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2008年5月26日号 第4450号 

5月26日号 ー主なニュースー

○県内各地から約850人出席 ー片山虎之助日本消防協会長の講演もー
 ー第61回県消防団大会ー


 中国やミャンマーなど、最近は世界各地で大災害が発生しており、その対応策や救助、支援などについて、関心が高まってきているが二十五日、県消防協会、本市主催の第六十一回県消防団大会が郷ノ浦町、文化ホールで開かれた。
 大会では「強固な団結のもと、郷土を災害から守り県民の信頼と負託にこたえることを誓う」などとする宣言と「地域住民、団員が一丸となって無事故社会の実現を期する」などとする決議を全会一致で採択、防火、防災の取り組みへの決意を新たにした。次回大会は雲仙市。

県消防団大会
文化ホール大ホールで開かれた大会

○48チームが親睦深める ー大会後は湯ノ本温泉へー
 ー壱岐対馬交流ゲートボール親善大会ー


 本市、対馬両市のゲートボール愛好者が1年毎に一堂に集い、健康づくりと友愛、親善を深めようと行われている「壱岐、対馬交流ゲートボール親善大会」(県ゲートボール協会主催)が20日、郷ノ浦町、大谷ゲートボール場で開かれた。

○『さしかけし日傘の色に曽良の墓』 ー河合曽良翁299回忌偲ぶ供養ー

 松尾芭蕉の門下十哲の一人で、一七一〇年に勝本町で客死した俳人、河合曽良翁の二百九十九回忌を偲ぶ墓前供養が命日の二十二日、同町、能満寺上の曽良翁墓前で行われた。
、 北斗句会の中上よしたかさん(82)が献句「さしかけし 日傘の色に 曽良の墓」を捧げた。

墓供養
曽良翁墓前での供養

○社説 県消防大会

 アジサイの花が咲き始め、梅雨を思わせるような天気が続き、ホタルのニュースが各地から届くようになった。梅雨入りは、暦の上では来月十日とされ、本市など北部九州地方の平年の梅雨入りは来月五日とされるが、今年の梅雨期間中の天候は、いったいどんな傾向があるのだろうか。
 今年は、梅雨入りを目前にして、台風4号の影響により東京方面の大雨の様子がTVニュースで報道されていたが、入梅はまた、集中豪雨、台風などによる災害多発シーズンに入ったことを告げてもいる。特に今年は、ミャンマーでサイクロン災害、中国四川省では大地震災害が発生するなど、いつ・どこで起きるのか予測できない自然災害へのそれぞれの意識は高まっているのではないかと思われる。
 毎年、そのシーズン入りを前にして、県や市、警察、消防などが合同で、急傾斜地、地滑り、土石流など市内の災害危険か所の現場調査、対策を検討する協議会が開かれ、本市でも「もしも」、「いざ」ーという事態に備えた合同会議が開かれており、今年も来月初旬には開かれる。壱岐の島は、比較的に自然災害に強い島とされているが、「まさか」の事態の際、各機関の連携、システムがスピーディーに、臨機応変に機能するよう、日ごろからチェックしておく必要が、関係各機関や団体だけでなく、各事業所、学校、家庭でも重要である。
 県消防団大会が昨日、郷ノ浦町、文化ホールで、日本消防協会・片山虎之助会長(前参院議員)も出席して行われ、「複雑・多様化する災害に対応するため、消防知識の向上と技術の錬磨に努め、郷土愛、伝統ある消防精神と強固な団結のもと、郷土を災害から守り、県民の信頼と負託にこたえる」などとする宣言を行い、▽消防・防災対策に万全を期する▽地域防災の要として、防火・防災思想の普及徹底に努め、住民と一致協力して災害の防除に万全を期する▽交通道徳を守り、地域住民、団員一丸となって無事故社会の実現をーなどとする決議を採択し、その気概を示した。
 国外での大災害の報道を見ていると、消防・防災に対する消防団の必要性、意義などが再確認され、日本、本県、壱岐のようなそうした組織があればーとたびたび思う。片山会長が今回の消防団大会の講演で、「住民保護や地域コミュニティーの中心に」などと語った通り、消防団には、まさにそうした存在であってほしい。今後、人口減少などで取り巻く環境は厳しくなろうが、「もしも」の時には、宣言、決議の精神を存分に発揮した活動を、である。

○ひとしずく

先日の長崎新聞に郷ノ浦町志原で写した、ホタルが飛び交う写真が掲載されていたが、先日からの梅雨を思わせるような天候もあって、各地であの幻想的な情景が見られるシーズンとなった▼壱岐でも数回コンサートを開き、クラシック音楽ファンはもちろん、多くの市民に名演奏を披露してきたヴァイオリニスト・豊嶋泰嗣さんが先日、アクロス福岡シンフォニーホールで、九州交響楽団をバックに、協奏曲を演奏するというので聴きに行ってきた▼この夜の豊嶋さんとオーケストラの、緊張感がありながらも息の合った演奏は素晴らしく、名演と呼ぶに相応しいもので、新たな境地へと入ったヴァイオリニスト・豊嶋泰嗣さんが、ステージで輝いているように感じられるほどだった。まったく感動的な演奏で、多くのファンからブラボーの声が掛かっていた▼その打ち上げの席で後輩の弦楽器奏者たちに、数年前、壱岐で見たホタルの美しさを、どれくらいたくさんのホタルがファンタスティックな光を放ちながら飛ぶのか、その時の感動を話していた。その場に一緒にいたが、驚くべき数のホタルが、辺りをまったく別世界につくり変えたような幻想的シーンが眼の前にあった。その後、それほどの光景には遭遇していない▼素晴らしく美しいシーンである。いつまでも見られるように、マナーよくその場所も大切にしたい。

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2008年5月21日号 第4449号 

5月21日号 ー主なニュースー

○考古学は未来を学ぶ学問 =学ぶ・ふれあう・楽しむ=
 ー県・市、第1回シルクロード講座ー


 県立埋蔵文化財センター、市立一支国博物館(仮称)が平成二十二年春に開館するのを前に県と市が企画した第一回「シルクロード講座」が十七日と十八日の両日、勝本町、文化センターなどで開かれた。
 シルクロード講座は、古代のロマンあふれる壱岐の歴史、文化、自然、新鮮な食材など「まるごと」体感できる特別企画で、▽学ぶ▽ふれあう▽楽しいーが融合した体験プログラム。

シルクロード講座 のコピー
日本を代表する考古学者・西谷氏の講演

○苅谷さんら3人に委嘱状 ー市観光大使・任命式ー

観光大使委嘱 のコピー

 本市観光を広く全国にPRする市観光大使の任命式が十七日に勝本町、文化センターで開かれたシルクロード講座の講演会場であり、久田賢一副市長から委嘱状が手渡された=写真=。
 今回委嘱を受けたのは、同講座で講演を行った俳優で日本考古学会会員の苅谷俊介さん、日本折紙協会認定講師・宮本眞理子さん、映画「奈緒子」で監督を務めた古厩智之氏(任命式は欠席)の三人。

○6月下旬には計画を策定 ー市無駄遣いストップ本部設立ー

無駄遣いストップ本部 のコピー

 市無駄遣いストップ本部の第一回会議が二十日、市役所会議室で開かれ=写真=、十六委員に委嘱状が手渡された。任期は二年間となっている。
 同本部は提案シートを独自に作成。市の各部課に配布し意見を集約、それをもとに六月下旬までに「市無駄遣いストップ計画」を策定する。また同本部とは別に、部課を超えた職員で組織する「08プロジェクトチーム」(二十六人)を今月下旬までに設立する方針で、部課を超えたアイデアの集約を図る。

〇総会で再建計画案を承認 ー特定調停申し立てへ壱岐建設業協同組合ー

 壱岐建設業協同組合(広瀬守孝理事長)に約五億円の使途不明金が見つかった問題で、同組合は十六日に臨時総会を開き、再建計画案を承認した。
 同計画案では、銀行への債権放棄など求める特定調停を長崎地裁に申し立てることを決めたほか、不動産処理を進めるという。また、内部調査を進め、責任が明らかになった場合は、関係者の刑事告訴を検討することも決められた。借入金については銀行に債務免除を求めたい考え。

〇上海の高校生が壱岐高を訪問 ー本年度・中国高校生訪日団26人ー

 本年度中国高校生訪日団の二十六人が十六日に来島し、壱岐高校原の辻歴史文化コースの生徒と交流した。
 政府の二十一世紀東アジア青少年大交流計画による訪問で、今年は中国から約四百人の生徒が来日する予定となっている。
 本市に来島したのは長崎コースを選択した上海市、工商外国語学校と華東師範大学第一付属中学(高校)の生徒二十二人、引率教員の四人で、本市に到着後、壱岐高校で交流会が催された。

上海高校生交流 のコピー
壱岐高の生徒たちと交流する上海の高校生

○社説 やはり『鍵』は

 春の気配が残りながらも「立夏」が五日に過ぎ、新緑に勢いが感じられ、周囲の雰囲気も活き活きと、野山が一年のうちで最も美しく多様な緑に飲み込まれる時季となった。早いもので梅雨の頃、六月も、もうそこである。
 美しい自然、環境は一人ひとりの心から、美しい・住み良い・ゴミのないふるさとづくりー、来月一日に島内一斉清掃が予定されているが、郷ノ浦港に流れ入る永田川がある新道地区では、入梅、災害シーズンに入る前に地域の環境整備をーなどと、地区住民総出で、恒例の川の清掃が先週末に行われた。
 中国・四川省での大地震災害、ミャンマーを襲ったサイクロン災害の被災状況などに続き、台風4号の強い風雨の影響で交通機関に大きな乱れが生じている東京の様子が、昨夜のTVニュースで大きく取り上げられていた。
 この島の規模で意識される自然、環境、産業、暮らしなどへのごく小さな変化が世界的なスケール、各地で発生し、その変化を積み重ねてみると、規模や変化の大きさが少しは理解でき、そうした足元の地域の取り組みの必要性も真実味を帯び、自分が毎日していること、できることの大きさも感じられる。
 人間をはじめ、生物を取り巻いて相互に作用を及ぼし合う区域ーの環境には、人の手が加えられない自然的なものと、社会的なものがあり、自然的な方は先にも記した通り、起きる現象は、一人ひとりがその場で送る普段の生活、企業や国の姿勢、農・漁業や商工業などに至るまで、その有り様が多様に影響し合い、個人から地球規模、最近のゴミ問題などは、宇宙規模へと膨れ上がり、宇宙船への衝突も大きな問題となっている。
 社会的な方はというと、新市長の公約の中心をなす▽税金のムダ使いストップ本部設置▽市民病院改革▽ゴミ・し尿処理施設計画見直しーの三点から、「無駄遣いストップ本部」が昨日二十日に設置された。この会議が十年、二十年先の本市の到達点を、より前向き、具体的に描いた将来像を基に、活動が展開されることを願って止まないが、そうした身近なものから、最近、廃絶へ国際的な動きが強まっている非人道的兵器・クラスター爆弾の使用、製造禁止、バイオ燃料づくりの影響、貧困、格差、飢餓などなどである。
 大きな話しになったが、自然的、社会的とどちらも、環境の前向きな変化への取り組みの「鍵」は人が握っている。となると、個人がその場で何をし続けるかーするかであり、そこにあまり遠くない未来、子や孫の環境がある。

○ひとしずく

「もう咲き始めたかな」と先週末、以前たくさんの花を咲かせていたため池に見に行った▼以前は、そのため池を覆いつくすように葉が繁っていたが、工事があったようで、そのためかどうかはわからないが、葉は少なく、白い花が一輪咲いていた▼まだシーズンには少し早いのか。しかし、その一輪の美しさは格別で、「ひょっとして、今日、見に来た僕のために?」などと、その美しさを写真に収めた。その花言葉に「信仰・純粋な心」を持つ睡蓮=スイレン=である▼その花言葉も素敵だが、英語名の「ウォーターリリィ」という名前も素晴らしい。はたして、スイレンの花の美しさは、名前のどこか優しげなイメージからくる愛らしさ以上に、はっきりとした主張を持っていて、その存在をアピールしているかのような咲き方も、この花が好きな理由の一つである▼「花」というものは、ていねいに育てられたものも、自然の中でたくましく咲いているものも、どれも一つひとつ力強い生命力を感じ、咲ききっているように見えるその姿が、とても美しく感じられるが、どちらかと言えば、野山の見過ごされてしまいそうな場所で咲いている花、小さい花にひきつけられる▼だいたい七~八月が見ごろとされる。今年は石田町筒城のふれあいセンター前でも見られるだろうか。今から楽しみである。

2008年5月16日号 第4448号 

5月16日号 ー主なニュースー

○公約実現に不退転の決意 -白川市長が所信表明ー
 ー市議会第3回臨時会ー


白川市長所信表明

 本市議会・第三回臨時会が十二日、勝本支所議場で開かれ、市税条例の一部改正など六件を承認、教育委員会委員、監査委員、選挙管理委員などの人事案に同意した。 臨時会の冒頭で、白川博一市長が所信を表明=写真=。「公約実現に向け、全身全霊、不退転の決意で取り組む所存」と語った。

○神戸・長崎・福岡からも出場 ー25~69歳の男女60人が熱戦ー
 ー第43回壱岐オープンテニスダブルス大会ー


 壱岐テニス協会主催の第43回壱岐オープンダブルス大会が10日と11日の両日、サンドーム壱岐と大谷テニスコートで開かれ、男子、女子、混合のダブルスでトーナメント戦が行われた。
 同大会には25歳から69歳までの男女各30人の計60人が出場。今回も出場選手の半数近くは福岡や長崎、遠くは神戸など島外からの参加で、試合前日には交流試合も行われた。

テニス
湯ノ本・サンドーム壱岐でのゲーム

○「島の科学」45号を刊行 ー壱岐「島の科学」研究会ー

 壱岐「島の科学」研究会(山内正志会長)の機関誌「島の科学」四十五号(A4版、八十四ページ)がこのほど刊行された。
 今号では、昨年三月に亡くなった同研究会の前の会長・浦川虎郷氏の功績を偲ぶ特集、▽長崎県壱岐島におけるブユ採集成績=斎藤一三▽壱岐の両生類=松尾公則▽タイワンリスの行動習性を探る=鳥巣修▽豊臣秀吉と勝本城=松崎靖男▽壱岐の島誕生と人口推移雑感=石井敏夫▽御手水について=竹富寛▽御手水の滝及びその周辺の自然=山内正志・大浦忠孝▽石田町筒城東「大久保遺跡」及びその周辺の植物=図志田万美▽黒崎砲台跡について=大浦忠孝ーなどに加え、全国かくれキリシタン大会で吉木豊、林徳衛、浦川虎郷、山本隆夫の四氏を写した写真も掲載されている。
 同誌について詳しくは、同研究会・山内会長(電話・FAX0920ー47ー2414)へ。

〇2つのヴァイオリンとギターのトリオコンサート ー15日夜、石田町、龍 峰院でー

バイオリン

 福岡、九州交響楽団・第二ヴァイオリン首席奏者・荒田和豊さんと同交響楽団・第一ヴァイオリン・樽見かおりさん、主に地元の九州で活躍するギタリスト・松下隆二さんの三人によるトリオコンサートが十五日夜、石田町、龍峰院本堂で開かれた=写真=。

○社説 海上保安制度創設60周年

 一九六二年四月、唐津海上保安部壱岐分室が郷ノ浦町に設置されて以来、本島周辺海域の安全、治安の維持に努めてきた壱岐分室が、第七管区海上保安本部・唐津海上保安部の壱岐保安署に二〇〇五年四月に格上げされ、海上交通の安全、海難事故防止、密輸・密航・密漁の防止と取り締まり、また、防災上での陸上の各組織との連携強化など、現在は野崎博署長以下署員十三人制で、日夜取り組んでいる。
 この十二日、海上での人命・財産の保護、海上の安全と治安の確保を目指した海上保安制度が、海上保安庁法として一九四八年五月に施行され六十周年を迎え、それを記念して式典が東京都内のホテルで、天皇皇后両陛下ご臨席のもと、福田康夫首相、衆参両院議長、最高裁判所長官、冬柴鐵三国土交通大臣ら約三百人が出席、天皇陛下が海上保安庁職員の昼夜を分かたぬ努力に対し、「深く敬意を表する。今後とも我が国を囲む海が一層安全で、美しく、豊かであることを願う」などとするお言葉を述べられるなど、出席者全員で「海上保安制度創設六十周年」を祝った。
 海上保安庁はこれに伴い、記念観閲式と総合訓練を十七日と十八日の両日、東京羽田沖で行うが、壱岐海上保安署では「海上保安の日」の十二日、署員による研修を行い、市民の期待と信頼に応えるべく、「壱岐の海を守る」の決意も新たに、その業務に取り組んでいるが、最近はこれまでの犯罪の予防、鎮圧、捜査、海上での安全確保など治安に関する面だけでなく、海洋汚染の防止、海の環境問題への活動も、その業務の中で大きなウエイトを占め、年々その守備範囲は広がっているようである。
 「離島(しま)」は、そのイメージと海の美しさが直結しており、安全面、環境面といずれも安心できる状態にあることが、様々に重要であり、誰からも求められている。この壱岐の島は、比較的に穏やかな気候・豊かで恵み多き自然・人・物・文化・歴史に至るまで、海からの恩恵抜きには、その存在すら危うくなるだけに、様々に海上保安官への期待が高まるのは必然でもあろう。が、市民もこの六十周年を機に、海に対するそれぞれの行動を再度見直してほしい。
 例えば、釣りをする際はライフジャケットを着用したり、海にゴミを捨てないーなど、その時々に行動が徹底できているかである。島民一人ひとりが、それぞれの場で何ができるかを考え、行動することからスタートしたい。それは、澄んだ海に白いビニールが浮いていることなどなく、「助けられない」などと周囲の人々に思わせないことでもある。

○ひとしずく

クラシック音楽が好きで、自分もヴァイオリンを弾いたり、コーラスに参加するなどしている石田町、龍峰院の住職は、およそ毎年一回のペースで”気軽にクラシック音楽を”とコンサートを開いている▼その住職の招きで、九州交響楽団=九響=の第二ヴァイオリン首席奏者・荒田和豊さんと同じく九響の第一ヴァイオリン奏者・樽見かおりさん、主に地元九州を活躍の場とするギタリスト・松下隆二さんの三人によるコンサートが昨夜、龍峰院本堂で開かれた▼九響の演奏会や別の主催者によるコンサートで、毎年のように来演している荒田さんがユーモアを交えながら、関西弁で話す曲の説明、耳慣れた曲、バロック音楽の名曲の演奏などで、子どもから大人まで多くの聴衆皆が、その楽しさを満喫したようだった▼三人がそれぞれの愛器で奏でる演奏は、優しく温もりのある音色、ハーモニーがとても心地好い、まるで音がシャワーのように心身を包み込み、ゆったりとしてリラックスした空間が”あなただけのために”と現れたようで、日頃からのストレスからも解放されて大いにリフレッシュできた▼荒田さんとは、九響のソロコンサートマスターに、名手・豊嶋泰嗣さんが就任して以来、十数年来の付き合いになるが、音楽に対する情熱、演奏家として音楽に向かう真摯な姿勢は素晴らしく、今月末にはリサイタルが予定され、今からとても楽しみにしている。

2008年5月12日号 第4447号 

5月12日号 ー主なニュースー

○いよいよ7月1日合併へ ー勝本・石田に事業所、芦辺に案内所設置ー
 ー8議案を承認、壱岐観光協会本年度総会ー


観光協会総会 のコピー

 壱岐観光協会(村田好弘会長)の本年度通常総会が九日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ=写真=、全八議案を承認、来月六月末までに壱岐、勝本、石田の三観光協会を廃止し、七月一日付けで合併することに決めた。

○筑紫野ドリームズが初優勝 ー島外から12チームが出場ー
 ー 第5回壱岐市長杯争奪・硬式少年野球大会ー


九州硬式少年野球協会・フレッシュリーグ九州北部地区連盟所属、壱岐ブルーバード(清水正孝代表)主催の第5回チャリティ壱岐市長杯が3日から3日間、芦辺町、ふれあいグラウンドをメイン会場に市内4会場で行われ福岡県、筑紫野ドリームズが初優勝した。

市長杯硬式野球(表彰)
白川市長から優勝の賞状を受けとるドリームズのメンバー

○日高洋三さんが初優勝 ー市内外から36人が出場ー
 ー第7回大宝建設ゴルフコンペー


 壱岐カントリー倶楽部主催の第7回大宝建設ゴルフコンペが4月29日、同ホールで開かれ、新緑も鮮やかな美しいコースで、好ゲームが展開された。
 民事再生許可決定を祝い開催された同大会には、市内外から36人が出場、五月晴れを先取りしたような快晴の中でプレーが行われた結果、郷ノ浦町、日高洋三選手が73のベストグロスで初優勝を果たした。

○見事な作品を多数展示 ーテープカットでスタートー
 ー「壱岐イキおりがみ展2」ー


 壱岐イキおりがみクラブ(宮本眞理子代表)主催の「壱岐イキおりがみ展㈼」が十一日から、郷ノ浦町、壱岐郷土館・郷土美術館アートギャラリーで始まった。開期は十七日まで。

折紙展(通路で話す宮本さん) のコピー
須藤教育長らに説明しながら通路を上がる宮本さん

〇31人に修了証書 ー「壱岐八朔雛伝承者養成研修会」ー

 日本折紙協会・日本折紙学会認定講師で、ただ一人の壱岐八朔雛伝承者、平田増枝さんからそのつくり方など受け継いだ宮本眞理子さん(郷ノ浦町在住)による「壱岐八朔雛伝承者養成研修会」の終了式が十一日、郷ノ浦町、文化ホールで行われた。

折紙修了証授与 のコピー
修了証書を宮本さんから手渡される修了生

○社説  映画「最高の人生の見つけ方」

「しょろう」を漢字にすると「初老」で「はつおい」とも読む。その両方の言葉を辞書で探すと、▽しょろう・中年を過ぎ、老年に入りかけた年頃、四十歳の異称▽はつおい・四十歳のこと。老年になりかけた年頃ーなどとあったのでビックリした。
 最近、今世の自分の人生が半世紀を超えたことから、この年齢を、どんな風に感じていけばよいものかと思い、まさか「初老」などということはあるまいーと辞書を開いてみた結果、四十歳をすでに十年以上も過ぎていて、「老」の年代にしっかり入っていることを知り正直驚いた。”そういえば”と思い当たる出来事も、普段の生活の中で増えてきているように…。
 福岡へ私用で出掛けた際に、アメリカのアカデミー主演男優賞を受けている大好きな二人の俳優、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演している映画「最高の人生の見つけ方」を観た。人生観も役者としてもまったく異なるイメージの二人が、洗練された演技で、人生を仕事と金に捧げたような孤独な大富豪役のジャック・ニコルソンに対し、家族のためにと、自分を犠牲にしたと思いながらも、地道に働いてきた誠実な自動車整備工役のモーガン・フリーマンが、わがままでいやみだがどこか憎めない人物と生真面目でもの知りの父親とを、そのイメージ通りに演じていた。
 実際に七十歳代の名優二人の演技は見事で、同じ病室でガンで余命六カ月を宣告され、化学療法の苦しみ、辛さを共有しながら友情を育み、死ぬまでにしたい事のリストをつくってそれをやり尽くすことを決意。世界を旅しながら憧れの車でのレース、スカイ・ダイビングなど様々にチャレンジ。そのうちに、死を前提に考えた計画も、残る人生の今を大切に活きいきと生きるためで、そのために形はどうあれ、家族や腹を割って話せる友がいて喜びがあり、愛に気づくことの素晴らしさと、真実味のある共感を引き出し、じんわり染みる感動の波が、心を洗うような印象を残した。
 病気で死を意識した高齢者が、友を見つけて時間を共有しながら、共通の目標を立てて余生を生き抜くーというような生き方、また、変えられないものを受け入れる静かな心と、変えなければならないものを変える勇気、そしてその二つを観じる力、知恵を信じて人生を全うするーそうありたい。社会の現実がどうであれ、最終的に自分の人生は、自分の選択結果であるからーと。
 今後、一層進む高齢化社会との関わりを考えさせられる映画であった。

○ひとしずく

郷ノ浦町、文化ホール横、郷土美術館アートギャラリーで「壱岐イキおりがみ展2」が昨日十一日から始まった▼壱岐で折り紙の普及に尽くし、伝統文化の継承など、エネルギッシュに取り組む宮本眞理子さんの姿を、「壱岐八朔雛伝承者養成研修」の修了生が終了式で、ひとりでパワフルに素敵なオーラを発しながらーなどと評した。見事に宮本さんを表していると思う▼その宮本さんは、「壱岐の伝統文化は、掘り下げてゆくと手応えが感じられておもしろい。日本の文化のルーツで、日本人の考え方の元(もと)と肌で感じ、元、知がここにはあるーとも感じている」などと、会場でのインタビューで話し、終了式では修了生に、「私は、つながりを後へつなげる者、その素晴らしい伝統文化を伝承し続け、日本から世界へと伝える役割を担って」などと語った▼銀行マンの夫の転勤で、宮本さんはあと一カ月余りで壱岐を離れ長崎に行くが、ずい分多くのものを残してくれていると思う。例えば、どのようにしてリピーターの観光客を呼ぶか、そのためのテーマはどんなものがよいのか、伝統、文化への意識を高めるにはーなどなど。約二年間の壱岐暮らしは、まさにパワフルな行動力の結果で、”壱岐から世界へ”のあいさつの言葉を、宮本さんが話すとそれがレールに乗っているように感じられた▼今後とも壱岐をよろしくお願いします。

2008年5月6日号 第4446号 

5月6日号 ー主なニュースー

○地域密着・特性活かした活動を ー四地区団員約700人が一堂にー
 ー市消防団・第2期結団式ー


 第二期市消防団結団式が一日、郷ノ浦町、文化ホールで消防団員約七百人が一堂に会して開かれた。
 市消防団は本市合併に伴い、平成十七年五月に組織され、今回は組織後三年が経過したことから新たに辞令交付が行われ、団長は草合祐三初代団長が再任され、白川博一市長から辞令が交付された。

消防団結団式
約700人の団員に行われた草合団長の訓示

○仲間と楽しくトレーニング ー児童48人が参加して開校ー
 ー壱岐ジュニアランナーズー


 壱岐ジュニアランナーズ(西雪晴代表)の本年度開校式と初練習が1日、郷ノ浦町、大谷グラウンドで開かれた。
 練習初日となったこの日は、市内各地の小学校から児童48人が参加。開講式で講師の紹介が行われた後、さっそく志原小学校・赤木健二教頭らの指導のもと、ジョギングや音楽に合わせたストレッチ、基本動作の練習、ゲームなどが行われ、参加した児童は約1時間半、気持ちのよい汗を流した。

ランナーズ
音楽に合わせて行われたストレッチ

○大活躍『壱岐どんたく隊』 ー福岡壱岐の会の歓迎式もー
 初日は約120万人の人出、博多どんたくー


 ゴールデンウイーク期間中、毎年国内最大の人出となる「博多どんたく港まつり」(福岡市民の祭り振興会主催)が今年も三日から二日間の日程で、天神や博多駅方面の同市中心部を舞台に開かれ、全国各地から約二百二十万人の人出(同振興会まとめ)でにぎわい、市内は両日とも、どんたくムード一色となった。
 今回で戦後のどんたく復興から六十一回目の同祭りには初日の三日、今年も本市から白川博一市長、壱岐観光協会・村田好弘会長、和太鼓のグループ・風舞組、新壱州おけさ踊り隊ら約八十人で編成された「壱岐市どんたく隊」が参加、パレードや特設の演舞台などで、本市の観光や物産など存分にPRした。

どんたく(パレード)
白川市長を先頭にパレードする壱岐どんたく隊

〇古式ゆかしく「お田植え祭」 ー郷ノ浦町福原さんの斎田で、県神社庁壱岐支部ー

 市内各地で本年産米の田植えが、豊作への期待を込めて行われているが、県神社庁壱岐支部(支部長・村田徹郎白沙八幡神社宮司)の「献穀田お田植え祭」が三日、郷ノ浦町東触、福原正二さんの斎田・七十アールで行われた。

お田植祭
横一線に並び苗を植える早乙女たち

○社説 子どもは社会の”活力”ー「こどもの日」に

「こどもの日」の五日にちなみ、総務省が発表した人口推計(四月一日現在)によると、十五歳未満の子どもの数は、千七百二十五万人(対前年十三万人減)で、過去最少を更新し続け、総人口に占める割合も一三・五%と三十四年連続で低下、子どもが占める割合は、人口三千万人以上で国連人口総計年鑑に掲載されている三十一カ国の中で最も低いという。
 本県や本市でも、三面にも掲載している通り、少子化は進み、県下の子ども数(十五歳未満)は二十万三千人、本市は四千四百九十五人でいずれも過去最少を更新し続けているものの、本市では、〇歳から四歳までの数が前年に比べ十五人増えているのは非常に喜ばしい。”何としても”といっても難しい問題があるが、白川博一市長の”手腕”に大いに期待して、来年以降も増えることを願いたい。
 「見つけよう みんながもってる いいところ」を標語にこどもの日の五日から、「次世代を担う子どもたちからの発信」をテーマに、子どもを取り巻くいろいろな問題に対し、社会の関心をより高めようーなどと厚労省、全国社会福祉協議会、子ども未来財団主唱の児童福祉週間がスタート。▽家庭での親子のふれあい促進▽地域の児童健全育成活動の推進▽児童虐待への適切な対応▽母と子の健康づくり推進▽障害のある子どもらに対する理解の促進などを、主な運動項目に実施されている。
 たびたびこの欄などに記しているが、我が社の近くでは社宅の建築もあり、子どもたちの数が増え、子どもたちが学校から戻ってくると、友だちも参加して遊ぶ際の歓声、時には泣き声も聞こえてくる。そうした子どもたちの上げる声は、子育てを終えようとしている(終えた)”大人”にとって、その時々の活力にもつながる元気の声であり、自分にとっては、どんなサプリメントよりも心身の隅々に響く癒しの声、活力を生む声ーと、最近になってより強く意識されるようになった。
 近頃は、虐待やいじめ、犯罪と、子どもたちを取り巻く環境の中で、異常性を感じさせる出来事が、たびたびメディアで取り上げられ、社会の注目を浴びることも多いが、”大人”とされる人々に思い出してほしい。普通の生活の中で大声、力で子どもたちの心や行動を遮るなどした経験がないかどうかをー。
 手を上げるなど論外。大声で従わせようとすることもひとつの暴力で、伸びやかに育とうとする心を否定することにもなる。よくよく注意したい。子どもたちの元気な姿は、何より社会に活力を与える光、喜びでもあるのだから。

○ひとしずく

来週は十一日から「壱岐イキおりがみ展㈼」が郷ノ浦町、文化ホール横の郷土美術館二階の展示スペースでスタート、十七日午後一時半から同ホール・大会議室で、文化講演会が「壱岐の御幣(ごへい)と八朔雛(はっさくびな)」と題して、後藤須々美宮司を講師に開かれる▼十五日には午後七時半(開演)から、石田町、市社協石田事業所近くの寺、龍法院の本堂で、九州交響楽団の第二ヴァイオリン首席奏者・荒田和豊さんと同交響楽団の第一ヴァイオリン奏者・樽見かおりさん、九州を代表するギタリスト(クラシック)の一人、松下隆二さんの三人による「ヴァイオリンとギターのトリオコンサート」がある▼どちらも今からとても楽しみな企画である。おりがみ展は、第一回目の作品展でその作品の意外性やストーリー性、自分で勝手に狭めていたイメージを、大きく広げてくれた素晴らしいものだったことを覚えている▼荒田和豊さんらによるコンサートは、友人のビオラ奏者やギタリストの松下さん、同じ交響楽団の樽見さんらと、ここ数年開かれ好評で、堅苦しいものと思われがちなクラシック音楽を毎回わかりやすく楽しく聞かせるその力量、真剣さは見事である▼どちらの企画も無料で、多くの来場が望まれている。是非、会場でその雰囲気、作品の美しさ、奏でられる音色などなど楽しんでもらいたい。

2008年5月1日号 第4445号 

5月1日号 ー主なニュースー

○金子知事が出席して起工式 ー県立埋蔵文化財センター・市立一支国博物館(仮称)ー

 平成二十二年春開館予定の県立埋蔵文化財センターと市立一支国博物館(仮称)の建設工事起工式が二十六日、芦辺町深江鶴亀触の建設現場で開かれた。
 起工式には、施主の金子原二郎知事と白川博一市長はじめ、県議会・三好徳明議長や市議会・深見忠生議長ら来賓、設計業者、施工業者ら関係者合わせて約百五十人が出席。神事に続き、関係者があいさつした。
 両施設は、敷地面積一万八千五百四十六平方㍍、建築面積四千三百五十七平方メートル、鉄筋コンクリート造、地下一階、地上四階建てで、今後、建築工事が来年八月、展示工事が来年十一月に竣工する予定。総事業費は約三十九億円。

博物館起工式
神事で玉串を捧げる金子原二郎知事

○ 地区住民の親睦と融和 ー春の市も多くの人出でにぎわうー
 ー第61回石田町民運動会ー


「昭和の日」の29日、恒例の石田町民運動会が今年も石田小中グラウンドで開かれ、住民同士で親睦と融和を深めた。
 また、この日はグラウンド横の通りを利用して、市内5浦を巡って開催されている本島の初夏への風物詩・春の市も行われ、同町民はじめ、市内各地からの家族連れや見物客、花木や野菜類の苗木や掘り出し物を探す買い物客、観光客らで大いににぎわっていた。

石田町民運動会
4人五脚にチャレンジする住民

○捕鯨の伝統文化を後世に ー市・保存会の「はざし唄」収録ー
 ー日本鯨類研究所、日本捕鯨協会ー


 芦辺町諸吉、棚江地区に古くから伝わる「はざし唄」を現在に継承する「市はざし唄保存会」(市山繁代表、十一人)は二十五日、同町、離島センター横のまなびの館で、テレビ収録関係会社ジン・ネット(東京都)の取材に協力し、はざし唄を披露した。

はざし唄保存会
はざし唄を披露する保存会の会員

〇クロマツ40本、ヤブツバキ22本を植樹 ー東京雪州会・緑化事業への寄付報告もー
 ー市・県壱岐地方局・第13回新緑のつどいー


 本市と県壱岐地方局が主催して二十七日、石田町、筒城ふれあい広場で、本年度・第十三回「新緑のつどい」が、三島・筒城・勝本・芦辺の四緑の少年団員や四地区の各小学校の児童や保護者、関係者ら約五百人が参加して行われクロマツの苗木四十本、ヤブ椿二十二本を、皆で、同広場グラウンド横に植樹した。

新緑のつどい
苗木を植える緑の少年団員ら

〇濱裕子さんの作品が最優秀賞に ー「二十四の瞳岬文壇エッセー賞」ー

 香川県小豆島の「岬の分教場保存会」主催の第六回・二十四の瞳岬文壇エッセー賞の審査がこのほどあり、最優秀賞に郷ノ浦町在住の詩人・濱裕子さんの作品「ばあたんのコロッケ」が選ばれた。

○社説 GWマリンレジャー安全推進旬間

 満開のサクラに迎えられるようにスタートした平成二十年度も五月に入り、鮮やかな緑が野山をおおい、初夏の風が心地好い頃となった。今年のゴールデンウイーク=GW=が先週末から始まって、本島の行楽シーズンも開幕である。
 今年のGWは先月二十六日から始まり、二十七日の週末の二日間、「みどりの日」の二十九日、五月三日・「憲法記念日」、四日・「国民の休日」、五日・「こどもの日」、六日・「振替休日」の四連休となっており、この四連休を利用して帰省したり、旅行を友人や家族と計画している人たちも多いようである。
「初夏」とは旧暦の四月(卯月)の異称で、新暦の五月五日、季節が夏へ移り変わる頃とされる二十四節気の一つ「立夏」から始まる。ちょうどこの頃、本島の岸近くや沖磯回りでは、クロダイ=チヌ=が産卵のため浅場に回遊してくる「乗っ込み」のピークで、多くの釣り人たちが、この時期を逃がすと味わいにくい大物への期待を込め、北部九州を代表する釣り場を擁する本島の沖磯を目指しやって来る。その流れに”釣られた”わけではないが、友人と先日、沖磯に渡り”引き味”を楽しんできた。
 GW期間中でもあり、近くで釣りをする大勢の人たちを見ると、暑さに負けずライフジャケットをきちっと着用している人たちが多いように見えた。磯で転倒した時などクッション代りにもなり、安全対策にもなるので必ず着用してもらいたいと思うが、このGW期間中は、マリンレジャーでの海難事故防止を訴える海上保安庁の「マリンレジャー安全推進旬間」(四月二十六日~五月六日)が「海で安全に楽しく遊ぶために~大切な命を自分で守る~」をメインテーマに、全国一斉に展開される。
 壱岐海上保安署では、同旬間の重点、▽自己救助策三つの基本=(1)ライフジャケットの常時着用・浮力の確保(2)携帯電話等の連絡手段の確保・速やかな救助要請(3)海上保安庁への118番通報・海の”もしも”は118番=の徹底▽出港前の安全点検、航行中の見張りの徹底など、プレジャーボート等乗船者の安全対策推進▽ライフジャケット着用など自己救命策の確保、釣り愛好者の安全対策の推進ーの三項目を中心に、プレジャーボートなどへの立ち入り検査をはじめ、指導、取り締まりを積極的に展開している。
 本島には多くの観光客にまじり、ヨットや大型のモーターボートで訪れたり、大勢の釣り客が来島することから、地元の愛好者も含めて十分な注意が望まれている。徹底した安全対策を講じた上で、大いに楽しんでほしい。

○ひとしずく

水を蓄え空気をきれいにし、強い風などから生活を守り、やすらぎの場を与えてくれる森林が、最近は世界的に荒廃しており、その緑の大切さと素晴らしさを学ぶ場として、今年第十三回目の「新緑のつどい」が二十七日に石田町、筒城ふれあい広場で開かれた▼きょうからガソリンの価格が、暫定税率の再可決もあり、本市では(一日現在)一リットル当たり百五十円から百五十八円程度で販売されているようであるが、世界の重要な緑地帯とされるブラジルのアマゾンでは、森林がバイオ燃料の原料となる大豆やサトウキビの栽培、牧草地への転換によりハイスピードで減少しているという▼原油価格の高騰により、ガソリンの価格はもちろん、食品類や電気、ガスといった生活に直接響く値上げラッシュが続いているが、その油は限りある資源であり、バイオ燃料は当然、食料にもなり得る穀物から生産されおり、貧しい国では飢餓が広がっているとされる▼こうした現実は、便利であることへの徹底的な追求の結果が表れ出しているーとも言われている。そろそろ生活と自然との調和、共存を目指し、教育を含めて徹底した取り組みが、日本でも望まれ、個人の行動が求められている▼本市の新緑のつどいが、参加する児童たちだけでなく、多くの大人にとっても、エコロジーな社会づくりへの手がかりになればーと思う。

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