FC2ブログ

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009年9月25日号 第4544号 

9月25日号 ―主なニュース―

○本市の70歳以上7、793人―皆で長寿を祝い健康を願う―
 ―市内9地区で笑顔広がる敬老会―


敬老会

 本年度・市敬老会が渡良地区が二十日、武生水、柳田、沼津、志原、初山、勝本、芦辺、石田の八地区が二十一日の「敬老の日」に開かれ、七十歳以上の高齢者の長寿を祝い、健康を祈念して式典など行われ、各地区ともに趣向を凝らしたアトラクションがあり、会場の”お年寄り”に笑顔が広がった。


○見事な演技で被害防止訴える―勝本 芦辺両地区敬老会で上演―
 ―振り込めサギ問題で、壱岐署・署員劇団―


署員劇団

 シルバーウィークの中日にあたる「敬老の日」の二十一日、市内各地区で長寿を祝う敬老会が、それぞれに趣向を凝らして行われたが、芦辺地区では、壱岐署の署員十人による振り込めサギの被害防止を呼びかける寸劇が上演された。

 
○社説 全国一斉に秋の交通安全運動

 本市で十五団体目となる飲酒運転追放宣言が二十四日、壱岐署で、飲酒運転による交通事故が多発する現状を真摯に受け止め、全従業員が一致協力して飲酒運転を追放します―と行われたという。民間と行政がスクラムを組み、島民総参加による取り組みへとその環を広げたい。
 今年も早いもので、季節ごとに年間四回実施される交通安全運動も、秋の運動がシルバーウイーク期間中の二十一日から「渡れそう 今なら 行けるは もう危険」をスローガンに全国一斉にスタート、三十日までの十日間(1)高齢者の交通事故防止(2)夕暮れ時と夜間歩行中・自転車乗用中の交通事故防止(3)全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底(4)飲酒運転の根絶の四項目を、今回の運動の重点に掲げ、これに早目のライト点灯が呼びかけられており、壱岐署は期間中、取り締まりや指導を強化して、本市の交通安全の徹底に取り組みたい考え。
 それにしても運動ごとに重点項目が設けられ、交通安全が推進されるが、極端に遅い高齢者が運転する乗用者やフラつきながら走るバイクなど後続の車のことなど、もう少し考えて走ってほしいと思うこともたびたびであるが、スピードの出し過ぎや信号無視といわれても仕方ないような運転、携帯電話を掛けながらやいまだに多いゴミやタバコをポイ捨てするドライバーなど、マナー、思いやりがないドライバーも多い。
 飲酒運転をするドライバーは、法の改正以降ずい分減ってきたように思うが、ビールの空き缶を投げ捨てたり、間違いなく酒を飲んだと思われる人が車に乗り走り去ったりするシーンに、まだたびたび出くわす。以前から飲酒運転が常習化している人は、アルコール依存症をまずは疑って、保健所、県の精神保健福祉センターなどやそうした問題を考える会に相談してみるべきである。
 壱岐署管内の本年の交通事故発生件数は二十四日現在、人傷事故は発生三十九件、負傷者五十五人、死者二人で、物損事故は百七十二件。飲酒運転の検挙者数は十件で、これは氷山の一角であることは言うまでもない。飲酒運転は非常に危険な暴走行為で、もちろん犯罪である。とにかく、事故のない安全で住みよい社会、島づくりを目指し、ドライバーはもちろん、市民皆で取り組みたい。
 どんな事故でも、経験しない方がいいに決まっている。そのためには、自分を含めて「思いやる心」が大きく望まれ、市民一人ひとりが交通社会に対して気を緩めることなくルールを守り、より積極的に取り組むことも―である。


○ひとしずく

「なかなかやるもんだねぇ」「いろんな説明を聞くよりわかりやすくていいね」と、取材をしていると知人が声を掛けてきた。それは壱岐署の署員十人が上演した、振り込めサギを未然に防ぎ、犯人逮捕につなげよう―という寸劇を観ての感想▼暴力団風の幹部の男、組員風の下っ端の若者たち、孫になりすまし携帯電話から「会社の金を使い込んだ。穴埋めに二百万円振り込んで」と祖母に連絡、地域の駐在さんと協力して犯人逮捕に到るストーリーで、役者?壱岐署劇団の団員らの迫力ある演技、音楽担当のギター演奏もなかなか素晴らしかった▼ずい分上演してきたのだろう、皆それぞれに堂に入った演技を見せ、テンポよく振り込めサギの手口を紹介。もしも金の振り込みを求める電話があったら、家族や警察官に話すなどして、ひと息ついて警察と協力して対応し、犯人逮捕に漕ぎ着けたいもので、自分ひとりで対応しないことが、重要なことがよくわかるように制作されていた▼それにしてもいつ練習するのだろうか、幹部役の署員、祖母役の女性署員、ダンス的な動きなど”なかなか”のできで、会場のお年寄りたちや関係者の人たちも、ついつい出演者の名演技に引き込まれて見入っていた▼このほかに上演できる作品はあるのだろうか、あれば是非観たいものである。

スポンサーサイト

2009年9月20日号 第4543号 

9月20日号 ―主なニュース―

○政府の補正予算執行停止に反対―20議案を可決、市議会9月定例会―

 本市議会九月定例会最終日が十八日に開かれ、総額十一億七千七百九十一万七千円の本年度市一般会計補正予算案、市立小・中学校設置条例の一部改正案など十七議案と議員発議三件の合わせて二十議案を原案通り可決。二十年度決算認定十二件を認定し閉会した。


○社説 壱岐からも皆で支援しよう

 本市のALT=外国語指導助手=キャサリン・ブラウアーさん(アメリカ)が現在、世界中で水に困っている人を助けるため、井戸を掘るための資金を集めるための募金活動を、母国の友人らと三十人で展開しているという。
 そうした活動に取り組むキャサリンさんの人となりと「私たちはできる!サンキューソーマッチ、イキ!アイラブユー!」と結ばれたメッセージを今号二面に掲載している。そのメッセージの中にわずか二千円で、両親と子どもの四人家族がきれいな水を二十年間飲み続けられ、水中伝染による致命的な病気から守ることができ、子どもは学校に通え、母親が仕事を得るチャンスが得られる。我々の現状ではその二千円は▽ビール四本▽チーズケーキ五個▽たばこ七個半▽宴会の参加料の半分―などと記され、世界に壱岐の親切心を見せびらかし(届け)ましょう。私と井戸を掘って助けて下さい―などとあった。
 このメッセージから、まっ先に思い出されたのが、数年前に話題となった「世界がもし100人の村だったら」という本(オリジナルは「ザ・グローバル・シチズン 村の現状報告」というタイトルを持ち、「もし世界が千人の村だとしたら」の一行で始まるエッセイ=デイビッド・タウブ氏作=で、その中で原作者は環境学者のドネラ・メドウズ女史としている。B六版、マガジンハウス)が思い出された。
 その中で、「もし今日がついていない一日だと感じたあなたも、これを読んだら現実が違って見えるかも、――6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍、80人は標準以下の居住環境に住み、70人は文字が読めません。50人は栄養失調に苦しみ、ひとりは瀕死の状態にあり、ひとりは今生まれようとしています――もしこのような縮小された全体図からわたしたちの世界を見るなら、相手をあるがままに受け入れること、自分と違う人を理解すること、そして、そういう事実を知るための教育がいかに必要かは火を見るより明らかです――もし冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上には屋根があり、寝る場所があるなら…あなたはこの世界の75%の人々より裕福です」=中野裕弓訳、作者不詳=の印象が強く浮かび上がってくる。
 キャサリンさんの活動のようにそうした取り組みが、まったく身近で行われていることを知ることができるのは素晴らしいことである。”こんな自分が”などと思わず、月に一回程度”飲み代”でも削り、そんな活動に参加してみるのもいいのでは。


○ひとしずく

「寝たいだけ寝たからだ湯に伸ばす」。久しぶりに温泉に出かけ、”行乞(ぎょうこつ)、放浪の俳人”などと呼ばれ、多くのファンを持つ種田山頭火の句を地で行くような心境を、露天風呂に浸り寝そべるようにして身体を伸ばし、見上げる秋の青空の色合いやその心地好さを味わった▼切り取ったようにも感じられる景色からは、まるで自分という存在のサイズを実感させるように、おさまりきれない空、はみ出して遥か上空に横たわるような雲の流れ、切り裂くように飛んでゆく鳥たち―と、様々なイメージが次から次へと浮かんでは過ぎてゆき、リラックスした時の流れにも浸る▼やはり温泉は日があるうちに入るのが一番などと、独り物思いに沈みながら、低く立つ湯気や茶色の湯、冷んやりとため息が頬を撫でるように吹く秋の風、湯で温もり解れゆく心と身体、そうした多様な変化などもじっくりと観じながら浸る▼この地球という星の恵みに、あちこちに感じていた痛みの和らぎやホッとする心の間の感触などにも感謝しながら帰りの道を我が家に急ぐ。「分け入っても分け入っても青い山」の句のように、自然の存在の豊かさや大きさを意識し、逆にそこにつながる自分という存在の大きさにも触れたような気になりながら、その恵みの心地好さを再認識するように▼「すべってころんで山がひっそり」、この句が妙に楽しげに感じられる中、我が家へ急ぐ。

2009年9月16日号 第4542号 

9月16日号 ―主なニュース―

○いよいよ商品券を一本化へ―どの加盟店でも使える「壱岐・いき商品券」―
 ―10月1日から、市商工会―


 市商工会は十月一日から、市内の商工会加盟店・千四十六事業所のどこでも使える商品券「壱岐・いき商品券」を発行する。
 これまで商工会関係の旧四町各組織が商品券を発行してきたが、消費者のニーズの高まりと販売促進を目的に一本化された。商品券の種類は額面五百円と千円の二種類。有効期限は発行日から六か月間となっている。なお、旧商品券は九月末まで発行される。有効期限は同様に発行日から六か月間。詳しくは市商工会(電話47―6001)へ。


○長崎市立虹が丘小児童が来島―勝本小児童宅でホームステイ―

勝本小(修整1)

勝本小学校(九野坂光男校長、百五十五人)を九日、長崎市・虹が丘小学校(川下公暢校長)の五年生三十四人が二泊三日の日程で訪問し、勝本小五年生三十五人の家庭にホームステイし交流した。


○社説 『芸術の秋』にチャレンジ

 県、県教委、県美術協会、県文化団体協議会主催の第五十四回県展公募展が十二日、長崎市、県美術館で始まり、日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真、デザインの七部門の入賞、入選作の八百九点が展示されており、壱岐でも移動展が十一月十二日から十五日までの四日間、郷ノ浦町、文化ホールで行われる。
 日中の暑さもだいぶ和らぎ、朝晩に我が家を吹き抜ける風も涼しさを日ごとに増して心地好く、セミのさなぎの抜け殻がたくさん残っている木の横で風に吹かれて舞い落ちるサクラの葉、夜間外から聞こえる虫たちの鳴き声も心をリラックスさせ、秋という季節の彩りの深まりも意識され、壱岐の島も秋色を深める自然や風物を眺めていると、なんとかその瞬間の感動を表現したい―と思うことも多い。
 風景や花木、空の写真を撮ることが好きで、先日も車で出掛ける途中、秋の澄んだ青空をバックに、見事な穂を風にたなびかせていたパンパスグラスが目に飛び込み、車を止めて写したが、ブルーの空と白い雲、穂のアイボリーの色調が素晴らしく、その辺りが何とはなしに異空間のように自分には感じられ、無心でシャッターを切っていたように思う。何かその”異空間”から届く言葉にならないバイブレーション、直観的に感じたイメージを、切り取るように在るままに写せたらなどと、強く意識しながら―。
 ”芸術の秋”とも言われるこの時季、先日は文化ホールでバイオリンの古澤巌さんが参加して雅楽器奏者の東儀秀樹さんの壱岐公演が催され、大ホールを埋めた約千人の聴衆に、日本の雅の世界に西洋の音楽スタイル、そしてポップス的なスタイルも見事に融合させた、まさにそのコンサートに銘打たれた「時空(とき)を翔(かけ)る」という言葉のイメージ通り、素晴らしい音楽を届け、その美しさで魅了し大きな感動を与えた。
 美術や音楽、俳句や短歌、川柳、詩などの文芸とそれぞれができる方法で、この季節を自分なりのイメージで表現してみるのも、何かとストレスの多い世知辛い社会から離れ、少々疲れ気味の心に”フッ”と、何か新鮮で爽快な「気」とでもいうか、活力のような”何か”が流れ込んでくるように感じられ、心身ともにリフレッシュされたように感じられることもある。 逆に作品の出来にストレスを感じることもあるが、作品づくりのプロセスで意識される喜び楽しさ、集中することから受ける心地好さは格別で、このシーズンに、是非多くの人にチャレンジして―と思う。


○ひとしずく

雨が今にもポツリポツリと落ちてきそうな天気からは想像もつかないような青空が広がって、いつにも増して太陽の輝きが鮮やかに思えるほど、大気がクリアに感じられた午後▼夜は、見上げる夜空に瞬き、我が家の駐車場から吸い込まれるように美しい宇宙を見ていると、イメージがどんどんと膨らむのと同時に、様々な思いが、例えば壱岐に来てもう二十三年にもなり、ずいぶんと大きな出来事を善くも悪くも経験しながら、まあどうにかここまで―などと浮かんでは流れ、星を見ているつもりが、気づくと秋らしく物思いの中に▼そうしている中で、「泣いても笑っても、不安でもおだやかでも精一杯に生き、すべてを感じている瞬間が幸せというもの。幸福とは命のまほうに触れることであり、すべてを感じることができるから成長し、人間であることを意識する」「時代はロジック(論理)からマジック(まほう)へ」という、最近読んだ言葉が思い出された▼まったく様々に思い出されるものである。次に「大地の天使たち」という美しい自然の写真を集め、直観的な言葉をその横に載せた本のタイトルが浮かんできた。その中で好きな一節は「何をやるにしても喜びとともに行うのでなければ価値はありません―花が義務として成長したなら、見る人の心を和ませることなどできるでしょうか」。

2009年9月11日号 第4541号 

9月11日号 ―主なニュース―

○雑草メロンの情報求む―市教委文化財課―

市教育委員会文化財課は、原の辻遺跡公園植物園に植えることになった弥生時代に壱岐に育った小型のメロン(通称・雑草メロン)の情報を求めている。
 果実の大きさはウズラかアヒルの卵くらいで、味は未熟な時は苦く、熟しても種ばかりで甘くならず、一般に畑の雑草として育ち山野では自生しないとされ、本市では二十年ほど前までよく見かけられていたという。
 文化財課は▽壱岐でなんと呼ばれていたのか▽今もあるのか▽どこにあるのか―などの情報を広く求めている。
 問い合わせは同文化財課・河合さん、市山さん(電話45―1202)へ。


○社説 オリオン座、しし座流星群

月の暦を見ると今月二日は月齢十二・七で待宵(まつよい)月、三日が同じく十三・七で十五夜、四日が十四・七で十六夜(いざよい)、五日が十五・七で望(ぼう)、立待月と、名月といいたくなるほどの月が夜空を美しく照らし、昨日十日の夜は二十三夜の月で明日の夜は下弦(満月から新月までの間の半月で、月の左側が輝いて見える月。弓張り月、有り明けの月ともされる)の月が昇る。ちなみに仲秋の名月は来月三日に。
 最近は朝晩ずいぶんと涼しさが増し、水道の水も冷たさが少々感じられるようになってきたが、七日は、冷気が増して草葉の上に露が結んで、白く涼しく見えるようになる頃―とされる二十四節気の一つの白露で、秋の彼岸の中日にあたり昼と夜の長さがほぼ等しくなる「秋分」(二十三日)まで二週間。日中の暑さとまだまだ強い日差しのためか気づけずにいたが、日没がずい分と早まってきており、今日は午後六時三十四分で、ゆっくり夜空の美しさとその主役たち、星を観に街灯など明るさをあまり意識せずに眺められる場所へ、ドライブなどで足を運ぶにも好い頃となってきている。
 星を観に行く楽しみの一つに流れ星をいくつ見つけられるかがあると思うが、宇宙に漂うチリが、地球にぶつかる時に発光する現象とされる「流星(りゅうせい)」が、毎年同じ時期に多く見られるのを「流星群」と呼ぶそうで、今秋は来月二十一日午後十一時頃から翌二十二日の明け方にかけて「オリオン座流星群」、十一月十七日の夜には午後十一時頃から「しし座流星群」が観られ、この流星群は、天文雑誌などによると、流星雨とまではいかないまでも”大出現するかも”とされ、一分間に五個程度は観察できる可能性もあるというから、今から楽しみにしている人たちも多いのでは。
 流星が来る方向に見られる星座の名前が用いられ、それらの流星群の元となるのは母慧星と呼ばれる。一時間当たり十~十五程度は観られるというオリオン座流星群の母慧星は、一九八六年に地球に接近したハレー慧星で、出現の予報は、はずれることも多いとされるが、午後十一時頃に東の空に昇り南へ移動するというオリオン座の月が輝くことになるその流星群は、暗いものは見えにくく、月の光を背にするような格好で観察するのがよいとされ、一時間あたり十~十五個程度は観られそう。
 夜を明るくすることは、防犯上よいことではある。が、その暗さを楽しめる時、場所の設定などは、人や観光を含め、様々に活性化へのヒントとなろう。


○ひとしずく

久しぶりに先日、郷ノ浦港奥の発着所からフェリー・みしま丸に乗り込み原島へ行ってきた▼ふと思い立ち出掛けてみることにして、郷ノ浦大橋下の待ち合い所に電話をかけダイヤを確認し、どこかロケイションの素晴らしい所でと弁当を買い込み、ちょっとした旅行気分でフェリーに▼秋晴れで凪いだ海に、日の光がとても美しく映える海上を、自分の心持ちのためか、ここだけ時の流れがゆったりとしているのでは―と思える程ののどかさの中を、目的地へ船の大きなエンジン音とゆっくりと向かい港に滑り込んだ▼とにかく島の反対側を目指しとことこと往く、葛の花の香りが辺りに漂う中、さらにゆったりとした時の流れの中を、自分もゆっくりとした足どりで歩く。十五分程度、原島の香りを感じながら歩くと、小さな港のあるとても心地の好い浜へ出た▼見回すと神社、原島神社があり、参道の鳥居をくぐり、まあ柄にもなく参拝してその浜で少しの時間を過ごし、来た道を待ち合い所のある港へと戻った▼日差しが非常に強く避ける場所も見当たらなかったこともあり、その待ち合い所で弁当を食べ、帰る船を待つ間、半時間くらい昼寝をしていると、何やら外に人が集まり始めたこともあって起き、着いた戻る船に▼いい旅だった。長島や大島にも、この秋のうちに是非に、と思ってしまうほどの。

2009年9月7日号 第4540号 

9月7日号 ―主なニュース―

○オープンは来年3月14日=初代館長に須藤正人市教育長=
 一支国博物館、埋蔵文化財センター


 県と市は一日、市立一支国博物館と県立埋蔵文化財センターの事業発表会を開き、同博物館、埋文センターの開館日を来年三月十四日と発表した。初代館長には須藤正人市教育長(65)が着任する。
 発表会には白川博一市長、須藤教育長、県文化スポーツ振興部・山夲信文化施設整備施設長、教育庁学芸文化課・川久保芳洋企画監が出席し説明した。

オープン収蔵庫
オープン収蔵庫
展望台からの眺め
展望台からの眺め

○侵食防止の護岸が完成―石田町、錦浜―

錦浜

 昨年度から着工されていた石田町、錦浜地区海岸防災林造成事業の二十年度分工事がこのほど竣工し、一日、県壱岐振興局と市の担当者が説明会を開き、地元住民代表者らに対して工事完了を報告した=写真=。

○市内推奨5コースを選定―原の辻、壱岐・対馬交流ウォーク開催も―
 ―ウォーキング協会・ウエルカム倶楽部―


 日本ウォーキング協会会員・「ウエルカム倶楽部壱岐」(長島立身会長)はこのほど、ウォーキングイベントの実施を基本に島内を巡る10~20キロ推奨コースを選定した。
 10キロコースは▽印通寺港フェリーターミナル北駐車場~昭和町~花椿~大川橋~原ノ辻遺跡見学~遺跡展示館~比賣神社~一支国博物館~安国寺~深江神社横~深江田原縦道~江里BS~津ノ宮BS~マリンパル~同ターミナル駐車場▽郷ノ浦港フェリーターミナル駐車場~郷ノ浦大橋~(株)東邦~橋川家電サービス~日高水道工事店~岳ノ辻入り口~岳ノ辻展望台~同東展望台~同中央~登山口BS~永田ダム~市役所~第一ホテル~郷ノ浦郵便局~昭和橋~塞神社~郷ノ浦郵便局~同ターミナル駐車場、15キロコース▽湯の本サンドーム駐車場~ホテル海里上村前~立石西公民館~同老人憩の家~カラカミ遺跡入り口~阿多弥神社~双六古墳~亀石交差点~掛木古墳~赤土田BS右折~JA北部ライスセンター前~B&G体育館~ゴルフ場~ダム大橋~炭焼BS右折~農村婦人の家前~高田ノ辻~旧鯨伏中校舎跡~老健壱岐~同駐車場、20キロ▽印通寺フェリーターミナル駐車場~昭和町交差点~空港線入り口~民宿中尾荘前~錦浜海水浴場~壱岐空港~トンネル~大浜海水浴場~白鳳荘~筒城浜海水浴場~遊歩道~ふれあい広場~筒城小~安川建設~原ノ辻遺跡~展示館~比賣神社~一支国博物館~安国寺~深江神社横~深江田原縦道~江里BS~津ノ宮BS~改善センター~同港駐車場▽郷ノ浦港~元居トンネル~郷ノ浦トンネル~壱岐文化ホール~宇土BS~麦谷BS~牧崎~ツインズビーチ入り口右折後左折~同小水浜~大瀬~渡良西公民館前~渡良駐在所右折~宇土湾~宇土BS~文化ホール入り口~市商工会前~郷ノ浦郵便局~昭和橋~塞神社~昭和橋~同港―の5コース。
 同倶楽部は(1)原ノ辻ウォーキングを10月18日午前九時から、(2)11月7、8日、第1回壱岐・対馬紅葉狩りウォークを実施、参加者を募集している。申し込み締め切りは(1)10月5日まで、(2)同27日(定員40人)で、参加料など詳しくは同倶楽部事務局(電話、Fax47―4782)へ。

○社説 新学期スタート

「早く梅雨明けしないかなぁ―」とスタートした子どもたち待望の今年の夏休み。その長期休暇も終わって今月一日から新学期が始まり、社会も秋から冬へと向かう季節と同様に、いよいよ年末・大晦日まで一年の納めの四か月間が、政権交代という歴史的変化を伴い動き出した。
 その長雨、選挙に象徴される夏休みの間は静かだった通学路、校舎には、子どもたちの明るい笑顔と歓声がよみがえり、島内の各学校にも、日に焼けた元気いっぱいの児童・生徒が戻って、街並みにも何とは無しに”元気”な風が吹き始めた。例年のことではあるものの、行くスピードが年末に向けて加速されてゆくようにも感じられる期間のスタートである。
 壱岐でも日食で始まった夏休み期間中、壱岐はもちろん日本、そして世界にとっても大切な存在たちである子どもたちが、巻き込まれるような大きな災害や事件、事故など起きず、むしろ人命救助やスポーツでの活躍が輝いた期間となり、無事に二学期を迎えられたのは喜ばしいことである。また、定数を減らして行われた市議選で新人二人が当選を果たすなど、医療問題や地場産業の振興、雇用、教育など、目前の難題に対しての活躍が大いに期待される。是非、新たな風を吹かせてほしい。
 全国的には、水難や交通事故などにより、始業式を迎えられなかった子どもたちがいることは、とても心が痛む現実である。が、夏の長期休暇は自然とのふれあいやスポーツ、海水浴や昆虫採集など父と子、母と子、兄弟、姉妹と、家族が様々なスタイルの中で向き合い、互いに心通わせるような体験を共有できる期間でもあり、そうした家族もあったのではないか。
 さて、台風の襲来が多い頃とされる「二百十日」が一日に過ぎて「二百二十日」も間近となったが、今夏は梅雨の長雨、豪雨の影響がこれからの時期、台風など悪天候時に心配されるし、交通事故も二十一日から十日間、秋の全国交通安全運動が展開されるように気分も新たに取り組み、事故ゼロを目指し市民総参加でチャレンジしよう。
 今年は十月頃にピークを迎えるのでは―と予想されている新型インフルエンザも、手洗いやうがいなどの励行と多様なストレスを溜め込まないような健康への配慮などで予防したい。”もしかして”と感じたら病院へ―である。加えて食中毒も油断できない。それぞれに体調に気を配り、残りの三分の一、四か月間を元気に過ごそう。
※前号で平山泰朗氏の当選は四人目で、待望久しい今世紀初の代議士誕生の誤りでした。


○ひとしずく

「県が総額10億円をかけ、5年間で県内12の橋のライトアップを計画、4日開会の県議会9月定例会に本年度分の事業費2億円を提案する。目的は観光客増加としているが、その効果は算出しておらず、市民からは公金の無駄遣い、環境保護政策に逆行していると批判の声が出ている」などとする記事が先日、日刊紙に掲載されていた▼郷ノ浦町内の読者から「壱岐からは郷ノ浦大橋が対象となっていたが、あの橋がライトアップされるといったいどんな光景が浮かび上がってきて、観光客の誘致につながるのかまったく理解できない―どんなに美しく塗装しても維持費や電気代とそれを生産する際の二酸化炭素排出を巡る問題もあるし―」などとする声が届いた▼最近は夜空の美しさや星空のそれを楽しむ(める)ことが、生活の潤いにつながり、環境にも優しいなどと、ライトダウンする街や事業所もあり、そうした取り組みに協力をアピールする市民グループもあるというのに…。加えて郷ノ浦大橋については、よほどのことを施さないと交流人口拡大にはとても厳しいと思われるが▼まあ何か地域の雇用対策なども絡んでのことであろうが、ライトアップすることの意味合いがある場所とそうではない場所があろう。むしろ壱岐など逆に星空がよく見える環境を大切にすべきで、そうしたスポットを活かしたい。

2009年9月1日号 第4539号 

9月1日号 ―主なニュース―

○“激選”の選挙区は山田正彦氏制す―湯ノ本出身、平山泰朗氏も初当選―
 ―谷川氏は比例で復活、第45回衆院選―


 第四十五回衆院選の投開票が三十日に行われ、政権交代を焦点に支持を訴えた民主党が県内の四選挙区でも全勝し、全体で小選挙区二百二十一、比例代表八十七、あわせて三百八議席と単独過半数(二百四十一議席)を大きく上回り、政権交代へ歴史的な選挙で勝利した。
 また本選挙では、本市勝本町湯ノ本出身、平山泰朗(37)が民主党公認を受け東京十三区から出馬。当選回数五回の重鎮、自民党の鴨下一郎候補(60)と激戦を展開。十一万四千六百五十三票を獲得し、鴨下候補に約三千票の差をつけ初当選、活躍が大いに期待される。


○勝本町、佐野さんの斎田で「抜穂祭」―県神社庁壱岐支部―

抜穂祭

 県神社庁壱岐支部(村田徹郎支部長)主催の「献穀田抜穂祭」が三十日、勝本町、本宮西触、本宮八幡神社氏子の佐野寛和さんの斎田約八アールで開かれ、白川博一市長や農協総代、地元住民ら約六十人が参列して見守るなか、小中学生の早乙女、田男十五人が古式ゆかしく稲を刈り取った。


○社説 政権交代

 「政権選択」を最大の争点に、第四十五回衆院選は三十日に実施され、自民・公明両党による連立与党に対し、政権交代を訴えた民主党が単独過半数の二百四十一議席を大きく上回る三百八議席を得て圧勝、国民の意志が歴史を動かし九月中旬招集予定の特別国会で鳩山由紀夫民主党代表が新首相に選出され、「鳩山由紀夫内閣」が誕生する。
 「政治を変えなければならない」と国民の思いが責任とともに実を結んだ格好で、新たな日本の政治がスタートするという、まさに歴史の新たな章が開かれ、民主党が中心の連立政権は、民主党が掲げている政と官の関係、官僚主導の打破―と大きく変える方針とされ、今後の政治システムが大転換することになる。この際、民意の側により思い切って添い、どこまでも透明感のある政治、”見える政治”を展開することで、官僚にも議員にも金やパワーなどの流れを明らかにしてほしいもの。
 壱岐が属する本県三区では、自民党・谷川弥一氏と民主党・山田正彦氏の事実上の一騎打ち状態で十二日間の選挙戦が展開され、山田氏が念願の選挙区での当選を果たし、谷川氏が比例で復活当選した。いずれにしても山田、谷川両氏は五島出身で、離島の現実を深く理解した両氏であるだけに、あまりガチガチとぶつかり合うのではなく、壱岐、対馬、五島と県内、国内の離島の振興に、入口は違っても離島の地力アップのために尽力してほしいし、活躍を大いに期待している。
 県選管の公報・山田氏のコーナーを読むと、官僚支配を斬る、この財源で実現(1)天下りの官僚を斬れば年十二兆円(2)特別会計・基金を斬れば”埋蔵金”百兆円、政権交代で実現(1)子ども手当・月額一人二万六千円を支給、公立高校の授業料を無料化し、私立高校生には年額十二~二十四万円を補助(2)高速道路料金を段階的に無料化、離島航路運賃を格安に・ヨーロッパでは離島航路運賃を鉄道運賃並に抑えている(3)後期高齢者医療制度を完全廃止(4)最低保障年金一人七万円を実現(5)農業・漁業・畜産・林業に直接支払いの所得補償(6)地域の郵便局を守る(7)ガソリンの暫定税率廃止、離島のガソリン税減免などとなっており、有権者に示したこれら公約、政策の実現に向け、できるだけわかりやすく尽力してもらいたい。皆でエールを送ろう。
 さて、この選挙では、本市湯ノ本出身、平山泰朗(たいろう)氏(37)=民主新=が東京13区からトップ当選した。本市出身初の代議士の誕生である。平山氏の活躍を島民皆と祈念したい。フレーフレー平山泰朗!


○ひとしずく

風の強い日が続いているが、今日九月一日は「防災の日」で、「立春から数えて、二百十日目に当たり、台風襲来の時期で、厄日として警戒される「二百十日」▼その二百十日を狙ったように台風11号が、東京方面に向かって北上、最大風速三十メートル、時速二十メートルで太平洋岸に沿うように北北東へ進み、明日二日午後には、北海道の東で温帯低気圧に変わる見込みで、海上は大シケとなり、強風や大雨への注意が呼びかけられている▼今夏はずい分雨が多く、比較的に自然災害に強い島とされる壱岐の島でも七月二十四日、豪雨災害が発生、床下浸水や崖崩れ、田畑の流失などの被害が出ており、まだまだ台風などの災害に備えておく必要があろう。「秋雨(あきさめ)」という言葉があるだけにテレビや新聞、インターネットからの情報に注意してほしい▼今年は案外、本島の西側を進む、この島にとって最悪のコースを通過―と心配されるような台風がやってくるかもしれない。いざ、という時に備え、避難場所や連絡方法などについて、今のうちに家族らと話し合い、チェックしておこう。「災害は忘れた頃にやってくる」「備えあれば憂(うれ)い無し」などといった言葉もある通り▼とにかく自然災害はいつ発生するか知れないだけに、注意を怠らぬよう心掛けたい。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。