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2010年6月25日号 第4596号 

6月25日号 ―主なニュース―

○インターハイへの出場決める
 ―陸上200、400メートルで壱岐高3年、小畑昂太くん―


小畑くん

 全九州高等学校体育大会・秩父宮賜杯第63回全国高等学校陸上競技対校選手権大会・北九州地区大会(大分陸協主催)が17日から20日まで、大分銀行ドームで開かれ、壱岐高校3年、小畑昂太くん=写真=が400メートルで2位、200メートルで6位に入り、インターハイ出場を決めた。


○『夏休み天体観測会』開催―天体や宇宙に関する講演会も―
 ―7月22日実施、一支国博物館―


一支国博物館は7月22日午後6時から、「夏休み天体観測会」を3階多目的ホール、屋上展望広場で開く。参加無料。
 午後6時から、佐賀県立宇宙科学館学芸員による天体や宇宙に関する講演会が開かれ、続いて望遠鏡を使って夜空を観察する。対象は小中高生で、募集人数は保護者を含み先着50人。電話もしくは同館1階受付での申し込みが必要。なお、天候不良の場合は講演会後、星座早見盤の工作、星空クイズ大会などが予定されている。
 詳しくは同博物館(45―2731)へ。


○社説 今夏を無事で元気に

 早いもので、今年もこの6月26日号=4596号=で本紙の2010年前半の発行が終わり、来週の7月1日号がその後半のスタートとなる。
 「夏至の雨山ほととぎす聴き暮らし」、今月21日は二十四節気の一つ「夏至」で、北半球では昼が最も長く夜が最も短い日だったが、まさに梅雨の最中で、その俳句にも似た光景を、壱岐でも山のような木々が多い場所で味わえるが、本市など北部九州地方は今月12日に梅雨入りし、これまで雨量は比較的少なかったものの、鹿児島県では観測以来の雨量を記録した地域もあり、雨による災害には注意したい。
 特に梅雨末期は、豪雨や大雨災害が発生しやすい時期で、台風が日本列島を南の海上からうかがうように姿を見せる頃でもあり、このコーナーでもたびたび記している通り、「いざ!」という時の避難・連絡方法など、各家庭でも家族皆で再確認しておく必要があろう。「青天の霹靂(へきれき)」ではないが、災害の発生は突発的で予測できないことがほとんどなだけに、本島は災害に強い島とされるが、通学・通勤など見慣れた周囲の自然にも注意して備えたいもの。
 市内各地区での消防団の消防ポンプ操法大会が20日の郷ノ浦地区で終わり各地区の代表が出揃い、27日に市大会が予定されている。消防団は火災だけでなく、自然災害などへの出動もするが、そうした緊急事態が発生しないようにと思う。来月1日は「国民安全の日」で、国民一人ひとりが生活のあらゆる面で安全確認を心掛け、生活を脅かす事故や災害の発生の防止を図る―の日である。
 その7月には、人的な災害で最大の交通事故の防止と交通ルールの遵守とマナーアップを訴える夏の交通安全県民運動が12日から10日間、「安心を光で届ける反射材」をスローガンに▽高齢者の交通事故防止▽全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽飲酒運転の根絶を重点に実施される。この交通安全運動が終わると、子どもたち待望の夏休みで、市内は帰省や観光での車が増えることもあり、おもいやりがキィーワードの交通安全への取り組みが望まれ、大人たちが普段以上に子どもたちにその姿勢を示す期間でもある。
 その発生と同時に驚くべき状況が目前に展開される様々な災害には、まず「自分の安全は自分で」の意識を持ち、身の回りの環境に十分に気を配っておくことが本当に重要で、台風や豪雨災害が発生しやすい時季を前に「安全」を自分、身近な環境などから見直して、今夏を無事で明るく元気に過ごそう。


○ひとしずく

久しぶりに観光について”ダメ”を出す声が耳に入った▼そもそも個人的にやってくる旅人を、あまり歓迎していないような待ち合い所で船を待って乗り込み、到着すると押し出されるように降り、さて、これからどうやって自分らしく旅を組み立てていいのやら。旅の相談窓口もどこにあるのかわかりにくく、誰か知り合いでもいないと、かなり難しい旅となってしまう。例えば、道を尋ねようにも、場所によっては島の人たちが見つからず―▼団体客やツアーの人たち、宿泊先などが決まっている人たちには、送迎などありよいが、私のように少々マニアックな目的だけを持ってやってくる旅人は、その目的を1回でクリアできなければ、ほぼリピーターになりそのネットワークを広げて再度チャレンジしにくる上、さらに新たな目的が提供されれば、当然、果たされるまでということになるのだから―と思う▼壱岐は島であり、歴史遺産は素晴らしいし自然は美しく、海の幸だけでなく山の幸も豊富でおいしいし何より旬がある。それだけに団体客にウエイトを置くより個人的な旅行客をもっと工夫して大切にし積み重ねてはと思う▼”余計なお世話”ではあろうが、筋金入りのリピーターとして通ううち、目的がライフワークとなり、島そのものに愛着すら持つようになってみると、来るたびに気になって…。

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2010年6月21日号 第4595号 

6月21日号 ―主なニュース―

○7月からセリ市再開へ―本市は1~3日 市農協―

 畜産担当者による口蹄疫防疫対策会議が17日、長崎市であり、県内5家畜市場のセリ市を再開する方針を決めた。本市では7月1日と2日に子牛市、3日に成牛市の予定。
 セリ市の再開は、今後宮崎県外で口蹄疫が発生しないことが条件という。


○壱岐夜神楽公演7月3日スタート―フォトコンも、原の辻ガイダンスで―

 壱岐市観光協会の壱岐夜神楽公演「文化遺産の舞」が今年も7月3日から行われることになった。
 時間は午後8時から40分間程度で、会場は原の辻ガイダンス。観覧料は1人1000円で、観覧者全員に壱岐産米2合がプレゼントもある。観覧は同観光協会(電話47―3700)へ申し込みが必要。
 また、同公演に合わせて今年も「第2回壱岐夜神楽フォトコンテスト」が行われる。対象は同公演開催日に撮影された4つ切りサイズ(25・4×30・5センチ)の写真。応募は1人3枚までで、未発表または発表予定のないものに限る。


○社説 まずはあなたの考え、言葉、行動で

 来月7月は法務省主唱の「社会を明るくする運動~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~」強調月間で、㈰立ち直りを支える取り組みについての理解促進㈪犯罪や非行をした人たちの就労支援―の2項目を重点事項に、全国一斉に実施される。
 今年で第60回目の社会を明るくする運動=社明運動=は、本市でも市、壱岐地区保護司会、壱岐地区更生保護女性会、壱岐BBS会による壱岐地区推進委員会(委員長・白川博一市長)が取り組み、運動初日の一日は午前9時から、市役所玄関前で、法務大臣のメッセージの伝達などある出発式に続き、地域住民に社明運動への理解と協力を訴える広報活動が各町で行われ、7日には、恒例の市内10中学校の代表が登壇する弁論大会が午後1時半から、石田町、改善センターで予定されている。
 社明運動は、戦後間もない頃、貧困からくる子どもたちの非行が大きな問題となり、昭和24年、そうした状況を見かねた東京・銀座の商店の人たちが、犯罪の予防と少年保護を訴えるフェアーを行ったことがきっかけとなり昭和二十六年に始められ、現在では全国各地で様々な関連行事が実施され、地域の犯罪や非行を抑止する力を推進するため、誰もが幅広く参加できる犯罪予防活動の展開、犯罪や非行に陥った人たちの立ち直りを助けることへの理解と協力を訴える―と行われている。
 それにしても最近は、女性が見かけた乳児を抱いて骨折させたり、我が子を母親が殺したり、子どもを両親が虐待したあげく死に至らしめたり、クラスメイトを刃物で刺したり、インターネットで相手を探し数人で自殺をしたり―と、耳、目を疑うような理解できない事件、犯罪がマスコミをにぎわせ、その取り上げ方も断定的で人権を損なうようであったり、不安を高めるようなものだったりと、事件の異常さにも過熱ぎみの報道で馴れてきているような現状も、それは恐ろしい事態である。
 今後さらに政治の貧困が格差社会をすすめ、貧困と飢え、孤独感や疎外感による非行や犯罪が、社明運動がスタートした終戦当時のように横行するのではないかと思うこともある。このまま目に見えない部分の成長や効果、プロセスを評価せず、結果と利益を最優先させて追求し続けることは、これまで以上に命の尊さを理解できない人々が増え、国や地域のあり方に影響するような厳しい事態にもなろう。そうならないためにも、まずは明るい社会の創出について皆が考え、考えを言葉にして伝え、自分ができる行動から動き続けることである。


○ひとしずく


雨が降る天気より、良く晴れた爽やかな天気の方が好きな人が多いと思うが、雨が降り続くと音が出にくくなる楽器を持つ音楽家も多い▼この時季になると、笙を吹く友人が楽器を乾燥させながら吹いていたことを思い出す。彼女は岬を渡る風やその風に乗り空高く舞うトンビの姿が、「壱岐のトンビは羽がきれい」などと言いながら、自分もその風に添うように踊ってみたり歌ったりすることが、「島の風、海の声がとても心地好くて」と、壱岐に来るたびそうした場所で時間を過ごした▼彼女は「雨の日には雨のよさを味わい、その日にあった行動をする。何か他の特別なものを求めず、今、自分がいる場所で、その時々の味わいを見つけるようにして、自然の様々な美しさやリズムを感受しながらいると、そのことがとてもシンプルで楽しく、リラックスできてインスピレーションも豊かに湧いてくる」と話した▼太陽・月・地球―自然の中の最もベーシックな流れ、調和という言葉が意識されるような感覚に逆らわず、その中に溶け込んでいくようにしている時、湧き上がるインスピレーションのままに身体を動かすことは、とても心地好いそうで、その心地好さを初めて知った時の喜びは忘れられないとも話した▼早くその境地にと思い、朝早く牧崎などに出掛けてみたりするが、まだずい分と遠いようである。

2010年6月16日号 第4594号 

6月16日号 ―主なニュース―

○人命救助の3人に感謝状―壱岐海上保安署―

海保表彰

 壱岐海上保安署(矢上憲昭署長)は11日、今月5日に芦辺港内で釣りの最中に海へ転落した男性を救助した福岡市博多区、岡村恒亮さん(54)と本市芦辺町、同、小楠修次さん(58)、同町、眞竹紀明さんの3人に、人命救助の感謝状を贈った。


○5万人目は鳥栖、権藤さん親子―オープン以来83日目で達成―
 ―3月14日開館、一支国博物館入場者数―


博物館5万人

一支国博物館の入場者が13日午後3時すぎ、5万人を突破した。開館83日目の達成で、同博物館によると当初計画していた136日目に比べ53日早い達成という。
 5万人目の来場となったのは、佐賀県鳥栖市から初めて来島した会社員、権藤洋史さん(44)。妻の友子さん(44)と長男の健太さん(15)と3人で来館。家族で前日から来島していた。


○田んぼでどろリンピック―霞翠小4年生以上69人―

どろりんピック

 霞翠小学校(坂元正博校長、118人)で4日、同校恒例の「どろリンピック」が開催され、4年生以上の69人が学校横の水田でどろにまみれて遊んだ。


○社説 これからが”あつい”シーズン

本市など九州北部地方も12日、「梅雨入りしたと見られる」と気象台が発表して以降、連日、梅雨らしく蒸し暑い日が続いており、エアコンの涼風が快適に感じられ、次号発行日の21日は二十四節気の一つ「夏至」で、いよいよ暑い季節の到来である。
 「今夏は、例年に比べて暑くなりそう」などと、毎年この時季になると思うが、今年はサッカーのワールド杯南アフリカ大会が、ちょうどその時期に重なるように開かれており、日本代表が初戦で1勝をあげたこともあって、その熱さは倍加される中、さらに代表選手たちの熱いプレーに期待が高まっている。
 そのワールドカップが開かれている南半球の南アフリカは冬に向かう頃で、日本が初戦を飾った地は、高地でもあり試合後にダウンジャケットを着用している人々の姿が映し出されていた。この祭典のキックオフのホイッスルが吹かれるまで、日本代表、特に監督とフォワード陣の得点力不足、ディフェンス陣はゴールを死守できるのか―と、その戦いぶりを不安視する声が、マスコミなどから大きくあがり、期待薄なムードに包まれているようだったが、敵地での勝利が、日本列島を一挙にヒートアップさせ、暑さを倍増させている。壱岐でも”その1勝を祝って”と握手を求められたほど。
 とにかく日本代表チームの熱い戦いぶりに、老いも若きも男女を問わず熱くなり、ベスト4とはいかないまでも、決勝トーナメント進出を願って、イレブンの活躍にテレビ観戦でも汗を流しているが、そうした中、世相の方へと目を転じてみると、蒸し暑くうっとうしいこの時季にも似た出来事が政治や国技などでも続いている。日本代表の勝利の1点がそれまでの流れを一転させたように、菅直人政権が誕生、投票を7月11日とする参院選の日程をにらみ、国会がバタバタと慌ただしく、その”サッカー熱”を蓑(みの)にするように進んでいる。
 日本チームの起死回生の1点のように、2003年5月に打ち上げられ、小惑星「イトカワ」への着陸を果たした宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ」が、様々な難局を乗り越えた末、約60億キロの旅を終えた7年ぶりの地球帰還は世界初の快挙で、カプセルの中身にも注目が集まっている。
 本市では13日、開館83日目で一支国博物館の入館者が5万人を超え、消防操法の地区大会が行われ、市議会では6月定例会が、本市の将来を見据えた展望のもと開かれているはず。それぞれに心を熱くする自分や社会へのビジョン、目標などを熱く胸に!と思う。

○ひとしずく

「七夕」の来月7日、昼夜2回公演(文化ホール大ホール)で開かれる吉本新喜劇・壱岐公演の地元出演者のオーディションが15日夕、郷ノ浦町、あまごころ本舗の2階ウニハウスで開かれた▼児童から大人の男女合計20人が集まって行われ、出演したい理由、特技、吉本新喜劇の好きな”お笑い芸人”などの質問に、空手の形や歌、地元の演芸祭で参考にした、新喜劇のネタ、舞踊での扇の使い方と、それぞれが吉本から訪れた審査員に応えて、公演に出演できるよう一生懸命に自分をPRした▼「お笑いが好きで、学校でその係をしている。志村けんがやっているようなネタを舞台でしてみたい」「目立ちたくて応募、花嫁やきれいな女性の役をしてみたい。パワーは毎日鍛えているのであります」「あこがれの人たちと同じ舞台に立ちたい」「お母さんから、お前はおもしろいから出なさいと言われて応募した」▼様々な応募理由があり、取材していて楽しかった。子どもたちの多くから、人を笑わせたり喜ばせるのが好きで、笑顔が見たいなどという言葉が聞かれて、心和むような時間が流れた。その時間を言葉で表すのは少々難しいが、豊かな心持ちでオーディションの会場を後にした▼この様子は大阪のテレビからの放送が予定されているという。合格者のステージでの”芸人ぶり”が楽しみ。

2010年6月11日号 第4593号 

6月11日号 ―主なニュース―

○知名度などグレードアップに努める―本年度・市観光協会総会―

観光協会総会

 壱岐市観光協会(長嶋立身会長)の本年度・通常総会が10日、郷ノ浦町、文化ホール中ホールで開かれ、役員改選で長嶋会長が再任された。
 本年度は▽壱岐ならではの特性を活かした積極的なPR活動を官民一体となり展開し、一支国博物館を中心とした歴史と史跡を活かした体験型企画商品の整備・開発▽観光関連グループとの連携を深め、顧客ニーズに感動を与える体制づくりの推進▽関係事業者のサービス向上と一元化を図り、再度訪れたくなるような観光地としての知名度とグレードアップに努める方針。


○社説 安全を生活のすべてで

 今日十一日(旧暦四月二十九日)は、地方により年によって異なるものの、暦の上では、梅雨入りの目安とされた「入梅(にゅうばい)」で、今年の梅雨入りは遅れる傾向というものの、このところの暑さなどからして、だいぶ近づいているように感じられる。最近の天候の変化は、激しさが意識されるほど大きいこともあって、豪雨とそれによる災害が心配される。
 梅雨の長雨や大雨、台風などによる災害多発シーズンを目前に、市、市消防本部(署)、県壱岐振興局、壱岐警察署などによる防災合同パトロールが7日に実施され▽勝本町坂本触、ドンドン川砂防えん堤▽芦辺町箱崎大左右触、瀬戸西部地区急傾斜地▽石田町西触、白水地区急傾斜地▽石田町久喜触、今井崎地区急傾斜地▽郷ノ浦町平人触、立石川通常砂工事の5箇所の現場を視察。
 翌8日には壱岐振興局で関係16機関により構成され災害期=時=に備えた防災体制などについて協議する県災害対策壱岐地方連絡会議が山崎直樹壱岐振興局長を本部長に開かれ、より連携を密にし、一体となった体制での取り組みなど再確認したが、本市でも被害が出た福岡沖地震のような災害が発生する可能性もあり、本土の関係各機関との連携も視野に入れ、より強力な体制づくりが望まれる。
 昨年11月に地震、家屋の倒壊、火災、津波などによる災害を想定して勝本町鯨伏地区で、市内外から29機関、地域住民ら合わせて450人が参加して市主催の防災訓練が実施されたが、自然災害に人的な災害が重なるようなより複合的な災害に対しても、安全を徹底的にチェックして、確認して置く必要があろう。災害は突発的に発生するだけに、本土との連携も含めた訓練などの実施により、より広域的な体制の強化やシステムの見直し、充実を図る必要もある。
 さらに、いつ災害が発生しても関係各機関が緊密な連携により、迅速、的確にその機能をフルに発揮して、市民の生命や財産を守るためにも、時に急変する多様な事態にも対応できるよう、より実践的な訓練も求められている。災害直後の市民のパニックを柔らげ、市民が落ち着いた行動をできるだけ早く取れるようにするためにもである。
 市民はまた、そのシーズン入りを前に、家族や各職場などで、緊急時の避難場所や方法など話し合い確認しておくことも防災のポイントであろう。消防署が実施している救急時の応急手当の講習などを受講することも備えとなる。「自分の安全は自分で」の精神で、安全を生活のすべてで目指そう。


○ひとしずく

壱岐商業高校同窓会・福岡支部の本年度・第46回総会が来月4日正午から、福岡市中央区、セントラルホテルフクオカで、「ふるさと・母校を想う心…この一日を有意義に」と開かれる▼その開催を伝える会報「新城が丘」第33号が本紙にも届いた。会報には一支国博物館の本年3月14日オープンの紹介。創立60周年の記念式典が昨年10月24日に「伝統、受け継ぐ歴史、生み出す未来」をスローガンに行われ、これに合わせて「関東支部」が結成され、会員が8981人となったことを伝える同窓会・豊坂敏文会長の挨拶▼昨年度の求人件数が前年度に比べて激減し、特に女子の求人が少ない中、家業を含めた就職内定率が91・4%、進学希望者は32人全員が合格して在校生に道を示すことができ、自分ができることに挑戦しようと考える生徒が増えてきている―などと「母校だより」のコーナーにあった▼今年度着任した新任の柿原孝則校長の挨拶も掲載され、その中で入学式の式辞の言葉から、京都万福寺の開祖、隠元上人の言葉▽夢を持つこと▽決心すること▽始めること▽諦めないこと―を生徒たちに伝え、たくましく育てていきたいなどと、「動きながら考え、考えながら動きたい」のタイトルで記している▼その言葉は、人生の目標を定め行く際にも大切な言葉であり大切にしたい。

2010年6月7日号 第4592号 

6月7日号 ―主なニュース―

○カサゴ放流し完成祝う―大島、壱岐栽培センター―

放流

 市が郷ノ浦町大島漁港の珊瑚地区に平成19年度から整備してきたカサゴなどの種苗生産、放流を行う施設「壱岐栽培センター」がこのほど完成し4日、オープニングイベントとして、昨年秋から同施設で育てられたカサゴ2000尾が放流された。


○文化ホールの大舞台で熱演―大正琴、舞踊、詩吟、ダンスなど―
 ―壱岐文化協会・春一まつり―


春一まつり

 壱岐文化協会(田原和雄会長)主催の本年度春一まつりが6日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ、延べ140人の市民が、大正琴や舞踊、詩吟など日頃の練習の成果を同ホールの大舞台で発表した。


○筒城浜などで交流楽しむ―那賀中生徒と大阪からの修学旅行生―

ビーチクリーンアップ

 本市・那賀中学校の生徒60人と修学旅行で来島した大阪府堺市、金岡南中学校の3年生202人が3日、筒城浜海水浴場、同ふれあいセンターなどで交流した。
 コミュニケイション能力の向上など目的に行われた今回の交流で、両校の生徒たちはサンドアートづくりやマリンスポーツ、キャンプファイヤー、コーラス、ゲームなどして親睦を深め、金岡南の生徒たちは修学旅行の、那賀の生徒たちは統廃までの思い出をつくった。



○社説 環境と人は一体6月は環境月間

 毎年この時季のウニやヤリイカ、イサキなどを楽しみに、友人たちが訪ねてくる頃となった。それにしても今年はヤリイカやイサキなどは、例年に比べて漁獲量が少ないのか、価格も少々高く感じられる。
 ウニとヤリイカを和えたり、壱岐豆腐の冷やっこにウニをのせたりしながら、また、壱岐産のラッキョウで作った塩ラッキョウを刻んで薬味に使ったり、新ニンニクで食べるカツオ、ヨコワなどの刺身も素晴らしい。が、海の中の変化が大きいのか、結果、口に入る機会が減っているよう。
 この頃やっと並び始めたボタツ(スズメダイ)など、よく釣りに行く瀬では最近までその姿が見られず、ネンブツダイが釣りを邪魔する時期に入った。先月中旬まではそんなエサトリすらおらず、浮子が沈むと本命ということもたびたびで、エサを盗られずに本命も当たらず、一回の釣りを終えることもあった。知り合いの瀬渡し船や遊漁船の船長は、例年にないくらい変化する天候の影響による海水温の極端な変化、潮の色が悪い日も多く、これに技術面を加えての結果ではないか―と。
 「人の環境は三里四方」などといわれていた頃、そんな天候の日が続くと不漁、不作で、人々の暮らしは非常に厳しい状況に入ったであろうことは容易に想像され、「身体はすべて環境からでき、世界には環境によるもの以外は存在しない。環境とは人間を取り巻く周辺世界の概念。人間が環境と一体であれば、環境という言葉そのものが成り立たず、存在するのは地球だけ。人間はその中の、一つの生態系の一部であり、環境と人間は一体である」という以前読んだ本の一節が頭に浮かんでくる。
 本島の滋味豊かで嫌味のない味わい深い海山の幸はもちろん、人々の成長ですら、美しく雄大さがまだ残る素晴らしい環境が、そうではないパターンもあるものの、あらゆる命あるものの生態系を育んでいよう。地球の豊かさも同様で、大きくは太陽と月、地球のバランスのどこかに小さな変化が生じただけでも、この星の自然、生態系、もちろんそこにある多様な環境も危機的な状況になる。先日帰還した宇宙飛行士・野口聡一さんが話した「地球は生命体」という言葉が共感され実感する。
 さて、今月六月は「環境月間」であり、各地でこの月間や五日の「環境の日」にちなんだイベントが、様々に展開されている。日々刻々と豊かな環境が失われてゆく今、環境と人は一体であることを意識し、毎日の行動を見直しながらの生活、暮らしが、たとえ遅きに失した感があったとしても求められていよう。


○ひとしずく

世界中で10億人を超えるファンを持つというサッカーの4年に1度の祭典、2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会がいよいよ来週金曜日11日に始まる▼7月11日までの1カ月間の期間中、世界の6大陸連盟の予選などを勝ち抜いた31チームと開催国を合わせ32チームが、世界のファンを熱狂のうずに巻き込んで、参加各国のナショナルチームが激突、黄金の優勝トロフィーを目指す▼ベスト4を目指すという日本チームは4大会連続4度目の出場となるが、最近の試合ぶりはセルビア、韓国、イングランド、コートジボワールと敗戦続き。何とか個人的にも好きな闘莉王・本田圭佑・森本貴幸3選手の活躍はもちろん、他20人の代表選手の頑張りで一次予選の突破を!である▼今大会の優勝候補には、5回優勝のブラジル、スペイン、サッカーの母国イングランドなどが、その一角に上げられているようである。我が日本代表はそうした強豪の中で、オランダ、カメルーン、デンマークのE組で、激しく厳しい予選を戦う▼初戦は14日の対カメルーン戦。まず1勝をと思うがハラハラドキドキでも負けないゲーム、それ以上の1勝をと、大声を張り上げながらのテレビ観戦になるはず。次は19日オランダ、その次は24日デンマークと対戦する。とにかくガンバレニッポン!である。

2010年6月1日号 第4591号 

6月1日号 ―主なニュース―

○口蹄疫警戒連絡会議が発足―関係14機関で侵入防止策など協議―

口蹄疫連絡会

 壱岐地区口蹄疫警戒連絡会議が二十六日に発足。関係機関の連携、情報の共有について確認した。今後、万一の発生時に備え、危機管理体制の確立のほか、埋却予定地の選定を行うことにしている。
 同連絡会は宮崎県で発生した家畜伝染病、口蹄疫ウイルスの侵入が危惧されることから、その対策を講じる目的で県壱岐振興局、市、農協など関係十四機関で組織。会長には山崎直樹県壱岐振興局長、副会長に白川博一市長、吉野誠治市農協組合長が就いた。


○リハビリ魂を養いたい―25時間かけ65キロ踏破,理学療法士ら―
 ―壱岐1周・昼夜貫歩ウォーキング―

貫歩ウォーク

 長崎市内の病院に勤める男女6人が29日朝から、本島を一周する「壱岐・昼夜貫歩ウォーキング」を実施した。
 歩いたのは郷ノ浦町出身の藤本剛丈さん(28)ら北海道、秋田、山口、沖縄出身の27歳から33歳までの理学療法士ら6人。藤本さん以外は壱岐に初来島だった。
 メンバーの一人、佐竹亮さん(29、秋田県出身)が部長を務めるサークル「体幹部(たいかんぶ)」の活動の一環として行われ、リハビリに必要な心、技、体、智を養う目的で企画。佐竹さんは「リハ魂を養いたい」と、これまで高知県、室戸岬や佐賀県の嬉野市など訪れたほか、10時間耐久読書などユニークな活動を行っている。


○親子ですっかり“弥生人”―一支国博物館で『おひさまサークル』―

貫頭衣づくり

未就園児を対象にしたサークル「おひさまサークル」(津本瑛子代表)の親子イベントが二十六日、芦辺町、一支国博物館・屋上広場を利用して開かれた。
 親子で楽しく遊び、学び合う子育てネットワーク、情報交換の場になどと二〇〇六年にスタート、今回は二歳までの子ども十八人と保護者ら十五人が参加して、紙製の貫頭衣を親子で作ったあと、絵本の読み聞かせや同博物館のキッズ考古学研究所で“発掘体験”などして楽しく遊んだ。
 この日は保護者の二人が、マスコットの海都くんとはるのちゃんの着ぐるみを着て会場に現れると、子どもたち皆に囲まれ、人気を集めていた。


○社説 心豊かな壱岐っ子」をはぐくむ活動

 県教委は五月から七月までのうち一週間を、各学校の設定により、「長崎っ子の心を見つめる教育週間」とし、学校と保護者、地域住民が連携して、「地域の子どもを地域ではぐくむ」という気運を高め、その取り組みをより充実させることで「心豊かな長崎っ子」の育成をと、本市でも市教委が各小中学校への指導などを通して、地域住民への浸透を図っている。
 ▽子どもの心を見つめ、子どもの心と向き合う学校づくり▽あこがれや将来への志をはぐくむ教育▽学校、家庭、地域の連携による取り組み▽地域における学校間の連携による取り組み▽いじめの根絶、虐待防止に向けた取り組み―の推進を重点に、▽命を大切にする心や思いやりの心の育成▽あこがれや将来への志の育成▽あいさつやマナーの向上を―と、様々に展開されているという。
 今月は環境月間で、本市でもその月間を目前に、ゴミゼロの日の五月三十日、各地区で清掃活動などが行われ、子どもたちが参加したところもあったようだが、こうした活動を一緒に実施したり、大人たちの普段の行動の中で、島という環境を守り続ける姿を見せたりしながら、熱く語り合う場などに触れさせることの中にも、地域への自信―誇りにつながる学びが子どもたちにはあろう。大人それぞれの今のスタイルが重要であることぐらいはよく言われることでもあり、今さらである。
 三重県出身で、絵本を片手に全国を駆け巡り、老若男女を問わず読み聞かせや講演活動を展開する日本初のブックドクター・あきひろさん(本名・杉本晃弘、東京在住)が先月二十八日から月末までの四日間、市内の幼稚園から小・中学校を回り、その間、読み聞かせサークル、寺での大人向けの集いを含め、トークと読み聞かせの”旅”を展開した。
 市内では最近、育児サークルや読み聞かせのグループなどが各地にでき、その活動は、親子遊びや情操教育的なテーマにより様々に行われている。あちこちで聞かれる読み聞かせの集いをのぞいてみると、どこでも目を輝かせて絵本に見入る子どもたちの姿があり感動する。一緒に参加した保護者らの真剣に聞き入る様子にも打たれる。
 あきひろさんは壱岐の子どもたちの聞く時の集中力に感心し、良き伝統を話して聞かせるなど、祖父母ら家族との関係性が素晴らしいと思うなどと話した。そこには「心豊かな壱岐っ子」につながる家族の有り様が見えるようで、いつでも願うばかりである。市民レベルのそうした活動にも希望が感じられ、エールを送りたい。


○ひとしずく

東京から来島の友人と先週末、筒城浜海水浴場に行き驚いた。数日間の北東からの強風の影響なのか、監視棟近くの波打ち際には切れた藻がびっしりと海中を漂い、打ち上げられており、初めて見たシーン▼友人もとても驚いていたが、筒城浜の七湊よりの半分は普段通りの美しさで、神戸から修学旅行で来島した中学生たちが、歓声をあげながら、まだまだ冷たいであろう海に入り、ボディーボードやシーカヤックなど楽しんでおり、浜辺ではビーチバレーなどして、壱岐の自然を存分に味わっているようだった▼筒城浜、大浜、錦浜など一帯の海水浴場の美しさに対して、たびたび「沖縄の海と同等からそれ以上」という言葉が使われるが、打ち寄せられたおびただしい切れ藻といい、辺りに漂う磯の香りを非常に強くしたような臭いは、自然の在るのままの一シーンとは言っても―である▼その光景が修学旅行生たちの目には、それも豊かな自然そのものの姿と映ったであろうか、それとも…と少々心配になったが、聞こえてくる生徒たちの歓声に励まされるように、大浜海水浴場へと移動した▼海の家近くの浜辺には、筒城浜に流れ着いたような大量の海藻はなく、その友人がつぶやいた「美しいね本当に」の一言にホッとした。が、心の内に何か釈然としない感覚が残ったのは、なぜだろうか。

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