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2009年12月21日号 第4561号 

12月21日号 ―主なニュース―

○社説 読者の皆様に感謝して

 平成二十一年も光陰矢のごとしのたとえの通り残すところ十日ばかりとなった。師走もこの時期になると、毎年のことではあるが、時の流れが大きなうねりとなって加速し、飛ぶように行く様子が、非情にも現実味を帯びて感じられる。
 ▽行財政改革・あらゆる面から行政の無駄を洗い出し点検して是正に努め、資産の整理統合などして推進する▽交流人口、定住人口・市民と更なる情報発信につとめ、県の観光振興基本計画に沿って策定した壱岐市観光地づくり実施計画に基づき観光振興策を進め、企業誘致や産業の振興、福岡市への通勤など、関係機関と連携して総力を挙げ取り組む▽地域医療体制の維持・市民の理解を得て「安全・安心」な医療提供、市立病院の再編と改革、医師確保対策を市政の最重要課題として取り組む▽農、漁業の振興・更なるブランド化、担い手、後継者の育成と経営の安定対策に努め、安定した種苗の生産放流により沿岸域での一層の漁獲向上に期待する。
 ▽子育て支援と福祉のまちづくり・母親が安心して子どもを生み、子育てを行える環境の整備、親も子も健やかに暮らせるまちづくりに努め、障がい者や高齢者の方々に対しては、生がいを持って心豊な生活ができるまちづくりに努める▽曽良翁三百年忌事業・記念イベントで、市民の文化意識の高揚と地域の活性化につなげたい。「市民の目線に立った市政運営」、市民のための市政に全力を傾注する―などとした白川博一市長の新年のあいさつなどでスタートした本紙の二〇〇九年。
 その一年間の第一号、四千四百九十二号から数えて七十回目の発行となる四千五百六十一号が、本欄を含めて今年の書き納めで、二面には一年間を恒例の十大ニュースで振り返っているが、そられの他にもイルカパークのイルカショーやイルカとの触れ合い体験の再開、全国初となる畜産施設・JA壱岐市のCBS施設落成、定額給付金と活用のためプレミアム商品券の発行、市の部制廃止と課の統合、地域振興の拠点として来年三月十四日にオープンする一支国博物館と埋蔵文化センターに関する「しまづくりフォーラム」など多彩なイベントの開催、壱岐カントリー倶楽部のゴルフ場開放、盈科小学校・軟式野球クラブの県大会優勝、全国大会8強入り、壱岐高校創立百周年と壱岐商業高校の同六十周年、県「文化財サミット」の開催など様々に掲載してきた。
 今年もまさに本紙を愛読している読者多くの激励に支えられての発行であり、心から感謝を添えての本年最後の社説としたい。


○ひとしずく

「人は愛を全身で表す。言葉は人間として生まれたからには重要な付属品。言葉を持つことにより、愛はますます高まった。私にとって言葉は世界そのもの、文字を綴(つづ)ることにより言葉は愛へと変わる」が私の新聞づくりへのモットーである▼今年も、この脳障害をしていると語っていた友人のその言葉を、常に胸の奥に抱きながらの一年間の発行であり、与えられた役割を果たすことの連続で、地元出身の若い男性記者の頑張りと成長に助けられ、多くの読者や先輩たちからのしった激励に力を得ての平成二十一年であった▼この七十回の発行に当たり、臨むニュースの奥にある流れや様々な思惑やパワー、関係する人々の感情などに流されたり、偏向するようなことはなかったか。情報を在るままにとらえ、ゆがめることなどなく、冷静に見つめ発信することが、新聞づくりができたか―などなど、例年のことではあるが、この最終号に思う▼壱岐でも随分と新型インフルエンザが流行して、対策が様々に実施されており、季節性のそれへの注意も市民に呼びかけられている。体調を万全に整えて今年を締めくくり、来たる新年を無事に迎えたいもの▼それでは来年二〇一〇年が読者の皆様にとって、明るく喜び多き一年となることを祈念してこのコーナーの一年の幕としたい。読者の皆様、よきお年を!

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2009年12月16日号 第4560号 

12月16日号 ―主なニュース―

○社説 今年の漢字「新」に

 すっかり師走恒例のイベントとなった、その年の世相を漢字一文字で象徴する「今年の漢字」に十一日、京都市、日本漢字能力検定協会が公募した応募総数十六万千三百六十五通(過去最高の昨年を約五万通上回る)の中から一万四千九十三通、八・七%を集めた一文字・「新」が決まった。
 二位は「薬」(一万一千八十四通)、三位は「政」(五千三百五十六通)、以下「病」「変」「民」「鳩」「代」「交」と続き、政権交代に絡んだ文字がほとんどだったとされ、「新」を選んだ理由としては▽民主党による新政権の誕生▽プロ野球のアメリカ・メジャーリーグのイチロー選手が樹立した新記録九年連続二百本安打▽新型インフルエンザの大流行などが挙げられるという。
 本市では、規模の大小はあろうが、格差の拡大、先行きの見えない不透明感、閉塞感がより高まり、地域経済や医療、雇用、福祉、教育、少子高齢化など、社会全体に不安が浸透してゆくような時の流れの中で、新たなシステムや在り様を多面的に模索するかのような動きが感じられ、新定数による市議会議員選挙、市議会のスタートをはじめ、様々にこの島を洗う変革の波が昨年以上に高まり突きつけられ、洗われる一年となったのではないか。
 その波は、年々高さと強さを増しながら、この島に打ち寄せて来ており、これに対しては、かつて旧四町合併の際に言われたように、事あるごとに強く訴え続けられる、古くて新しい言葉”心ひとつに”といった、事に当たる際に方向を定め一丸となり、行動し続けることが、多様な局面で瀬戸際と思えるほど、切羽詰まったように見える状況の前に求められており、地域活性化に向けて、まず自分をそれぞれの場で立ち上げて、これまでの権力、権勢などといった構造、スタイルから離れ、自分の内外に行動を起こし続けるといった、新たなチャレンジが必要である。
 最近では新たな芽が個人レベルでは伸びてきているように観じられるが、この芽を枯らしたり抜いたりせぬよう、大切に育てることもこれまで以上、今新たに求められ、その中で起きるであろう変化、変わることを、確かな新たな取り組みとするには恐れは付き物であるが、自分も含めて何一つ変わらぬものはないし、そうし続けている。変わってみるものである。
 もう”寄らば大樹”という言葉ですら切り倒されて、消え入る直前のような社会の状況の中、響き合う個がネットワークを結び、異なる個が認め合い、和して成長する”新”たな時代は近いように思う。


○ひとしずく

 今回の定期発表会が七回目となる文化ホールジュニア合唱団のコンサートが二十日午後二時から、郷ノ浦町文化ホールの大ホールで開かれる▼以前はずい分たくさんのメンバーがいたこのジュニア合唱団は、幼稚園の年中から高校生までの男女十二人で現在活動中で、市からの援助が無くなり、練習もホールではままならず、会費を集めての運営となったことから、メンバーが激減したという▼指導には山口律子、山本多恵、蓬莱孝子の三人が担当し、メンバーが少ないながらも、毎年この発表会を聴くたびに、うまくなってきているよう感じられて子どもたちの成長が見えるような気もして、今回はもちろん、彼らの発表を楽しみにしているし、指導している先生方の頑張りや工夫の様子も手にとるようで、皆にエールを送りたい▼当日は二人が都合で出られず十人でのステージ、間近のクリスマスをテーマに、オープニングと衣装も工夫した第一部、第二部ではモーツァルトの名曲を使った合唱劇とスライドショー、「もののけ姫」など宮崎駿アニメのメドレーと、盛りだくさんのプログラム▼とにかく、この日を目指して練習してきた子どもたちの発表である。コーラスを楽しんでいる人たちはもちろん、市民多くに来場、鑑賞してもらい、ステージの子どもたちの熱演に、会場に足を運ぶことと拍手で応え、次のステップへの励みをプレゼントしてほしい。

2009年12月11日号 第4559号 

12月11日号 ―主なニュース―

○年末恒例の壱岐大大神楽―20日午後2時から住吉神社で―

年末恒例の奉賛神楽(壱岐大大神楽)が今年も二十日午後二時から、住吉神社で開かれる。
 磐戸神楽とも呼ばれる大大神楽は、昭和六十二年に国の重要無形民俗文化財に指定。壱岐神楽の中で最も厳粛・鄭重なものとされており、今年一年間の御神恩に感謝を捧げる。
 当日は、午後九時ごろまで約七時間舞われる。拝観自由。


○相手の気持ちを考える―落語と人権作文発表―
 一支国人権フェスティバル


人権フェスティバル

 四日からの一週間は法務省主唱の人権週間で、全国各地で人権啓発行事が催されているが、本市でも六日、一支國人権フェスティバル(市、市教委主催、市人権教育研究会など共催)が石田町、改善センターで開かれた。
 市民約百五十人が参加。今年は「みんなで築こう人権の世紀~考えよう相手の気持ち、育てよう思いやりの心」をテーマに開催。はじめに落語家・桂三風さんが「痛みのわかる人間になろう」と題し寄席を披露。桂さんは大阪での人情味ある人間模様など交えユニークに噺を展開。「『慮(おもんばか)る』=思いをめぐらす=ことが人権の基本」と訴えたほか、市民参加の寄席も披露し、会場は笑いに包まれた。
 また、最後には中学生人権作文発表もあり、川添都美さん(箱崎三年)、富田直樹くん(初山三年)、永田朋美さん(田河三年)の三人が壇上で発表。「壁は乗りこえられる」と題して発表した富田くんは「苦しんでいる人がいたら、誰でもいいから相談してほしい」と呼びかけた。


○「ゆ」の字、温泉マークの電飾―湯ノ本温泉に点灯―

温泉マーク電飾

勝本町の湯ノ本温泉地区にある温泉の泉質など示す案内板横に温泉マークと「ゆ」の字の下から温泉が湧き出てくるようなイルミネーションが設置され=写真=話題となっている。
 市商工会勝本支部・湯ノ本地区女性部(長谷川喜久子部長、七人)の発起で設けられ、長谷川部長は「今後、青年部の協力を得て続けていきたい。湯ノ本地区全体の取り組みになれば」などと話した。
 イルミネーションはクリスマスの二十五日ごろまで点灯される予定。

 
○社説 日本離島センター人材育成基金助成事業

 (財)日本離島センターは今月七日から、離島住民の自発的な島づくりをバックアップするための基金「離島人材育成基金」の来年度助成事業の募集を始めた。
 島に住む人たちが、その島の将来を真剣に考えながら、意欲的に行動する人たちの育成、支援を目的に毎年度全国の離島住民を対象に実施され、今回は「あなたの島の新しい地域づくりをサポートします」のキャッチコピーで助成希望者、団体を募っている。
 採用されるかどうかは別にしてキャッチコピーの通り、その基金を活用することで活かすことができる企画などアイデアを持つ人は、その考えを試すつもりで、奮って応募して―と思うし、こうしたチャンスをできる限り活かしたいもの。本市からは昨年度▽壱岐イキご当地おりがみ指導員養成事業=来訪者に壱岐にしかない八朔雛を始め、壱岐独自のおりがみ体験学習指導が行われるように、その指導力を養い、新たなご当地おりがみの商品開発にもつなげられる人材を育成する(壱岐八朔雛伝承保存会)=が採用されている。
 本年度は▽壱岐の島出身医療人材育成事業・医師不足が問題となっている今、壱岐の医療向上のために壱岐の中学生・高校生を対象として人材育成講座を開講し、医療に対する関心度を高め、医療職種への選択の幅を広げたい(壱岐医療朋友会)が助成を受けており、来年度の対象事業も(1)産業振興(2)生活・文化・福祉の向上(3)他地域との交流推進(4)その他人材育成に必要な事業で、既存の事業や運動会、盆踊りなど毎年の行事、政治、宗教、営利を目的とするもの、国、都道府県から補助金を受けていたり、受けようとしている事業は応募できない。
 応募期間は来年二月八日までで、助成額は助成金支給対象経費の三分の二以内で、一事業につき百万円が限度とされ、事業の実施期間は来年二月二十八日から平成二十三年度となっており、合わせて一事業につき同様に限度額十万円の知的支援型事業の募集も行われ、島学・島塾型のタイプA=島の人たちが中心となり、自分の島の持つ可能性の発掘、協力し合っての実態調査、島づくりへの活かし方など議論する=、島づくり交流型のタイプB=近隣地域も含め、島・地域づくりに関連する経験や創意工夫の交流を行い、新しい可能性を探る=、A・B両タイプの複合型の事業が対象となっている。
 とにかく、島おこし、地域活性化はまず自分おこし・活性化から、多くのアイデアを応募したい。詳しくは同センター総務課(03―3591―1151)へ。


○ひとしずく

「私が飛ばした わたげなの 私もすぐに 会いにいく きみのとこまで たどりつくかなぁ いつか出会ったその日まで 笑顔いっぱい あなたと私」▼これはタンポポの綿毛がいよいよ風に吹かれて飛び立つ間際の情景をうたった女子児童の詩である。何とも情感に満ちて、そうした心持ちなのか風の力で旅立つ綿毛と、何かから巣立っていこうとする子どもの姿が重なり、その時の刹那が心を打つ作品で、そんな頃のタンポポを見かけるたびに思い出す▼冬となり寒風にさらされながら、穂に日の光をためて輝き、舞い上がるその瞬間を待っているように見えるススキの穂にも似たような思いが心をよぎる。そうした光景を眺めると湧いてくるように意識される切なさというか、懐かしさとでも表したらよいのか、そうした心持ちが好きである▼幼い頃や若き頃に通った街並み、見事に続くイチョウ並木の歩道、近所の友だちたちと探検に出かけた公園の森、この島に着いてから見えるようになったツワブキの鮮やかな黄色の花と深い緑色の葉、色合いが薄れゆく冬の岬の原っぱで、日に向かい瞬間をいっぱいに輝くように咲く小さき花たち…と、その詩を思い出すと目に浮かぶような感傷である▼見事なイチョウの木の下を明るく照らすように散った葉の一ひらにも意識される心象で、大切にしたい心のシーン。

2009年12月7日号 第4558号 

12月7日号 ―主なニュース―

○特養ホーム整備に関する行政報告など―市議会12月定例会・4日開会―

 本市議会十二月定例会が四日に開会し、総額四億四千六十六万千円の一般会計補正予算案、原の辻一支国王都復元公園条例の制定についてなど十七議案、承認一件、承認、陳情、請願各一件が上程された。
 白川博一市長が冒頭で行政報告を行い、特別養護老人ホームの整備について、市福祉施設等整備検討委員会から十一月十三日に答申があったことを明らかにした。


○高速船でダイヤ実証実験
 博多―壱岐―対馬で実施へ―第4回壱岐・対馬航路活性化協議会―


 安定的な航路の確保を目指す壱岐対馬航路活性化協議会(会長・財部能成対馬市長)の本年度・第四回会議が一日、市役所で開かれ=写真=、来年度、国の半額補助で実施する利用者ニーズに応じたダイヤ見直しを図るための実証実験をジェットフォイルの博多―壱岐―対馬航路で行うこととした。


○相談件数が昨年比138件減少―壱岐地区相談業務連絡協議会―

警察相談連絡協議会

 壱岐地区相談業務連絡協議会が三十日、壱岐警察署であり、同署や市、税務署、ハローワーク壱岐、福祉事務所など八機関が相談業務について意見交換した。
 同協議会は関係機関の相談事案の的確な処理と円滑な運営を図ることを目的に毎年開かれている。
 壱岐署によると、昨年中の同署への相談受理件数は三百十四件で前年に比べ百三十八件減少。本年でも十月末現在で二百二十九件と昨年同期に比べ八十五件減っている。


○「是非がんばって」と激励―郷土力士 壱岐の嶋市長を表敬―

壱岐の嶋

 大相撲で活躍する本市勝本町出身の郷土力士、壱岐の嶋(本名・島本泰、21)=三段目西九十枚目=が九州場所を終え二日、白川博一市長を表敬訪問した=写真=。
 壱岐の嶋は白川市長と対談したほか、鍛え上げられた腕を披露。白川市長は「厳しい世界だが、市民の期待も大きい。是非がんばってもらいたい」と激励。壱岐の嶋の腕を触り、「鋼のようでした。期待できる」と感想を述べた。


○社説 飲酒運転の根絶など年末の交通安全県民運動

 早いもので師走・十二月に入り二週目となり、忘年会など飲酒の機会が増える時期となったが、先月下旬には高齢者交通安全のつどいが文化ホールに約六百人の高齢者が集まって開かれ、先日は壱岐酒類販売協同組合、壱岐小売酒販組合とその青年会などによる飲酒運転の根絶と未成年の飲酒防止キャンペーンが実施され直接ドライバーに訴えられた。
 高齢者の交通安全のつどいでは、(1)心にゆとりを持ち運転マナーの模範を示す(2)必ず右側を歩き夜間は反射材をつける(3)車が止まってから渡る―の三項目の交通安全宣言が行われ、立場の弱い子どもや高齢者に対して優しい心で接してもらいたいし、私たちも事故を起こさないよう、被害に遭わぬよう心がけたい―などとする提言などもあり、交通安全に対する認識を新たにしたという。
 飲酒運転の根絶と未成年の飲酒防止キャンペーンでは▽飲んだら乗らない、乗るなら飲まない▽飲んだ人には運転させない▽未成年者には酒を売らない、飲ませない―と、ルールの遵守とマナーアップの徹底が強く訴えられ、交通事故のない安全で住みよい郷土づくりへの市民総参加のスタイルが、つどいとキャンペーンの両イベントでアピールされた。
 年末恒例の交通安全県民運動が「まだいるの飲んで乗る人飲ます人」をスローガンに十五日から二十四日まで十日間、県交通安全推進県民協議会主唱で▽飲酒運転の根絶▽高齢者の交通事故防止▽すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底の三点を重点に、夕暮れ時の早目の点灯、雨天・曇天時の点灯と合わせて県下で一斉に実施され、新年を目前にそれぞれの交通安全への徹底した取り組みが訴えられる。
 壱岐署管内の本年の交通事故の発生件数(人傷)は十一月末現在、発生四十六件、傷者七十六人、死者二人となっている。当然、事故が起きてからでは手遅れで取り返しはつかないし、被害者はもちろん、事故はその家族にも強いショックとなり、厳しい事態が突きつけられることとなり、高齢者交通安全のつどいでの宣言や提言にもあるような、心にゆとりを持った運転、被害に遭わないよう心がけることや、これまで各種団体や事業所などが行ってきた飲酒運転根絶や交通安全への宣言を、この運動を機に再度思い起こし見直して個々の交通安全に活かしてほしい。
 本年も残すところ三週間あまりとなった。事故はもちろん体調管理も万全に、事故や病気を予防して、元気で無事に明るい新年を迎えたい。


○ひとしずく

今月四日から「人権デー」の十日までの一週間は、今年で六十一回目となる人権週間である▼「世界中のすべての人間は、生まれながらにして自由・平等である」との世界人権宣言=一九四八年十二月十日=が国連で採択されたその十日を人権デーとし、この日を最終日として人権週間が一九四九年からスタートした▼今回は「みんなで築こう人権の世紀~考えよう相手の気持ち育てよう思いやりの心~」を啓発活動の重点目標に、各地で多様なイベントが催されるが、本市でも長崎地方法務局、人権擁護委員協議会を中心に展開されており▽女性、子どもの人権を守る▽障害のある人の完全参加と平等の実現、部落差別をなくす▽インターネットを悪用した人権侵害をしない―などが強調事項となっている▼壱岐の人権はどうなっているだろうか。女性や子どもたちに、セクシャルハラスメントやドメスティックバイオレンス、いじめ、しつけと称した体罰、暴行、虐待などが横行してはいないだろうか。障害者についてはどうだろう▼市、市教委の主催で六日、一支国人権フェスティバルが石田町、改善センターで行われた。人権が様々な局面でいかに守られているかは、その地域社会の実力を示す指標ともなろう▼人権とは人間尊重、あらゆる生命の尊さを知ることである。新聞もまた然り、心せねばならない。

2009年12月1日号 第4557号 

12月1日号 ―主なニュース―

○元部長指示分以外は未だ原因不明―吉野組合長らが記者会見―
 ―JA壱岐市・凍結精液紛失問題―


 JA壱岐市=市農協=の凍結精液の行き先が不明となっていた問題で、市農協・吉野誠治組合長らは三十日、JA壱岐市本所で記者会見を開き、不祥事調査委員会の調査結果を説明した。
 会見には吉野組合長、小園寛昭常務理事、里吉辰雄企画管理部長が出席。吉野組合長は会見冒頭、「一人の職員が自ら命を絶ったということを重く受け止めている。謙虚に反省し二度と不祥事を繰り返さないよう自ら律してがんばっていきたい」と述べた。
 市農協は十一月六日の理事会で、非常勤理事十三人中十二人(一人は辞退)による同調査委を設置。二十七日までに関係者への聴取、内部調査、県肉用牛改良センターと県畜産課による棚卸実査など五回の調査を行い、(1)壱岐サブセンターの精液棚卸の差異数の確認(2)精液譲渡料不明状況の二点について調査してきた。
 調査では、平成十一年四月一日から本年十月末までの精液四万四千六十八本を対象に実施。そのうち受払い台帳と県に報告する利用状況報告書に記載された数量に差があったのは千二百五十七本で、内訳は島内の民間受精師に八件千九十五本、県外の購買者などに七件百五十八本、不明が四本だった。県外に出た分で一番古い記録は平成十八年十月という。


○社説 いよいよ「師走」スタート
 
 さあ、いよいよ今日一日から十二月、師走のスタートである。これで本年も余すところ一カ月間となり、本紙の発行も七日、十一日、十六日、二十一日の四回を残すばかりで、来年の元旦号の制作に向けて県知事や県議、市長らの年頭のあいさつ、広告など準備する時期に入った。
 今年はまだ、強い冬型の気圧配置が北部九州に長く居座るようなこともなく、暖かい日が多いように思われるが、先行き不透明な経済・不景気、混沌とした政治が、これからの”師走気分”に影をさしているようにも感じられ、各商店街では歳暮やクリスマス、公務員らのボーナスなどを当て込んだ商戦が始まっているものの、我が社から見える街の通りを歩く人たちは少なく、とにかく地産地消ではないが市民の多くに心がけて地元の商店の利用を、忘年会など飲食の機会も含めて願いたいもの。
 ―壱岐の主役である市民一人ひとりも候補になったつもりで、「見えない」ということが感じられない社会づくり、教育をはじめ、金の流れも含め、何に関しても機会の平等が図られる社会づくりについて考えておく必要があろうし、自分でできることがあれば行動を起こしていれば、候補者(市議選、衆院選)の多様な考えに自分なりの理解も得られるのではないか。ひとつに「見えない」ということがない社会への、市民の姿勢、行動こそが、本市に高く打ち寄せてくる混沌の波の中に、遥か彼方ではあっても明るさにつながる取り組みとなるように観じられる―とスタートした本紙の二〇〇九年。
 ―今年は、この島を取り巻く社会は、アメリカのバブル崩壊による「百年に一度」ともいわれる世界同時不況の影響もあり、一層厳しさを増して高いうねりとなって打ち寄せてくるのでは、―社会の新たなステップの扉を開けようとする、また開け、胎動とでも言うべき働きに、初めの一歩を踏み出した人たちが出てきているように意識され、それらの芽も育ちゆくよう願わずにはいられないし、いかに苦手でも社会にはその芽を育てていくことが強く望まれている―などとも。
 「見えない」というキーワードからは、病院問題における市、市立病院改革委員会、病院改革タウンミーティングのスタイル、意志の流れには、プロセスから結果に到るのではなく逆の流れすら意識される。「育てる」のキーワードからは、それぞれに反省し新たなアクション、変化に行動を起こしている人たちも多い―が。それらのキーワードを胸に、ラストの一カ月間を元気に送り新年を迎えたい。


○ひとしずく

大相撲九州場所が二十九日、横綱・白鵬の全勝優勝で幕を閉じ、いよいよ季節は”冬”となる▼十二月に入ると、今年もその”いよいよ感”が高まり、気忙しくなってくる。先日、都会に出て一層その感が高まりスピード感の違いをしっかり体感してきたが、自分の在り様も含めて、普段からその差をわずかづつでも縮めたいと思っているものの…▼さて、十二月と言えば、自分の趣味の中のイメージでは、一番に本格的な磯釣りシーズン到来、次は、やはりクラシック音楽ファンの師走ということで、ベートーベン作曲のシンフォニー「第九」を、一度は地元の有志にプロが加わるようなスタイルの混声合唱とフル編成のオーケストラによる演奏に加わり、文化ホールの大ホールに響かせたいし、聴きたいものである▼ベートーベンが経済的であったり、肉体的な不調、思うにまかせない創作活動―と様々な悩み、苦しみに集中的に直面していた中で作曲された名曲を、クラシックのコンサートを多く手がけている個人、島よせコンサートや他の活性化グループとも連携して、市教委の主催で、時間をかけてそのコンサートを作り上げていくのもなかなかと思う▼このわかりにくい世相も「喜びの歌」の島民大合唱で心ひとつに歌い飛ばしたいものと思うし、博物館のオープン記念としてもよいのでは―。

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