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2010年8月26日号 第4608号 

8月26日号 ―主なニュース―


○社説 今年の残り3分の1に


 九州管区気象台が発表した9~11月までの3カ月間予報によると、10月までは暑い日があるという。それを裏付けるように、連日”スーパー残暑”と呼ばれる程、残暑の厳しい日が続いている。
 それでも、市内あちこちで刈り取られた稲が、太い竹で組まれた棚に掛けて干され、青いトゲに守られている実をたくさんつけたクリの木も見られるなど、次の季節の足音も微かではあるが聞こえ始めている。
 猛暑に向かうように元気いっぱいのスタートを切った、子どもたち待望の夏休みも残すところ5日間となったが、この夏休みは晴れの日がどれだけ並んだだろうか。雨の日は台風4号が対馬の北を通過した前後の数日間だけだったようにも思うが、こんなに晴れた夏、この酷暑も記憶にないように思うが。
 昨日は夕方、夕立と呼べそうな雷雨があり、夜も遠くで光る稲妻が見られ、子どもの頃に聞いた「雷雨になると季節が変わる合図」の言葉が思い出されたが、もう少し激しく長く降ってもらえれば、暑さも流されて涼しくなったはずとも思った。が、今夏は”ゲリラ豪雨”で大きな被害を受けたところもあり、十分な注意が望まれるような状況に至らなくてよかった。来月1日は、台風など悪天候になりやすい日とされる「二百十日」で、十日後の「二百二十日」と続く。まだまだ災害には注意を怠らぬようにしたい。
 新聞やテレビのニュースでは、一般的な国民の視点に立てない政治家たちの姿や国内外の各地で発生している災害などが連日報道されている。ことのほか連日の暑さが身にしみる今夏、本市の子どもたちが巻き込まれるような重大な事件、事故は、この夏休み期間中、今のところ発生しておらず、無事に2学期を迎えられそうである。先日、郷ノ浦町の新道で子どもが飛び出してきてハッとさせられたが、大きな交通事故や水難事故など起きぬよう、それぞれに安全について再点検して、笑顔で2学期、9月、次のシーズンに入りたい。
 その新しい期間がスタートする9月は、2010年のフィナーレに向かうラストの3分の1の期間、実りを実感する4カ月間が動き出す月の始まりでもある。本紙もそのスタートに臨み、毎年のことではあるが、「人は愛を全身で表す。言葉は、人間として生まれたからには重要な付属品だ。言葉を持つことによって愛はますます高まった。私にとって愛は世界そのもの、文字を綴ることにより言葉は愛に変わる」、この小さな友人の言葉を深く胸に刻み直して、今年の残りの新聞づくりに励みたい。



○ひとしずく

▽比較しない▽ニッコリと微笑む笑顔の力▽人の心は肉体というカゴの鳥▽美はどこにでもある▽世界はすぐに違ったものになりうる▽本を一冊売るたびに自由を感じた▽時間を急がない、それが幸福▼これは、昨晩25日夜、一支国博物館で上演された「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」という朗読劇で語られた印象的な言葉で、ゴミ箱を巡り社会の様相を表したセリフなどなど、自分に響く素敵な言葉がステージで踊っているようだった。そう、一心に踊ることに対する表現もあった▼市民劇団として、一支国博物館のオープンを機にスタートした「一支国座」を指導する青井陽治氏ら3人により、その夜は、観劇体験会として上演され、ステージ上で展開される朗読劇の心地好いスピード感、そのセリフの情景、シーンを想像しよう、その展開に遅れまいとフル回転の頭と心―素敵な1時間半であった▼久しぶりに観たこの夜の演劇は、青井氏によると、人類が20世紀に積み残した課題が目一杯に盛り込まれている作品という。それだけに、人種差別と宗教観、平和、愛、性、生、利便性などについて、とても深い言葉が並んでいたように思う▼何より会場で”生”の舞台を味わえ、心身ともにワクワクと感動できたことは本当に素晴らしい。観客としてそのステージをつくる1人になれたことも。

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2010年8月20日号 第4607号 

8月20日号 ―主なニュース―


○社説 地域づくりのビジョン、プロセスそして原動力


年は七十であろうと、十六であろうと、その胸の中に抱き得るものは何か。曰(いわ)く、「驚異への愛慕心」空にひらめく星辰(せいしん)、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰(きんぎょう)、事に対する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる。
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる。
 大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、偉力と霊感を受ける限り人の若さは失われない。
 これは電力の鬼とも呼ばれ、昭和を代表する文化人の一人でもあった松永安左エ門翁が訳した詩人、サミュエル・ウルマン原作「青春」の中の一節である。この詩は、政財界人はもちろん、多くの人々に愛されている非常に有名な作品で、これを年に数回、急に読みたくなり、読むたびに新たな感動を受ける。自分にとても大切な作品。
 松永翁が、米軍・マッカーサー将軍の部屋に掲げられていたこの詩を見て、その真髄を読み取って訳し伝えたその詩の魂というか本質は、本市のまちづくり、地域振興はもちろん、様々にこれからを考え行動を起こす人々にとって、基本とした理念、精神性が表されており、人材の育成、郷土の歴史、文化の研究、人生の指針ともなる作品であり、松永翁のみずみずしい感性が強く意識される。
 その「みずみずしい」という言葉からは、弾力性がありしなやかで、若々しくはつらつとして、明るく前向きなスタイル、変化し続ける意志のよどまぬ流れ、躍動する生命感もイメージされる。さらに、深呼吸を数回して心を落ち着かせ、壱岐の島のみずみずしさに焦点を合わせ思いを巡らせてみると、自然が美しく広がる壱岐の島の壮大な姿が、先に記した詩の抜粋した部分にオーバーラップし、より豊かに観じられ、その詩が示す島(人)づくりや地域振興へのビジョン、プロセスの重要さも見えて原動力となる。
 これまでこのコーナーでは、本市のキィーワードの一つは「育てる」と記してきたが、これに「みずみずしい」という言葉を加え、そこに冒頭の詩を重ねてみると、かなりはっきりとそれらのキィーワードを活かした地域(人)づくりなどへのビジョンとプロセスが浮かび上がる。例えば、先日のチーム防人の国際シンポジウムで学んだ「3S(sun=太陽、sea=海、sand・砂)からの脱却」「壱岐ならではのゆったりとしたスローツーリズム」などにも応用でき同様である。


○ひとしずく

「うだるような」という言葉があるが、このところの暑さはまさにこれで、本当に暑い残暑である▼日刊紙に先日、熱中症で病院に搬送された人が、8月15日までの2カ月半で3万1579人となり、搬送直後に死亡した人は132人―などとあった。消防庁は、「統計を取り始めた2008年以降、最悪のペースで推移しており、引き続き警戒してほしい」などと、十分な注意を呼びかけている▼壱岐消防署によると、本市でも7月17日から8月18日の間に12人が熱中症と思われる症状で病院へ搬送されており、壱岐・対馬の週間天気予報を見ると、明日21日からの一週間も、最高気温が32~34度と連日30度を超える見込みで、水分の補給をこまめに行い、外出の際は帽子をかぶるなどして予防したい▼また、寝ている間にかからぬように、就寝前にスポーツドリンクか、コップ1杯(200cc程度)の水に梅干し1個か塩少々を入れて飲むのもよいという。枕元に水を置いておくのもよい。加えてエアコンや扇風機を上手に使い、睡眠を十分にとることも、体力維持に欠かせない▼例年、夏太りする程、”夏バテ知らず”だったが、この夏初めて「これがそうなのか」と意識せざるをえないような時がある。これだけ暑いと、そう感じている人たちも多いと思うが、無理はせずこの時季を無事に過ごそう。

2010年8月16日号 第4606号 

8月16日号 ―主なニュース―


○国別に収蔵品約400点展示―県立埋蔵文化財センター・一支国博物館―
 ―第2回オープン収蔵展示開催―


オープン収蔵

 一支国博物館に併設の県立埋蔵文化財センターは14日から、同博物館1階右奥のオープン収蔵庫で第2回オープン収蔵展示(国別・地域別展示)を始めた。
 同センター収蔵品の中から約400点を▽ヨーロッパ▽東南アジア▽中国▽朝鮮半島▽日本の5地域に分けて展示。長崎、壱岐と外国の交易を示物語る収蔵品を公開した。同展は観覧無料で11月30日まで。


○社説 元気に残暑を過ごそう
 

最近はあまりそうは言えないのかもしれないが”子どもたち待望の”とスタートした今年の夏休みも、残すところ2週間余りとなった。そろそろ子どもたちが元気に学校へ通う姿も見たくなってきた。歓声や友だちを呼ぶ大声も。
 壱岐に住んで24年間で、数回しか見たことがない大波が渡良半島の牧崎に打ち寄せた台風4号の勢力で、連日の暑さが払われて、少しさわやかで涼し気な風が吹き始めることを密かに願っていたが、週間の天気予報を見ると今週も、連日、最高気温が33度、最低気温も27度と暑い日が続きそうで、盆を過ぎる頃から吹き始めるという風”盆北”の吹く日は、逆に遠ざかったようである。
 二十四節気の一つで、暦の上ではこの日から秋が始まるという「立秋」は7日に過ぎたものの、同じく二十四節気の一つで、暑さがおさまる頃という「処暑(しょしょ)」は来週23日。この日は来月一日の「二百十日」と「二百二十日」とともに台風襲来の特異日とされている。来月一日は「防災の日」でもあり、今夏の各地での豪雨災害の様子などニュースで読むと、いつも記している通り、家庭や学校、事業所でも対策を立てるなどして備えておきたい。
 この暑く湿度が高い8月は「食品衛生月間」で、食品の衛生管理の徹底で食中毒など予防することは、健やかな日常生活にとって極めて重要―と実施されている。毎年のことではあるが、食品購入後は賞味期限など参考にして、できるだけ早目に調理して食べる。手洗いの励行、冷蔵(凍)庫を過信せず、上手に使う。調理器具は清潔に保ち、加熱する食品は十分に加熱する。調理済みの食品を長く室内に置いたりしない―などの徹底で、残暑が厳しいこの期間の食中毒を予防しよう。
 何より体力が低下しないように、睡眠を十分にとるよう心がけ、室内と屋外の温度差にも注意して、暴飲暴食を避け、内臓が疲れてくると免疫力が弱り、カゼなどひきやすくなるというので、これにも十分に注意して、ストレスもできるだけ溜め込まぬよう、自分を思いっきり表現できる場をそれぞれに見つけ、安定した心の状態、時間をつくるようにして、過労に陥らぬように気をつけたい。
 そろそろ早期米の稲刈りも始まる頃で、最近の強風で落ちたのか青いクリの実も見られるようになり、次の季節を意識するシーンを見つけることも増えているが、まだまだ残暑で暑い毎日が続く。熱中症も水分補給などこまめに行い予防に努め、無事にこの時期を過ごし、元気に秋を迎えたいもの。



○ひとしずく

夏の交通安全県民運動が7月12日から21日まで㈰高齢者の交通事故防止㈪全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底㈫飲酒運転の根絶の3項目を重点に実施された▼その重点3項目については、特に㈫の飲酒運転の根絶は、ほぼ常習的に酒を飲んでも乗ってしまう人がほとんどではないかと思う。酒は好きな方だが、代行運転やタクシーの利用、家人の送迎―と、”酒を飲む”ということをもっと認識してほしいもので、事故を起こしてからでは手遅れである▼市内では、これまでどれだけの団体や事業所などが「飲酒運転の根絶、撲滅宣言」をしただろうか。本市のドライバーのほとんどが、どこかに所属しているのではないかと思うが、後を絶たないのは、先にも記したような状態にあるはず▼以前、よく出掛けていた飲食店でも常習的ドライバーがよく来ていた。店主も常連の客たちも、帰宅する際の飲酒運転を注意していたが、こうしたドライバーには困ったもので、家族ですら手がつけられない人もあるとか▼飲酒運転を止めたくても止められない人は、一度、病院や専門のクリニックなどを急ぎ受診した方がよい。ケガをしたりさせたり、果ては自分の命にかかわる事故、対人―人傷事故を起こす前にである▼この時期は何かと飲酒の機会が増える。絶対に「飲むなら 飲んだら乗らない」である。

2010年8月11日号 第4605号 

8月11日号 ―主なニュース―

○芦辺地区第1分団が優勝、全国大会へ―石田地区第2分団第2小隊は準優勝―
 ―第30回県消防ポンプ操法大会―


操法(芦辺)
操法(芦辺)
操法(石田)
操法(石田)

 県消防ポンプ操法大会(県、県消防協会主催)が8日、大村市、県消防学校で開かれ、ポンプ車操法の部に出場した芦辺地区第1分団が優勝、全国大会への出場を決めた。小型ポンプ操法の部に出場した石田地区第2分団第2小隊(筒城)も見事、準優勝を飾った。本市勢のポンプ車操法の部の県大会優勝は8大会連続9回目。


○ポストカード「癒しの島・壱岐」作製―半城湾のヤマザクラや漁火など10点―
 ―壱岐メディアアートサービス―


 壱岐メディアアートサービス(川畑幸則代表)はこのほどカモメの群れが飛ぶ清石浜や半城湾のヤマザクラ、湯ノ本湾沖の漁り火、原の辻遺跡の復元建物に迫る夕景など、壱岐の島の風景写真10点が1セットのポストカードを作製した。
 「癒しの島」ともされる壱岐の雄大で美しい自然を写した作品で構成され、1セット1050円。▽あま心本舗▽赤木写真館▽アップルプラザ(ダイエー壱岐店内)▽壱岐いき名産品市場(旧原の辻遺跡展示館)▽猿岩売店・お猿のかご屋▽郷ノ浦港フェリーターミナルで取り扱っている。


○「松本芳太郎のしあわせ地蔵展」―14日まで一支国博物館で―

しあわせ地蔵展


 本市郷ノ浦町出身で福岡県糸島市在住の書画家、松本芳太郎さん=本名・芳武=(54)の「松本芳太郎のしあわせ地蔵展 故郷・壱岐の風景と地蔵を描く」が7日から、芦辺町、一支国博物館エントランスホールで開かれている=写真=。
 松本さんは夫人の留美子さん=勝本町出身=と来島、父の残した言葉「怒りなさるな うかれなさるな 悲しみなさるな 今ひとときの事」を胸に、作品を描き続けており、「今回は私のふる里帰り展です。私の書画で親孝行のかわりにふる里孝行ができれば幸いです」などと話した。


○社説 第65回広島・長崎原爆の日に

 8月6日は広島平和記念日、一昨日9日は長崎原爆の日で、15日は終戦記念日と、「8月」は核兵器の廃絶、生命、愛、平和、調和、地球、環境―など、こうした言葉をキィーワードとして、「人」にとって掛け替えのない真実、何かについて、静かに深々と考えたり自分を見つめながら、個々の行動の未来像、ビジョンを持つための期間、「月」としたい。
 今年で65回目の長崎原爆の日、長崎市では「長崎原爆犠牲者慰霊平和記念式典」が、被爆者や遺族をはじめ、菅直人首相、衆参両院議長ら約5600人に加え核保有国のイギリス、フランス、ロシア、パキスタン・イスラエルなど32カ国(アメリカは欠席)が、出席して行われた。
 田上富久市長は、5月の核拡散防止条約再検討会議で、核軍縮への期限を定めた議長案を退けたアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国の核保有5カ国に対し「核保有国が核軍縮に誠実に取り組まなければ、反発して新たな核保有国が現れ、世界は逆に核拡散の危機に直面する」と批判、核兵器禁止条約の支持を表明し核廃絶に最大の努力を誓い、核保有国に対して「核兵器のない世界への努力を踏みにじらないでほしい」と要求、「被爆地と心を一つにした地球規模の平和市民ネットワークを張り巡らせる」などとした平和宣言を読み上げた。
 壱岐でも原爆が投下された午前11時2分、サイレンが響き渡る中、原爆の犠牲者に1分間の黙祷が捧げられ、各校で平和学習(集会)が行われ、長崎の悲劇が2度と繰り返されることがないよう誓い、平和への願いを新たにした。戦争を知らない世代の自分が、平和について想いを巡らせる時、次の文章が浮かぶ。
 「人は目の前にある存在に対し、自分と同じ命が存在していることを見出せるまで、上下や善悪など理由をつけて見比べたり、その命を奪うことにすら何の抵抗も意識できず、特別な自分たちというかばい合える領域を創出し、異なるもの、理解し難いもの、受け入れたくないもの、自分たちの利益につながらないもの、考えを、その領域の正義により駆逐しようとする。つまり、自分の命について理解し、命の尊さを向かう相手に見るまでは、そうした争い、奪い合いを止めることはできない」。
 思い出すと、平和への遠さが強く意識され、不安と無力感にとらわれそうになるが、最近はあちこちで若者たちを中心に、平和の芽が伸びてきているように感じられ、喜びが湧く。その芽に一人の力は僅かでも、皆で心を合わせ寄り添い、そこにある希望を現実へと育てたいものである。


○ひとしずく

毎年8月に入って北東の夜空、「ペルセウス座」の方角から多く現れる流れ星が「ペルセウス流星群」と呼ばれており、特に今年は今月12日の夜中から13日の明方にかけ、月明かりもなくよく見えるという▼佐世保で結夢観月館(ゆめみづきかん)という店を経営する友人からも、12日の午後11時頃接近する流星には明るいものが多く、翌13日午前3時から5時に出るものも同様に明るい流星が多く見られそう―というメッセージが届いており、とても楽しみにしていた▼台風4号の影響を受けず、数日前の夜の様に見事な夜空が広がることを楽しみに、あまり期待せずに待ちたいと思う。その台風も10日夜の予報では12日深夜から13日未明には、壱岐からかなりはずれた位置にあるようなので、ペルセウス流星群の事だけを考えるとうれしい▼流星群の夜などに、原の辻遺跡の復元建物の辺りでは、周囲の明かりをあまり気にせず、星や流れ星を観察できて素晴らしいポイントと思うが、星空―夜空を眺めるのが好きな人たちには、それぞれに”お気に入り”のポイントがあって、自分も含め各人がそれぞれの見方で楽しんでいるのではないか▼先日、一支国博物館であった星空観察会の時のように、ギリシャ神話でもよいが、日本の神話にある星空の物語りを聞きながら、イメージを広げながらというのもまた一興か。

2010年8月6日号 第4604号 

8月6日号 ―主なニュース―

○中村法道知事が来島―本市を視察、意見交換も―
 ―県民の声を県政に、「青空知事室」で―


知事

 中村法道知事が県内各地に行き、地域の実情を把握するとともに県民の声を聞く「青空知事室」が2日と3日、対馬、壱岐両市で行われた。
 本市には3日に来島。壱岐東部漁協やアグリプラザ四季彩館、牛の肥育農家などを視察。壱岐東部漁協と民宿船場荘、一支国博物館では意見交換の場が設けられた。
 中村知事は「地域の皆さんが熱いものを持ち、それを行政が支えていく仕組みづくりが大事。県と市の共同した取り組みをしていきたい」などと話した。


○社説 チーム防人・国際シンポジウム

外から壱岐を見てみると、農・漁業などしっかりとした経済基盤と多くの観光資源、素晴らしい自然環境、人材資源も素晴らしい。可能性に溢れている。
 太陽(Sun)・海(Sea)・砂(Sand)―3Sからの脱却。天然資源があるからこそ長期的視点に立った計画が必要。まさに壱岐には”いきいきゆっくり”スローツーリズムがよい。”
 壱岐は島ではない、すべてがエコロジー(生態学)でつながっており、世界のシステムの中にある。
 今あるものを使って収入の方法を多角化できる。多くの人よりターゲットを絞り金を使える(使う)人たちに、壱岐ならではのゆっくりとした楽しみがあるツーリズム(観光)を。
 高齢化はマイナスではなく可能性のある第三世代ととらえ、そのエネルギーの活用を。若者の流出については、彼らが必要とされていることを実感できる場、革新的で創造的な活動の受け皿が必要。
 優先順位をつけて、焦点を定め明確なイメージを持ち、強く発信することも大切。壱岐ブランドをより強く打ち出す。
 若者は活きいきと、質の高い生活、可能性を発揮できる環境を求めており、そうした環境に変化していく必要がある。可能性はあなたが持っていると伝えてほしい。
 コミュニティー(一定の地域に居住し、共属感情を持つ集団。地域社会)が、そのコミュニティ・地域づくりの最初から様々な意志決定にかかわり、行政とタッグを組むようにする。これが行財政改革につながる。そのためには頭を叩く力にあきらめることなく、自分たちの考え、活動をアピールし続けることが重要。行政の透明性、情報も必要。キィーワードは何に際しても「どうして」。これは教育でも同様。
 「Welcome to Iki」=ようこそ壱岐へ=の言葉を各港や船内に掲げているところが見当たらない。観光には大切。また、そうアピールして壱岐の自然環境のためにゴミ袋を配布しては。
 自分の経験はユニーク(無類、唯一、無比など)で、とても大切であることを意識し、それをコミュニティに活かしてほしい。コミュニティが計画を立てる際に、それぞれの分野での経験が生きる。
 これは壱岐島活性化集団「チーム防人」主催の英国レディング大学、ギャビン・パーカー教授夫妻の来島講演会「壱岐島における地方経済活性化とツーリズム」・「地域づくり国際シンポジウム」の際のメモ。さて、耳の痛い点も多いはず、どのように感じられたでしょうか。


○ひとしずく

非常に日差しも強く厳しい暑さの毎日が続いている。連日、猛暑というより酷暑を実感するような日々である▼郷ノ浦町・大島の海水浴場へ一昨日、久しぶりに出掛けた。船からの大物釣りガイドなどする友人が船を出してくれ、その友人と5人で行き、船は船体が痛まない程度の浅瀬にアンカーを打ってとめ、そこから浜までをライフジャケットを着けて往復した▼嫦娥(じょうが)から目と鼻の先と思える程の距離なのに、砂浜の美しさ、海水の透明度も素晴らしく、一緒に行った全員がその素晴らしさに感動しながら、豊かな海の自然を満喫した▼強い日差しを遮るものがないこともあり、午前中だけのおよそ1時間半で移動、昼食の用意をする組と渡良半島のツインズビーチの塩樽海水浴場に向かう組に分かれた。塩樽海水浴場も海の状態が良好で、壱岐の海・山の幸で作ったバーベキューの味も素晴らしく、皆で暑さを感じては海に飛びこみ楽しい時間を過ごした▼しかし、この厳しい暑さのせいで、近くで火を使うバーベキューは思ったより売れず、クーラーボックスの冷えた飲み物に皆の手が向かっていたが、明日7日は、残暑は厳しいものの、この日から暦の上では秋に入るという二十四節気の一つ「立秋」▼予報では今年の残暑も厳しいそう。無理をせず体調を整え、元気にこの暑い時期を過ごそう。

2010年8月2日号 第4603号 

8月2日号 ―主なニュース―

○市民ら約170人が出席―本市で県庁舎整備・県民の声聞く会―

県庁舎意見聞く会

 県議会特別委 県議会・県庁舎整備特別委員会(小林克敏委員長)の「県庁舎整備について県民の声を聴く会」が31日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ、市民のほか、各団体の代表、白川博一市長、牧永護市議会議長ら約170人が出席した=写真=。
 今回の聴く会では県がこの構想案を説明。耐震改修では約135億円かかり、およそ10年後には再度建て替えが必要なことや民間ビルの借り上げ費用が年間約2億円かかっていることなど現況の課題を説明し建て替えの必要性を訴えた。建設費用は約338~387億円と試算。財源は県庁舎建設整備基金に積み立てた371億円(21年度末)を活用する。


○手作りの看板でガイド―「こっちさね」「こん先行き止まり」など―
  ―古墳へ道案内、勝本町鳥巣 修さん―


鳥巣氏

 勝本町の亀石交差点から百合畑触一帯などに点在する古墳群に案内する看板がこのほど立てられ、観光客やウォーキング愛好者をガイドしている。
 設置したのは、亀石交差点近くで酒店を経営する鳥巣修さん(64)。幹線道路から古墳に入る道筋がわかりにくく、鳥巣さんが経営する酒店には道を尋ねる観光客も多いことから、散策ルートを安心して回ってもらおう―と思い立ち、木製の看板を製作。近所の住民と立てた。
 看板は、子どもでも見やすいようにと低く設置し、親しみを持って見てもらおうと「そっつぁね」や「こっちさね」「こん先行き止まり」など“壱州弁”が用いられている。


○市代表2チームの激励式、壮行式―8日、県消防ポンプ操法大会―

操法

 第30回県消防ポンプ操法大会が8日、県大村消防学校で開かれる。本市からはポンプ車操法の部に芦辺地区第1分団(芦辺町全域)、小型ポンプ操法の部に石田地区第2分団第2小隊(筒城)が出場する。
 激励式が先月30日に市操法訓練場であり、白川博一市長、県消防協会壱岐分会・草合祐三分会長、市議らが出席。両チームが操法を行い、練習の成果を披露。白川市長は「消防人としての精神力に頭が下がる思い。ベストコンディションで大会に臨まれたい」、牧永護議長は「操法を拝見し素晴らしい成績を残せると思った。正々堂々と戦われることを願う」などと激励した。


○社説 住んで・訪れてよしの国づくり

 昨日・8月1日は「観光の日」で7日まで「観光は、住んでよし、訪れてよしの国づくり」の標語のもと、▽観光の意と義や重要性の啓発と普及▽観光資源の保護▽観光地の美化▽地域の魅力に対する自信と誇り―などが実施目標の「観光週間」(国交省)で、確か県は、8月の「8」と1日の「1」に対し連想される「ハッピイ・アイランズ」から、その日を「しまの日」に指定していたはず。
 今夏ほど夏らしい夏は久しぶりのように思う。まさに梅雨が明けた途端で、ちょうど8月がスタートしたしまの日の頃は、真夏の太陽の強い日差し、島の野山の緑、空の青さを映す海の色もその色合いを深め、稲穂を揺らす吹き渡る風、力強いクマゼミの鳴き声、近づく次の季節を連想させるヒグラシの鳴き声と、島には自然の生命力が満ちて「ハッピイアイランズ」そのもの。「8」は無限大で末広がり、「1」は壱岐の壱にも通じ、「I」からはアイランドの頭文字の「」「愛」もイメージされ、素敵なネーミングである。
 本県の離島といえば、壱岐、対馬、五島。共通の自然と海から離れてみると、本島は▽原の辻遺跡▽古墳群▽一支国博物館▽月読神社、住吉神社▽シルクロード▽大陸文化の中継地点で、国づくりの基となった島―壮大な歴史とロマンの島がイメージされる。離島には自然も含めて、それぞれの個性、特徴があっておもしろい。その違いを一支国博物館の活用でより際立たせた取り組みと行動を、誰かに依るのではなく、それぞれの場で起こしたい。
 そうした動きにより何か反応が起き、わずかでも反応が生じることで善くも悪くも活性が高まる。それがあちこちで起き始めると、その刺激に応じた変化が現れ、個人や団体、組織が持つ機能、ネットワークやコミュニケイションの能力や方法なども活発に動き出し、多様なプロセス(経過、課程、手順)から様々な結果が生まれる。結果は多様なプロセスによるもので、そこにプロセスの重要性が見え隠れするが、望まれるのは何より個々の場でのより前向きなプロセスの創造と行動。
 地域づくり、ツーリズム、地域経済に関する講演会が4日に行われ、島の自然、生活環境、個人、地域の活性化(これには多くの考え方、例えば、結果としてどうなれば認められるのか、判断の基準はなど)、地域振興―についての話があるのではと、楽しみにしている。
 とにかく、目指すは私的、公的、どの分野でも幸せな島づくり・壱岐の「ハッピイ・アイランズ」化とシンプルではある。


○ひとしずく

郷ノ浦町有安触、「御手洗水(おちょうず)の滝」には、弘法大師(空海)の杖の一突きで水が流れ出したという伝説があり、千数百年もの間、水が涸れたことがないとされ、この滝に打たれると家内安全、健康保全によいともされているという▼その滝の前に、昭和52年(1977年)にお堂、倉庫などが信者の浄財で建てられているが、今年5月、お堂と目の前の半城湾までの、何もないわずかなコンクリートを敷いたスペースに、長さ約1・5メートル、幅約1メートルほどの大きさの岩が突然現れた▼その岩は後ろの崖からお堂と倉庫の間をすり抜けて落下、座していることから、「奇跡の石」「神業の石」などと呼ばれており、神仏に詳しい人に写真を見てもらうと「この石はただの石ではなく高い美空の大王神様で、厳しい状況の壱岐を救うためにこの地に」などと語ったという▼信者の方が写真と説明文を持って来たこともあり、現地に先日出掛けてみたが、先にも記した通り建物を壊した跡はなく、その岩の後に少しズレた跡があったくらいで、こんな狭い場所にまったくうまく落ちて(降りて)きたもの―と驚かされた。最近は、パワースポットブームとかで、こうした現象や場所もそれにあたるのだろうか▼今後、信者の人たちはその岩に感謝しながら大切に祀り、毎年「七夕」の日に大祭をするという。

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