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2008年12月21日号 第4491号 

12月21日号 ―主なニュース―

○白川市長が溶融炉廃止を表明 ―一般廃棄物処理計画で市議会12月定例会閉会―

 本市議会十二月定例会最終本会議が十九日に開かれ、総額一億九千百三十六万千円の一般会計補正予算案、市行政組織条例の一部改正など二十四議案、認定十件、陳情二件を原案通り可決し閉会した。
 白川博一市長は議会冒頭、「ごみ処理施設・灰溶融炉廃止決断までの経緯」と題した追加行政報告を発表。一般廃棄物処理計画の中で、芦辺町住吉地区に予定される焼却残渣と仮保管焼却灰の処理を行う灰溶融炉を廃止することを表明した。

○新会長に田口靖人氏 ―専務理事の新設など市観光協会臨時総会―

田口靖人氏

 市観光協会の臨時総会が十八日、市商工会会議室で開かれ、西村善明会長が辞任。後任に同協会第一事業部長でペンション壱岐牧場経営、田口靖人氏(68)=写真=が選ばれた。

○社説 読者の皆様に感謝して今年の最終号

 年号が昭和から平成へと変わり二十年の今年、二〇〇八年も、残すところ十日ばかりとなった。まさに「光陰矢のごとし」で、師走・十二月もこの時期になると例年のこととはいえ、時間が特別にスピードを上げているようにすら感じられてしまう。
 ▽行財政改革の推進による市財政の健全化▽交流人口の拡大による人口減少の歯止め、地域の活性化▽安全で安心なまちづくり▽離島のハンディをプラス思考に付加価値を付けることによる経営の安定などによる農・漁業の振興▽原ノ辻遺跡の整備推進、県・埋蔵文化財センター。市・一支国博物館の平成二十二年春オープンを目指した県と一体となった事業の推進▽海とみどり歴史を活かす癒しのしま 壱岐を目指し、市民と行政が共働し、オンリーワンのもの、人づくりを―とスタートした本市の二〇〇八年。
 その一年間の最終号となるこの第四千四百九十一号は、本年の第一号・四千四百二十二号から数えて七十回目の発行で、今号がこのコーナーの書き納めであり、二面では恒例の十大ニュースでこの年を振り返っているが、その他にも▽第六十回県民体育大会・硬式テニス(十一月八、九日)の本市での開催▽壱岐高校・原ノ辻歴史文化コース中国語専攻の第一期生三人が上海外語大学へ進学▽国史跡に本市古墳群指定と原ノ辻遺跡の追加▽国の重要文化財に勝本町、双六古墳の出土品四百十二点指定▽人気観光スポット「猿岩」の補修終了▽過払い金回収額約一億三千七百五十四万円に達したという法テラス壱岐法律事務所の活動二年間▽社会の変化に対応する公民館活動―第五十回市公民館大会▽第四回市和牛共進会▽壱岐島健康大学が閉講▽市民病院整形外科・常勤医師二人体制へ(来年四月から)▽NHK地上デジタル岳の辻から放送開始(十二月一日)―などなど、多様なニュースを掲載してきた。
 読者の皆様には、それぞれに今号のこのコーナーや二面でピックアップしたニュースの他にも感動、驚きなど印象に強く残ったものや大切にしておきたいこともあるかと思うが、七十回―一年間の発行は、まさに、本紙を愛読している市内外多くの読者からの激励、指導、本紙への愛着に支えられての賜ものであり、来年の新聞づくりに対しその想いを深く受け止めて、毎号の発行に活かし取り組みたい。
 読者の皆様に心から感謝し、来年二〇〇九年が皆様にとって喜び多き一年となることを祈念して、本紙の二〇〇八年ラストの社説としたい。ご愛読、ありがとうございました。

○ひとしずく

郷ノ浦町出身で二十六歳の男性記者が年を重ねるごとに育ち、今年はこれまで以上に助けてもらいながらの一年間で、多くの先輩たちや読者の皆様から届く激励の声に力を得ての発行でもあった▼その一年間、取り上げるニュースを、在るまま、起きたままにとらえ、情報をゆがめることなく冷静に発信できたか。そのニュースの奥底に流れる様々な関係する人々の感情、情実に流されるようなこと、偏向し煽ることなどなかったか。無理な取材、報道をすることなく、新聞づくりができたであろうか―などと、この一年の最終号に向かい思う▼例年のことではあるが、「脳障害をしている」と語る友人の言葉「人は愛を全身で表す。言葉は人間として生まれたからには重要な付属品。言葉を持つことにより、愛はますます高まった。私にとって言葉は世界そのもの、文字を綴(つづ)ることにより、言葉は愛へと変わる」を、常に抱きながらの一年であったか問い、来年もこの言葉を胸に与えられた役割を果たしたい▼今年もあとわずかとなった。壱岐でもカゼが流行り出しているようで、周囲にも鼻をグスグスとさせていたり、セキをしたりする人たちが増えてきた。これからの時期、帰省などにより交流人口が増えて、社会に気忙しさが募る。元気で無事にこの一年を送り明るい新年を迎えたい▼それでは読者の皆様、佳きお年を!

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2008年12月16日号 第4490号 

12月16日号 ―主なニュース―

○フェリー運賃の補助を検討 ―住民登録者の帰省に、市―

 白川博一市長は十日、本市に住民登録をしたまま市外に住む人を対象にしたフェリー運賃の助成を行いたい考えを示した。
 同日開かれた本市議会本会議で、補正予算案に対する質疑に応える形で明らかにした。住民登録者の減少による税収減の抑制、Uターンを促すのが狙いで、今後、検討会を開き対象者数など調べる運び。

〇法務省人権擁護局長賞など受賞 ―箱崎3年、山本真奈美さん―
 ―中学生人権作文コンテスト―


 第二十八回・中学生人権作文コンテストの審査結果がこのほど発表され、本市から箱崎中学校三年、山本真奈美さんの作品「命」が、県で最高位にあたる県人権擁護委員連合会長賞を受賞。続いて出品された全国審査でも法務省人権擁護局長賞を受賞した

○社説 2008年を象徴する漢字「変」に

 師走恒例のイベントとなった、その年の世相を漢字一文字で象徴する「今年の漢字」に十二日、京都市、日本漢字能力検定協会が公募した応募総数十一万千二百八通(過去最高)の中から、五・四%を集めた一文字・「変」が決まった。二位は「金」(三千二百十一通)で、三位・「落」(三千百五十八通)、四位・「食」、以下「乱」「高」「株」「不」と続いているという。
「変」を選んだ理由として、▽日本の首相が短期間で交代し、アメリカの次期大統領には変革を訴えたオバマ氏が決まった▽株価が暴落したことによる世界経済の大変動▽物価の上昇による生活の大変動、加えて来年はいい年に変えたい―との気持ちを込めたものもあったとされ、清水寺の森清範貫主(かんす)が縦一・五メートル、横一・三メートルの和紙に、「変」の字を揮毫(きごう)した。
 壱岐が平成十六年三月に壱岐市としてスタートして五年目の今年は、初代市長が任期満了による市長選挙で変わり、二代目市長の市政がスタート、壱岐市のスタイルが徐々に変化する再創造のプログラムが動き始めそのプロセスに在り、社会全体が混沌として不透明感や閉塞感がより一層増してゆく中で、壱岐市づくりの主役・島民一人ひとりにも、「考える」から「前向きな決断」と、「行動」が望まれるという”変化の波”に洗われる年となったのではないか。
 その波はこれからさらに強さを増し、この島に打ち寄せて来よう。そうなるとずい分以前、壱岐が市となるためにいわれ続けた”一本化”、市民皆が”心ひとつ”に市政に対峠し、それぞれの立場から考え、自分の内外に行動を起こすことで参加し続けるという、島づくりへの内発的なうねりの芽を生み育てることができたであろうか。その成長の今後につながっていくであろう動きが、あちこちで少しづつ伸びてきていると意識される機会が増えている。その前向きで小さな兆しが、たくましさを増してより確かにとらえられるものへと成長するよう願わずにはいられない。
 変わりゆく姿―変化することを過度に恐れることはないはず。何ひとつ変化しないものはないし、みなその瞬間瞬間に変化し続けており、”これを体験するぞ”といった大きな設定の中で、それぞれの何か・選択を選び直すことも一つに素晴らしいこと。それによる責任は伴うが自由である。このところの「変」=変化は、「寄らば大樹」型の時代の選択が、個々の知恵を基に響き合う人々によるコミュニティ―・社会づくり、新たな時代への変化の表れでもある。

○ひとしずく

さくに切り分けられ、できるだけ均一な厚さの冷凍マグロの赤身二パックをスーパーで買い、表面を焼いてタタキ風にして、久しぶりに母や友人と一緒に食べた▼カツオのタタキとほぼ同じで、たっぷりの刻んだ小ネギと細切りの青ジソにポン酢をかける前に、まずスライスしてサラダオイルか太白のゴマ油に漬けておいたニンニクをオイルと一緒にのせる点がこの料理のポイントで、友人が持ってきた赤ワインと焼酎で食べた。安価なマグロだったが旨かった▼最近はブームもあってか、壱岐でも味わいの濃いマグロの赤身などが食べられるようになってきたことは、自分のようにマグロ好きな人たちには、何とも堪えられないことであるが、メバチマグロの漁獲量削減を協議するため、韓国で開かれた中西部太平洋まぐろ類委員の年次総会で、漁獲量を来年から三年間で三〇%の削減に合意したという▼メバチマグロは比較的に安価であることから需要が多いとされ、その削減は値段の上昇にもつながる可能性もあるというから困ったものである。が、その点壱岐に住んでいると、安価でもいろいろと新鮮で滋味豊かな魚貝類が多く、先日、郷ノ浦のすし店で食べたカツオの刺身は見事で、驚くほどの味わいがあり、一人で片身くらいは食べたのでは?▼まさに恵み大き壱岐の海に乾杯、感謝。

2008年12月11日号 第4489号 

12月11日号 ―主なニュース―

○岳の辻から放送開始 ―NHK地上デジタル―

 十二月一日から地上デジタル放送のNHK郷ノ浦局(岳の辻)の放送が開始された。

○新春に200本のサクラ植樹ヘ ―初代会長に長田市商工会長―
 ― 『島さら・壱岐』発足―


 壱岐の島が誇る「壱岐山桜」について考え、本島に一万本の桜を植樹することを目標とする「一万本の桜・プロジェクト」を推進するなどの活動に取り組む組織「島さくら・壱岐」がこのほど、市商工会・長田玄一郎会長を初代会長に設立された。
 島さくら・壱岐は六日、(財)日本さくらの会から来年一月十八日、郷ノ浦港フェリーターミナル近くの山に植える予定のヤエベニシダレ、ベニユタカなど七種類二百本の苗木が市に届き、同町、ホテル太安閣の畑で、日本さくらの会・松沢七海司氏の指導で仮り植えを実施した。

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写真中央・松沢氏の指導で仮り植えをする島さくらの壱岐の会員

〇自由表発で壱岐3年河村さんが優勝 ―準優勝に2年・川村さん、浦さん
 ―九州・山口高校生中国語スピーチコン―


 第七回九州山口地区高校生中国語スピーチコンテストが十一月二十二日、大分県別府市、立命館アジア太平洋大学で開かれ、本市から初出場した壱岐の中国語専攻の三年、河村萌さんが自由発表の部で優勝するなど壱岐高生徒が活躍した。
 コンテストは暗唱、朗読、自由発表の三部門が行われ、それぞれ約二分程度の朗読を行い、発音、声量、流暢さ、表現力などで総合的な審査が行われ、審査の結果、河村さんのほか、同じく自由発表の部で川村明人くん(二年)、朗読の部で浦志穂美さん(同)がそれぞれ準優勝に輝いた。

○社説 第60回「人権週間」に

 最近は子どもたちへの暴力や虐待、殺人など驚くべきニュースが、マスコミをみぎわせない日はないほどで、いったいこの国はどんな方向に向かって進んでいるのかと、不安を感ぜずにはいられないような事が、情報のスピードが早まり伝達方法も多様化して、よりセンセーショナルな取り扱われ方をしているようにも思われる中、増えてきているのではないか。
 これからまだまだ多くの喜びや悲しみを知り、感動の体験などを通して、人生の彩をより豊かに生きていこうとする子どもたちはもちろん、恋人や妻、家族らの心身を傷つけたり果ては命を奪うなど、加害者の側にそうせざるを得なかったいかなる理由があったとしても、当然許されることではない。
 テレビ番組で昨晩、インドの極貧にあえぎ、死が近まる人々らを支え助けとなり、一九七九年・ノーベル平和賞を受けたマザー・テレサが、その授賞式でスピーチを前に、集まった出席者たちに「共に祈ろう」と呼びかけ、「神よ、私をあなたの平和の道具としてお使いください。憎しみのあるところに許しを、争いのあるところに平和を、疑いのあるところに信仰を、絶望のあるところに希望を、暗闇のあるところに光を、悲しみのあるところに喜びを蒔かせてください―愛されることよりも愛することができますように―」などとする「聖フランチェスコの祈り」を唱える姿を観た。
 なぜ今、マザー・テレサを取り上げたのか。現在のそうした事件が多発し、格差が広がる一方の世相の中で、その祈りに溢れんとする精神の美しさを、現代の聖女といわれたマザーテレサの姿を通して感じ、命の尊厳、人の存在とありようなど、真摯に見つめ直していくその過程の中に、それぞれの、また、その時の、何らかの方向性や新たな考えが見出され意識されて、小さきものたちが生かされるような明るい社会づくりへとつながれば―との、番組としての意志があったのだろうか。
 今年で第六十回目の「人権週間」が四日から、「育てよう一人一人の人権意識~思いやりの心・かけがえのない命を大切に」と、「人権擁護デー」の十日まで実施され、大切な子どもたちや女性、社会的に弱い立場にある人たちを、言葉や殴る蹴るの虐待、性的な暴力などから守り、社会が次代を担う人々を育てゆくため、一部の人々を”大勢と異なる”と差別するような風潮は改め、正義という言葉を振りかざすような出来事には注意して、人権=命の尊厳=を常に考えながら、まち~市~県・国づくりをと思う。

○ひとしずく

本紙の広告欄にも贈答用に壱岐産の焼酎や日本酒を利用するようにアピールするものが出るなど、二十四節気の一つ「大雪(たいせつ)」も七日に過ぎて、“年末気分”が高まってきた▼クリスマスのイルミネーションも輝きを増してきたように、その気分の盛り上がりのせいか感じられる。スーパーなどでは、新年に向けての気忙しさが募ってきているようだが、アメリカのバブル崩壊が引き金を引いた世界同時不況の波が、今後この壱岐に、どのような影を落としてこの年が往き、新年を迎えるのだろうか▼そんな中で、(財)日本のさくらの会からサクラの苗木二百本が本市に届いた。同会の松沢七海司氏の指導で仮り植えされたが、松沢氏のサクラへの愛、情熱は驚くばかりで、本当に“アメージング”という言葉がしっくりくるような力を発揮して、植樹の候補地の確認から仮り植えまでを、先日の雪が舞う強い寒波の中でスピーディーにこなしていた▼その愛と情熱が松沢氏と「島さくら・壱岐」を結びつけ、サクラによる壱岐の島のふるさとづくりや地域の活力創出へと発展していく様子がイメージされ、その体験を設定すると実現していくプロセスが、はっきりと見えてくるよう▼花散らしを皆でできる頃が今から待たれ、新年に向けて明るく素敵なニュースである。

2008年12月5日号 第4488号 

12月5日号 ―主なニュース―

○子牛の総平均40万円割る ―景気後退響く、市農協12月子牛・成牛市―

牛市

市農協の十二月子牛市が一日と二日、成牛市が三日、芦辺町、家畜市場で開かれ、子牛市は総平均価格が三十九万五千五百六十五円と、平成十五年十月市以来、四十万円を割り込んだ。
 子牛市には、前回十月市より九十九頭多い八百六十二頭が入場。そのうち八百五十一頭で取り引きが成立し、総販売額は前回市に比べ二千百七十三万七千百円上回る三億三千六百六十二万五千八百円となったが、平均価格では特にメス(三百七十五頭)で、前回を三万九千六百十九円(一〇・五%)下回る三十三万八千百八十四円と一割強の価格低下となった。
 一方、成牛市には百五十七頭(同九頭減)で取り引きが成立。妊娠牛(八十二頭)で平均価格二十九万四千二百八十二円と、前回市を三万九千五百六十二円(一一・九%)下回る落ち込みがあったが、それ以外の未経産、経産、初妊牛などは前回並みの結果に落ち着いた。

○社説 飲酒運転根絶宣言

 師走・十二月に入り忘年会など何かと飲酒の機会が増える時期となったが、壱岐酒類販売協同組合、壱岐小売酒販組合とその青年会、壱岐酒造組合が五日、飲酒運転の根絶と合わせ、未成年者の飲酒防止の宣言式を行った。
 宣言は、消費者に対し酒類を供給する立場の団体として、飲酒運転や未成年者の飲酒が社会問題となっていることを深く認識し、飲酒運転の根絶のため▽飲んだら乗らない▽乗るなら飲まない▽飲んだ人には運転させない。未成年者の飲酒防止には▽未成年者には、酒を売らない、飲ませない―その徹底と積極的な取り組みで、安心・安全な社会環境づくりを目指した活動を展開する―の内容で、宣言式後に郷ノ浦町で街頭キャンペーンを実施した。
 交通事故のない安全で住みよい郷土を―と十六日から二十五日までの十日間、県交通安全推進県民協議会主唱の年末の交通安全県民運動が「広げよう どうぞの気持ちと車かんきょう」をスローガンの下、一斉に実施され▽飲酒運転根絶▽高齢者交通事故防止▽すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底―の三項目を運動の重点に、市(県)民総参加による徹底した交通安全への取り組みがアピールされる。
 最近は本市でも、道交法の改正もあり、飲食店で飲酒運転かな?と思わせるような人たちは、だいぶ減ってきているように感じられるものの、時々”この人は”と思える人、場面に出くわすことがある。こうした人たちは、飲酒運転の常習者で、自分は大丈夫、酒で運転を誤ることはない―などと、普段から飲酒して運転することに罪の意識などないのだろう。極端かもしれないが、まず、飲酒運転に心当たりがある人は、アルコール依存症を疑ってみる必要があろう。
 壱岐署管内の本年の交通事故(人傷)発生件数は十一月末現在、発生四十四件、傷者五十四人、死者二人となっており、飲酒運転による検挙数は四件。事故を起こしてからでは当然取り返しはつかないし、そのことで被害者はもちろん、家族らにも大きなショックを与える。年末の交通安全運動スローガンの示す通り、思いやる心、ゆとりある運転が肝要であり、その心が事故のない安全な交通社会を目指す活動の鍵ともなっていようし、冒頭で記した飲酒運転根絶宣言などを機に、自分の交通安全への姿勢など再度見直して、それぞれの新たな行動へとつなげたい。
 本年も残すところ一カ月を切った。事故など十分に注意して明るい新年を迎えたいものである。

○ひとしずく

寒グロ、マダイ、ヒラス、ブリ、カサゴ(アラカブ)など、魚がメインのものから地ドリやカモ、牛肉、豚肉などを使ったものなど、寒さが意識される最近は、鍋料理のシーズン本番である▼そろそろあちこちから寒グロの便りも届きだし、しゃぶしゃぶやちり、キムチ味のものと、その味が強く思い出される頃となったが、鍋料理は一人で食べるより気の合った仲間か家族で囲む方が、もう一つのうまさがプラスされるだけに―▼この日曜日・七日午前十一時から午後三時まで、「アジアの食の祭典 からつ鍋まつり」が、唐津市、唐津競艇場で開催される―旨のチラシを、郷ノ浦の商店街にあるハンバーガーショップで見つけ、食いしん坊の自分としては”是非”と思いそのチラシを手に取った▼韓国や中国からの参加もあり、チゲ鍋やギョウザ鍋、地元のアジのすり身鍋、ちゃんこ鍋、しし鍋、くじら鍋、みつせ鶏鍋など三十種類を超える鍋料理が三万食も用意され、「売り切れごめん」とチラシにあり、新たな鍋のメニュー、ヒントを発見できるかも―、出掛けてみたい▼この鍋まつりには、参加者によると、毎年五万人程度の人出があるというからその規模の大きさがわかる。少々悔しい思いもするが、機会は平等であろうから、心を合わせ目標を定めてプロセスを築けさえすればと思う。

2008年12月1日号 第4487号  

12月1日号 ―主なニュース―

○人工透析施設の拡充など陳情 ―白川博一市長に壱岐腎働会―

 人工透析治療を受ける患者の会「壱岐腎働会」(野本勇次郎会長)は二十五日、市役所を訪問し、市民病院の夜間透析の受け入れと透析施設拡充の早期実現を求める陳情書を一万千七百二十八人の署名とともに白川博一市長に手渡した。

腎働会陳情
白川市長に陳情書を手渡した壱岐腎働会のメンバーら

○第5回大会覇者に湊マリーンズ(唐津市) =石田クラブが準優勝=
 ―壱岐市長旗争奪・玄界灘少年軟式野球―


 壱岐少年軟式野球連盟主催の第5回壱岐市長旗争奪・玄界灘親善少年軟式野球大会の決勝戦、3位決定戦が29日、芦辺町、ふれあいグラウンドで行われ、湊マリーンズ(唐津市)が8―0で石田を破り、初優勝を飾った。3位は勝本、4位は霞翠。

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優勝した湊マリーンズの攻撃

○『県民の警察官』を受賞 ―壱岐署志原駐在所・外尾敦巡査部長―

県民の警察官

 県民生活の安全、安心を守るため日夜、活躍する県警察官を顕彰する県警察官友の会連合会(久保博之会長)の本年度「県民の警察官」に壱岐警察署志原駐在所勤務、外尾敦巡査部長(45)=写真=が選ばれた。

○社説 師走の入りに

「地平天成」―国の内外はもちろん、天地に平和がもたらされることを願い動き出した平成の二十年目、二〇〇八年もいよいよ今日から十二月、その一年を締めくくるラストの一カ月間を残すばかりとなった。
 気象庁の今月から来年二月までの三カ月予報では、今月は寒さが厳しくなる恐れもとあったが、師走の入りを目前に冬型の気圧配置が強まり、その予報をまさに裏付けるような天候が続いているが、これからは”冬将軍”の襲来で寒が締まり、冷たい季節風が吹き荒れてシケ模様となる日もあり、それが壱岐の師走の天候でもあろう。
 最近は商店街などで、クリスマスムード、歳末商戦のムードを盛り上げるためのイルミネーションが、目につくようになってきた。本紙でも歳暮や忘・新年会の広告が掲載され出して、朝晩の冷え込みも手伝っているのか、徐々にではあるが年末ムードが高まり始め、また本年も大晦日に向い毎日が何かと気忙しくなってくる。
 本紙の今年の発行も一日、五日、十一日、十六日、二十二日と、今号を含めて五回を残すばかりとなった。いよいよ二〇〇九年の元旦号づくりに向けて県知事や市長、県議、壱岐出身者の集いの代表者らによる年頭のあいさつ、企画記事、広告などの準備をスタートさせ、追われる時期の到来である。日刊紙でもフィギュアスケートのNHK杯・女子の記事が大きく扱われるなど、様々に季節感が出てきているよう。
 一九九五年から毎年年末になると、その年の世相を漢字一文字で表し、京都市、清水寺の貫主が揮毫して発表されるが、今年はどんな一文字で表されるのか今から楽しみであるが、本紙は元旦号の一面に、壱岐美術協会・福田敏会長に今年の一文字を書いてもらい掲載している。本年は「誠実」「誠意」「誠心」「誠直」「誠道」でありたいとの願いを込めて書かれた「誠」の一字を載せた。
 はたしてこの十一カ月間、この壱岐の島では、この字に照らして個人はもちろん、家族、地域、事業所、団体、市など、どういった状況にあったであろうか。ここまでのプロセスを見直して残る一カ月間に反映させ、この一年間を快く終え、新たな一年を迎えたいものである。
 それにしても今年は、アメリカのバブル崩壊の影響がすさまじく世界的に難しい状況に入り、社会の先行きへの不安が高まってきているものの、社会の新たな段階に向かう兆しも、その一方で壱岐でも意識される。福田氏の元旦号の書・誠が示す通り、個人も社会もその一字を胸に刻み直し、この師走を送りたい。

○ひとしずく

昨日の晩は金星と木星、そして霜月の三日月が、西の空に何とも美しく輝いていた▼一昨日・二十九日の夜は、郷ノ浦町、文化ホールで、真夏の壱岐を舞台に、幼い男の子が母の死を通して感じる情景―生と死をテーマに、主役の男の子はじめ多数の市民が出演して撮影された短編映画「閃光」(内村勇樹監督)の上映会があった▼上映後のあいさつで、画家・濱英二さん(郷ノ浦町)が語った「満天の星、毎日見てきた壱岐の自然が映画」の言葉を実感するような、昨日の木星と金星、月の見事な夜空のシーン、遠く山梨県に住む友に電話をかけたほど▼その映画の中に見た風に揺れる稲、水田の不思議にも思えた初めて見る造形、樹木が繁り覆いかぶさり、日の当たる通りとのグラデーションは、映画全体を通してのテーマを象徴的に表していたように思われ、壱岐の自然空間にある異次元のようにも感じられるシーンがまた、そのテーマを表していたのだろうか▼美しい映像は、パリ在住のカメラマンと監督の素晴らしさだと思うが、見慣れた普段の島の自然が感じ方によってこんなにも新しい表情を見せてくれるものか―と驚いたし、そこに発見があった▼同じ光景をとらえているはずなのに―とも感じ、この映画がドイツの短編映画祭で、賞を受けた理由が少しだけわかったような気がした。

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