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2011年5月26日号 第4660号 

5月26日号ー主なニュースー


○新緑に包まれ恩師偲ぶ空ー河合曾良翁302回忌ー

曽良墓

 松尾芭蕉の門下十哲の一人、俳人・河合曽良翁の302回忌となる墓前供養が今年も命日の22日、勝本町、能満寺近くの曾良翁墓前で行われた。


○災害時の船の重要性痛感ー大型ハイテク船内で支援者ケアー
 ーチーム防人、中山忠治代表ー


中山忠治

 東日本大震災復興支援事業の一環として三井造船株式会社が主催する事業「宮城県石巻市TSL(テクノ・スーパー・ライナー)受入事業」の一員として、チーム防人代表の中山忠治さん(63)が参加。19日から22日まで石巻市で被災者のケアにあたった。


○高島福岡市長「壱岐は九州の魅力」ー一支国博物館に九州一円の市長らー

博物館市長会

九州市長会で来島した市長らは日程最終日の20日、一支国博物館や猿岩など市内観光を実施。一支国博物館には九州107市の市長と夫人、随行の職員ら191人が来館。館内を視察した。


○酒気帯び運転で事故ー県職員の男逮捕、壱岐署ー

 壱岐署は25日午前1時18分、勝本町勝本浦、県壱岐振興局保健部企画調整課係長、松尾和明容疑者(40)を道路交通法違反(酒気帯び運転)の容疑で逮捕した。


○社説 交流人口の拡大

 福岡市の高級イタリア料理店「リストランテ フォンタナ」が6月1日から、コース料理のデザートに壱岐産メロンを使うことになったという。この店では以前、芦辺町、うめしまの壱岐牛を季節のコース料理で使用したところ好評で、先月オープンした本市・福岡事務所を料理長が訪ねて様々に検討、メロンの他に芦辺町、壱岐の蔵酒造の「ゆずリキュール」や「シソリキュール」、壱岐産のニンニクやトマト、アスパラの利用についても今後、前向きに考えていきたい―としているという。
 農・水産物や加工品、焼酎など壱岐の産物が、島外で専門家たちや一般消費者から高い評価を得て、様々なスタイルをとって使われ、消費が伸びてゆくことは島民にとってとても誇らしいことである。先に記した件は、オープンしてそろそろ1カ月が過ぎようとしている本市・福岡事務所にとっては、早速、結果が出た格好である。手が不足することもあろうが、開設の目的でもある観光のPRや産品の紹介など、さらなる壱岐の多様な情報の発信による交流人口の拡大に尽力してもらいたい。
 しかし、それだけ実力のある産物や歴史・文化遺産、自然などの資源があっても、それらを学び、伝え、情報を発信するサイドの人材が育っていないのでないかと思われる出来事が最近たびたび起きている。それは例えば電話での応対であったり、島外出身で壱岐をベースに交流人口の拡大に真摯に取り組み、努めているような人物への嫉妬からくるものなのか足を引っぱったり、様々な規則や慣習に対して説明ができなかったり、その個性的な風ぼうやスタイルから、そうした人物を排するような方向性を遠回りに示したりと様々で、これではこれからが思いやられる。
 もちろん、そうした島民ばかりではないが、島の産業・文化・人口と最もベーシックな点から、交流人口の拡大による活性化を島勢浮揚のポイントに据えている以上、そろそろ自らを前向きにをオープンにし、情報を発信するようなスタイルで変化しなくては、その取り組みの成果は、一部にだけ表れるような薄っぺらなものとなり、結果的に関係する計画がしぼんでしまうことにもつながろう。
 どんな職種でも壱岐にある職業は、交流人口の拡大に大きく影響を受け、その歩みを活発にさせる。それにはやはり、個々の向上心、意欲を高め、身近な分野でプロ意識を持てるほどに学んだり工夫したりすることや育てることが、重要なポイントとなる。そろそろ四半世紀以上も言われ続けているマイナスの領域を離れてもよいのでは。


○ひとしずく

最近思いがけなく県指定有形文化財の木造不動三尊像(年2回公開)がある郷ノ浦町大原触、円光寺の住職と知り合い、日曜日の午前6時から座禅をしているというので訪ねてみた▼15分程前に着いて本堂入り口の階段に腰掛けて、山門から今来た道を眺めていると、夜来の雨が気温を下げ、ひんやりと辺りを満たす大気と目に映る初夏の木々の緑がとても心地好く、それだけで気分がすっと落ち着いてくるようだった▼住職から作法に関する説明を受け、だん家の男性と3人で座禅が始まり、半眼にした目から、向う障子を通して刻々と変化する朝の光りを感じ、小鳥のさえずりや車の走行音などを耳にしながら、ふと気付くと「今、何も考えていなかったのだろうか」「ひょっとして寝てたのかも」と思える瞬間が数回あり、その明るさが一際強く感じられた頃、予定の30分間が終了した▼朝の冷たい空気、降る雨が動き始める人々の気を静めるかのような中で座った時間は、早くもあり、また逆にとてもゆったりとして、それはとてもリラックスした素敵で貴重な時間だったように思え、日頃の生活で縮みがちな心が、少しばかりほぐれて柔らかさを増し、広がりを覚えたようにも思えたから不思議なものである▼さて、この週末もと思っているが、朝が早いだけに、健康のためにも少しだけ摂生してみようか―と思っている。

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2011年5月20日号 第4659号 

5月20日号ー主なニュースー


○原発の安全対策を緊急決議ー全118市から107市が出席ー
ー本市で開催、第108回九州市長会ー


九州市長会

 九州市長会(会長・釘宮磐大分市長)の第108回総会が郷ノ浦町、文化ホールで開かれ、九州新幹線の整備促進や地域医療保健の充実強化など要望案件16議案と、福島第一原発事故の発生に伴い、原子力発電所の安全対策に関する緊急決議と東日本大震災の復興支援と九州安全宣言に関する決議を採択した。採択された16議案のうち、10件を正副会長、議長で選び6月の全国市長会へ上程する。


○社説 壱岐島のホタルマップ

 壱岐島ではそろそろホタル乱舞の最盛期を迎えます―壱岐高校の理科の教諭ら5人が、今年も島内のホタルマップを作成、近く高校の正門前の掲示板への掲示や希望者用のマップを玄関に用意するという。
 そのホタルマップは、3面でも紹介している通り、なかなか見事な出来上がりとなっており、記事中には掲載できなかったが、マップ裏にはポイントまでのルートを、カーナビやGPS機能付きの携帯電話で確認できるように緯度、経度を一覧表にして載せており、これはとても役に立つのではないかと思う。
 壱岐のホタルといえば、ずい分以前のちょうど今頃、福岡まで演奏旅行に来ていたヴァイオリニストと友人たちが、公演の合間をぬって来島、夜、ホタル見物に行き、その無数ともいえるほどの圧倒的な数、乱舞の美しさ、互いの光に反応しながら幻想的に光る様子に感激したことが、この時季に会食するたびに話題となる。その友人は「あちこちへ招かれてコンサートに出演、関係者の案内でとっておきの観光スポットに行き、本当に素晴らしい時を体験させてもらうが、壱岐でのホタルは忘れられない」と毎回話す。
 今年は東日本大震災の被害で、そうしたスポットもかなり影響を受けているのではないか。壱岐で開かれた九州市長会の総会では、揺らぐ安全性に対する信頼、目に見えぬ放射性物質による汚染、高まる不安―など原子力発電所の安全対策に関する緊急決議、復興支援・九州安全宣言が、復興には長い時間と多大な経済的支援が必要であり、九州が日本の復興に貢献すべく、これまで以上に活発な海外との交流や経済活動を展開していくことが、被災地への長期的で継続的な支援につながる―などと決議されたが、国難とさえ言われる大震災が、日本という国の在り方の再構築や国民性の目覚めを促しているように、こうした決議などからも思える。
 ホタルマップは教諭らが、壱岐の豊かな自然を紹介することで、生物や自然環境に対する興味、関心を深め、合わせて自然や郷土を愛する心を育てることを目的に作成、ホタルのあの幻想的な光景は、まさに忘れ得ぬ感動体験となり心に刻まれ、その美しさの一面となる。さらにふる里を愛する心を育み、高い精神性へとつながるもので、それは、あの震災のような国全体を揺るがす事態が起きた際や復興に対し、大きな和の精神として発揮されることにもなろう。
 それだけに、自然を学ぶための取り組みの大切さは今後さらに高まろう。壱岐という島は、そのために最高のフィールドである。


○ひとしずく

「久しぶり~ 名がでないまま じゃあまたね~」最近、車ですれ違い様に会釈され「えーとこの人の名前は?」などと思い出せないことがある▼そんな時の気まずさを詠んだものだろうこの作品は、第一生命の第24回サラリーマン川柳コンクール「私が選ぶサラ川ベスト10」の1位の作品で、2位は「クレームも 社員じゃわからん パート出せ」、3位「何になる? 子供の答えは 正社員」、4位「ときめきは 四十路(よそじ)過ぎると 不整脈」▼5位の「指舐めて ページをめくる アイパッド」や「ボーナスは メガネかけても 飛び出さず」、7位「おこらすな ママのいかりは パパにくる」、8位「最近は ケータイ無いと 字が書けず」、9位「そびえ立つ 妻は我が家の スカイツリー」、10位「小遣いを 下・下・下(ゲ・ゲ・ゲ)と下げる 我が女房」▼どれも中高年の心持ちに響くようなペーソスがにじむ川柳である。11位から100位までの作品を読むと、ユーモラスだった作品群が、だんだん身に詰まされるような感情が湧いてきて寂しさすら覚えてくる。中でも苦汁100パーセントさん作11位の「アルコール、カロリー、ボーナスオールゼロ」は、なかなかの作品に自分には感じられる▼ここで詠まれた世相が、もう少しリラックスできるものに……と思う。

2011年5月16日号 第4658号 

5月16日号ー主なニュースー


○第1陣として大阪市淀中学校が来島ー11月中旬までに40校、4485人予定ー
 ー平成23年度・本市への修学旅行客ー


修学旅行

 本年度の修学旅行生の第1陣として、大阪市から淀中学校(西田好光校長)の3年生146人が11日に来島、13日まで2泊3日の日程で勝本町、辰ノ島や郷ノ浦町、猿岩などの観光や石田町、筒城浜海水浴場でのマリンスポーツ体験と、海―自然を中心に壱岐旅行を楽しんだ。


○社説 岩手日報社「特別報道写真集 東日本大震災」を見て

 市内に住む知り合いの夫妻から先日、「友人が勤務する新聞社・岩手日報社が、3月11日に発生した未曾有の大震災、東日本大震災の報道写真集を出版、我が家に届いたので、見てほしい」と連絡があり、郷ノ浦町内の喫茶店で見せてもらい借りてきた。
 その写真集のタイトルは「特別報道写真集 東日本大震災」で、A4版サイズで80ページからなり、マグニチュード9・0と観測史上世界最大級の地震、高さが30メートルを超えたところもあるという大津波、原発の被災による深刻な危機、目に見えぬ不安、跡形もない郷土、安全への逃避、懸命の捜索、黙とうを捧げる父と子、涙を流して抱き合い再会を喜ぶ少女、自衛隊や消防隊らによる救助、救援活動、そして奇跡の生還。価格は定価1000円で売り上げの一部は義援金にあてられる。
 大勢の被災者が逃れてきて足の踏み場もない避難所の様子と避難所での生活、天皇、皇后両陛下の訪問、激励、海外からのレスキュー隊の支援活動、プロのスポーツ選手たちの同様の活動、津波により姿を変えた地域、復旧・復興への歩みなどが、時を追い刻々と写真で記録され、表紙の岩手県陸前高田市気仙沼町で写された大津波の写真から始まり、胸をえぐるような状況、逆に、心が救われ癒される写真、認め受け入れざるをえない現実を切り取ったかのような一枚が、息をつけないぐらいに見る側に迫り来る報道写真の数々で、その大震災を写真集に留めている。
 その中にある提言の一節では、最悪のシナリオが、今後の防災・減災計画には必要で、そのシナリオが分かれば、複数の対策の中で効果的なものがわかる―としている。これは、本市はもちろん、各自治体の同様のマニュアル作成に取り入れたい。また、県レベルの自治体は被災地への対応で忙殺される。政府が指導性を発揮しなければならない―も同感である。被災地に足を運び、被災者の声を吸い上げて即応する力や透明性も求められる。
 続いて、疲弊している被災者に対して、将来の夢と希望につながる復興のグランドデザインを提示することが喫緊に必要―と提言している。今、原発事故の被害を巡り、その必要性、エネルギー政策の見直しなど、各地で様々な議論が、政治や産業はもちろん、国民、市民レベルでも湧き上がってきている。日に日にその事故が、日本全体で一致して目指すべき新たな方向性、グランドデザインが必要であり、急がれることへの訴えを強めているように思われてならない。いずれにしても人々の覚悟が問われている。


○ひとしずく

よく行く磯で釣りをしていると、こぼれたエサをついばみに、頭部のあたりが少々灰色がかったような青色で、胸の辺りが鮮やかな赤褐色のイソヒヨドリ=磯鵯=(スズメ目・ツグミ科)がよくやってくる▼シケ気味の日でも、釣りをしているといつの間にか近づいてきて、エサが落ちてくるのを待っている。マキエサがこぼれたりすると、すかさずやってきて突ついて取ってゆく。何とも愛らしいので、ツケエサを2~3粒、少し離れた所に置いておくと、釣りに夢中になっているうちに―▼英語では「blue rock―thrush」(ブルーロックスラッシュ)と呼ばれ、青い岩のツグミと表されていて、ツグミ=thrush=は、俗にプロの女性歌手をさしており、その高音域でコロコロと可愛らしい声でさえずる鳴き声にまったくピッタリで、まさに”言い得て妙”である▼ここまで書いてきたのは、動物の世界ではよくある派手?なオスの方で、メスはというと、磯の岩場では保護色的に目立たない灰色のような色をしており、オスと同様にエサを求めてやってくるが、鮮やかな体色のオスに目が惑わされて、ついつい見失いがち▼10日から今日16日までは愛鳥週間で、最近はそうした小鳥から、狩りをするハヤブサなど大型の鳥もよく見られる。こんな島の環境を”いつまでも”と思う。

2011年5月11日号 第4657号 

5月11日号ー主なニュースー


○支援の輪・シリコンバンドを販売ー収益金を被災地へ、サイクルフェス実行委ー

 6月5日開催の壱岐サイクルフェスティバル実行委員会(松本六男委員長)は東日本大震災復興支援として、今月30日からシリコンバンドを販売し、収益金の一部を被災地に寄付する。
 「AID RING(支援の輪)プロジェクト」と銘打ち実施。バンドは白地に赤字で「SMILE AGAIN」とメッセージが入っている。価格は500円で、大会期間中の6月4日と5日は会場内の大谷体育館の特設ブースでも販売する。


○多くの参加をー第42回・定期総会ー
 ー福岡壱岐の会ー


 福岡方面に在住する壱岐出身者が集う福岡壱岐の会(幡鉾賢輔会長)の本年度第42回定時総会が6月12日午前11時半から、福岡市博多区、八仙閣で開かれる。
 問い合わせなど詳しくは、幡鉾会長(電話090―2965―7206)か村井省三副会長兼事務局長(同090―1518―2430)へ。


○社説 台風1号発生 雨入りまであと1カ月

 「立春」から数えて88日目に当たる「八十八夜」が過ぎると気候が安定し、農作物への被害も少なくなるなどとされ、茶どころでは茶摘みの最盛期というその日が2日に過ぎ、二十四節気の一つで、春から夏へと季節が移る頃という「立夏」も、5日の「こどもの日」に続き6日に過ぎ、本島の春から初夏にかけての風物詩「春の市」が8日、郷ノ浦八日市でフィナーレを迎え、壱岐の野山は青々と輝き始めた。
 フィリピン東海上の熱帯低気圧から、7日に台風となって、昨日から時折り風雨が激しくなるような、梅雨のような天候となったが、福岡管区気象台がこのほど発表した、山口県を含む九州北部地方の5月から7月までの3か月予報によると、平均気温は高めで降水量は平年並みの見込みで、今月の天気は数日周期で変わるが晴れの日が多い。気温は平年並みか高く、降水量は平年並み―などとする予報となっていた。
 気象庁の発表(速報)によると、今年の九州北部地方の梅雨入りは、およそ1か月後の6月5日頃(昨年6月12日頃)で、梅雨明けは7月19日頃(昨年7月17日頃)とされている。最近は年々、異常気象の状態が激しくなっているように感じられ、温暖化の傾向も進み当たり前のよう。この日本列島が亜熱帯から、熱帯に飲み込まれるように感じられることがあったり、季節の移行がスムーズでないように意識されることもたびたびである。
 我が家ではもう1カ月半ほども前から、睡眠不足の原因にもなる蚊対策として、××コナーズなどを連日利用している。カの適応力もさることながら、考え出すと温暖化―異常気象など、自然の急激な変化に不安すら感じられ、この際、「備えあればうれいなし」の言葉通りにしておくことも大切で、何もなければ”此れ幸い”である。まさに今年の梅雨はカラ梅雨?それとも?とそのスタイルが気になるところで、長雨や豪雨が多くなると災害にも注意して―である。
 警察や消防、市や県など関係機関による視察が、急傾斜地など災害危険か所を回って毎年実施されている。住民が自然災害から自分を守る心得として、自宅の周囲や行動範囲内の自然を日頃からよく観察し、普段は水が出てない場所から湧き水、土砂がわずかづつでも崩れてきたり、山で妙な振動があったり、音が聞こえた時は、役場に通報し、十分に注意しておきたい。つまり、日々の微妙な変化に気付けるほど、自然と接していることが大切となる。
 やはり「備えあればうれいなし」である。


○ひとしずく

先日からよく出かける釣り場でも、漁り火が沖に点る頃になるとわずかではあるがイサキが釣れている▼産卵で浅場に近づいてきているのか、瀬渡しで行く沖磯の平島などでは、40センチを超えるような大型も珍しくないそうで、イザ!出かけようと思い立ったら、シケ模様の天候にテンションが大きく下がってしまい…▼友人が所有しているレジャー用ボートでの釣りに誘ってくれたが、今度は濃霧に阻まれた。が、よく考えてみると、船釣り用の仕掛けづくりにも少々疎かったので、同じクラブの名人に教わり、天候が回復し機会が合うまで、その製作に励むことにした▼今のイサキ(伊佐木、鶏魚)は、春から夏にかけてが旬とされ、特に今頃のもので大きめの鮮度が良いものは、刺身、煮付け、塩焼き、茶漬けなどなど、何にしても最高の味わいで、自分が釣った魚を自分が料理すると、あまり食べられない自分でもよくはしが進む▼ちなみに「鶏魚」と漢字で書くのは、背びれの形がニワトリのトサカに似ているとされることから当てられたそうで、その成長は3年で25センチ程度の大きさになり、最大級のものは50センチにも達し、人口採卵・ふ化もできるようになり、放流による栽培漁業も期待できるという▼イッサキ(九州)、イサギ(東京)など各地で様々な呼び方があるが、早くその1尾を―である。

2011年5月6日号 第4656号 

5月6日号ー主なニュースー


○新団長に割石賢明氏ー第3期・市消防団結団式ー

消防団結団式

 第3期市消防団結団式が1日、郷ノ浦町、文化ホールで消防団員が一堂に会して開かれ、新団長に割石賢明氏が着任。白川博一市長から辞令が交付された。


○「こどもの日」に来館者15万人達成ー15万人目は芦辺町長山駿也くん(11)ー
ーセレモニー開催、一支国博物館ー


博物館15万人

 芦辺町、一支国博物館(館長・須藤正人市教育長)の15万人目の来館者が「子どもの日」の5日に入場、同日午前11時から、同博物館の1階エントランスホールで、ゴールデンウイークとも重なり多くの来場者が見守る中で行われた。
 15万人目となったのは、本市瀬戸小学校6年生の長山駿也くん(11)で、この日は祖母の大川芳子さん、弟の連くん(7つ)、妹の紗耶奈さん(6つ)と来場、記念セレモニーで記念品のJA壱岐市の推奨米「にこまる」(5キロ)と同博物館オリジナルグッズの「人面石けん」(1個)、「魏志倭人伝手ぬぐい」(1枚)、企画展と常設展の図録6冊が須藤館長から手渡された。


○10日から自主放送を開始ー壱岐エフエム76・5MHzー

壱岐エフエム

 総務省九州総合通信局は4月27日、市ケーブルテレビセンター施設内にスタジオを構えるNPO法人・島ラジオ壱岐=壱岐エフエム=(齋藤智之理事長)にコミュニティ放送局の免許状を交付した=写真=。
島ラジオ壱岐は県内7局目のコミュニティ放送局として10日正午から自主放送を始める。周波数は76・5メガヘルツ。


○社説 『こどもの日』に

壱岐の島の野山も若葉、青葉が鮮やかな初夏の彩りとなり、一支国博物館へ向かう途中、5月の風に吹かれ、畑では麦の穂が豊かな緑のうねりとなり、あちこちに咲いた草木の赤や黄、紫、白などのカラフルな花が、ニコニコと微笑むように揺れている。
 今年のゴールデンウイークの3日「憲法記念日」、4日「みどりの日」、5日「こどもの日」の3連休は天候に恵まれ、朝晩は肌寒さが意識されるが日中は今の時季らしく気温が上がり少々暑く感じられた。島内あちこちの観光地や公園なども、家族連れの市民はもちろん、帰省客や観光客でまずまずの人出があり、趣味やレクリエーション、ふれあいの時をそれぞれのスタイルで楽しんだのではないか。
 厚生労働省など主唱の児童福祉週間が今年度も「こどもの日」の5日から、「おいでおいでみんなで一緒に遊ぼうよ」を標語に始まった。週間初日には本市でも、勝本町、壱岐カントリー倶楽部のゴルフ場開放や芦辺町、一支国博物館で「こどもの日イベント」などが開かれ、博物館では芦辺町の小学6年生・男子児童らが15万人目を前後して入場、セレモニーが行われた。何と弟や妹らと10回以上来場しており、表情が愉快な人形のコーナーや簡単な発掘体験などできる体験コーナーが”好き”と笑顔で話す姿に、子ども本来の輝きが感じられた。
 総務省が「こどもの日」を前にまとめた人口推計によると、15歳未満の子どもの数は4月1日現在、1693万人(男子868万人、女子825万人)で前年度に比べて9万人減り、1950年以降の最少を更新し、30年連続で減少しているという。本県も昨年より約3千人減って約19万3千人となり、過去最低で、年齢が低くなるほど人口も少なくなり、顕著に少子化傾向が表れており、県子ども未来課は、未婚化や晩婚化、若年層の人口流出など複数の問題が絡み、歯止めをかけるのは難しいと分析しているという。本市の場合も3月末現在、昨年に比べて140人減って4229人。
 「子は宝」とよく言われている。本社近くには比較的に子どもたちが多く、子どもたちが小学生から中学生へと成長する姿を見ることもでき、その言葉をまさに実感できる地域にある。その子どもたちが伸びやかに育ち、彼らの時代を担えるような社会づくりができているかと、もしその子らに問われたら「できている」と答えられるだろうか。宝が輝きを放てるよう、まず大人と呼ばれる人々が、個人から社会へと変革を起こさなければならない。


○ひとしずく

本紙4面で作品を紹介掲載しているわかば句会が、50年間に渡り出し続けてきた句集が、この2月号で600号の記念句集となった。半世紀に及ぶ歳月を重ねてのもので、本当に素晴らしいものである▼掲載されているメンバーの作品から、好きな一句を選者にでもなったつもりで紹介させてもらうと▽白魚のぶつかり合いて躍(おど)りおり、深見寿満子▽古木とて冬芽の動き逞ましき、大島美代子▽十五夜の月をはづれて遊ぶ雲、瀧きみ子▽青嵐船底どんと突き上げて、梅末あき子▽かなかなやねじ巻きおもちゃ止まる如、野田隆也▽仏前に母の匂ひのむかご飯、横山絹代▽両の手で押し頂きし寒たまご、柳澤幸子▽合歓の花入江静かに夕暮れて、高田英子▽満月や写してほしい遠い人、品川京子▼身のまわりの出来事や季節に関することなど、よく観察し感じられ、想われているのだなぁ―と、何とも素敵な句の数々を読んでつくづく想う。どっちにしようかと迷いに迷っての一句の紹介で、まったく申しわけない限りである▼記念句集の随筆を読むと、俳句の原点は「よく見・よく聞き・よく考える」とあった。なかなか厳しく、何に関してもおろそかにできない言葉である。忘れずに心に留めたい▼この句会でも高齢化が進んでいると聞く。若い人たちにもどんどん参加してもらいたいものである。

2011年5月1日号 第4655号 

5月1日号 ―主なニュース―


○白川市長も観光振興アピール―東日本大震災で九州8都市―

 東日本大震災以降、各種行事やイベントの自粛ムードが広がる中、福岡市の高島宗一郎市長が同市と関係が深い九州8都市に呼びかけ、観光交流活性化に向けた「リレー方式一斉アピール」の実施を呼びかけ、本市の白川博一市長も賛同。28日に壱岐市観光振興アピールを発表した。


○「大野二三四聞き書き倫と輝く」―福岡で盛大に出版記念パーティー―

大野二三四

 女性の社会参画を推進、福岡県・市への提言活動など実践するNPO法人・ばさらの会の代表理事で、本市勝本町出身の大野二三四さん(88)の人生を連載した西日本新聞・聞き書きシリーズ「倫と輝く」が、このほど一冊の本にまとめられ、その出版記念パーティーが先月21日、福岡市、グランドホテルで盛大に開かれた。


○1日付けで市政策顧問に―九電(株)顧問の豊島令隆氏―

 市は1日付けで、市政策顧問に元九州電力(株)元副社長で現在顧問の豊島令隆氏を任用した。
 豊島氏は本市出身で福岡壱岐の会の元会長。市の政策に関して(1)防災対策(原子力対策)(2)光ケーブルの活用(3)企業誘致㈬そのほか、市の施策に対する助言、提言を行う。


○社説 本市・情報プラザオープンに

 福岡をはじめ九州、各地への情報発信の拠点として、その活躍が注目される本市の福岡事務所「IkiIki情報プラザ」=情報プラザ=が29日、九州郵船のチケット販売所がある福岡市、ベイサイドプレイスにオープン、開所式が行われた。
 本市の福岡事務所は2008年に閉鎖されて以来のオープンで、ちょうど九州新幹線・鹿児島ルート全線開通を受けるようなタイミングでの開所は、ただでさえ九州の人・物・情報が集中する福岡の集客に、さらに拍車がかかった格好でもあり、このチャンスを大いに活かし、何とか交流人口の拡大につなげたい。
 九電工の再開発により、新しくなったベイサイドプレイスは、エリアの活性化に力が注がれ、その一端として、高速道路との兼ね合いや福岡市の中心街やイベント会場に近いことなどから、交通量が普段から多く、渋滞も日常的な道路事情もあって、ベイサイドプレイスから那珂川を上り、地下鉄の「中洲川端」駅・1番出口近くの「福博であい橋」までの間を約20分間(片道)かけ運航する水上バス(40席、大人500円、子ども半額)が3月27日から通い始め、1日6便が就航するなど、活気の創出に努めている。連携を深めてその活気の創出につなげてほしい。
 福岡市には、壱岐出身者が集う福岡壱岐の会があり、市役所には170人の壱岐出身者が勤務し、その中で設立された「岳ノ辻会」もある。本市からの派遣職員もいる。情報プラザには今のところ、常駐の市職員・出口威智郎さんと臨時職員の女性と2人だけなので、是非、フォローしていただき、目的の壱岐の島の観光振興はもちろん、物産の販路拡大や販売促進につなげていきたいもの。
 利用については、壱岐の交流人口拡大、壱岐の物産振興といった大きな視点で情報プラザを活用してもらいたい。また、「壱岐」の知名度アップ、壱岐への旅行者への”生の声リサーチ”にもチャレンジし、リピーターづくりやファンづくりにも―とついあれこれと考え、ただでさえも広い守備範囲を広げてしまいそう。先日、久しぶりに観光に関してのクレームがあった。一つは不愉快そうな電話の応対についてで、一つは商店の店員らによる旅行者に対する横柄な態度に関するものであった。旅行関係業者にも同様の声が、来島者たちから聞こえてくる。
 肝心の足元では、こうしたごく初歩的なクレームを発生させないよう取り組んでいるところもあるが、徹底しなければ、情報プラザの目的の実現は厳しいものとなろう。内外共に一致しなければならない。


○ひとしずく

勝本町出身で本市初の女性県議として活躍、家業の倒産、県議辞任、福岡壱岐の会会長、女性の社会参画で世直しをと「ばさらの会」を主宰、経営が評判となった福岡家の閉店、ばさらの会がNPOの法人となり代表理事に就任した大野二三四さん(88)=福岡市在住=▼激動の昭和、変革の平成と、波乱万丈の人生を「すれすれの1センチ3ミリの人生哲学」など、ユニークな手法で乗り越える大野さんの奮闘ぶりを、西日本新聞が人気シリーズ「聞き書きシリーズ」で紹介、それをまとめた「大野二三四聞き書き倫と輝く」の出版記念パーティーがこのほど、九州を代表する政財界人を発起人に開かれた▼大野さんと発起人らとのトークや祝唄など楽しい時間が流れたが、何より88歳でその半生記が出版されたことで、「人生をもう1度生きてみようかと思った。余は満足じゃ」という言葉には迫力すら感じられ、よく話す「人生の本道を行け」が胸の奥に響きわたり、「人生は舞台。人間皆役者」も腑に落ちたようだった▼このシリーズを著した西日本新聞社の山形紀子さんの魅力については「人生には会わなくてはならない人がいる。その人は胸に響く言葉を持っていた」などと素敵な言葉で紹介▼とても心地好いパーティーだった。様々に考えはあると思うが、いつまでも「倫と輝く」存在であってほしい。

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