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2008年6月26日号 第4456号 

6月26日号 ー主なニュースー

○4支所1出張所体制への方針固まる ー総販売高54億6776万5千円ー
 ー市農協第43回通常総代会ー


農協総代会

 市農協(吉野誠治組合長)の第四十三回通常総代会が二十日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ、本年度基本方針、役員改選など全十六議案を原案通り承認した。
 同組合の十九年度販売高は、対前年度九千四百五十八万四千円(一・七六%)増の五十四億六千七百七十六万五千円で、子牛が二十六億六千三百四十七万円(同六千五百四十万八千円)増、成肉牛他が十二億千八百三十六万五千円(同一億二千二百八十五万七千円)増と全体の約七割を占め、畜産が総販売高を押し上げる傾向が進んでいる。

○『壱岐市観光協会』誕生へ ー7月1日に設立総会開催ー

 市観光協会の設立総会が一日午前十時から、郷ノ浦町、文化ホール中ホールで開かれる。  
 本市の観光協会はこれまで、壱岐、勝本、石田の三観光協会があったが、組織強化と一層の観光事業発展を図るため、三年余りの協議を経て今月二日、各協会長により合併協定調印が行われた。
 総会では市観光協会の規約や本年度事業計画案、予算案、役員選出など四議案が審議される予定。

〇松永安左エ門翁を飾り付けた山笠 ー7月1日~14日まで展示西鉄ソラリアプラザー

 福岡市、西日本鉄道(株)は来月一日から十四日までの博多祇園山笠期間中、同市天神、ソラリアプラザ一階・イベント広場に、松永安左エ門翁の飾りがある博多祇園山笠「十一番山笠ソラリア」を奉納、披露する。
 朝まだ明けやらぬ博多の街中を、飾り山笠をしめ込み姿の男たちがかつぐ姿が勇壮な日本を代表する夏祭り・博多祇園山笠は、櫛田神社にまつられるスサノウノミコトに奉納される祇園祭のひとつで、国重要無形民俗文化財「櫛田神社祇園例大祭」からそう呼ばれるようになり、七百年の伝統を誇る。
 機会ある市民ら他数の鑑賞が望まれている。


〇今年も「AA」の水質 ー本市の主要4海水浴場などー

 県はこのほど、過去三年間の年間利用者数が概ね一万人以上の県内二十五海水浴場を対象に、遊泳前の五月中に実施した水質調査の結果をまとめた。
 発表によると、本市の海水浴場を代表し、市民はもちろん、毎年大勢の観光客が訪れる石田町の筒城浜をはじめ、大浜、錦浜、勝本町の辰ノ島の四海水浴場は、今年もいずれも良好な「AA」で、ふん便性大腸菌群は検出されなかった。

ウィンドサーフィン
梅雨の晴れ間に大浜海水浴場でウインドサーフィンをする若者

○社説 次の世代につながる支援策を

 石油輸出国機構(OPEC)加盟三十五カ国はこのほど、サウジアラビアで「産油国、消費国閣僚会合」を緊急開催、サウジアラビアが増産し将来的に現在の一・五倍の日量にする用意があると表明した。これは、最大の産油国として、長期的に原油の供給に支障がないことを明確に示し、原油価格の沈静化を図る狙いがあるという。
 原油高は、投機マネーの流れ込みやアメリカ・サブプライム住宅ローン問題が深刻化した昨夏から高騰に拍車がかかり、その結果、何から何まで値上がりしない商品は無いような状況を様々に引き起こし、地球温暖化による干ばつや洪水による不作、有限の資源・石油の埋蔵量に対する不安、温暖化対策の一環による穀物を使ったバイオ燃料増産などから、食料危機の時代に世界が入っていることをも浮き彫りにし、我が国では、食糧自給率の向上、食料の確保、農政をめぐり、これまでの国の方針に対して、見直しを求める声もあちこちから上がり出している。
 そうした中で、本市の五漁協は十八日と十九日の両日、操業の厳しい現実を知ってもらいたいーと、全国イカ釣漁業協議会の方針に合わせ、イカ釣り漁の一斉休漁を実施した。休漁日初日には、自民党の離島振興委員会の座長・宮路和明衆院議員と離島産業小委員会の委員長・谷川弥一同議員ら四人と国交省などから十九人が対馬に次いで来島、芦辺町、離島センターで、農・漁業などの関係者から、燃油価格の高騰に伴う”生の声”を聞く意見交換会が行われた=既報=。
 壱岐、対馬の窮状を受け一行は十九日、自民党の国会議員八十人が出席して開かれた水産部会(議題・燃油高騰対策について)で、宮路座長が壱岐・対馬の漁業者の窮状を報告、青木幹雄参院議員が「今日の水産業がおかれている状況は激甚災害に値する」と発言、大島理森国対委員長が、来週(現今週)中には対応策をまとめるよう水産庁に指示したという。
 さらに宮路座長、谷川委員長ら、今回壱岐、対馬を訪れた離振委役員の四人は、総理官邸に福田康夫総理を訪ね、現状の支援策では、すべての漁業者を救うことはできない。次の世代につなげ育てられる水産業となるような支援策、早急な対応をーなどと意見交換し、福田総理から「自民党でその支援策をまとめてくれれば応援する」の約束を取り付けたという。
 出漁すれば赤字、生産しても収益が上がらないような一次産業から抜け出せ、何とか先にも記した通り、次の世代につながる支援策、施策をと思う。頑張れ壱岐、日本の一次産業。

○ひとしずく

「マスター・オブ・サケ・テイステイング」は=(利き酒マイスター清酒)=日本醸造協会=の称号を、壱岐焼酎協業組合・清酒「心意気」醸造元の杜氏・石橋福太郎さんが得た▼今回マイスター取得は、日本醸造協会のセミナーに参加、二日間(1)においの識別(2)アルコール度数の順位(3)日本酒度の順位(4)甘みの識別(5)酸味の識別(6)味の濃淡・甘辛の識別(7)香気特性の記憶と識別(8)タイプ別清酒(9)特徴ある市販酒の利き酒ーの九項目を実習し、参加者中二番の成績を修めたことによるものだそう▼以前はよく日本酒が好きで、その時々の料理に合わせやすいこともあり、将棋の駒で有名な山形県天童のメーカーのものをよく飲んでいたが、石橋さんが二、三年前から杜氏を任されるようになってから、少しずつ甘口から辛口へと味を移行させてきたという壱岐の日本酒・心意気を近いうちに楽しみたい。特に今年の吟醸酒の出来は素晴らしいという(来月発売予定)▼基本的に人肌程度に燗(かん)をつけて飲むのが好きで、旬の魚の刺身や焼き魚、冷ややっこ、さっぱりとした漬け物など肴に一杯ーというのが自分流?なのだが、今秋には日本酒の中で一番好きな純米酒が仕上がるというので、石橋さんの”心意気”と合わせ、是非ともその味を利いてみたい▼石橋さんのモットーは「気をゆるし手を抜かないこと」。

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2008年6月20日号 第4455号 

6月20日号 ー主なニュースー

○燃油高騰の打開策を! ー自民党離振委・宮路座長ら19人来島ー
 ー漁協・農協代表者らと意見交換ー


 燃油価格の高騰に伴い、市内五漁協は十八日と十九日の両日、全国イカ釣漁業協議会の方針に合わせ操業の厳しい現実を知ってもらおうーと、イカ釣漁の一斉休漁を実施した。
 休漁初日の十八日には、自由民主党離島振興委員会(座長・宮路和明衆議院議員)の議員ら視察団十九人が来島し、芦辺町、離島センターで燃油高騰の影響を受ける地元漁協や農協の代表者らと意見交換を行った。
 会場では意見交換会を前に、一行の到着に合わせ漁業者約百人が「水産業支援をお願いします!」「燃油経費に補填を」「私たちの苦しみに打開策を」などと書かれたプラカードを掲げ、「お願いします!」と窮状を強く訴えた。

漁業者
プラカードを手に自民党離振委に窮状を訴える漁業者

○延べ約60万9000人が来島 ー平成19年・観光統計(速報)ー

 県観光振興推進本部は十七日、平成十九年度の観光統計(一月~十二月)について速報版を発表した。
 本市の観光客延べ数は、六十万八千九百五十二人で、前年に比べ五千百七十四人(〇・八%)の減。日帰り客は七万八千八百九十三人(同七百九十七人、一%減)、宿泊客延滞在数は五十三万五十九人(同四千三百七十七人、〇・八%減)となっている。その中で平成十九年の一人一日当たりの観光消費額は、宿泊客は三万五百七十六円(対前年九七%)、日帰り客・一万五千二百六十六円(同)。

○相撲団体Aは箱崎が優勝 ー陸上では4人が大会新ー
 ー市中体連・陸上、相撲大会ー


 市中学校体育連盟(辻川孝行会長)など主催の市中体連「陸上・相撲競技大会」が16日、今年も陸上は那賀中学校グラウンド、相撲が箱崎中学校相撲場で開かれた。
 陸上では、共通男子砲丸投げで石田3年の長岡雄くんが10メートル18センチ、武生水2年の後藤綾太くんが9メートル35センチを投げて大会新記録を樹立。長岡くんの記録は、平成18年に県中体連で記録された本市の中学生記録(9メートル38センチ)も上回る記録となった。
 また、1年女子800メートルでは武生水の石橋愛菜さんが2分33秒1、3年の同じく800メートルでは鯨伏の白川愛結美さんが2分29秒1でそれぞれ大会新記録をマーク、白川さんの記録も同16年の県大会で記録された本市中学生記録(2分32秒48)を更新した。
 一方、相撲では、県中総体への出場チームを決める団体戦Aの部に渡良、石田、武生水、箱崎、田河、勝本の6校が出場、同Bには那賀を加えた7校が出場。それぞれ総当り戦が行われ、団体Aは箱崎が5戦全勝、同Bは田河が6戦全勝でそれぞれ昨年に続き優勝した。

中体連(陸上)
力強い走りを見せた男子1500メートル走

中体連(相撲)
仲間の応援を背に熱戦を展開する選手たち

○市長が「循環型島づくり宣言」 ー18議案可決本市議会6月定例会閉会ー

 本市議会六月定例会の最終日は十九日に開かれた。この議会では総額十八億九百万円からなる本年度一般会計補正予算案など十八議案を原案通り可決、陳情、要望、同意各一件と諮問二件を了承、採択した。
議会閉会のあいさつで白川市長は、ゴミ・し尿処理計画について「一部、誤解を招いた点がある」とした上で、「でき得る限りの循環型社会を工夫し育て、“自給自足のできる島”という理想を現実のものとして追い求める決意をする」などとする市循環型島づくり宣言を行った。

〇マグロの解体実演・試食も ー勝本小・地域を知る体験学習ー

マグロ解体

 勝本小学校(九野坂光男校長、百六十三人)は十四日、「長崎っ子の心を見つめる教育週間」にちなみ、「地域の産業『漁業』を知る体験活動」を行った。
 市水産課と勝本漁協の協力により、本年度で三回目の同体験活動では、一~三年生が漁船に乗り込み稚魚の放流を体験、四~六年生はイカ干し作りにチャレンジ、この日は同漁協に水揚げされたマグロの解体実演のあと試食もあり、参加した児童百十人は大きな歓声を上げ、体験活動を楽しんでいた。

〇壱岐が1学級減り5学級へ ー平成21年度公立高校募集定員ー

 県は十八日、平成二十一年度公立高等学校、県立中学校の生徒募集定員数を発表したが、壱岐は(普通科)で一学級(四十人)の減となり、五学級(二百人)となることがわかった。県内全体の全日制では八学級三百二十人の減。定時制、通信制は増減なし。

○社説 社会を明るくする運動

 来月七月は、法務省主唱の「社会を明るくする運動」強調月間で、「犯罪・非行の防止と更生援助のため、地域住民の理解と参加を求める」を重点目標、「防ごう犯罪と非行 助けよう立ち直り」を統一標語に全国一斉に実施される。
 今年で五十八回目の社会を明るくする運動=社明運動=は、壱岐でも実施委員会により実施され、一日に市内の各町を巡回する広報活動、恒例の市内中学生による社明弁論大会が七日午後一時半から、勝本町、文化センターで開かれる。
 戦後間も無いころ、貧困からくる子どもたちの非行が大きな社会問題となり、この状況を見兼ねた東京・銀座の商店の人たちが昭和二十四年、犯罪の予防と少年保護をアピールするフェアーを行ったことをきっかけに、昭和二十六年に社明運動は始まり、現在ではそれぞれの立場、地域で力を合わせた様々な関連イベントが各地で毎年実施され、地域の犯罪や非行を抑止する力を推進するため、地域住民の連帯、誰もが参加できる犯罪予防活動の展開、犯罪や非行に陥った人たちの立ち直りを助けることへの理解と協力を訴えるーと行われている。
 幼女四人連続誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚の刑が執行されたが、インターネットで相手を探し一緒に自殺したり、そこに孤独感や疎外感を頻繁に訴えた加藤大智容疑者による東京・秋葉原無差別殺人事件などテロのような犯罪からいじめーと、理解できない事件、犯罪が、近年マスコミをにぎあわせ、その異常に少しずつ馴らされているような現状は非常に恐ろしい。
 社明運動がスタートした終戦当時は、社会が様々に飢えていたことを原因に、非行、犯罪が横行ーとされる。しかし社会は今、物質的豊かさを象徴にどんな時、局面でも、利益を最優先させるといった人々のスタイルをよしとし、間違いを改めることなく進んだ末、現在の貧困を生じ、非行、犯罪の温床をつくり、命を理解できない人々を生み、そうした事態が発生しているのでは。やはりネックは、より人為的な貧困ということになろう。
 日本もいよいよ食料危機の時代に目に見えて入った。それでも一部のテレビ番組やそこで見る大都市の様子は、そのギャップをごまかすように放送され、食料が兵器に代わるものであること、拡大する格差、貧困から見失われる心ーと、目に見えない大切な部分の成長を横に置いてきた結果がそこにはある。
 まずは、次代を担う人たちの心や目に見えない部分を、従わせるのではなく、如何に育てるかである。ということは、大人とされる人それぞれの在り様が問われているのである。

○ひとしずく

確か「走者になることは夢。その大きな夢はいつかかなえられると信じ、あちこちでその夢について話し練習も積んできた」といったコメントだったように思う▼昨日の朝、今夏の24時間テレビ(八月末)のチャリティーマラソンのランナーに選ばれ、「グー」と親指を立てるギャグで人気のエド・はるみさんが、突然の報告を受けた時のそれである▼最近、夢の実現ー自己実現に関連した本が多数出版されているが、このエドさんのコメントにはそのすべてが集約されているのでは。「例えば最高の自分に対する明確な夢(ビジョン)を持ち、それがかなうことを信じて疑わず、実現に向かい様々に行動を起こし備えておく」これは、ずい分以前から使い古されているような言葉ではあるが、まったくその通りにエドさんの夢が実現した格好▼その時にエドさんは涙をにじませて、とてもうれしそうにその実現を受け止めていた。番組で「今回、もしかすると自分が指名されるのでは」と不安を抱いていたアナウンサーは、ホッとした表情でエドさんにインタビューしていたが、その落差がとてもおもしろく観えた▼はたして、その言葉は、知識として眠りについていた部分に響き、そうした夢・ビジョンを描き、実現を信じて前向きな行動をスタートさせた。その実現が今から楽しみなのはー。

2008年6月16日号 第4454号 

6月16日号 ー主なニュースー

○公約実現に厳しい指摘も ー14議員が登壇本市議会一般質問ー

 本市議会一般質問が十二日と十三日の両日に行われ、合わせて十四議員が登壇した。白川博一市長就任後初の一般質問で、市長の公約に関する件や今後の施策についての質問が多く出された。

○離島地方局と市庁舎共同化へ ー道州制見据え来年度からー県ー

 県はこのほど本市・対馬・五島の離島三市について、各地方局と市庁舎を来年度から共同化したい考えを明らかにした。道州制を見据えた措置という。

○来年から離島でも実施へ ー大学入試・センター試験ー

 県内大学・短期大学理事長・学長会(会長・齋藤寛長崎大学学長)は十二日、来年一月実施のセンター試験から、本市、対馬、五島の三市と新上五島町の四離島にも試験会場を設置することを決めた。

○小型ポンプ石田第2分団3小隊、勝本第7分団がV
 ーポンプ車操法は勝本第7分団優勝ー
 ー消防ポンプ石田勝本地区大会ー


 市消防団の消防ポンプ操法大会の石田、勝本両地区大会が15日、1日の芦辺地区に続き芦辺町、離島センター裏、操法訓練場で開かれ、消防精神みなぎる大会となった。
【石田地区】
▽小型ポンプ操法(1)第2分団第3小隊(山崎、指揮者・脇田亘、1番員・脇田良司、2番員・江口亨、3番員・田中清誉、補欠員・赤木義英)(2)同第2小隊(筒城)(3)同第1小隊(石田)
【勝本地区】
▽同(1)第7分団(布気、指揮者・山口浩一、1番員・林大雄、2番員・松永知大、3番員・鳥巣隆、補欠員・加藤浩)(2)第4分団(新城)(3)第5分団(大坂)
▽ポンプ車操法の部(1)第6分団(指揮者・長谷川道明、1番員・長山平、2番員・正路一臣、3番員・町田恵介、4番員・鬼塚大功、補欠員・高浜純二)(2)第2分団

○休漁で漁の窮状訴える ー=本市の5漁協も参加=ー
 ー燃油の高騰でイカ釣漁業者らー


 全国いか釣漁業協議会は十日、漁船の燃料価格高騰に伴い、今月十八日と十九日の両日、一斉休漁を行うと発表した。燃油高騰に悩む窮状を訴えるのが目的で、二日間の休漁で市場の価格への影響は少ないものと見られている。
 本市でも同協議会の方針に合わせ、市イカ釣漁業連絡協議会に所属する漁船五百八隻が休漁する方針を固めたほか、勝本町漁協は一本釣りなど全船の休漁を決定。他の四漁協でも十三日までにイカ釣り漁の休漁を決めた。

イカ釣り漁船
勝本港で、停泊中のイカ釣り漁船

〇仲間が仲間を呼ぶ組織づくり ー福岡壱岐の会・総会と懇親会ー

 福岡方面の壱岐出身者の集い福岡壱岐人会(幡鉾賢輔会長)の本年度・定時総会と懇親会が八日、福岡市内の中華料理店で、来賓や会員ら関係者約百八十人が出席して盛大に開かれた。

吉田市長と白川市長
吉田福岡市長に郷ノ浦祇園山笠の招待状を手渡す白川壱岐市長

〇相川会長ら16人が来島 ー東京長崎県人会・壱岐旅行ー

 東京・長崎県人会(会長・相川賢太郎三菱重工相談役)の郷土旅行団十六人がきょう十六日、印通寺ー唐津間のフェリーで来島した。

印通寺港に到着した一行
印通寺港に着いた一行

○社説 岩手・宮城内陸地震

 東北地方を中心に十四日午前八時四十三分ごろに発生、岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強という激しい揺れを観測、今朝の朝刊には死者九人、二百五十人を超える負傷者、行方不明十三人とあり、余震が続く「岩手・宮城内陸地震」の被害状況を写した写真が、昨日十五日の新聞に大きく掲載されていた。
 一昨日からテレビニュースで何回も見てはいるが、その状況を伝える報道写真の迫力にはまったく驚かされた。中国の四川省大地震では、その揺れで学校の校舎が崩壊して、多くの子どもたちが犠牲になり、その崩れた校舎の写真などが報道されていたものの、「岩手・宮城内陸地震」の被災地の写真を見ると、こんなに大きな地震の発生に対して、一般住民は、いったいどんな備えをしたらいいのか、そのエネルギーの大きさに圧倒されて考えられない。
 例えば行政が、市内の各学校や病院、住宅、スポーツ・文化施設など、耐震強度を調べ、耐震化を急いだとしても、施設の倒壊など防ぎようがないのではーと思える程、今回の大地震の巨大なエネルギーが報道写真から迫ってくる。が、人への直接的な被害を減らすためにも、耐震化など効率的に進める必要がある。特に、学校や病院は備えが急がれる。壱岐も数年前の「福岡県西方沖地震」で、大きな揺れを経験しているだけにーである。
 テレビニュースでは、地元の消防団員が救助活動をしている姿が写し出されていた。壱岐でも地域の消防・防災力の要として、消防署はもちろん、消防団の活動力が重要であることは言うまでもない。今行われている操法大会での選手たちの活躍など見るにつけ、先日壱岐で行われた県消防団大会の宣言「強固な団結のもと、郷土を災害から守り、県民の信頼と負託にこたえる」が頭に浮かぶ。本市の地域防災力、その精神は、全国でも有数の高ポイント地域であろう。
 はたして、日本列島では巨大な地震が周期的に起こり、活断層も多く未知の断層もあるというから、”どこへ移り住んでも”という気がしてくる。それだけに、地震などおよそ縁遠いと思われる地域でも、避難、救助、被害の情況、様々な支援など、住(市)民への情報の伝達システムや方法を徹底しておくことなどから、被害が大きかった場合でも、活動できるように徹底しておくことも、日ごろの備えになろうし、できるだけ発生時に受けた恐怖、不安を減らし、前向きな行動へとつなげていくためにも。
 仙台市内に息子がいるが、携帯電話が不通になったと釣友が話した。家族の連絡手段についても同様であり、備えておきたい。

○ひとしずく

日本の笛を吹く友人が「雨の日には雨の良さを味わい、その日にあった行動をする。何か別のものを求めずに、自分がいる場所、時間にその時々の味わいを見つけるようにする。それぞれの美しさや自然のリズムに乗ると、楽しくとてもリラックスできる。インスピレーションも豊かに湧いてくる」と▼彼女が、壱岐に遊びに来て牧崎や左京鼻を案内した際、一緒に来た詩人と芝生に寝ころんだり、海を渡り吹く風に添うように踊ってみたり、笛を吹いたり歌を歌ったりしていた▼自然の中に流れる感覚のようなものに逆らわず調和して、インスピレーションのままに身体を動かすことはとても心地好いそうで、その心地好さを初めて知った時の驚きは、今でも忘れられない素敵な喜びという▼最近では自分も”その域”に近づいたように感じる時もある。自然の音というかバイブレーションに、耳・心を傾けていると、毎日のあまりに雑多な音が感じられてその和音を同時に聞けず、自分も荒々しかったり弱かったり、苦しかったりと、妙な音を発していると気づく時がある。その友人は不協和音と思える音にも添ってみること、と言う▼自然は美しさを分離することなどなく、受ける側がそう思い込み判断しているだけ。決して不自然、不調和な音はないのだそうだ▼”水々しさ”がとても大切なファクターだそう。

2008年6月11日号 第4453号 

6月11日号 ー主なニュースー

○議員定数20、報酬10%減額 ー16議案を提出、一般質問は12、13日市議会6月定例会開会ー

 本市議会六月定例会が六日、勝本支所議場で開会、一般会計補正予算案はじめ十六議案など上程した。
 本議会は白川博一市長就任後初の定例会で、市民病院医師公舎建築事業千七百四十万円など政策的予算を含む総額十八億九百万円の一般会計補正予算案が上程された。特別会計補正予算案額は五億千八百四十九万八千円。
 本定例会では冒頭、議員定数条例の制定と議員報酬の特例に関する条例の一部改正の二件が議員発議され、いずれも原案通り可決。次期市議選から議員定数を現在の二十六から二十とすることとし、議員報酬については現在の五%減額から一〇%減額とした。報酬の一〇%減額は七月一日から適用される。

市議会
施政方針について話す白川市長

○第44回総会、懇親会 ー壱岐商業高校同窓会福岡支部ー

 壱岐商業高校同窓会福岡支部(中村豊支部長)の第四十四回総会と懇親会が七月六日正午から、福岡市中央区渡辺通り、セントラルホテルフクオカ(電話092ー712ー1212)で開かれる。

○深見隆さんの作品8点が本市に ー夫人に白川市長から感謝状ー
 ー 30日まで郷土館ギャラリーで郷帰り展ー


絵画寄贈

行動美術協会、日本美術家連盟会員で、昨年七月に八十歳で亡くなった郷ノ浦町出身の洋画家、深見隆さんの絵画八点がこのほど市に寄贈され、九日、白川博一市長から深見さんの妻・里子さんへ感謝状が贈られた=写真=。

○社説 6月市議会・施政方針から

 福岡壱岐の会(幡鉾賢輔会長)の本年度総会と懇親会が八日、市内の八仙閣で、白川博一壱岐市長や深見忠生市議会議長、壱岐、壱岐商業両校長、東京雪州会、関西壱岐の会、東海壱岐の会の会長ら来賓、会員ら合わせて百八十人が出席して盛大に開かれ、吉田宏福岡市長も顔を見せた。
 来賓のあいさつで白川市長は、壱岐の産業振興を考える上で、結び付きの深い福岡市とのパイプをより太くしたい。壱岐から福岡への週通勤(週末を壱岐で過ごす)の推進、そのためのシステム整備など考えたいなどと話し、「博多祇園山笠」に次いで七月下旬にある「郷ノ浦祇園山笠」への招待状を吉田市長に直接手渡した。
 さらに白川市長は、大都市・福岡市と歴史と癒しの島・壱岐市との姉妹都市的な結び付きの正式な締結をと話した。これは、先にも記したが長く深い歴史的な結び付き、近年の経済圏としての関係、市内に多数住む壱岐出身者、両市職員の交流、そして消えることのない福岡市きた区構想などといった点からも、まんざらではないが、関係性の決定的なポイントが何になるのかといった辺りがーで、しかし、夢のある大きな話である。
 本市の六月定例議会が六日に開会し、初日に施政方針説明があった。注目の行革では「無駄遣いストップ」本部を設置し今月末には計画を策定、その動きについて随時公表、市民からの提案も受け付け、資産の整理・統廃合で、民間への委託、売却の方針を示し、交流人口・定住人口の拡大で、県埋文センター、一支国博物館(仮称)を活きた施設とするため、周知、情報発信に努める。壱岐島荘、サンドームの譲渡や賃貸なども視野に入れ、早急に結論をーなどとしている。
 一次産業の振興では、自立できる農業経営の育成、特定農業団体・認定農業者の育成などに努め、厳しい状況が続く漁業は、新規就業者の育成に力を入れ、安定した種苗の生産など沿岸域での漁獲向上に期待するーなどとした。学校教育は原ノ辻遺跡、博物館活用による歴史遺産の徹底した学習、統廃合案を策定(十月末)し計画を固めたい方針。市民病院に関しては、医師確保など明確なビジョンを持つことが肝要とし、今年度中に「公立病院改革プラン」を策定ーなどと方針を示した。
 とにかく、市政を巡る環境は日に日に厳しくなる一方だが、福岡壱岐の会で示したような、白川市長の活動への切れ味を今後に強く期待したいし、どの問題に対しても、一般市民の視点を忘れず、自分と異なる声、小さな声にも耳を傾けた運営をーである。

○ひとしずく

先月二十八日の日刊紙に、全国の昨年一年間の自殺者数が三万人を超える見通しで、一九九八年以来十年連続となることが確実となった、とあった▼警察庁の統計によると、年間に自殺者が三万人を突破するようになったのは、企業の破たんが続出した一九九八年からで、その後、景気は回復したとされるが、自殺は一向に減らず三万二千人台が続き、世界保健機関=WHO=の統計で日本の自殺率は(二〇〇四年)二四・〇で世界九位というから驚きである▼本県の昨年の自殺者数は四百人と予想されており、壱岐保健所によると、本市は二〇〇六年は十人、〇五年十二人、〇四年十四人となっており、人口三万人規模としては多い方なのだそうだ。それにしても、交通事故の昨年の死者数は五千七百四十四人で、自殺者数はその約五・六倍にもなり、県では約七倍、本市では平成十八年で五倍と、これは何らかの対策が必要なのではーと、数字を見ると単純にそう思う▼自殺者が多いということは、それだけ社会の持つ不安が大きく、個々に何か根深い心的要因があるのだろうから、専門的に様々に学んだ質の高いカウンセラーの必要性が高いのと同時に、その不安、市(国)民と真摯に向き合い、取り組める地力を持った政治家の出現が期待されるが。

2008年6月6日号 第4452号 

6月6日号 ー主なニュースー

○子牛市前回を大きく下回る ー農家の表情硬く、6月子牛・成牛市ー

 本年度第二回目となる市農協の六月子牛市が一日と二日の両日、成牛市が三日、芦辺町、壱岐家畜市場で開かれ、子牛市の販売額は八百六十七頭で三億五千九百九十二万五千三百円と、前回市を約九千八百二十万円下回る結果となった。
 成牛市は二百四十二頭で六千三百八十二万百五十円売り上げ、販売額で前回市より約六百万円上回ったものの、平均価格では子牛市同様、大きく値を下げ約二十六万三千七百円(同約十三万五千円減)となった。

牛市
写真は子牛市で

○陸上200メートルで宮川晃一んく(壱岐)が準優勝など ー壱岐勢健闘 県高総体60周年記念大会ー

 県高総体60周年記念大会(県高等学校体育連盟、県教委主催)が5月31日からきょう6日まで、県立総合運動公園陸上競技場などで31種目が行われているが、壱岐の宮川晃一くんが陸上男子200メートルで準優勝に輝くなど壱岐、壱岐商業両校の選手が健闘をみせた。

○第1分団(芦辺浦)が2部門で優勝 ーきびきびと正確な動作ー
 ー 消防ポンプ操法大会始まるー


 今年は2年に一度の消防ポンプ操法大会が実施される年で、今月29日に開かれる市消防ポンプ操法大会への出場チームを決める地区大会が一日の芦辺地区から始まった。
 大会は同町、離島センター横の操法訓練場で行われ、芦辺地区大会には小型ポンプ操法の部に11分団から12チーム、ポンプ車操法の部に2分団から2チームが出場。
競技の結果、両部とも第一分団(芦辺浦)が優勝を果たした。

操法芦辺地区大会
開会式では大会会長の草厳しい訓練の成果を発揮する団員たち

〇修学旅行で老人ホーム訪問 ー7回目の交流、広島立市城山北中学校ー

 今年も本島の修学旅行シーズンが到来し連日、大きなバックを担いだ生徒、児童らが港に到着する姿が見られるようになったが、二十九日に広島市立城山北中学校(大久保一久校長、三年生・百五十二人)が二泊三日の日程で来島、最終日の二十九日に勝本町、市立老人ホームを訪問した。

修学旅行団老人ホーム訪問
集会場で合唱を披露する生徒たち

○社説 災害多発期を無事に過ごそう

 壱岐など北部九州地方を飛び越すように、関東方面まで梅雨入りしたが、連日その時季であることを実感するような天候が続いている。これから八月末日の二百十日、九月十日の二百二十日、さらに十月頃まで、長雨や集中豪雨、台風などの自然災害について十分に注意し、周囲の自然の状況や気象情報から目が離せない時期に入った。
 これから気温、温度が上昇して、蒸し暑い日が続くシーズンに入ると、食中毒にも十分に注意しなければいけない時期となる。食品を取り扱う関係業者だけでなく、一般家庭でも▽清潔▽迅速▽温度管理▽冷蔵庫を過信することなく、その発生防止に努めるなど、ここでも日頃からの備えが呼びかけられ、「安全」への市民それぞれの姿勢が、災害や事故はもちろん、病気を含めて問われていよう。
 壱岐地区交通安全協会の壱岐市交通安全少年団の本年度入団式と研修が先月二十九日、郷ノ浦町、文化ホールで行われ、市内十八小学校から選ばれた四年生以上の高学年・百十八人の団員が、友だちや下級生の模範となるように努め、子どもの交通事故防止をーと、全員で交通安全の徹底を誓い合った。
 こうした子どもたちが交通安全を学ぶためのシステムなどの継続が、自分たちの毎日の「安全」を守ることにつながり、安全な交通社会を形成していく上で、非常に大きな役割をきっと果たし、人的な災害の中で最も大きな災害ともされる交通災害の減少、大人たちの交通安全に対する姿勢づくりにも、影響を与えているものと思う。
 自然災害、事件、事故、火災、急病など、陸上での緊急事態には「110番」か「119番」通報で、壱岐署か壱岐消防署へ通報し対応することになるが、これからマリンレジャーのシーズンが本格化してくる。海上での”もしも”の事態発生には、海上保安部への「118番」通報となる。いずれも”いざ”という時に、住民の安全を守るためホットラインで、万一、重大な事態に巻き込まれそうになったり、陥った場合には、まず110の警察、消防署の119、海上保安部の118の緊急通報システムを利用し、安全の確保に努めたい。
 これからのシーズン壱岐の島も、自然災害の多発期に入る。海を利用した観光、レジャーの時期にもなる上、来島者も増える。様々な事件、事故の発生も推測され、日頃から自然災害だけではなく、安全に関して広く考え、備えておく必要が、家庭を中心にあるのではないか。”我が家だけは”などと思わずにである。これからの時期を、心明るく無事に過ごそう。

○ひとしずく

渡良半島の牧崎に出掛け、高麗芝の上に寝そべりながら、水色や紫、黄色や白の小さな花や、風に穂を揺らしながら、その風に乗せて綿毛を飛ばす草ー景色をながめながら、自然のリズムに呼吸を合わせてゆく、その時の感覚がとてもいい▼深呼吸をしながら徐々に呼吸を整え、牧崎の自然が流れ込んできたように感じられるまで、意識というよりリズムを合わせてみる。自然界は常に、あなたが言うことやあなたの行うことにではなく、あなたが何者かということに反応するーの、どこかでいつか目にしたような一節に妙に共感したりしながら、一体感に浸っているような感覚がいい▼六月は「環境月間」ということで、壱岐はもちろん、各地で様々に関連イベントが行われているが、何より美しく豊かな環境との共感、共鳴、一体感などといった感覚を、多くの人に知ってもらいたいと思う。まるで自然、多様な環境が自分という存在であるかのように▼先日は、鬼の足跡から見て左側の絶壁の方向から、三羽のハヤブサが飛んできて、そのうちの二羽が、上空を何度も行ったり来たりしていた。そんなシーンや早朝などに感じられる松や草の香りーそうしたものに、ゆったりと自分の気持ちを合わせてみるだけでも、何か変化が感じられるはず▼そうした体験の中に、それぞれの環境への鍵も。

2008年6月2日号 第4451号 

6月2日号 ー主なニュースー

○3会長が協定書に調印 =7月1日に合併へ=
 ー壱岐・勝本・石田観光協会ー


 懸案だった壱岐、石田、勝本の三観光協会の合併協定調印式がきょう二日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれた。
 調印式には壱岐・村田好弘会長、石田・赤木英機会長、勝本・長谷川福和会長が出席、調印書に署名し本年七月一日の合併を目指すことになった。
 この合併により、本島の観光PR、誘客の促進、受け入れ体制の強化による「もてなしの心」のより一層の向上、育成が図られ、一致した観光振興による各種産業への波及効果拡大など期待され、役員人事、法人化など注目される。

観光協会合併調印式
協定書に調印した壱岐・勝本・石田の3観光協会会長ら

○交流試合で切磋琢磨 ー対馬が5勝4敗3分で勝利
 =壱岐・対馬両剣道協会=


 壱岐剣道協会(石原二郎会長)と対馬市剣道協会(吉田順会長)の壱岐対馬交流親善試合が31日、盈科小学校体育館で開かれた。
 同親善試合は、両協会の親善交流と技術向上を目的に一年毎に会場を移し開かれているもので、今回で36回目。
 試合は石原(壱岐)、吉田(対馬)両会長を大将に、十二人の団体戦で行われ、互いに譲らぬ緊迫感のある試合が展開された結果、対馬が5勝4敗3引き分けで昨年に続き勝利した。

剣道
迫力の大将戦

○壱岐署が21年ぶりに優勝 ー県警察逮捕術大会・B組でー

 県警察逮捕術大会が二十九日、県立体育館(カブトガニアリーナ)で開かれ、壱岐警察署がB組に出場、昭和六十二年以来、二十一年ぶりの優勝を飾った。
壱岐署の派遣署員は次の通り。
▽河野豊警部補(地域係)、山田芳孝警部補(警備係)、井村吉男巡査部長、古賀克彦巡査部長、高田政宏巡査部長(以上、地域係)、岸本勉巡査長(交通係)、井川博仁巡査長(生活安全係)

○社説 改正道交法の施行に

 死亡事故の抑止に期待される後部座席シートベルトの着用義務づけなど、改正道交法が昨日一日にスタートした。
 昨日から変わった主な交通ルールは、▼後部座席シートベルトの着用義務化▽高速道路での違反者に行政処分一点・悪質なケースを除き今秋の交通安全運動終了まで摘発せず▼七十五歳以上の高齢者にもみじマークの表示義務化▽違反者に行政処分一点、反則金四千円=一年間摘発せず=▼重度聴覚障害者も運転が可能に▽車種を限定、ワイドミラーの設置、聴覚障害者マークの表示が条件▼限定的に自転車の歩道通行を可能に▽十三歳未満の子どもと七十歳以上の高齢者=接触の危険がある場合は、それ以外も可能ーなど。
 以前、知人の妹さんが、友人が運転する車に乗り後部座席に座っていて、事故が発生して大ケガをしたことがある。後部座席のシートベルト着用の義務化は良いと思うが、未だに運転席、助手席でのシートベルトを着用していない人たちもいる。後部座席のそれの場合は、一般道で違反しても処分はなく、妊婦や身体障害者、ベルトが着用できないケガ人なども免除されるというが、自分の安全は自分でーの点からも、着用することをできるだけすすめたい。
 自転車の歩道の通行は、十三歳未満の子どもと七十歳以上の高齢者が可能となった。子どもにはヘルメットをかぶるよう求め、携帯電話を使用したり、傘を差したりしながら走行は禁止されている。自転車と人の衝突事故が、都会などで多発しているというが、やはり知人が自転車とぶつかり大ケガを負ったが、仕事や普段の生活に大きな影響は出ていないものの、子どもでも高齢者でも、また止むを得ない場合でも、歩道での走行は十分に注意してもらいたい。
 とにかく周知を徹底していかなければと思う。車や自転車を運転する側はもちろん、歩行者も“安全は自分から”ということを、しっかりと認識して、事故のない安全な島づくりを市民総参加で実践したいものである。その一環としても、壱岐警察署入口の死亡事故ゼロ期間の掲示板を再利用すべきではないかと思うが、どうであろうか。
 とにかく、今年の交通事故発生件数が、昨年を大きく下回り、より安全な交通社会の実現に、年々近づいていってほしい。そのための努力と工夫を、壱岐署や壱岐地区交通安全協会など関係各機関や団体などに任せてばかりの姿勢はやめて、例えば思いやりのある運転、歩行などを率先して行うなど、市民それぞれに一ランク上の交通安全で、人にも優しい島づくりを展開したいものである。

○ひとしずく

世界は今、一九七〇年代以来の食糧危機に直面しているーなどと日刊紙で報道されていた▼さらに経済協力開発機構(OECD)と国連食糧農業機構(FAO)は、地球温暖化に伴う干ばつや洪水による不作、新興国の需要増、生産国の輸出規制、バイオ燃料増産、投機マネーの流入など構造的な問題から、食糧価格が今後十年間、高騰前の水準に戻らないと予測ーとも出ていた▼五月のトウモロコシの価格が前年同月に比べ一・五七倍、同様に大豆一・八七倍、コメ三・二三倍などと高騰しており、政府が十月、国内の製粉会社に売り渡す小麦の価格を、値上げすることが確実な見通しとされ、様々な食品の値上げが再び行われるのは必至で、政府は現在三九%程度の食糧自給率を五〇~六〇%にしなければいけないーと考え始めているそうだ▼国内で唯一自給できる穀物・コメ中心の日本型食生活へ、脂質の多い欧米型から戻すことも、自給率を高めることにつながるという。普及された欧米型食生活の行き詰まりが、この食糧危機に直面したことにより表面化され、国の後期高齢者医療制度やメタボリック症候群対策、ひいては健康ブームを、国があおっているのでは…とさえ思えてくる▼そんな中、アメリカの農産物輸出額(2008会計年度推計)は過去最高というのは、どうも…。

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