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2010年2月22日号 第4572号 

2月22日号 ―主なニュース―

○公正公平な県政の推進―中村法道氏が乱立選挙制す―


 任期満了に伴う県知事選挙の投開票が二十一日に行われ、即日開票の結果、無所属新人の中村法道氏(59)=写真=が、次点の橋本剛氏(40)に約九万四千票の差をつけて破り、十二年ぶりの新知事に就任した。


○壱岐の歴史に郷里への思い新た―高校卒業予定者210人が見学―
 ―一支国博物館、埋蔵文化財センター―


 来月一日に卒業式を迎える壱岐、壱岐商業両高校の三年生が十八日、一支国博物館、埋蔵文化財センターを見学、原の辻遺跡から出土した遺物の展示などから、歴史の島としての壱岐への思いを新たにした。
 今春、本市を離れる卒業予定者に博物館を見てもらい、壱岐の歴史を再認識しいつまでも郷里を愛する心を持ってもらおうと博物館の見学を企画。当日は両校の進路決定者約二百十人が来館し、一時間程度見て回った。


○社説 一支国歴史発見講演会

教育長講話

 NPO法人・一支國研究会主催(本紙など後援)の「一支國歴史発見講演会」が二十日夜、勝本町、文化センターで、古代史研究家としても著名な安本美典氏の「邪馬台国九州説を説く~邪馬台国時代の壱岐~」と映画にもなった「幻の邪馬台国」の著者・宮崎康平氏の和子夫人の「幻のクニを探して」の二講演があり、足を運んだ。
 講演会は、宮崎和子さんが夫・康平氏の著書についてヒットした理由を分析して、▽これまでに定説となっているような解釈など、流布されている歴史の実際と異なる実際と、思い込みを覆すのは難しくてとても大変な作業で、目に障害があったことを逆手に取った非常に斬新な発想、発想の転換によるストーリー▽生きいきとした元気な夫婦、生き様(方)について述べている点などが共感を呼んだ▽ふる里は自分一番の拠り所で世界の中心であるという熱烈な郷土愛と誇りが示されている―などと語り、生活の積み重ね、その毎日が歴史となる―と強調した。
 一方、安本氏は中国の史書・魏志倭人伝に記された壱岐=一支国=の記述「方(域)は、三百里ばかりである。竹木の叢林(そうりん)が多い。三千(戸)ばかりの家がある。やや田地がある。田をたがやしても、なお食に不足である。(この国も)また南北に(出て)市糴(してき)している」などから、その当時の人口を一万五千人程度とし、米を買っていたことを表す「市糴」=交易=という記述から、魏志倭人伝には何らかの根拠があった―などとし、朝鮮半島から対馬、壱岐、北部九州までの距離の表記からも邪馬台国は九州に―などと熱く語り、証明より宣伝、都合のよいマスコミへの発表など、考古学会の現在の在り方に警鐘を鳴らした。
 加えて原ノ辻遺跡が、国の宝とも言うべき特別史跡として指定を受けた理由の中に、クニ―国家としての成り立ちを考える上で希有な遺跡という主旨の言葉があったと思うが、その古代の役割をさらに深く考え、その先にある誇りを形にしたものが博物館である―と宮崎和子さんが語ったが、一支国博物館を今後どのように活用するかへのヒントがこの辺り、両講演に潜んでいよう。
 三期十二年間を務めた金子原二郎知事に代わる、本県の新たなリーダーを選ぶ第十七回県知事選挙が二十一日に行われ、前副知事の中村法道氏が当選したが、県勢の浮揚について、もちろん市勢についても、キーワードとなろう言葉が、ここで紹介した両講演の内容にも多くある。
 「歴史は毎日の生活の積み重ね」である。


○ひとしずく

「ホーホケッ・・キョ」、よく晴れた昨日・二十一日の早朝、我が家の前で今春初となるウグイスの”迷調子”を聞いた▼駐車場の愛車はもちろん、近くの畑などには、放射冷却で冷え込んだことを示す霜が降りるほど冷たい朝にもかかわらず、まだ鳴き馴れていないというか、少々ズレたような拍子の鳴き声だったが、この鳴き声を聞くと春本番の頃も近い▼車のフロントガラスに湯をかけ、春のチェックでも―と車を走らせると、半城湾奥が見える場所では、その冷え込みを裏付けるように、気温と海水温の温度差で立つという湯気が、海面から立ち昇り、凛として澄んだ大気に磨かれたような見事な朝日を受けて、岸の照葉樹の緑と海の深い青というか黒に近い色合いのコントラストがとても鮮やかで、それは美しく素晴らしかった▼少し得をしたような気分に浸りながらさらに車を走らせ渡良半島の牧崎へ行ってみた。美しいとしかいいようのない程の海の景色が広がっていたが、先日までの西風のシケのためか漂着ゴミが鬼の足跡にも多数打ち上げられていた。イルカパークのイルカの死因に漂着ゴミが上げられていたが、そんなところにもゴミの影響が出ていると思うと非常に残念でならない▼せめて釣り人は、ビニール袋やエサのプラスチック容器、空き缶、タバコのポイ捨てなどしないように心掛けたいものである。

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2010年2月16日号 第4571号 

2月16日号 ―主なニュース―

○子どもら122人が参加、熱演『なにかやろうよin壱岐』
 ―第12回県子どもと文化フェスティバル―


メール送信分写真

 NPO法人県子ども劇場連絡会と県文化団体協議会が主催、壱岐子ども劇場が共催の第十二回県子どもと文化フェスティバル「なにかやろうよin壱岐」が十四日午後、郷ノ浦町、文化ホール中ホールで開かれ、幼児から一般の百二十二人が熱演、見事なステージを展開した。


○社説 県子どもと文化フェスタ「なにかやろうよin壱岐」に

 子どもたちの情操を育む活動の一環として、優れた生の舞台芸術を壱岐の子どもたちにも―などと、全国の離島で初めて本市に子ども劇場が設立されて以来、様々な活動を展開している壱岐子ども劇場が十四日、NPO法人県子ども劇場連絡会、県文化団体協議会と共催、「県子どもと文化フェスティバル」を郷ノ浦町、文化ホールで開いた。
 長崎の青年バンドと壱岐の高校生バンドの演奏や竹楽器の演奏、合唱やダンス、朗読劇の発表や人形劇の上演が、壱岐の子どもらにより、県内離島で初の”子どもの文化祭”として行われ、壱岐子ども劇場はこれを機に、壱岐の子どもの豊かなる文化活動を支援する体制を築いていきたいとしており、「地域の宝」でもある子どもの育ちを、地域の大人が支え合う体制を文化活動にも広げていけるようにともしている。
 「なにかやろうよin壱岐」と開催された今回の子どもと文化フェスティバルには、子どもら百二十二人が出演、「なにかやってみたい」の種は、誰の心の中にもあるはず。その種を仲間の中で育て、ステージで放つ子どもたちの輝き観ながら、そのステージと一体となってフェスティバルを楽しもう。子どもたちが一度しかない子ども時代を、いきいきと自分らしく生きられるように―などと、その主旨がパンフレットに記載されていた。
 聞き方も悪いのだろうが、普段は何度も尋ね直してようやくか細い声で、きっと感情や表情などを表さずに応えるようにしている近所の子どもが、そのステージ上で放つ輝きは、うまく表現できる、できないにかかわらず美しくストレートに力強く伝わり、ほっと安心するのと同時に感動した。
 音楽であれ演劇であれ、それが何であっても、子どもたちが異なる音色、響きや演技を、共通のテーマ(作品)の下、それぞれが表現し合う中に湧き上がるようなハーモニー、調和を感じ、意識し合える喜びを知ることは、自分の体験からもとても貴重な経験であることがわかる。そこに目、心を向けてくれた両親をはじめ、多くの人たちに今でも感謝している。
 はたして、その共に育つコミュニケイションであるはずの関係が、時として自分の表現方法を押しつけるような格好になることがあり、支える側の人たちは▽心ある人▽よき聞き手▽人生の先輩などとして、失敗や欠点などを取り上げ責めたり思いわずらうことなく、その表現がその人らしくできるよう見守り支え続けたいし、そのための勇気を発揮し続けてほしい。
 加えてこうしたイベントこそ是非続けてと思う。


○ひとしずく

我が家の月の暦を見ると、先週の土曜・十三日が大晦日で、新年がその暦でいう月の第一日目、朔(さく)に当たる十四日(日)からスタートした▼西暦の節句は本来の季節感には合わないなどと、しばしば言われている。季節に合わない行事ではなく季節通りの行事を、実際の生活に生かしてみると、例えば、全部揃わなくても七草が、新春の身の周りで探せる喜び(人日=じんじつ)を味わえ、その祝いには新鮮な発見があるという▼さらに、桃の花の生命力(上巳・じょうし)、ショウブやヨモギ、竹の効用(端午・たんご)、月と星のまつり、願い事をする意味(七夕・たなばた)、菊が恵む健康と長寿(重陽・ちょうよう)と、それぞれの季節に合った料理の数々も、これ以上にない充足感をもたらしてくれる―とも▼まずその人日は月の暦で一月七日、西暦で二月二十日で今週末の土曜日。五節句のひとつで、この日を七草粥で祝う。六世紀の中国の「荊楚(けいそ)歳時記」に「正月七日俗ニ七種ノ葉ヲ以テ羮(あつもの)トシテ之ヲ食スル人は万病無シ」とあり、春の七草を詠んだ歌に「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロこれや七草」がある▼佐世保の友人からそのたびに案内があるが出かけられずにいる。なので今年は、壱岐でも節句を友人らと楽しみたい。

2010年2月11日号 第4570号 

2月11日号 ―主なニュース―

○テーマは活動の魅力再発見―ネットワークの必要性などアピール―
 ―第1回「壱岐市ボランティアの集い」―


ボランティアの集い

 市社会福祉協議会(百崎貞明会長)主催の第一回「壱岐市ボランティアの集い」が七日、芦辺町、つばさで開かれ、白川博一市長、県民ボランティア活動支援センター・岩永秀徳所長ら来賓、関係者を含め約二百人が参加、各ボランティアをつなぐネットワークづくりの必要性などアピールされた。
 この集いは「ボランティアの魅力再発見」をテーマに開催され、ボランティア活動は、福祉・環境・教育・文化等幅広く住民の生活に定着し、地域の力として今後の街づくりにその活動が期待され、その魅力と重要性を改めて考え、地域力を高めるための一助になれば―と開かれ、市内三グループの活動発表、落語家・笑福亭学光さんの講演「笑いと福祉とボランティア」などあった。


○深江田原で羽休め―北帰行のツル約200羽―

ツル

 五日早朝、芦辺町深江田原でツル約二百羽が“羽休め”をしている姿が見られる―との連絡が読者からあった。


○社説 それは、自分が豊かに生きるために

 本市には平成二十一年四月現在、市ボランティアセンターに登録されているだけで、三十八のボランティアグループがあり、その活動内容は▽防犯パトロール・周知▽地域福祉活動▽介護用品考案・試作、配布▽一人暮らし老人宅訪問、補修▽給食調理、配達▽地域リハビリ全般▽地域美化▽在宅支援活動▽子育て支援▽手話の通語、指導▽農林業体験▽訪問理容▽図書読み聞かせ▽町おこし▽環境美化▽防災時の連絡補助▽育児相談▽イベント時の臨時育児―など、非常に多岐にわたっている。
 こうしたボランティア関係者ら市民合わせて約二百人が参加して七日、芦辺町、つばさで、市社会福祉協議会が主催して第一回「壱岐市ボランティアの集い」=集い=が「ボランティア活動の魅力再発見」をテーマに、その活動は福祉・環境・文化など市民の生活に日常的に定着し、地域のパワーとして大いに期待され、その魅力と重要性について改めて考え、地域力を高めよう―などと開催され、市全体を網羅するようなネットワークづくりの必要性が、今回、特に地域の災害支援、被災への対応、復旧という点からも、再確認された。
 ボランティアという言葉を辞書で探すと▽志願者・有志の意。自発的に障害者・老人に対する奉仕や児童教育などの社会福祉活動を行う人びと。篤志奉仕者、民間奉仕者とあり、その活動については▽一般市民の自発的な社会福祉活動。国の福祉事業を補い、地域福祉・在宅福祉を推進する―と出ていた。それぞれに多様な考え方、感じ方があると思うが、本市の登録団体の数、活動内容からも、ニーズの高まりが理解できるが、今やボランティアの存在と活動が無い社会環境の方が考えにくくなってきており、そのニーズは今後さらに、社会や国の現状、一般庶民の有り様からも、強まることは容易に想像できる。
 集いの活動は発表では▽雨、風、冬の寒さにも負けずに活動してきたが、その日の活動を終えてのお茶の一杯が何にも替え難い味わいがある▽人のために役立つと思い行ってきた活動は自分のためだったことに気づき、自分を活かす力が生まれた▽仲間ができて自分の世界が広がり喜びを知った▽ミスマッチも起きているが、いろんな人たちとの体験が大切▽情報の提供、活動希望者の指示と振り分けなどボランティアのコーディネイト、実際の活動と、適切な対応による減災―などの言葉が印象的で、中でも「自分が豊かに生きるためにボランティアは必要」とする言葉には強く共鳴した。
 さて読者の皆さんは―。


○ひとしずく

本県地方は八日、南の海上から暖かい空気が流れ込んだ影響で、四月上旬から中旬の気温となり、長崎市は最高気温が二十・二度と平年を九・七度も上回ったという▼本市は一日遅れたのか、翌九日には天候が回復して厚手の上着やセーターを脱ぎ、Yシャツの袖を折っている男性の姿も見られるほどで、春爛漫を越して初夏を思わせるようなポカポカ陽気となり、芦辺町の観測点で最高気温二十・一度(午後二時三十六分)を記録した▼島内あちこち春の風物詩ともいえる葉たばこの移植が行われ、うねを覆うビニールシートの銀色の輝きに、秋の高値に期待もふくらみ、郷ノ浦町庄触では、海辺や畑を利用して、毎年この時季の季節感を大いに楽しんでもらおうと植えられたのか、満開のナノハナとのコントラストが見事で、辺りに漂うその香り、ミツバチも、その叙情に彩りを添えているようだった▼郷ノ浦町、牧崎の野原などでは、枯れた芝生の下に微かに緑が感じられるようになったが、先日出かけた芦辺町内の山中にある神石神社へ向かうヤブにも、今春の緑の芽吹きが見られ季節の確実な移行が意識されて、豊かに巡る季節を楽しめるありがたさを思った▼島さくら・壱岐が昨年十二月、石田町内で植樹したサクラで、早咲きの品種のものには、花を咲かせているものがある―と読者から連絡があった。

2010年2月5日号 第4569号 

2月5日号 ―主なニュース―

○社説 必ず投票を!県知事選

 任期満了に伴う本県知事選は、十二年ぶりに新たなリーダーを選ぶ選挙となるが、昨日四日に告示されて七人が立候補の届け出を済ませ、十七日間にわたる選挙戦の火ぶたが切って落とされた。
 今回十七回目となる知事選は、過去最多の新人七人による選挙戦となり、新幹線長崎ルート建設▽石木ダム建設▽県庁舎の移転新築▽諫早湾干拓事業の開門調査の四事業など、これまでの金子県政への評価、大型公共事業の賛否などに加え、人口減少や景気の冷え込みによる雇用環境の低迷、広がる多様な格差からくる閉塞感などに対する活性化対策を主な争点として、選挙戦が展開されるものとみられている。
 これに本年夏の参院選を見据えて、昨夏の衆院選で大勝した民主党が、この知事選で初の民主党知事誕生を狙い、政権交代を余儀なくされた自民党は、今回の選挙を党勢の回復のきっかけにしたいというスタイルで、民主党・小沢一郎幹事長の政治資金管理団体をめぐる事件と、様々に浮上した政治とカネの問題に関する民主党への逆風が、どのような格好で影響するのかもポイントとして注目されている。
 県選管によると、三日現在の県内の選挙人名簿登録者数は、前回の知事選(二〇〇六年)を二万八百六十九人下回る百十八万二千六百四十五人で、男女別では男五十四万三千六百八十九人、女六十三万八千九百五十六人となっており、本市は男一万千六百五十九人(対前回知事選・五百五十人減)、女一万三千二百五十六人(同六百五十七人減)の合計二万四千九百十五人(千三百七人減)と男女ともに減っており、選挙の争点と同様に、四年間でのこの人口減少は、歯止め対策が急がれることを如実に示していよう。
 離島県といわれる本県では、本市をはじめ離島の活性化策(農・漁業、観光・商工業など各種産業への振興策)もこの知事選の重要なポイントとなろうし、海、空、陸の交通アクセスに関する方策も、高速道路の無料化や燃料費の値上がりなど睨み重要となろう。もちろん教育問題もである。はたして七候補には、地に足の着いたしっかりとした方針を、よりわかりやすく有権者に示してほしいし、離島として一まとめにするのではなく、その特色をよくよく理解して―ということでもある。
 「ふるさとのみらい」「いっぴょうを大切に」「にこにこ、にっこり、こどものえがお」「おとなはちゃんと行こう」「一票が明日の県政生む力」と県選管は投票を訴えている。
 必ず投票して県政への意志を示そう。


○ひとしずく

二十四節気の第一番目にあたる「立春」が四日、魔を払い春を迎える行事・豆まきが三日の夜に行われる「節分」が過ぎた▼厚く重たい雲と厳しい冬の寒さから解放されて、自然界の生命に芽吹きという輝き、伸びやかな変化が強く意識される頃が、身の周りのあちこちに訪れていることを、その立春が告げ、身の引き締まるような冷たい風の中に、日の暖かさが日々強さを増しているようにも感じられる頃である▼天深く春立つものの芽を見たり―自然界のダイナミックなサイクルに春の訪れを告げる立春にちなみ、沼津中学校恒例の岳ノ辻登山が、今年も厳しい寒気を突いて行われ、山頂では今回も▽自覚▽立志▽健康のスローガンの下、凛々とした早朝の清新な大気で胸いっぱいにした昔なら元服、現在は少年法の適用となる十四歳の二年生一人ひとりが、人生への新たなる決意、抱負を力強く発表した▼長引く不況と広がる多様な格差、不透明で明るさを意識しにくい今の社会の様相を思うと、不安で目の前が覆いつくされてしまいそうではあるが、大好きな事、様々な学びや毎日の生活の中で、心が躍動するように感じられる何か、例えばスポーツ、音楽、絵画、演劇などアートはもちろん、数学や物理、歴史などの学問―と、そこで思いっきり自分を磨き続けてほしい▼それは「あなたこそ世界を変える人」だから。

2010年2月1日号 第4568号 

2月1日号 ―主なニュース―

○2島が一致して観光強化へ―交流人口拡大の宣言に調印―
 ―本市観光協会と対馬市観光物産協会―


観光協会調印

 壱岐市観光協会(長嶋立身会長)と対馬観光物産協会(庄野伸十郎会長)は二十六日、対馬市交流センターで開かれた壱岐対馬航路活性化協議会の冒頭、「壱岐対馬観光力向上共同宣言書」に調印した。これにより両市は、情報発信など一致した取り組みを行うことになった。


○初代所長は梶永圭弁護士―今月1日オープン―
 ―壱岐ひまわり基金法律事務所―


法律事務所開所

 壱岐ひまわり基金法律事務所の開所式が二十九日、郷ノ浦町、ホテル太安閣であり、初代所長の梶永圭弁護士(39)=写真=が抱負を語った。きょう一日から同町、(株)NTT西日本壱岐営業所三階で業務が始まった。
 地方の司法過疎解消を目的に、弁護士が毎月特別会費を出し積み立てる日本弁護士連合会の基金「ひまわり基金」を利用して開設。県内では六番目、全国では九十九番目の開所となる。



○社説 壱岐・対馬間の観光力向上宣言に

 壱岐市観光協会と対馬観光物産協会がこのほど「壱岐対馬観光力向上宣言」に調印し、これからは和気あいあいと新たにスクラムを組み、各種イベントの共同・相互開催、情報、人事交流など行いながら、観光、物産の振興に取り組む方針という。
 「九州北部、玄界灘に浮かぶ壱岐と対馬は、魏志倭人伝、古事記の時代から兄弟のように描かれてきた」などとその観光力向上宣言にもある通り、ずい分以前から壱岐・対馬両島について▽国づくりを考える上で重要な島、スタートの地▽文化の中継地点▽シルクロードの日本の玄関口▽伊都国の一部だったのでは▽神話のふる里―などなど、出会った何人もの研究者らが話していた。
 古(いにしえ)の頃からの両島の関係は深く、それは壱岐の位置を説明する際に「壱岐・対馬の壱岐」などと話したり、朝鮮半島や大陸との交流の海路の拠点であったりと、山が高くたてに長い対馬と平坦で雪の結晶にも例えられる壱岐の島と様々に対照的であったりするが、その関係性を意識した両島の観光振興による活性化への共同宣言は、なぜか関係性が非常に低次元なレベルで、否定的であったことの払しょくにもつながるものとなろうし、大きく言えば宣言の実行による新たなる歴史づくりが、より豊かに進んで行く事を祈念したい。
 観光は、今後の両市の地域振興を左右する非常に重要な産業であるが、長引く景気の低迷は、観光にもその影を落としている。そうした中で、本市では三月十四日に市立博物館がオープンし、これを機にその博物館を中心に据えた島ごと博物館構想が展開され、一層の観光振興が図られることになる。
 白川博一市長は本紙新年号のあいさつで交流人口の拡大について「博物館の完成を機に、通年型観光メニューにより、さらなる交流人口の拡大につなげたい。そのために昨年から、効果的に市内外へ壱岐の魅力を発信する広報戦略業務や観光アドバイザーの招聘を行い、今後も積極的な誘致活動の展開と、観光立島に向けた取り組みを推進したい」などとしているだけに、壱岐・対馬の両協会の交流から、どのように取り組みが展開されてくるのかが楽しみでもある。
 壱岐と対馬には、国の古い歴史のベースになっているものも多い。対照的な地勢もその商品づくりに利用できようし、神話をはじめよりマニアックな観光の商品づくりには、両島を一本化したものや、それに韓国や中国、アジアの国々を含めたものなどもあろう。
 楽しみな交流のスタートである。


○ひとしずく

昨日は雨の影響で注意報が発令されるほどの空気の乾燥状態が和らぎ、のどを心地好く大気が通るような気がして、退社時の駐車場で、車に乗る前の数回の深呼吸がとても気分を良くしてくれた▼これで少しはインフルエンザの本市での流行に歯止めが掛からぬものかと思うが、昨晩のニュースで再び新型インフルエンザが流行するようなニュースを報じていた。本市の患者数は、警報発令の基準の二倍以上にも達し、全国平均や長崎、福岡両県、対馬、福岡市の平均患者数からみても突出した多さであり、感染のさらなる広がりが心配される事態となっている▼これからインフルエンザの流行期が終わるとされている三月までは、受験の期間であったり、年度末の重要な時期と重なっているだけに、市民にマスクの着用の徹底や手洗い、うがいの励行、暴飲暴食を避けてできるだけストレスなど溜め込まないように心掛けるなど、体調管理の徹底などによる予防が呼びかけられている▼最近は、それまでより少し早く起きてラジオ体操をしているが、真剣にしてみると、案外、身体のあちこちの筋肉が伸ばされる感覚やゆっくりとした足の曲げ伸ばし、ひねりなどの動きによる負荷が感じられて、なかなか興味深く毎回の体操を、「イテテテ」などと声を上げながら、健康への細やかなチャレンジとして楽しんでいる。

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