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2009年1月26日号 第4497号 

1月26日号 ―主なニュース―

○「ドルフィンスウィム」の再開へ ―バンドウイルカ9頭を飼育―
 ―勝本町、イルカパーク―


イルカパーク

本市観光の目玉の一つにと平成七年にオープン、一時期入場者がイルカと泳げる企画もあり人気を博した勝本町、イルカパークは今年から、十五分程度の「イルカショー」を始めている。
 イルカショーは、以前の単にエサをやる様子を見せるようなスタイルから、ジャンプしたり、立ち泳ぎを見せたり、より見せる要素を充実させたもので、メスの「エアー」「ヴィーラ」とオスの「くる」の三頭で、午前十時、正午、午後二時と四時の四回行われている。


○社説 「新たなイルカパークに期待」

 本紙・元旦号の「芽が出たね!芽が出たよ!」コーナーの取材で場所を提供してくれた、イカを使用したオリジナルハンバーガーを郷ノ浦で販売する店を経営する女性が、勝本町内に住んでいることもあり、たびたび「イルカパークをどうにかしないといけない!」と熱く語っていたが、最近、そのイルカパークが新たに動き始めた。
 漁業の妨げになることから、様々な方法で追い払い、時に捕獲するなどしていたイルカを巡り、いくつかの騒動があり、それを逆手に取るような格好でイルカを観光資源に―と、天ケ原の入江に仕切ったプール的な施設などを整備、そこでイルカを飼育し一緒に泳ぐ企画などが当たって人気を集めたが、水質の問題などから”一緒に泳ぐ”という企画が中止になるなどしているうち、観光スポットとして期待はされていたものの、最近はその人気にもかげりが感じられるようになっていた。
 そのイルカパークの人気を、新たな取り組みで”復活”させようと、四人の若いトレーナーたちやイルカパークの職員、市観光課担当者らが連携して、今月から一日四回、一回約十五分間、ジャンプ、ヒレを使った愛きょうのある仕草、投げ輪を使った芸当など披露するショータイムをスタートさせ、今後は入場者とイルカとのふれあい体験、一緒に泳ぐ「ドルフィンスイム」も始めたい方針で、壱岐観光協会とも協力して、これまで以上の観光スポットを目指すという。
 以前いた黒くて大きなゴンドウイルカは現在は飼育されておらず、飼われている九頭全部が全長約三メートル、ねずみ色で口先が長い、イルカらしいスタイルをしたバンドウイルカ(このうちオスは一頭で、四頭は和歌山県から導入)一種類で、普段見せることはないという腹側を見せたり、高さのある見事なジャンプや尾だけを水に着けて立つような格好で後方へ進む泳ぎ方を見せるイルカもいて、これで触れられたり、一緒に泳げるようになれば、再び人気が高まってくるのでは。楽しみな”再スタート”である。
 本市の観光は、平成十九年度の県観光統計からも減少傾向にあることがわかり、社会の状況からも厳しさが募るが、うまくPRすることができて、そうした新たな企画が加われば、本市の観光に一役買うものと期待される。是非、イルカと泳いでみたいものである。
 本日二十六日は旧正月の元旦である。だれからか「願い事をするとよい」と聞いたように思うので、是非、このイルカパークはもちろん、壱岐の観光が今以上に脚光を浴びて客数が伸びることを―である。


○ひとしずく

 この冬一番の寒波の影響で、寒いというよりは、冷たいという言葉がしっくりくる、日中でも小雪が舞うような日々が続いているが、かぜやインフルエンザの話しが聞こえてくるようになってきた▼室内と屋外の温度の差が大きく、室内の空気が非常に乾いていると、カゼやインフルエンザにかかりやすい状態になるそうで、体調を崩さぬよう十分に注意して、この寒い期間を元気に過ごしたいものである▼特に受験生がいる家庭では、本人だけでなく家族がそろって、ストレスや暴飲暴食などで内臓に負荷がかかり過ぎないように気をつけて、睡眠時間をきっちりと取るなどして、この大切な時期を健康に心明るく日々を送ることが重要となろう▼最近釣りに行っていないが、ここ数日の寒波では溶かしたエサが、再び氷るような寒さだろう―などと、友人たちからの情報を耳にイメージを膨らませながら、昨日の夕方には、少しずつ延びてきた日の長さを実感した。本紙の「潮どき」でもそのことが実感できる。「日脚伸ぶ今年も為すこと多きかな」▼まだしばらくは寒い日が続くが、そろそろ郷ノ浦の景勝地、渡良半島の牧崎などでは、枯れた高麗芝の下に淡いグリーンの芽が伸び始めようとしている頃ではないかと思う。晴れたら出掛けてみたいものである▼春の確かな足音も、きっとそこまで近づいている。

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2009年1月21日号 第4496号 

1月21日号 ―主なニュース―

○市民病院、大浜など視察 ―山口県議ら8委員が来島―
―県議会離島・半島地域振興特別委―


県議会視察

 県議会離島・半島地域振興特別委員会(永留邦次委員長)が十五日、地域振興対策、地域医療介護対策の現地調査で来島、翌十六日に市民病院や壱岐東部漁協、一支国博物館建設予定地など視察した。


○男はつねに見果てぬ夢を画く ―壱岐川柳会・09年新春柳宴―

川柳会

 壱岐川柳会(目良郁夫会長)の二〇〇九年壱岐新春柳宴が十八日、郷ノ浦町、弁天荘で開かれた。
 今年は市内会員二十人はじめ、同会が所属する「ふあうすと川柳社」(神戸市)などから四人が来島。今年も郷ノ浦湾が見渡せる郷ノ浦町、弁天荘で、「杖」「沖」「集う」「姉妹」「鶴」を兼題に句を披露し合った。


○社説 サクラ咲く頃

 「ウメは咲いたか、サクラはまだかいな」というフレーズの歌詞をどこか何かで聞いたように思うが、ウメが咲き始めると、春本番の頃散りゆく姿などやその風情などから、日本人の心に最もマッチしているように感じるサクラの開花が待たれるようになる。
 全国各地に多様なその種類に合わせるように名所があり、毎年多くの人出でにぎわう場所があるが、壱岐へ二十三年前に住んでこの仕事について以来、たびたび島民が楽しめるサクラの名所づくりを望む声が、各地から本紙に届いていたように思うし、あちこちで名所づくりを目指した取り組みが行われてきた。
 最近ではボートに乗り込み海から自然に咲く壱岐やまざくらを楽しむ観光メニューがつくられ、時季が来ると人気を集めているものの、ボートからその美しさを楽しむものだけに、風や波など天候に左右されやすく、浮きさん橋や知人の船で釣りに出かけた際に観るくらいであった。
 その壱岐やまざくらを種から接ぎ木しながら六年間育てた苗木が東京雪州会から本市・林業研究同志会に贈られ、植樹祭が十八日、芦辺町、住吉神社境内で、その拠点=名所=として、やまざくらによる壱岐の鎮守の森となり、市民の憩いの場、観光の一つの目玉ともなるよう祈念して行われた。テングス病に強く寿命はソメイヨシノの二倍以上の百五十年から二百年とされ、様々に美しいというその花が今春から咲き始めるそうで、立派に育って見事な花などが楽しめるようになる頃が、今から楽しみに待たれる。
 今年は、本市ではサクラの苗木の植樹が、黒崎半島の出会いの村で、東海壱岐の会から寄贈された百本に続き、島内に一万本のサクラを植樹し、本市の活性化を、サクラを通して様々に展開したいとする「島さくら・壱岐」が、住吉神社境内の壱岐やまざくらの植樹祭と同じ日に、勝本町のイルカパークや串山公園、かざはや、郷ノ浦町、ツインズビーチなどで行われるなど、まるでサクラでスタートしたよう。
 これらの苗木を大切に育て、世代を超えて受け継がれる”島の宝”というか、市民共有の財産としたいものである。島さくら・壱岐はさらに市内百五十一カ所の神社に植え、島の環境保全や山から海へと環境整備、教育などにも役立てたいなどとしている。サクラによる環境整備は、フェリーや高速船が着く福岡市のベイサイドプレイス一帯でも、本市との関連性、ストーリー性を以って、「海の駅」的な構想により展開されるという。
 しばらくサクラから目が離せない時が続く。


○ひとしずく

昨日二十日は、二十四節気の一つで寒さが一年で最も厳しい頃とされる「大寒」であるが、本市でもあちこちでスイセンが咲き、ウメの花も近づく暖かな頃を知らせるように、独特の甘い香りを辺りに漂わせながら咲き始めた▼コーヒー豆を買いに昨晩、スーパーに出掛けると、大寒の日生産の卵を食べると運気が上がる―とPRしていたその卵を買い、夕食の時間は過ぎていたものの、今日午前一時過ぎからの第四十四代アメリカ大統領・バラク・オバマ氏の就任式のテレビ中継に備え、その開運の味を味わってみた▼その中継では、歴代の大統領らが見守る中、祈りが捧げられて「アメリカ」と呼ばれる愛国の歌が歌われ、バイデン新副大統領の宣誓式などのあと、黒人初の大統領となったオバマ新大統領が、第十六代大統領のアブラハム・リンカーンが宣誓式で使ったという聖書に左手を置き宣誓し大統領に就任した▼就任演説では「世界は変わった。私たちも変わらなくてはならない。皆でアメリカを創造し直す時、世界に対して新しい責任を果たすべき時が来た。奉仕の精神を持って、社会に国民一人ひとりが貢献しよう」などと見事な演説をした▼大寒の日に式典が行われたアメリカの地も寒さが厳しく見えたが、新大統領の就任がそんな卵となり、無事、次の季節への確かな変化となることを祈念したい。

2009年1月16日号 第4495号 

1月16日号 ―主なニュース―

○全10校で地区説明会 ―2月9日の初山からスタート―
 ―中学校の統廃合計画で市教委―


 市教育委員会は二月九日から二十五日までの間、中学校規模適正化〔統廃合〕計画案に関する地区説明会を市内十中学校で実施することになった。
 説明会では、本市の将来を担う子どもたちのより良い教育環境の整備、教育の充実発展を目指し、(1)武生水中学校校舎(武生水・渡良・沼津・初山)(2)勝本同校舎(勝本・鯨伏)(3)田河同校舎(田河・那賀・箱崎)(4)石田同校舎(石田)の四校体制にするなどの昨年九月に公表した同規模適正化計画案について、これまでの経緯の説明やパブリックコメント、保護者アンケート等で出された疑問についての説明などが予定されている。


○いよいよ本番 ―平成21年度センター試験―
 ―壱岐高校で出陣式―


センター出陣式

 本市に初めて会場が設けられる十七、十八日の平成二十一年度センター試験を直前に控え壱岐高校(廣瀬典治校長)で十五日、同試験を受験する三年生九十二人の出陣式が開かれた。
 受験生を代表して二組の竹松篤史くんは「少なからず不安はあると思うが、何度となく模試を受け、確実に点につながっている。平常心で自己ベストを狙いましょう」と決意表明。また一組の小田倫加さんが「夢をつかむぞ!」と壇上で声を上げ、全員で拳を突き上げ志望校合格に向け弾みをつけた。


○社説 中学校の規模適正化 ―(統廃合)計画案説明会―

来月九日の初山中学校をスタートに市教委は、中学校の統廃合や規模の適正化などの具体策をまとめた計画案についての地区説明会を全中学校を巡って実施するという。
 計画案は市教委の発表(昨年九月)によると▽同年代の適切な集団活動が確保できる中学校づくり▽少なくとも一学年が二学級で編成できる生徒数を確保(一学年の生徒数が四十一人以上)▽同様に一学年の生徒数を二十人以上確保する―の三点を統廃合の基本的な考え方とし、市内十中学校を平成二十三年度から、旧町ごとに一校(郷ノ浦町・武生水中学校校舎、勝本町・同勝本中学校、芦辺町・同田河中学校、石田町・同石田中学校)の四校にするというもの。
 二十三年度に統廃合を実施した場合、四校それぞれの生徒数は、郷ノ浦町・三百四十七人、勝本町・百八十五人、芦辺町・二百七十四人、石田町・百五十人―となる見込みで、校名や校章、校歌、校則などは、スクールバスの導入、行事、跡地利用などと一緒に、本年五月に中学校の選任者、PTA、地域関係者、市教委らで編成の「市中学校規模適正化(統廃合)準備委員会」、その専門部会で検討される運び。
 これに対し昨年十一月、芦辺町の瀬戸浦会や箱崎地区公民館連絡協議会の代表により、▽瀬戸・箱崎住民に説明もなく進められ計画▽田河中学校への通学が負担になる▽数年後には小学校でも複式学級になることが予想され、小中学校併せて考える必要性がある▽理解が得られるまで保護者・地元住民との話し合いを求める―とする四項目からなる白紙撤回を求める要望書に、地元小学生以上の署名をつけ、市長、教育長に提出している。
 少子化が加速的に進む中で、昭和三十七年度のピーク時には四千二百七十一人の本市全中学校生徒数が、現在は九百七十人とおよそ四分の一にまで減少し、平成三十一年度には八百十五人にまで減ることが予想される中で、統廃合は避けて通れぬ道であることは明らかである。何より以前受講した研修で聞いた▽子どもには必要な人とのかかわり、遊びなど生活体験が大切で、子どもと人の居場所がある空間、地域づくりが、その成長にとって重要―が思い出される。ポイントは、子どもたちが自分を含め、社会の様々な人たちと豊かなコミュニケイションを築けるように成長し、心身の痛みなどに共感できるよう、たくましくしなやかに、強さをもった一個の人に育つにはどうあるべきか―という点であろう。本市にとって喫緊の重要課題である。
 さて、いかに。

○ひとしずく

同じ湯にしづみて寒の月明り」―こんな月の夜が数日あった。そんな日に温泉の露天風呂にでもと、今になって思う▼昨日は日没までのわずかな時間、夕日に染まった雲の縁、その色を映す海、迫る夜の群青に突き刺さるように放たれる日の光―の壮大な美しさを意識しながら、雲の中に日が落ちて少し暗くなるまで見入っていた▼一たん仕事場へ戻りしばらくして外へ出ると、西の夜空に「宵の明星」「一番星」などと呼ばれる金星が、一際美しく”凍てつく”という言葉が似合う大気の中に鋭く輝いていた。我が家に戻る頃の夜空には見事に星が瞬き、見上げるとまるで「寒星の真只中にいま息す」の句のよう▼先週末からの寒波も今日で一週間となり、昨日はよく晴れたものの冷たい一日となったが、日だまりは暖かく寒さのピークは越えたよう。しかしその”寒”が入ったお陰で空気が澄んで、景色が鮮明に見える。そんな中、県天文協会の会員で「月の会」を主宰する佐世保の友人から国際宇宙ステーションに関するニュースがメールで届いた▼その宇宙ステーションは明日17日は18:04~07分頃、主に南の方向で全国的に、18日は18:34分頃から数分間、九州から本州、特に日本海側が好条件―などとあった▼天候に恵まれれば、是非その光跡、星を観て宇宙のロマンに思いを馳せ、ゆっくり楽しんでほしい。


2009年1月12日号 第4494号 

1月12日号 ―主なニュース―

○壱岐出会いの村に植樹 ―ヨシノザクラ、シキザクラなど100本―
―東海壱岐の会から苗木届く―


桜植樹

東海壱岐の会(永田強会長)は昨年五月の総会で、サクラの苗木百本の目録を白川博一市長に贈っていたが、その苗木百本が七日、壱岐出会いの村に届き、十日に同村一帯に植樹された。

○後任の長門弁護士が着任 ―9月末まで2人体制 法テラス壱岐―

弁護士会見

法テラス壱岐法律事務所長・浦崎寛泰弁護士(27)の後任となる長門達志弁護士(29)が今月五日に着任し、八日、着任会見を開き今後の抱負など語った。


○社説 ’09年の新成人へ

 中国の史書「史記」の「内平外成」、同じく中国の経書「書経」の「地平天成」などからとった語とされ、「平」「成」ともに「治まる」の意で、国の内外、天地に平和がもたらされるよう願い、「平成」という年号に昭和から改元された一九八九年に生まれた若者たちが初めて対象となった平成二十一年・成人式が十二日の「成人の日」を前に十一日、郷ノ浦町、文化ホールで、市内外に住む新成人・男女三百五十七人が出席して行われ、二十歳(はたち)の若者たちが、社会的にも法的にも新たな門出を迎えた。
 新成人たちが旅立った社会は、アメリカのバブル崩壊に端を発した世界同時不況にあえぎ、世界を代表するような日本の大企業ですら大きなリストラを行うほどで、深刻な雇用不安を招いており、これまで以上の大変革が起きそうな状況にあり、人生の目標を定めるには、あまりに厳しい状況が続いている上、テロ、紛争、不況などによる不安が高まる国際情勢、国民から乖離する一方に見える政治―と、不透明さが増すばかりのような現状、果たさなければならない責任は重くなるばかりのようにも感じられて、そこから無力感や閉塞感に飲み込まれそうになることもあろうが、その予測が困難な社会の中で、まずは自分にできるチャレンジにアタックし続けてほしい。
 「つまずいたっていい。あせらずに頑張って。そこに新しい道が開ける」「希望を胸に失敗を恐れず、人生にチャレンジして」「自ら考え行動する。積極的な社会参加と勇気と情熱をもって人生を切り開いて」「厳しい現実の中で、無責任な情報に惑わされず、人生に誇りを持って明るい社会づくりの原動力に」などとする激励の言葉、メッセージが、式典で人生の先輩たちや後輩たちから贈られていたが、冷静に状況を見つめて向かう相手の考えや意志を確認し、自分の体験したいことを定め、熱く語り行動できる人物に、自分を育てていってほしい。あなたの体験、人生の学びは他ならぬあなただけのものである。
 新成人たちが漕ぎ出した社会という大海の波は非常に高いが、どんな人生にするかをはっきりとした意志を持って定め、自分を信じてひたすらにその波を超えるようオールを漕ぎ、共感が得られる仲間たちとつながりながら、社会に新たな流れを創造してもらいたいと思う。また、新成人―若者たちの中に生まれた、新たな芽を摘むような社会とならぬよう、彼らが活躍するためのフィールドづくりも望まれていよう。
 新成人の皆さん、成人おめでとう。

○ひとしずく

日刊誌で先日、イギリスで成人二千五百人以上を対象に実施した「最も重要ながらも最も腹の立つ発明品」アンケートの結果が発表になり、様々にとても驚かされた▼その結果から先に紹介すると、(1)カラオケ機器二二%(2)二十四時間スポーツチャンネル一七%(3)ゲーム機一二%(4)携帯電話一一%(5)目覚まし時計七%―の順になっており、カラオケ機器のトップには本当にビックリ▼そう言えば、最近はカラオケが強要されるような宴会が、自分の場合はほぼなくなり、たった一曲のレパートリーを懲りもせず、そのたびに披露しなけらばならないような事態に陥ることもなくなり、自分も他の参加者たちも大いに助かっていると思う。以前に比べれば宴会が減ってきていることもあるのだが…▼カラオケ機器がイギリスでも普及しているのかと思うと、この日本文化の凄さと輸出業者のセールスマンたちの活躍にも驚かされる。それに自分のようにカラオケを苦手としているイギリス人も多いというところが、妙に共感できてうれしい▼アンケートの1位から5位まで、どれをとっても重要で腹立たしい発明品であることはよく理解できる。理由は例えば(2)は睡眠不足(3)は遊び過ぎによる眼の疲労、人格形成への悪影響(4)は不正利用や犯罪への悪用(5)はしずらくなった寝坊―などか▼とても楽しいアンケートである。

2009年1月6日号 第4493号 

1月6日号 ―主なニュース―

○防火・防災の決意新た ―新春恒例・消防出初式―
 ―市消防本部、消防団―


消防団出初式

 市消防団と市消防署の消防出初式が六日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ、署員、団員が今年も一堂に会し、防火防災の決意を新たにした。 

○社説 スタートした’09年に

本市の二〇〇九年、平成二十一年が明け、五日から本格的に動き始めた。本紙もこの六日号がスタートである。
 寒が締まり小雪が舞う冷たい年明けとなった本年は、社会は気象の異変や大地震などの自然災害、宗教やテロを背景にした紛争、軍事行動などで極度に緊張が高まるような事態に関するニュースが報道され、アメリカのバブル崩壊から世界に波及した非常に深刻な同時不況により、我が国を代表する大企業でも寒風が吹き荒れ、正規、非正規に関係なく、リストラの嵐がその猛烈な勢いを国内各地で振るっている。
 これには、ドイツが既に始めているというワークシェアリング(皆で仕事を分かち合いながら、賃金などの収入や日々の糧を得るなどの仕組み)により、現在の仕事量、賃金を減らしても、一つの仕事により多くの人々がつけるようにし、これに合わせ当然のように、生活水準のレベルが下がるものの、多くの人々の生活を守り、社会不安の解消を目指すという方策もあろう。やはりそのためには元旦号にも記したが、金を含めあらゆるエネルギー、情報の流れが「見えない」ということが感じられない社会、何に関しても機会の平等が図られる社会づくりが、壱岐的な小さなスタイルから、国といった大きなスタイルに至るまで、等しく求められよう。
 本紙はその元旦号で、物事の兆しを表し、幸運が巡り物事が成長する兆しを示す「芽」という言葉をテーマに、自分ができることをできることから、自分はもちろん社会のために―と、初めの一歩を覚悟を決めて踏み出している市民らを紹介したが、不透明で混沌としたこの社会の現実を乗り切って生きてゆくためには、自分で自分を照らしながら歩くようなそうした生き方が、新たな視点、スタイルとして、何かヒントになるのではないかとも観じられる。 むしろ先に記した「見える」がキィーワードの自分を含めた社会づくりから一歩進め、人(市民)の融和、融合という概念を基に「はっきりと見せる」というスタイルを鍵とした形づくりが、この混沌による変革の嵐の中で望まれていようし、そのために、今、知恵と勇気、決断が望まれているのではないかとも―である。
 白川博一市長は新年のあいさつで「ピンチの時こそチャンスと捉えるべき。何事にも進取の精神で臨み、旧来の考え方にとらわれず、新しい試みに積極的にチャレンジすることが大切」などと述べているが、これまでにない挑戦を打つことなく取り入れることも、この際望まれていよう。

○ひとしずく

昨日五日は、二十四節気の一つで寒の入り日とされる「小寒」で、この頃から寒さが厳しくなりはじめる―とされ、まだ寒は小さいとして小寒というそうで、一昨日の雲と太陽の光の感じは「小雪のひかり浸して刷毛目雲」の句のようだった▼寒い日が続いているが、スイセンの花があちこちで咲き出した。約二週間後の二十日には、二十四節気の一つで寒さが最も厳しい時期という「大寒」をいよいよ今冬も迎え、カゼの流行や火災の多発など心配される頃である▼そうした気節の移行の中で、十七日、十八日の両日には、本島など県内の四離島では初のセンター試験が実施される。本市では壱岐高校で行われ九十三人の受験が予定されているが、受験生たちが体調を崩すなどして、せっかくのチャンスに悔いを残すことなどないよう、受験勉強はもちろん、日頃からの体調管理には万全を期したい▼昨日五日は諸官庁の「御用始め」の日で、壱岐地区交通安全協会恒例・新春交通安全祈願祭もあった。今日六日は消防関係者の出初め式があり、寒気を突いて行われた放水訓練では、消防マンたちがその意気の高さを示した。暖房器具やたき火など火の始末にも徹底した取り組みが望まれている▼さて、二〇〇九年、平成二十一年の今年も、明るく元気で無事に過ごしたいものである。

2009年1月1日号 第4492号 

1月1日号 ―主なニュース―

○社説 2009年・平成09年の幕開けに

 二〇〇九年、平成二十一年の幕が開けた。平成十六年三月一日に誕生した壱岐市は本年三月一日で満五歳の誕生日を迎え、人で言うなら園児ということになるが、そうとはいかぬ”壱岐市”の今年は、どのようなドラマが繰り広げられ、出来事が起き、その歴史の一ページに何を刻むことになるのだろうか。
 いまだに旧来のスタイルの残像のようなものが、何か事あるたびに感じられるこの壱岐市にとって、新たな壱岐の創出にそれまで以上の難しさが同居しているようにも感じられるが、これだけ社会が厳しさを増す中では、そのような事が意識されるようであっては、困難さに力を注ぐ格好となろう。次代を担わざるを得ない人々のためにも、これまでにない融和、調和といった言葉を強く意識し、それぞれの場で自分にも社会に対しても、もう一歩踏み出した取り組みが求められよう。
 今夏は市議会の定数が二十となって初の選挙が予定されている。社会の不透明感が、この壱岐でも高まってきている中での選挙である。新人、現職の各候補者がそれぞれの主張を市民・有権者にわかりやすく伝え、「見えない」ということが感じられないような、議員となった際の姿勢はもちろん、市政や地域経済、様々な活性化への取り組みなどについて、その考えを提示してほしいし、離島のハンディなどという言葉―格差に対しても、機会の平等を教育や生活、雇用、各種産業の振興などに、どのような行動で実現へ向けトライするのか―などについてもである。
 壱岐の主役である市民(有権者)一人ひとりも、候補者になったつもりで、「見えない」ということが感じられない社会づくり、教育をはじめ、金の流れも含め、何に関しても機会の平等が図られる社会づくりについて考えておく必要があろうし、自分でできることがあれば行動を起こしていれば、候補者の多様な考えに自分なりの理解も得られるのではないか。ひとつに「見えない」ということがない社会への、市民(有権者)の姿勢、行動こそが、本市に高く打ち寄せてくる混沌の波の中に、遥か彼方ではあっても明るさにつながる取り組みとなるように観じられる。
 そんな今年の干支は「丑(うし)」で、十二支の第二番目▽北から東へ三十度の方角▽昔の時刻の名で今の午前二時頃、午前一時から三時の間の時刻などとあり、まだ夜明けを意識するには遠い時間帯であるが、壱岐の島の明るい未来を体験できるよう自分に設定して、郷土紙としても役割を元気に果たして続ける一年としたい。

○ひとしずく

本紙の新年、平成二十一年が、この元旦号から動き始めた▼今年は、この島を取り巻く社会は、アメリカのバブル崩壊による「百年に一度」ともいわれる世界同時不況の影響もあり、より一層厳しさを増して高いうねりとなって打ち寄せてくるのでは▼ますます都市と田舎の社会的環境、収入など格差が多様に広がる中にあって、第一次産業を通して何か新たな展開の芽が出、原ノ辻遺跡をはじめ、神話や今月中旬から移植が始まるサクラに関する事業なども、島内外の人々の心をとらえ、ここからも新たな芽が伸びゆくことを願いたい▼このほかにも今号で紹介している人たちはもちろん、社会の新たなステップの扉を開けようとする、また開け”胎動”とでも言うべき働きに、初めの一歩を踏み出した人たちが出てきているように意識され、それらの芽も育ちゆくよう願わずにはいられないし、いかに苦手でも社会はその芽を育てていくことが強く望まれている▼今年も大好きな友人の言葉「私にとって言葉は世界そのもの、文字を綴(つづ)ることによって言葉は愛に変わる」を深く心に刻み、その言葉をベースにした新聞づくりに徹したい▼読者の皆様、本年もまた、ご愛読のほど、よろしくお願いします。

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