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2009年2月20日号 第4502号 

2月20日号 ―主なニュース―

○全国初の畜産施設が落成 ―目標の繁殖牛8千頭へ弾み―
 ―JA壱岐市・CBS施設―


 JA壱岐市のCBS(キャトル・ブリーディング・ステーション)が郷ノ浦町坪触にこのほど完成し、同施設内で十七日、落成式が行われた。
 CBSは子牛共同育成に加え、繁殖障害牛を預かる繁殖支援施設を設置した全国初の畜産施設で、国の平成二十七年度までに子牛生産コストを二割削減する目標と合致し実現。敷地総面積は二万八百二十三・六六平方メートルで、平成十九年国庫補助金を活用し総事業費三億八千八百十五万三千円のうち一億八千百四十一万七千円が国庫補助。JA壱岐市はこれまで、二つの子牛共同育成施設(キャトルステーション)を芦辺町に整備している。
 同施設は子牛育成部門と繁殖支援部門があり、子牛育成部門では子牛育成牛牛舎二棟で離乳後四か月前後の子牛三百頭、哺乳牛舎では早期離乳後の子牛を九十頭受け入れる。


○むぎ焼酎壱岐遠山の金さん貫禄のV9 ―小学生から一般46チームが出場―
 ―第22回壱岐・壱岐綱引大会―

 
綱引(修整1)

 第22回壱岐・壱岐綱引大会(同実行委員会、市綱引連盟主催)が15日、石田町、筒城浜ふれあいセンターで開かれ、出場した一般男女、小中学生46チームが一本の綱に全力を傾け“腕自慢”を競い合った。
 注目の男子1部の決勝トーナメントは予選リーグ1位通過の4チームで行われ、今月22日に千葉県、ポートアリーナで開かれる全国大会へ県代表として十五年連続出場を決めているむぎ焼酎壱岐遠山の金さんはじめ、いずれも強豪の山崎(石田)、伊万里天(武雄市)が進出。決勝でも同遠山の金さんが他を寄せ付けず3年連続、9回目の優勝を果たした。


○燃油の価格変動調整金解除へ ―本年4月から、九州郵船(株)―

航路対策協議会

 市航路対策協議会が十七日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ、九州郵船(株)・竹永健二郎社長が三月末で燃料油価格変動調整金(バンカーサーチャージ)を解除すると発表した。


○5年間の採取量など提言書を提出 ―県海砂採取限度量・検討委―

 県海砂採取限度量に関する検討委員会(國弘達夫会長)は十六日、平成二十一年度から五年間の海砂採取限度量に関する提言を県に対し提出した。
 全体の採取限度量の七割以内と制限されている壱岐海域の採取比率については、「品質が安定し、骨材用として壱岐海域の砂に頼らなければならない事情はあるが、壱岐海域に集中することにより海底地形に変化をもたらすことが考えられる。地元からは採取量を減らすべきとの声が上がっているのも事実で、一定の制限を設けることが望ましい」とした上で、「県内需要量に見合う骨材を賄うためには壱岐海域の砂を一定量確保する必要がある。現在の七割以内を妥当と判断する」としている。


○社説 旅立つ若者たちへ

 この日から春、一年が始まるとされる重要な日で、立志の日でもある「立春」が四日に過ぎ、来月五日は冬ごもりをしていた虫が地中からはい出してくる頃とされる「啓蟄(けいちつ)」で、サクラ咲く春爛漫の頃もだいぶ近まる。
 本市の壱岐・壱岐商業両高校の卒業式が今年も三月一日にそろって行われ、今回六十一回目の壱岐は男子九十九人、女子百二十六人の合わせて二百二十六人、第四十八回目の壱岐商業は男子四十三人、女子五十五人の合わせて九十八人、両校合わせて三百二十四人の卒業が予定されており、人生の中で最も多感な頃とされ、善くも悪くも、強く深く心に残る経験、体験を刻んだ三年間を過ごした学舎から巣立ち、それぞれの新たなる人生へと向かい旅立ってゆく。
 政治や経済、人の価値観の在りようなど、これまで社会を支えきたシステム、枠組みとされていたものも崩れ出し、変革の時代とされてきた時の流れが”いよいよの時”を迎えたように、新旧が入り混じって混沌の色合いを深め、今、高校などを卒業して旅立ちの時を迎えた若者たちが臨む社会は、行くべき道を定めるにも容易ではなく、広く深く格差が進む非常に厳しい状況にある。
 こうした現実を目の当たりにして、今後あらゆる局面で社会を支えてゆく―とされる若者たちが、”背負うはず”とされる期待は重く多様で、「自分で考え行動し、時々の局面を切り拓いていける自分づくり」の重要さがその中で訴えられ、個がその個性を発揮し、時々の人生の選択をその責任のもと、かける想いや考えを発信し自由に選び取りながら、響き合うもの同志とその想いの連続の中で手を抜くことなく切磋琢磨して、決して依存したりさせたりすることなく、連携を深めながらも個々の場で、その力を発揮することなどが、地域振興の点からも望まれていよう。
 それぞれの工夫(努力)により、人々はもちろん、自然も含めて多様な環境との関係性をより深く見つめながらつながり、その時の力で人を隔てるのではなく共に生き、変化を恐れることなく受け入れ、自分で自分を満たし続ける中で、溢れ出るエネルギーが他をも満たすといった、とてもシンプルな日々の心掛けから、それぞれの時、自分を内面から充実させてゆこうとする生き方に人本来の豊かで美しい姿―個が際立つような、新たな時代の潮流が観じられる。
 ”今ここ”で、どんな経験も含めて丸ごと自分を好きになれること、素敵に感じられる瞬間を積み重ねることで、その今を明るく生き切ってほしい。


○ひとしずく

先日、朝早く目が覚め、天気がよかったので久しぶりで渡良半島の牧崎へ行ってみた▼牧(牛・馬・羊などを放し飼いにする土地)崎の芝生の下にはうっすらと新たな緑に見える部分もあり、季節の巡るサイクルを目の当たりにしたようだった▼「鬼の足跡」を左手に歩き、半城湾の入口にある火島、黒崎半島の・小牧崎、遠くは対馬、地球の丸味すら感じるような遥か彼方の水平線を、断崖の頂上にある素晴らしい眺めの場所から見ると、そのたびスケールの大きさと力強さに感動し、振り返って眺める牧崎の風景は、優しい曲線が女性的な美しさを見せてくれているようで魅せられる▼多くの表情を持つ素晴らしさが好きで、思い立つたび足を運んでいるが、ここでレクリエーションをする人たち、様々に趣味を楽しむ人たち、それぞれに楽しみ方、利用の仕方があると思うが、駐車場や磯に弁当のパッケージやビニール袋などゴミを捨てたり、ジュースや缶コーヒーの空き缶を放置したりせずに、次の機会がより楽しいものとなるように―と思う▼その日も釣り人や訪れた人たちが捨てたエサのパッケージなどのゴミが捨ててあった。どの観光地でも言えることであろうが、自然を痛めることなど論外だが、環境の悪化につながる行動も、「楽しむ」ということにもう一歩踏み込んでみると―ということである。

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2009年2月16日号 第4501号 

2月16日号 ―主なニュース―

○一支国博物館名誉館長を要請
 ―本市の観光、特産などPR― ―白川市長が楽天・三木谷社長と対談―


市長対談

 白川博一市長は十日、福岡市のホテルで開かれた楽天(株)(会員に対してネットショッピングをはじめとしたインターネット総合サービスを提供する日本を代表する企業、本社・東京)の新春カンファレンスで、同社代表取締役社長・三木谷浩史氏と対談し、本市をPRした。
 同社が運営する楽天市場に白川市長がブログを開設したのがきっかけで実現。対談は約二十分間行われ、白川市長は「壱岐市は魏志倭人伝にも登場する歴史の島で、来年四月に県立埋蔵文化財センターと市立一支国博物館がオープンする。今ある観光資源と併せて観光振興を図る予定。他にも米やメロン、アスパラ、壱岐牛もブランド化しているまた、マグロも有名」などと本市を紹介。
 三木谷社長は「長崎県で楽天に登録している店舗は百三十三店舗。今後、九州に力を入れていきたい」と話した。
 また、白川市長は「壱岐ではなかなかプロ野球選手と触れ合う機会がなく、ぜひ楽天イーグルスに壱岐に来ていただきたい。一支国博物館の名誉館長などいろいろ協力いただきたい」と要望。これに対して三木谷社長は「将来的なこととして検討します。名誉館長の件は即答できないが、このような機会もあり、壱岐には行きたいと思います」と応えた。
 さらに三木谷社長は社員とのコミュニケーションの取り方について「インターネット業界は求心力がなくなるのでチームワークを高める必要がある。社員と『なんのために仕事をしているのか』ということを共有するようにしている」とアドバイスした。
 白川市長は最後に「離島だからこそ立地条件を選ばないインターネットの利点を使って振興を図りたい。協力をお願いしたい」と語った。


○島外チームと切磋琢磨 ―中高生14チーム240人が来島―
 ―09壱岐バスケットボール祭―


バスケット祭

 壱岐バスケットボール協会、壱岐体験型観光受入協議会主催の「2009壱岐バスケットボール祭」が7日と8日の両日、郷ノ浦町、大谷、武生水中学校両体育館で開かれた。
 今年は高校が日田林(大分県)、唐津東(佐賀県)、松浦(松浦市)など7チーム137人、中学が鬼塚(佐賀県)、鶏知(対馬市)、大川(福岡県)など7チーム103人が来島。
 大会は、日ごろ対外試合をする機会に恵まれない本市からも壱岐高校と武生水、石田、田河(女子のみ)が出場して総当たり戦で行われ、2日間で1チームが9~11試合のハーフゲームを行い交流した。


○白川博一市長が始球式 ―志原西公民館が第1会大会制す―
 ―公民館対抗・市民ボウリング大会―


市民ボウリング大会

 公民館対抗の市民ボウリング大会が8日、郷ノ浦町、壱岐ボウルで15チーム(75人)が出場して開かれ、和やかな雰囲気の中にも第1回大会の優勝を目指した熱戦が展開された。


○社説 『思いやる社会づくり』から

 黄砂の頃になったなどと思いながら、季節の移ろいを霞がかかったような郷ノ浦港沖の三島の島影など観ていると、十三日には春一番が吹いて近づく春本番―爛漫の頃に、すでに二月半ばであることを妙に実感した。
 今冬は早々に死亡事故が起きたこともあり、事故のない安全な交通社会、住みよい島づくりを目指し、島民総参加による交通安全への活動を展開したい。 壱岐警察署管内の交通事故発生件数は、本紙元旦号の小池治樹署長の年頭のあいさつを見ると、人身事故は四十四件発生し負傷者は五十四人で、物損事故・二百五十三件、平成十八年から五百八十二日間にわたり途絶えていた死亡事故が、四月と十月に起き二人が犠牲となったなどとあり(以上、平成二十年十一月末日現在)、事故や違反の実態の分析によると、人身事故では高齢者の関連事故が半数を占め、悪質で危険な上、悲惨な事故に直結する飲酒運転が依然として続いていることから、本年を「交通事故抑止対策元年」とし、高齢者の交通事故防止、飲酒運転の根絶に向けた取り組みを、様々に展開する―としている。
 先日も走行中の軽トラックからビールのアキ缶を捨てたドライバーがいたが、死亡事故には到らなくても事故は悲惨で、被害者も加害者も、そして周囲の大切な人たちをも巻き込み、辛い状況に追い込んでゆく。「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」の言葉を、飲酒運転は非常に危険で無謀な暴走行為であることと合わせ、認識し遵守してほしい。もし飲酒運転をしているなら、アルコール依存症や中毒も考えて専門の病院を訪ねて見ることも重要であり、自分とアルコールの距離を見定めて真摯に取り組むことは、そうしたドライバーはもちろん、安全・安心なまちづくりの一歩ともなろう。
 携帯電話の使用で、カーブの手前や後続の車が運転しづらくなるような位置に、乗っている車を止めているドライバーの横を通り抜けることも、最近はたびたびで、「思いやる心」は、交通安全からまち・地域づくり、活性化対策にとっても中心に据えられるべき、最も基本的で重要なライフスタイルの一つであろうし、あらゆるコミュニケイションの中でも重要なことは、今さら言うまでもないことである。
 例えば、速度が極端に遅い車、積み荷が今にも落ちてきそうな車、信号を気にせず前の車に続く運転者、迷惑駐車、安全を意識していないような歩行者など、様々に何かが思い当たる人は今その時から、心も新たに「思いやる社会づくり」に参加して―である。

○ひとしずく

古くから”子宝の湯”などと島民や観光(湯治)客らに親しまれてきた本島の温泉地区、湯ノ本温泉一帯の地図「湯の本マップ」ができた▼市商工会女性部・勝本支部湯の本地区が、温泉利用者、宿泊客らが散策する際や湯の本をぞれぞれに楽しんでもらうための参考にしてもらえれば―とつくり、▽温泉・旅館▽飲酒店▽買い物などの案内、”音楽隊の父”と呼ばれた初代警視庁音楽隊長の山口常光氏の銅像、言い伝え「河童の証文石」などがイラスト入りで盛り沢山に紹介され、地域の楽しさがそのまま伝わってくるよう▼大きなプロジェクトもよいが、こうした地域発の”ちょっとした心遣い”を、形に表したような取り組みの積み重ねは素晴らしい。地域の活性化に対する行動としては、小さくても地に足が着いた内発的な取り組みという点からしても、とても素敵な取り組みである▼その湯の本マップは千石荘の若女将がイラストを書いたまさに手づくりのマップではあるが、利用者にとっては、結構な優れもののマップで、街の規模もあるが隅々まで様々に網羅されており、案外、地元以外の市民にも重宝されそうなマップであり、観光客の”思い出のマップ”にもなりそう▼こんな動きが市内のあちこちで、まさに春を思わせるように”芽が出たね”と起きてくることは本当に素晴らしい。摘むことなく温かく伸ばしたい。

2009年2月11日号 第4500号 

2月11日号 ―主なニュース―

○住民約50人が出席 ―初山地区からスタート―
 ―中学校規模適正化計画案で市教委―


学校統廃合説明会(初山)

 市教委の中学校規模適正化〔統廃合〕計画案に関する地区説明会が九日の初山地区から始まり、十日には渡良地区で開かれた。
 初日の初山地区には、同小、中学校保護者、住民ら約五十人が出席。須藤正人市教育長はじめ、教育次長、学校教育課長らが計画案がまとまるまでの経過やその内容、今後の運びについて説明した。
 なお市教委はパブリックコメントやアンケートで寄せられた不安に対する改善策も説明。統廃合時には教職員の加配を県に要望するほか、カウンセラーを配置する計画に加え、統廃合直後に中体連があることから、平成二十二年度中に統合予定の学校間で交流事業も行うとしている。


○来年度から見直しへ ―歳末たすけあい募金を縮小―
 ―県共同募金会壱岐市歯支会―


社会福祉法人・県共同募金会壱岐市支会(山口銀矢会長)は、歳末たすけあい運動を来年度から見直すこととした。
見直しは▽歳末たすけあい募金運動を縮小し、赤い羽根共同募金に統合▽公民館を通じて十二月に行う個別募金を廃止▽低所得者への歳末見舞金配分を廃止▽歳末たすけあいとして募金が寄せられた場合は県共同募金会へ送金―としており、十二月を中心に職域や学校で行われてきた募金活動は赤い羽根共同募金として引き続き協力を呼びかけ、地域福祉事業の財源とするとしている。


○社説 鍵は『変化」

 最近はずいぶん日の入りが遅くなってきた。本紙の潮どきを見ると今日は午後六時二分となっており、およそ一分ずつ日々遅くなっていることがわかる。紅白のウメの花、野山でも名前などわからない、水色や黄色の花を力いっぱい伸びやかに咲かせる雑草が見られるようになり、日一日と春が爛漫の頃に向かい、”島の春”が実感され始める頃となった。
 日刊紙を見ると、国内外ともに観光に関する広告が、一面全面で一つの観光地をPRするものから、近くて安く、美味しい食事―など提供するという観光地、また逆に近くても高級な観光地に読者を呼びこもうとするものなど、まさに選り取り見取りといった感があり、春の観光シーズンの到来も意識されるよう。
 市のホームページ・市勢要覧から「産業で活力あふれるまちづくり」のコーナーをのぞいてみると、農業や水産業、商工業の次に、観光業として▽観光は、通年型観光機能の充実、体験型観光の促進のほか、外国から観光客を誘致するなど、国際観光の推進も図り、農業・水産業など異業種との連携を推進し、「壱岐はひとつ」の心で観光産業の活性化を図り、観光振興によるまちづくりを推進する―と掲載されている。まさに「海とみどり、歴史を活かす癒しの島、壱岐」の理念を受けてということなのであろう。
 平成二十年度「子ども農山漁村交流プロジェクト」の講習会が五日に開かれ、▽本物▽興味▽感動▽変化―など、子どもたちの自立心と人間力を養え、親が子どもの成長を実感できるような、教育型のプログラムを中心にすえた、受け入れにかかわる関係者の一致した取り組みが、強く望まれるプロジェクト―などとする講義があったが、これは、観光を本市産業の一つの柱としている以上、一体となった観光振興へのアクションは、そのプロジェクトはもちろん、今後、様々な場面で望まれることになろうし、新たなシステムや組織づくりにも及ぶことになろう。「変化」を嫌っていては新たなチャレンジは難しい。
 壱岐観光協会・女性部は本年五月まで毎月二回、A・B二コースの韓国語講座を、日韓交流業務の基礎を築いたという初代国際交流員、金浚英(キム・ジュンヨン)さんを講師にスタートさせ、韓国からの観光客にも対応しよう―と動き出した。きっかけは昨秋の「一支国弥生まつり」の開催であり、市・博物館や県・埋蔵文化センターの来年春オープンも意識していよう。楽しみな活動である。何にしても鍵は「変化」におくせず存分に味わえるかであろう。


○ひとしずく

「コスト下げやる気も一緒に下げられる」「社内婚裏目に出れば共倒れ」「円下げてドル上げないで株上げて」など百句の川柳からベスト10を選ぶサラリーマン川柳コンクールの投票が来月十三日まで、インターネットなどで行われている▼社会風刺やブラックユーモア、駄洒落的な要素に偏り過ぎなどとする批判もある中で続けられ、第二十二回目の今回もベスト百には、全国から主催者の第一生命保険相互会社に二万一千四百五十五句が寄せられ、その中から優秀作品の百句が選ばれて人気投票(気に入った一句)でベスト10が決まる運びとなる▼本紙でも、市内の愛好者らの作品を掲載しているが、川柳はもちろん、俳句や短歌を愛しつくる市民の年齢層が高く高齢化が進んでいるとされるが、小、中学校ではそうした作品づくりに取り組んでいるところもあり、昨秋の芦辺町文化展では、子どもらの素晴らしい作品が多く目にとまり、本紙で紹介もしている▼子どもたちの成長の課程で、川柳や俳句、短歌など、もっと気軽に取り組めるようになり、発表する場や機会を増やせれば―とも思うが、指導者の数など難しい点も多いのだろうか。そうした文化面からの人材の活性化は、人口が減る一方のこの島にあって、”宝”ともいうべき子どもたちを磨く貴重なチャレンジになると思うが。

2009年2月6日号 第4499号 

2月6日号 ―主なニュース―

○楽天・三木谷社長と対談 ―福岡のホテルで、白川壱岐市長―

白川博一市長は十日午後一時から、福岡市、ホテルオークラ福岡で開かれる楽天(株)新春カンファレンス2009で、同社・三木谷浩史代表取締役会長兼社長と対談することが決まった。
 同社が運営する楽天市場に白川市長がブログ「魏志倭人伝、一支国物語」を開設したのがきっかけで実現。三木谷社長が自治体の首長と対談するのは初めてという。


○市、商工会、農漁協が連携 ―壱岐の幸サポーター制度創設―

 市はこのほど、特産品の販路拡大、生産者収入の安定など目的に「壱岐の幸サポーター制度」を創設し、五日から第一期会員の募集を始めた。
 申し込みは市商工会(電話47―6001)、問い合わせなど詳しくは市観光商工課・市山さん、村田さん(同44―6101)へ。


○社説 『立春」に

スイセンの花が満開の頃を迎え、白や紅の花が美しいウメも島内あちこちで咲き、春の香りを辺りに運んでいる。そろそろのんびりとして眠気を誘うような暖かな日差し、心地好い春風が恋しい時季となった。
 一年を三百六十日とする陰暦では、一年間を十五日ずつに区切った二十四節の第一番目の「立春」が四日に過ぎ、その前日の三日は「節分」で、この夜は悪魔を追い払い「春」を迎える行事という「豆まき」が行われ、まさに節分、冬の寒さから解放されて次の季節・春が一年の始めともされている立春からスタート、「余寒」・寒さが戻ることはあっても、自然界には生命感が満ち始め、春の日が周囲に溢れる。
 天深く春立つものの芽を見たり―その立春にちなみ、昔なら元服、現在は少年法が適用される年齢・十四歳に達する中学二年生を対象に、その自覚を促し祝うセレモニーが、市内の中学校でそれぞれに行われたことと思うが、沼津中学校では今年で三十五回目という恒例の岳の辻への立春登山と立志式を実施した。
 十四歳となる主役の二年生をはじめ、先輩と後輩、保護者、関係者で、今回も未明から岳の辻へ登り、深江田原―原ノ辻遺跡―壱岐水道をはさみ、遥かに九州本土の山並みを見渡す山頂から、夜明けの凛々とした寒気に身を引き締め、辺りを満たす清新な大気で胸をいっぱいにして皆で日の出を拝し、人生で最も多感な頃とされる「青春」への旅立ちに臨み、その二年生全員が「自覚・立志・健康」のスローガンの下、それぞれが立てた将来への志を力強く披露した。
 ▽保育士になる▽責任感のある大人に▽思いやりのある優しい大人に▽将来の職業が決まったとき、後悔しないよう勉強したい▽今からいろいろなことにチャレンジし頑張りたい▽早目に将来の夢を決める▽大工になりたい―などと、昇る朝日を全身で受け止めながら、皆が見守る中で決意の言葉を一人ひとり発表、代表による「平和や命の大切さをかみしめ、思いやりと感謝の気持ちで人々に接することができる人間になるよう努力する」などとする決意の言葉もあった。
 そんな若者たちが立とうとしている社会は、これまで以上の変革期に入り、誰もが予測できないような不透明さが募る非常に厳しい時期にあるが、いよいよ社会に出ていくまでの間、自分で考え行動し、その体験から得た知識や知恵を自分の力、宝として、人生の様々な局面、時に難局を切り拓く実力としてほしい。大人とされる社会は、その若い芽を健やかに伸ばす使命があることを忘れてはならない。


○ひとしずく

子どもたちが農山漁村で宿泊しながら、地元の人々と交流する中で、新たな自分にチャレンジする取り組み「子ども農山漁村交流プロジェクト」講習会が五日に開かれた▼本市で窓口となっている壱岐体験型観光受入協議会が主催、市が共催して、都市農山漁村交流活性化機構で、そのプロジェクトを担当する花垣紀之氏を講師に「ふるさと夢学校」ともされる受け入れ側の取り組み方などの講義があった▼全国で対象が百二十万人にもなるとされるが、受け入れ側には、参加する子どもたちが本物を感じながら、自分で考え、喜びを得、様々に興味を持つことで学べる場・機会と、自然を通して体験していく中で、親が子どもの成長を実感するプログラム、子どもたちの一人ひとりが、”変わる”瞬間を目の当たりにするような教育効果もあり、学校教育の場となることも求められているという▼このプロジェクトは、子どもたちの成長の課程で重要な自然の中での生活体験の機会を提供し、自立心や道徳観、正義感など養い人間力の向上を―と実施され、その講義から規模の大きさと重みが伝わってきた▼受け入れる側としてはやはり、明確なビジョンを設定し、より開かれて一致した活動が望まれていようし、何より”育てる”ことへの実力が試されるプロジェクトとなろう。

2009年2月2日号 第4498号 

2月2日号 ―主なニュース―

○回答のほぼ半数が「不安」
 ―市教委が結果発表中学校統廃合計画案アンケート―


 市教育委員会はこのほど、市中学校規模適正化(統廃合)計画案に関するアンケート結果を発表した。
 計画案について、「期待と不安のどちらが大きいか」との問いには生徒、保護者、教職員とも「不安」との回答が四二~四八%とほぼ半数を占めた。「期待する」は生徒が二一%、保護者が二三%、教職員が三〇%、「どちらともいえない」がそれぞれ二八~三四%だった。
 最も多くの生徒(二百七十一人)が選んだのは、「今の学校の伝統行事が失われていく」で、次いで▽いじめや心配事等が増えないか▽友達関係がうまくいくか▽通学距離・時間がどれだけになるか―の順だった。
 
○ふるさと納税1123万円に
 ―子ども応援コース最多、市長定例会見―


 白川博一市長は二十九日、市役所会議室で定例会見を開き、市ふるさと応援寄付金の状況について説明した。
 説明によると二十三日現在、十七件・千百二十三万円の申し込みがあり、最も多いのが東京と福岡でそれぞれ三件、次いで大阪、兵庫、埼玉が各二件、奈良、京都、和歌山、千葉、神奈川が各一件だった。

○社説 タイム・イズ・アート

 天皇陛下御即位二十年、御結婚五十年を記念してサクラの苗木=記念樹=の植樹が二十六日、芦辺町、月読神社が候補地の一つに選ばれ、東京方面から明治神宮崇敬会のメンバーら四十人が来島してその境内で行われた。
 今年に入りサクラの苗木の植樹が、郷ノ浦町、出会いの村、勝本町、イルカパーク、かざはや、芦辺町、住吉神社などあちこちで行われ、今シーズンはまだ無理だろうが、来シーズン以降の開花期、八部咲きから満開、そして散り始めの頃が今から待たれる。数年先の”花散らし”は、市民はもちろん壱岐出身者が帰省したり、観光客が来島するなどして、大いににぎわう様子が目に浮かぶよう。 サクラの「美しさ」をキィーワードに、市民はもちろん内外大勢の人たちが心を合わせ、苗木を植え育て様々に世話をしながら、その美しさが次、次の世代へと受け継がれていく様を思い、そのイメージを設定してみると、その中で「感動」「喜び」「共感」「愛」など、楽しみな体験へと変化していく様々な出来事が意識され、何かワクワクと自分も壱岐と一緒に活性化していくよう。
 友人の著書を読み直した際、「今、時代は『時は金なり』から、『時は芸術なり』の時代に移り変わった。『Time Is Art』である。意識的に生きることこそ大切なこと」という一節が心に留まった。「タイム・イズ・アート」つまり誰もが絶え間なく何かを創造して生きている。それぞれが今この瞬間を最高のアートとして生きることこそ、意識的に生きること―などと、友人が著したその言葉に感動し共鳴しながら、この島、市民の心を上向きに―との行動、サクラ植樹に関連して何かできないか。自分なりの行動を起こし、その成長と共に活性を高めてゆく自分の創造にもつなげよう―と、今を思う。
 「これは島を挙げての運動の始まりです。あなたもこの大きなうねりの原動力になりませんか」「山桜の維持管理と桜の植樹活動を主とした壱岐活性市民プロジェクトです。あなたも『桜の島計画』に参加しませんか」などと、サクラの苗木一万本の植樹を目指す「島さくら 壱岐」(会長・長田玄一郎市商工会長)が会員を募集(事務局・あまごころ本舗内、電話47―4580)している。 その流れに参加したり協力することは、まさに「タイム・イズ・アート」の精神に通じていよう。不透明で厳しさばかりが増す一方の社会の中で、島づくりから自分づくりへと続く、市民融合の取り組み、動きである。

○ひとしずく

ホットカーペットをつけて、DVDで洋画を観ているうちにすっかり寝入ってしまい、寒いような熱いような妙な感覚が続いているような気がするうえ、ノドも乾いてきたので目が覚めた▼うがいをしてベッドに横になり、いつもの時間に起きようとするとのどにイガイガ感があり、妙に身体がだるく感じられ熱っぽくもあり、案の定カゼをひいてしまい、それ以来三、四日間、すっきりしない体調が続いた▼二日間ほど調子のよい日があったが、どうもまたカゼ的な症状が出ているようで、新たにひいたものか、直っていなかったのか、どうもすっきりしないので病院へ出かけてみたが、マスクをしている人が多いので気が引けてしまい、診察は受けず手持ちの市販の薬を飲んで休んだ▼市内でもカゼが流行しているが、この島でもインフルエンザが猛威をふるいだしたようで、壱岐保健所は三十日、市内にインフルエンザ注意報を発令し、市民に注意を呼びかけているが、本市以外の県内十地区の保健所では、すでに警報が発令されているという▼受験シーズンに入り、体調にも十分に注意して、外出後の手洗いやうがい、栄養と睡眠、ストレスをため込まぬよう心掛けるなどして抵抗力を高めたいもの▼新年度の明るいスタートをイメージして、今を元気に過ごそう。

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