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2009年8月26日号 第4538号 

8月26日号 ―主なニュース―

○タウンミーティング9月13日実施
 ―中間報告を説明、市立病院改革委、長隆委員長―


 病院改革タウンミーティングが九月十三日午後二時から、芦辺町、離島センターで開かれる。
 当日は市立病院改革委員会・長隆委員長が今月十二日に市議会で示した中間報告を説明する。説明後、質疑応答も予定されている。市民多くの参加が望まれている。


○古代住居づくりに挑戦―諫早市から小学生36人来島―
 ―(社)諫早青年会議所・夏の壱岐活き体験―


古代住居づくり

 (社)諫早青年会議所主催の「夏の壱岐活き体験」で二十二日から三日間、諫早市の小学生四年生以上三十五人が来島。二日目に原の辻遺跡で古代住居づくり体験を行った。
 自然豊かな場所でキャンプや民宿泊を体験することで、普段の恵まれた生活や親への感謝の気持ちを育もうなどと、同会議所が毎年場所を移して開いており、初日は郷ノ浦町、出会いの村でシーカヤック体験やキャンプなど楽しんだ。


○市民への周知が必要―市民病院、かたばる病院問題を考える会―

 市民有志の会「壱岐市民病院・かたばる病院問題を考える会」(山本義人代表)は二十日夜、郷ノ浦町、文化ホールで三度目となる会議を開き、市立病院改革委員会(長隆委員長)が進める改革方針について話し合った=写真=。
 山本代表は「改革がガラス張りでなく、民意が反映されていない」と会発足の理由を説明。会議では、(1)病院改革が発表された市議会(六月八日)(2)第一回病院改革委員会(七月十九日、文化ホール)(3)第二回同(八月三日、福岡市)(4)市議会での中間報告(同十二日)の経過を踏まえ、改革がどのように進んでいるか参加者同士で確認した。


○2200発の花火に夜空彩る―壱岐の島夜空の祭典―

勝本花火

 本市夏の風物詩、花火大会を締めくくる勝本町の「壱岐の島夜空の祭典」(同実行委員会主催)が十六日夜、勝本湾で開かれ、来場者は打ちあがる約二千二百発の花火に夜空を見上げた。


○社説 秋の観光シーズンを前に

今日八月二十六日は、旧暦をみると、七月七日で「七夕」。また、暑い季節が終わる頃とされ、一説には「少時不退(しばらくしりぞかざる)」の意もあるという二十四節気の一つ、「処暑」も二十三日に過ぎて、このところ急に秋めいた風が吹くようになり、朝晩は涼しさも意識されるようになってきた。
 市内では、その風を待っていたように早期米の稲刈り、竹竿で組んだ棚への掛け干し、またコンバインによる収穫作業が盛んに行われるようになって、我が家の日中の冷房の効きが少し前よりわずかに早まってきて、設定温度も少し上げてもいいように思われ、美しい青空に浮かぶ雲の形などからも、秋の確かな足音が感じられるよう。
 いよいよ次の季節・秋が意識されるようになってきたためか、日刊紙の広告欄には三十日の投票の衆院選に関するものは別にして、秋の観光シーズンをアピールするように、船旅、グルメ旅、有名な景勝地や温泉を巡る旅、格安プランの旅などが掲載され、ここでも「秋」が意識されるようになってきた。
 つい先日に梅雨明けしたばかりの九州北部地方の壱岐は、観光関係の事業を展開する男性によると、「この夏は長雨、日照不足などで平年に比べて売り上げが三分の一程度にまで落ち込んでいるのでは―」と話していたが、今年は”真夏”
がイメージできる日が何日あっただろうか。
 壱岐も米の収穫作業が始まると、秋祭りのシーズンを迎えるが、以前、神漏岐(かむろぎ)・神漏美(かむろみ)の命(みこと)を祀る熊本県、幣立(へいたて)神宮に出掛けた際、宮司からイベントや祭りの開催について、それを企画する人は十年は開催する意志を持ち”何か”をあてにすることなく、回を重ねるごとにその主旨に共感する人たちと、高いビジョンを共有しながら、そのたびに目的や意義、開催することの楽しさ、喜び、愛を再確認しながら、行うイベント、祭りを育て、育てられていることに感謝し続けられるよう工夫することが大切―などとする言葉をちょうだいしたことがある。
 そうした心掛けで、壱岐の島でも悪天候などにも左右されにくい、「もてなしの心」が交通アクセスに関する部分から、宿泊施設、飲食店など関係業種の隅々に至るまで行きわたった対応が必要である。今夏も観光客からの様々な声がクレームも含めて届いており、届けられた「声」はできるだけ直接届けるようにしているが、関係者の方々には、秋の新たな観光シーズンがスタートする前に、今夏の総括をして、新たなシーズンを迎えたい。


○ひとしずく

いよいよ今月末、三十日が第四十五回衆院選の投票日で、政権選択を最大の争点にした歴史的総選挙に有権者の判断がくだされる日である▼自民・公明両党の連立政権に対する総括、民主党中心の新政権にこれからの日本の未来を託すのか、有権者の判断が、行き詰まっているかのような今の政治、その山をいかに動かすことになるのか。経済対策、財源確保、外交、安保政策、年金改革、格差是正、雇用対策など、非常に難しい問題が山積する中での総選挙▼本市など長崎三区には、届け出順に(1)谷川弥一氏(68)、自民・前(2)山田聖人氏(43)、幸福実現・新(3)山田正彦氏(67)、民主・前の三人が立候補、選挙区での当選を目指し谷川、山田両候補の激しい選挙戦が本市でも展開されており、事実上の一騎打ちと見た両陣営の熱い戦いが、火花を散らしている▼壱岐、対馬と離島を抱える長崎三区では、深刻な経済の不振、雇用不安、地域振興、医療問題、都市と地方など多様な格差、少子化、子育て支援・教育、農漁業の振興、商工業の活性化、交通アクセス、燃油価格問題、様々に難問が山積されており、新聞やテレビのニュースや広報など、その判断材料として大きなウエイトを占めよう▼とにかく、壱岐、日本の今後にとって非常に重要な選挙、棄権などせずに有権者=国民=の意志を、投票でしっかり示そう。

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2009年8月21日号 第4537号 

8月21日号 ―主なニュース―

○本県3区は3氏が立候補―本市有権者数25、020人―
 ―30日投開票、第45回衆院選―


第四十五回衆議院選挙が十八日に公示され、県内四小選挙区に前職六人、元職一人、新人八人の十五人が立候補。三十日の投開票へ向けた十二日間の真夏の選挙戦に突入した。
 本市が属する長崎三区には届け出順に▽谷川弥一(68)、自民・前、自由民主党長崎県第三選挙区支部長▽山田聖人(43)、幸福実現・新、宗教法人幸福の科学職員▽山田正彦(67)、民主・前、弁護士の三人が立候補。これまで過去二回、激戦を展開してきた谷川、山田両候補の一騎打ちになると見られている。

○盈科健闘ベスト8入り―2試合目は劇的サヨナラ―
 ―高円宮賜杯第29回全日本学童軟式野球大会―


全国約15000チームから予選を勝ち抜いた51校が出場する「小学生の甲子園」、高円宮賜杯第29回全日本学童軟式野球大会が15日に開幕。本県代表として出場した盈科少年軟式野球クラブ(小西弘幸監督、選手20人)が九州勢としては唯一、ベスト8に入った。


○勝本町、大久保本店では和風テイスト―ランチプレート試食会開く―

ランチプレート

 市壱岐島振興推進本部は十九日、本市の食材を使ったランチプレート開発の一環として、勝本浦、大久保本店で試食会を開いた。
 本市を代表する特産品を手軽な値段で観光客に楽しんでもらおうと提案された企画で試食会は、ホテルアイランド壱岐に続き二度目の実施。同店でも規格に則り壱岐牛やウニ、季節の野菜などを使い和食で統一。ナスのおよごし、かじめ汁、ステーキ、ウニとサザエの炊き込みご飯、デザートケーキを千五百円の料金で作った=写真=。

○社説 衆院選スタート

 ”政権選択”を最大の争点に、自民・公明両党の連立政権に対し、民主党中心の新政権を選択するのかという第四十五回衆院選が十八日に公示され、三十日の投票日に向け十二日間の選挙戦がスタートした。
 本市が対馬、五島などと属している長崎三区には届け出順に▽谷川弥一氏(68)、自民・前▽山田聖人氏(43)、幸福実現・新▽山田正彦氏(67)、民主・前の三氏が立候補、今回は三候補による選挙戦ではあるが、これまでと同様、自民、民主の対決のスタイルとなろう。しかし、政権選択という歴史的な総選挙であり、経済対策、財源確保、外交、安保政策、年金改革、格差の是正、雇用対策―など、非常に難しいテーマを、今の日本、政治は抱えて行き詰まっている。
 前回の衆院選と同じく今回も、各党の政権公約=マニフェスト=が、有権者が投票する際の判断材料として問われることになる。各政党の主張▽暮らしと日本を守る▽官僚政治の打破▽政策の一貫性、ぶれない政策▽建設的野党として協力▽非核三原則の堅持と法制化▽故郷の再成▽郵政民営化の見直し▽政権交代、政界再編▽安心して生活できる国づくり、先の世界を見据えた政治▽日本の制度を根本的に改める「改国」の推進▽消費税ゼロ、北朝鮮のミサイル阻止―については、連日、テレビニュースや日刊紙などで、様々な角度から取り上げられており、そうした報道を大いに参考にしたい。
 長崎三区という足下を見ると、深刻な経済の不振、雇用不安、地域の活性化、離島の医療、格差、子育て支援、農業、漁業の振興など、ここでも様々な難問が横たわっているが、三候補者が地域の問題に対して、どのような主張をし、政策を示すのかは、候補者選択で大きなウエイトを占めようし、有権者も各候補者のアピールは▼谷川弥一候補▽安全保障対策▽社会保障制度の安定維持▽雇用開発▽一次産業への生活支援▼山田聖人候補▽消費税ゼロ▽消費拡大で不況を終わりに▽北朝鮮のミサイル阻止▽リニア新幹線で長崎、全国を結び高度経済成長を▽人口増大による年金問題の根本解決、未来を開く▼山田正彦候補▽子ども手当月額二万六千円支給▽農林漁業に直接支払いの所得保障▽後期高齢者医療制度の完全廃止▽最低保障年金の一人七万円実現▽地域の郵便局を守る▽ガソリンの暫定税率廃止▽離島のガソリン税減免―など。
 国づくりも主役は市民=有権者=。投票できっちりとその意志を示そう。

○ひとしずく

今年も九月五日、勝本町、聖母宮で行われる「海のまつり」に関係して、対馬・豊玉町に座す海神神社の一の宮・和多都美神社へ出掛けた▼神話の中に山幸彦として登場する彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)と豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)を祭る神宮で、竜宮伝説が残されている神社。芦辺港から深夜に出航するフェリーで厳原港に早朝に着き、レンタカーを借り五十分程度で目的地へ▼着いてみると潮が高く海中に立てられていることで有名な二つの鳥居は、周囲の景色もあり、まさに海から立ち上がっているように見え、その後の社内での参拝への思いが高まってきていると、どこからともなく団体客が大勢やってきた。それは海を渡った隣の国、韓国からの観光客たちで、その多さと騒々しさに圧倒されながらの参拝となった▼その日の午後、高速船で郷ノ浦へ戻り、対馬市の観光担当課に電話をしてみると、昨年の韓国からの観光客は七万二千人で、今年は今のところ、世界同時不況やウォン安などにより、二万六千人に留まっているものの、今年も来島者数は、回復傾向という▼厳原町では、ハングル文字の様々な案内板などその多さが目につき、壱岐と対馬の風景の異なりと同じくらい、その違いに驚かされた▼どちらも改善すべき点はあるが、参考になるポイントもあったように思う。

2009年8月17日号 第4536号 

8月17日号 ―主なニュース―

○第3代議長に牧永護議員、副議長に小金丸益明議員

牧永議長小金丸副議長

  改選後初となる本市議会第五回臨時会が十二日に開かれ、議長に牧永護議員(62)、副議長に小金丸益明議員(48)を選出。議長は年長議員の市山繁臨時議長が指名推薦、副議長は牧永議長が指名推薦した。


○帰省客、市民多数が楽しむ―印通寺、瀬戸、勝本で花火大会―

芦辺花火

 不景気の影響で、花火大会の中止が全国各地で相次ぐ中、今年も盆を迎えた十四日から十六日にかけて石田、瀬戸、勝本で花火大会が開かれ、地元住民、帰省客ら多くが夏の夜空を彩る花火に見入り、盆のふるさとイベントをエンジョイしていた。


○社説 市民のコンセンサスは?

 病気やけがをした人たちが、自分の病気やけが以外の心配をすることなく、何の不安もなく治療に専念できる病院であってほしい。
 収入の関係から、市外の病院へ家族が通院するのはとても厳しい。島外に出ないですむ医療をできるだけ目指してもらいたい。
 公立病院から市民病院へと移行する時に、もっと島の医療について、市民にもわかるような説明をし、透明性の中で市民にどういった医療を臨むのかなど、方向がまとめられていなかった結果が、現状となり表れている。
 民間では採算を度外視して経営するわけにはいかず、職員や質の教育など見直すことも必要。新たな診療のチャレンジよりも、基本的な医療、多様なコミュニケイションの充実も必要では。
 医師会の存在が見えにくいのはなぜか、もっとオープンにより市民にわかりやすく、市が説明する必要があろうし、もっと市長が市民とひざを付き合わせて語るくらいの熱意が感じられてもいいのでは。
 ある程度の赤字が出たとしても、市の病院を維持すべき、調子が悪くなったら引き揚げるという姿勢が意識され、民間への移行は反対したい。
 主役は誰なのか考えてほしい。生まれてから死ぬまで面倒を見るような格好の大きなパワーが形成されるのはいかがなものか。やはり市民病院が核となった開かれた地域医療を時間がかかっても市民とともに築くべき。少なくとも税金を納め、治療費の一部を負担して通院するのも市民。
 島外の救急医療とのネットワークを今以上に密にして、基本的な科目で普通の医療を当たり前に受けられ、特別な場合にそのネットワークを最大限に活かせる医療を願いたい。
 市民がもっとこうした問題に対して参画すべきだし、どうせ意見や考えを伝えてもムダ―などと思うような格好で期限ギリギリに、例えば予算案に盛り込まれるように追い込むようなスタイルはだめ。
 医療も採算とみれば、患者は”客”客を客と見た医療を。なにか別に動かす力があるのか、とにかく市議会の頑張りに期待する。
 ―などなど、様々な声が聞こえる医療問題、現在、長隆委員長ら市立病院改革委員会のメンバーが来月下旬を目指した最終答申づくりをしているが、届いた市民の声は、とてもベーシックなもので、島の暮らしで最も基本の生命にかかわり、地域振興にもつながる問題である、より透明性を高く保ちわかりやすく説明することで、市民のコンセンサスを得る必要があろう。それは、この問題だけではないが。


○ひとしずく

本年の六月二十三日から七月二十一日までの一か月間は、我が家で使っている月の暦を見ると、「閏(うるう)五月」(後月=のちのつき)とされ、その五月はちょうど梅雨期とも重なり、中国では「悪月」と言われるという▼民間の情報調査会社が七月末までの気象データなどにより予想した、二〇〇九年産米の水稲の作況指数は、田植え以降、気温が高く推移し、生育は概ね平年並みが見込まれていたが、七月の多雨、日照不足、七月中、下旬の低温傾向により生育がすすまないような状況で、全国的には99の「やや不良」で、九州は94以下の「不良」の予想という▼都道府県別(七月末日現在)の予想収穫量で、本県は五万七千九百トンで指数が86という非常に厳しい結果となっており、全国で最も低い状況。ちなみに九州の他の六県は▽福岡・指数89、予想収穫量十七万四千百トン▽佐賀・同88、同十二万二千四百トン▽熊本92、十八万七千二百トン▽大分・90、十一万九百トン▽宮崎・103、十万二千百トン▽鹿児島・99、十一万六千七百トン、農水省は在庫量から、全体需給で不足環境には至らない見通しという▼今夏の北部九州地方は、壱岐でも梅雨明け後の天候は、夏らしい天気の日が続かず梅雨のような雨模様の天気の日が多く、農業だけでなく漁業にも影響が出ているようで、頭の痛い事態。

2009年8月11日号 第4535号 

8月11日号 ―主なニュース―

○観光広報プロデューサーに―関西学院大学・茶谷幸治氏―

 白川博一市長は五日に開いた定例会見で、壱岐島広報戦略プロデュース業務について、関西学院大学社会学部非常勤講師、茶谷幸治氏と契約することを明らかにした。


○本市選抜チームが優勝―8都道県から16チームが出場―
 ―国土交通大臣杯第2回全国離島交流中学生野球大会―


 村田兆治氏提唱の国土交通大臣杯・第2回全国離島交流中学生野球大会が6日から9日までの4日間、島根県隠岐の島町で開かれ、初出場した本市選抜チーム(松永利孝監督、18人)が見事、優勝した。


○市内に光ケーブル網整備へ―総事業費44億1900万円―

 白川博一市長は五日の定例記者会見で、谷川弥一代議士から地域情報通信基盤整備事業で国の交付金が確保されたとする旨の連絡があったことを明らかにした。
 同事業は市内に光ファイバー網を巡らすもので、対馬、五島両市はすでに整備済み。完成すれば地元テレビ局による自主放送、IP告知放送による防災無線の代替システム、高速インターネットなどが可能となる。市の課題でもあったテレビの難視聴エリアの解消、ISDN回線だった沼津、鯨伏地区のインターネット高速化も実現する運び。
 総事業費は四十四億千九百万円。


○社説 64回目の原爆忌に

 今月六日は広島平和記念日、続いて九日は長崎原爆の日、そして十五日は終戦記念日で、今月・八月は、平和・不戦・生命・人・愛などをテーマに、それぞれが思いを尽くして考え、その考えを基に各人ができる限りの取り組みを、それぞれの場でスタートさせるための期間でもあろう。
 広島、長崎と今夏で六十四回目となった原爆犠牲者を慰霊する平和記念式典が行われ、長崎市の田上富久市長は長崎平和宣言で、核兵器を使用した唯一の核保有国・アメリカのバラク・オバマ大統領の「核兵器のない世界を目指す」などとした今年四月のチェコ・プラハ演説を支持し、日本政府は被爆国として、国際社会を導く役割を果たさなければならない。長崎では来年二月「核兵器廃絶―地球市民集会ナガサキ」を開き、市民とNGOと都市が結束を強めていこうとしている。歴史をつくる主役は、私たち一人ひとり、指導者や政府だけには任せておいてはいけない。「核兵器のない世界」への道を共に歩もう―などと訴えた。
 本市でもこの日、核兵器のない世界、恒久平和について考える平和集会などが、各学校が特色を活かした格好で行われ、▽安らかに和らぐこと▽穏やかで変わりのないこと▽戦争がなく世が安穏であること―という平和について様々に学んだことと思うが、平和への一歩は、肌の色ですら白、黒、黄などと異なる人々が、それぞれの個性はもちろん、考え方、信条なども異っていることは当然であり、その違いを認め合うことからである。それは、従わせるのではなく、互いを尊重し合い、慰められることより慰めること、理解されるより理解すること、愛されるより愛すること―ともされる。
 加えて「人は、目の前の生命ある存在に対し、自分と同じ命が存在していることを見出せるまで、上下や善悪などをつけて見比べたり、その命を奪うことにすら何の抵抗も意識できず、自分だけでなく、特別な自分たちというかばい合える領域を創出し、異なるもの、受け入れたくないもの、そして自分たちの利益につながらないもの、考えを、それらの域の正義によって駆逐しようとする。つまり、自分の命について理解し、その命の尊さを向かう相手に見えるまでは、そうした争いや奪い合いを止めることはできない」とする言葉を、次代を担う若者らに、よくよく心に刻み留めていてほしい。
 まずは、そうした言葉を手掛かりに自分の中に平和を実現すべく、日々様々に自分にトライし続ける内に、それぞれが平和に満ちた存在となることで、その環を広げて―と思う。


○ひとしずく

「最近、空き巣が多発しているそうですよ」という話が耳に入った。島内全域ではなく、一部の地区で多く起きているというのである▼家の戸締まりをせず、出掛けている間を狙って入られ、現金はもちろんゲーム機なども盗られているという。防犯運動では、外出の際は必ず鍵を忘れずに―などと訴えられているが、金品が盗られるなど、被害に遭ってからでは遅いので、家だけでなく車のそれも忘れずに行いたい▼まだ、市内では本土のような凶悪な犯罪は発生していないが、防犯対策としては徹底したいもの。防犯に関しては年末だけでなく、日頃から鍵掛けの励行など、それぞれに「安全・安心のまちづくり」に則った日々の心掛けもまた、望まれていようし、地域ぐるみで防犯を進める取り組みの必要性も高まっていよう▼壱岐でも夜間はパトロールが強化されているようだが、犯罪に巻き込まれることがないよう、地域住民の防犯への意識を高めることも求められていようし、犯罪を起こしやすいような環境をつくらないこともである▼とにかく、人と人の良好なコミュニケイション、様々な問題への意識の喚起も重要で、住みよいまちづくりに向け、まずは、現状を注視し把握することが必要とされている。例えば、空き巣が多発するということは、もう鍵を掛けずに外出はできない、ということなのである。

2009年8月6日号 第4534号 

8月6日号 ―主なニュース―

○新市議20人決まる―本市議会議員選挙―

 本市合併後二回目となる市議会議員一般選挙が七月二十六日に告示され、二日に投・開票の結果、市議二十人が決まった。
 定数が二十となり、初の選挙となる今回の市議選には、現職十八人、元職一人、新人二人の二十一人が立候補。少数激戦の選挙戦が展開され、現職十七人、元職一人、新人二人が当選、新たな顔ぶれがそろった。任期は平成二十五年八月六日までの四年間。
 投票日の有権者数は二万四千八百四十一人(男一万千五百九十人、女一万三千二百五十一人)。投票率は八三・七七%で、住民による解散請求の賛否を問う住民投票が実施された前回選挙を四・八九ポイント下回った。

 当選者は次の通り。

 呼子 好(62)無新
 牧永 護(62)無現
 榊原 伸(57)無元
 市山 繁(74)無現
 豊坂 敏文(61)無現
 今西 菊乃(57)無現
 鵜瀬 和博(40)無現
 大久保洪昭(66)無現
 中田 恭一(48)無現
 小金丸益明(48)無現
 市山 和幸(59)公現
 深見 義輝(49)無現
 田原 輝男(59)無現
 中村出征雄(67)無現
 瀬戸口和幸(67)無現
 久間 進(59)無現
 町田 正一(56)無現
 町田 光浩(46)無現
 久保田恒憲(58)無新
 音嶋 正吾(53)無現


○787頭で約3億5百万円売り上げ―去勢で好調な取り引き―
 ―総平均価格39万円、市農協8月子牛市―


牛市

 市農協の八月子牛市が一日と二日の両日、壱岐家畜市場で開かれ、前回六月市より四十三頭少ない七百八十七頭で取り引きが成立。全体の平均価格は約三十八万八千円で、前回を約七千八百円上回った。総販売額は三億五百四十二万六千百円。


○約800人が夏満喫―辰ノ島フェスティバル―

辰の島フェスティバル

 本市を代表する景勝地、勝本町、辰ノ島海水浴場で二日、辰ノ島フェスティバルが開かれ、観光客らがスイカ割りやシーカヤック、サザエのつかみ獲りなどのイベントを楽しんだ。


○被害額約7億7千万円に―7月24日・本市大雨災害―

白川博一市長は五日に開いた定例会見で、七月二十四日に発生した大雨災害の同日午前九時までにまとめた被害状況を発表した。
 被害額は、建物裏などの土砂崩れによる被害が市内七十件一億千三百万円、農林水産業施設が四億八千三百三十一万七千円で、先に発表された公共土木施設の一億七千七百六十万円を加え、七億七千三百九十一万円に達した。そのほか、床下浸水が二十八棟、田の流出・埋没が二百五十九か所(三十・七九ヘクタール)、同じく畑が百三十四か所(十二・〇四ヘクタール)、道路が九十六か所(冠水四か所、崖崩れ九十二か所)などとなっている。
 白川市長は同日付けで、緊急を要する復旧工事費用約九千二百万円を専決し、対応するとした。


○社説 市議選を終えて

 財政改革、農・漁業や観光・商工業の活性化、再編成というほどの変化を遂げようとしている壱岐の島の地域医療・広域医療体制、子育てから小、中学校の統廃合など、大小多様な問題を抱える本市の、市民の代表・二十人を選ぶ市議選が先月二十六日の告示からスタート、一人超過という”激戦”熱い選挙戦が展開された末、この二日にその二十人が確定した。
 この市議選は、議員数を二十六人から六人減じて初の選挙だったが、申し合わせもあったためか有権者の中から、「水面下のし烈な展開もあろうが、案外静かな選挙戦であり、やはり演説会のような候補者各人が主張を訴えられる場が必要だったのではないか」とする声が聞かれた。壱岐が市となり三回目の市議選(四年後)では、是非、そうした場を設けてほしいものである。
 この新たな顔ぶれによる初議会は十二日の臨時議会で、正副議長が決まり、常任委員が選任されて、その後の九月、十二月、三月と議会を重ねてゆくが、有権者=市民=は各市議と緊張感のある距離感を保ちながら、その行方を注意深く見守ることで、冒頭にも記した島として大きなテーマなどについて、偏ることなく様々にバランス感覚を最大限に発揮して、時には市民の代表である市議に、直接その考えを問うくらいの姿勢をもって、壱岐市づくりに参画していきたいものである。もちろん次、その次の世代のためにも。
 今回当選した市議の任期は平成二十五年までで、本市にとってその任期の四年間は、市民、市議にとっても、市としての有り様にそろそろ前向きな成果、次の一区切り(十年)に向けて見え始め、感じられてくるといった、何か手応えのような結果が表面的にも潜在的にも求められよう重要な期間である。次の選挙の頃には政治、行政はもちろん、全市民の共通の目標でもあろう「伸びゆく壱岐の将来像」が、何に関しても透明性が高い上、わかりやすい形で共有できるようであってほしいもの。
 その共有のために、壱岐の将来について、老いも若きも互いに善き聞き手・話し手となり、誰にとっても共通のテーマである開かれた壱岐の発展を決して声を荒らげることなく、無理を強いられることもない「場」を設け、時々は市議、市長らを招くなどして、その時の市の現状など聞いて協議し、そのテーマをより明確なものとするための積み重ねも、今望まれていよう。まずは、市民が各人の場で、そのテーマに向けた動きをスタートさせることで、本市のより発展的な将来像に続く「今」を創出し、その「環」を広げたい。


○ひとしずく

雨や曇りの日、風が強い日も多く、風のためか気温が低く感じられ、夜は涼しさを超えて次の季節が意識されることも―などと思っていたら、明日七日は二十四節気の一つ「立秋」だった▼福岡管区気象台は四日、九州北部地方が梅雨明けしたと見られると発表した。平年より十七日、昨年より二十九日も遅い梅雨明けで、観測史上初となる遅い梅雨明けという▼こうなると、夏はやっぱり強い日差しの、暑い日が続く夏らしい天気が望まれる。各地で野菜を主に影響が出てきているが、農業もすると話す知人は、この影響は野菜類だけでなく、米の収穫にも大打撃を与えるはずと顔を曇らせたが、日照不足、低温が続いていれば、かなり厳しい状況が展開されようことは明らかである▼気象庁は、もう梅雨明けを発表しないかもしれない―と話す人を見かけたが、これだけその期間が長いと海水浴の客足にも大きな影響があるものと思うが、やはり、ずい分以前から言われるように、こうした天候にも対応できる観光施設として、博物館の存在は大きなものとなるのだろうか▼パソコンで一カ月予報を見ると、平年に比べて晴れの日は少なく、日照時間は平年並みまたは少なく確率はともに四〇%とあり、あまり期待できない天候で、梅雨明けしてもこの調子では、大雨や台風など自然災害への注意がまだまだ望まれていよう。

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