだろうか―との想いが頭の中をグルグルと回った。自分の環境や立場、境遇を恨まず、怒りを爆発させることなどなく、それまでの日々、一瞬一瞬を、笑顔で自分らしく生きたいとも思った。
 そうであるなら、行動はまず自分から。自分にとっても島や海にとっても心地好いをキィーワードに、気づいたり感じる事があれば、あまり難しく考えずに取り組み動いてみる。その小さな変化、行動の積み重ねが新たな展開を生み、大きな変化への力となる。さぁ始めてみましょうか。


○ひとしずく

近所の民家の庭にサボテンの種類というか、多肉性植物(植物体の一部が肥大して水分を貯えることができ、極度の乾燥状態で長期間耐えられる植物)の鉢がある▼名前はまったく知らない少々奇妙なスタイルの植物たちが、その中に絶妙のバランスで寄せ植えされていて、眺めていると宇宙的な雰囲気すら感じられ、見るたびにその不思議な美しさに圧倒されながらも、癒されているようでもある▼美しく感じる―ということはまったく人それぞれ。対象となるものも、一つではそうは思えず、ただ奇妙さが目立ったりするが、いくつかの種類が集められて一つの枠というか、範囲内に収められて初めてそう感じたりと様々。よく見るその鉢に対しても同じようである▼まぁ、美しさだけではなく、様々な対象物に対して、色々な感じ方があるように、見聞きし感じるサイドの個性、その時の状態や実力、才能などにもよるだろうし、その時に影響を受けている考え方や著作物などにもよるのではないか▼ただ、そんな風に感じられるアンテナがあり、自分だけの何かを持っていたりする人も素敵である。きっと普段から何気なく目や耳に飛び込んでくるものをその対象としてよく観ているのでは。そこが素敵なのである▼それにしても、あの鉢、空間の中には不思議な美しさがいっぱい詰まっている。

2011年8月1日号 第4673号 

8月1日号ー主なニュースー


○来春市長選への出馬を表明ー前市農協組合長、吉野誠治氏ー

吉野氏

 前市農協組合長、吉野誠治氏(63)は28日、郷ノ浦町、文化ホールで記者会見を開き、来春に予定される市長選挙に立候補する考えを表明した。立候補の表明は現職の白川博一氏(61)に続き2人目。


○夏を満喫!ー約550人が上陸ー
ー辰ノ島フェスター


辰の島フェスタ

 勝本町、辰ノ島海水浴場で31日、恒例の「辰ノ島フェスティバル」(同運営委員会主催)が開かれ、観光客らがスイカ割りやシーカヤックなどのビーチイベントを楽しんだ。


○社説 県母子寡婦福祉研究大会

 県内各地区から400人を超える会員らが参加して本年度・県母子寡婦福祉研究大会が昨日、「人・地域・行政の連携を強く図り、ひとり親家庭の誰もが笑顔で暮らせる社会へと努力を続けたい」などと、本市で開かれた。
 今、自然、経済、暮らしなど、社会は大きく揺れながら変化を起こそうとしているような状況にあり、大震災が発生したことにより、一層、政治の貧困と、近くの大国にも似た開かれていない情報、社会の恐ろしさがはっきりと見えるような異常な事態が展開され、わずかな時間の中で、多様な格差が驚くべきスピードで進み広がっているようである。
 先が見えず混沌として、不安が大きくなる一方のような状況の中、サッカーの女子ワールドカップで日本を湧かせたあの”なでしこ”たちは、迫り来る大きな力、プレッシャーを受けながらも、ただただ直向きに自分たちのサッカー、スタイルを信じて走り抜き、あきらめることなくチームワークを発揮しながら、チャンスをつくって活かし勝ち進む姿、優勝を決めた快挙に性別を超えた強さ、人間力が、観戦する人々に感動となって伝わり、様々な人たちへの生きる力になったのではないか。
 そのなでしこたちの姿には、今、行き詰ったように見える社会の様々な現象、そのプロセスに潜む問題など認め解消してゆくための大きなヒントがあるように思われる。例えばあのチームの非常に個性ゆたかな一人ひとりが、共通の目標のもとでまとまり、結果を目指してフルに力を出す。そして個々の力をうまく組み合わせられるほど、その能力を理解した指揮者がいる―というスタイル。これは地域・国づくり、もちろん人づくりにも応用できよう。まさになでしこのサッカーに学べ―である。
 あの時のなでしこたちの活躍ぶりは、「めざそう自立 広げよう活動の輪~健全に生きる道を求めて~」と開かれたその母子寡婦大会開催の意義にも通じるものであり、その会員や子どもらを取り巻く人々、社会全体が活躍のグラウンドとなり、精一杯の自分の表現をし続けられるように、なでしこたちが見せたような、性別を超えた人間力を発揮する場となってゆく、成長してゆくことが望まれようし、選手となる個々も、前、後半だけでなく延長のそれも集中して走り続ける体力づくりが、同様に求められる。
 最近の政官の有り様や社会を眺めていると、ずい分長かった男性社会に終焉の時が近づいているように感じることもたびたびである。誰かのようではなく、思い切って変化したい。


○ひとしずく

知り合いが「土星の輪がとても美しかった。見えてよかったぁ」「ずい分前に初めて観て以来だったから」などと、キラキラと目を輝かせ、漫画なら目に星といった感じで語った▼一支国博物館で2回目となる天体観測会が先月27日夕方から夜にかけ、屋上の展望広場、多目的ホールで催され、昨年の第1回目の観測会と同様に、佐賀県から宇宙科学館のスタッフが来島、市内中学校の教諭の協力で行われた▼子どもたちと保護者ら71人が参加、夏の夜に星空を仰ぎ、広大な宇宙に吸い込まれてゆくような印象を抱いたり、知人のように感動した参加者もいたのではないか。星を観に行くたびにそんな感覚、錯覚?を味わっていたように思う。好きな時間だったが、そういえば、最近出かけていない▼壱岐の晴れた夜空はとても美しく、眺めていると神話や伝説への思いがどんどんふくらんでくる。ちょっぴり不思議で愉快な旅を想像して遊んでいると、よくこの時季は、飛んでくる虫に中断されたりして―▼とにかく、この天体観測会は素晴らしいイベントである。博物館のスタッフには申し訳ないがあと1、2回この時季にと思う。子どもたちの、何か気づきのきっかけになるかもしれないし、それがふる里を愛する心にもつながっていくかも▼是非、続けてほしいイベントの一つである。

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