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2008年4月25日号 第4444号 

4月25日号 ー主なニュースー

○植栽も施され補修終える ー壱岐の島1番の観光スポットー
 ー海抜45メートルの巨体『猿岩』ー


 本市観光地の「NO1」スポット、海抜四十五メートルの巨体がそびえ立つ景勝地・猿岩(郷ノ浦町新田触)の補修工事がこのほど終わり、市は二十二日、現地で補修工事調査業務の概要を説明した。
 調査の結果、猿岩の“顔”の上部の額部分に幅約一メートル深さ四メートル以上の割れ目があり、ほか数か所に亀裂があることが判明し、これ以上の雨水の浸入による浸食を防ぐため、その隙間に吸水性ポリマー土のうを詰め、軽量の発砲ウレタン樹脂を注入、表面はポリエステル樹脂とガラス繊維でコーティングした。また景観を損ねないよう、補修表面には植栽土のうが施された。

猿岩
足場を組んで行われた猿岩の補修工事

○本年度総会と懇親会 ー6月8日に福岡壱岐の会ー

 福岡方面在住の壱岐出身者の集い、福岡壱岐の会の本年度・総会と懇親会が六月八日午前十一時半から、福岡市博多区、八仙閣で開かれることになった。
 問い合わせなど詳しくは、同会副会長兼事務局長・村井省三氏((株)大濠地所内・電話092ー724ー5120、FAX092ー737ー0556)へ。

○7競技での活躍に期待 =本市選手団57人=
 ー第5回ねんりんぴっくスポーツ交流大会ー


ねんりんピック壮行会

 県、県老ク連など主催の第5回県ねんりんピック・スポーツ交流会が5月10日、諫早市、県立総合運動公園など11会場で開かれるが、大会を前に本市選手団(団長・山本義人市老ク連会長、57人)の結団壮行式が24日、郷ノ浦町、大谷体育館で開かれた=写真=。

○石田「apple」が4連覇 ー市家庭婦人バレーボール連盟主催 
ーNECロケッツ杯ママさんバレーー


 決勝は、それぞれ予選で2勝した強豪「apple」(石田)と「アクティブ」(勝本)が対戦、セットカウント2ー0でappleが勝ち、予選から1セットも落とさない快勝で初のNECレッドロケッツ杯を制し、見事大会4連覇を飾った。

○創作料理の試食会も ー山野草に関する講習会開くー
 ー40人が参加、壱岐旅館組合ー


 壱岐旅館組合(吉田繁組合長)主催の「山野草の学習とクッキング講習会」が二十二日、郷ノ浦町、文化ホールの調理室など利用して、組合員ら四十人が参加して開かれた。
 諸物価の高騰や観光客の低迷など同組合を取り巻く環境が厳しさを増す中で、創意工夫による新たな展開を目指し、今回の講習は食の原点として山野草を見直し、壱岐らしく活用することで新しい「食のおもてなし」のポイントの一つに、健康志向やエコツーリズムといったニーズに対応し活動の一環としても実施された。

料理教室
宮坂さんの創作料理を前に説明を受ける参加者

〇勝本町身出、白川恵名さんに決定 ー初仕事は「どんたく」で壱岐PRー
 ー壱岐観光協会キャンペーンレディー


キャンペーンレディ

 壱岐観光協会(村田好弘会長)の壱岐キャンペーンレディの選考がこのほど行われ、審査の結果、勝本町鯨伏出身で、現在福岡市在住の白川恵名さん(21)=写真=に決定し、二十一日、原の辻遺跡復元建物前で村田会長から任命証が手渡された

○社説 環境・衛生に関する2つのニュースから

 テント内の気圧を下げることができる医療用テントの開発に、日本の商社などが携わり、近く商品化へーというニュースをテレビで見て驚いた。ウイルスなどを気圧の違いと特殊なエアコンにより、そうした物が外部に漏れ出すことなく、そのテント内で治療できるーなどと、専門の担当者が説明していたが、人から人に感染するウイルスによる病気、例えば新種のインフルエンザなどが、商社が関係しているだけに、世界的に蔓延する可能性があるのかーと、取り越し苦労的な想像が頭に浮かんだ。
 ずい分以前から、抗生物質などの薬剤の普及で、人々が苦しんできた病気が、絶滅に近い状態になったとされたものの、環境条件や薬剤に耐性を持ち、少しずつ感染する人たちが出ているーなどとするニュースを耳にし、まったく根拠などないが、病院での院内感染で入院患者が死亡したニュースや鳥インフルエンザの報道が頭をかけ巡り、ただ漠然とそうした社会が現実になりそうな地域が、世界のどこかに発生しないことを願った。
 昨日の日刊紙には、壱岐も警戒区域に入り、非常に驚かされた昨年五月に発生した光化学スモッグについて、国立環境衛生所が、中国からの「越境汚染」の影響に関する研究結果を明らかにし、特に九州は、中国の影響が四〇ー四五%と最も高く、発生域が近年拡大し、多発する光化学スモッグは越境汚染が一因と指摘されてきたが、その具体的な割合が示されたのは初めてという。
 今回は、光化学スモッグの原因となる光化学オキシダントが高濃度で観測された時間帯について、全体と中国の排出量データを除いた場合とのモデル計算の比較計算から中国の「寄与率」を推計、その寄与率を日本各地の分布図として表すと、北日本を除く全域で二五%以上が「中国由来」のもので、研究所は、もらい公害などといった認識ではなく、国内の汚染対策の推進とともに、日中ともに有益な解決への取り組みの加速が重要ーとしており、その影響度合いを算出した図でも、壱岐はもちろん、九州の割合が高いことが如実に示されている。
 このままでは、二〇二〇年には九州で基準値を超える時間は一年の三分の一にもなるとの予測もあり、その報道からも地球規模で驚くべき事態が進んでいることが突き付けられ、それは先のテントのニュースでも同様に、この日本海の西の入り口に位置する壱岐の島にいても、目を見開き世界を見つめることの重大さを原油価格の高騰や株価、オリンピックなどの問題だけでなく、環境・衛生問題からも迫られる。

○ひとしずく

壱岐旅館組合が二十二日に開いた「山野草の学習とクッキング講習会」は、取材していてもなかなか楽しいものだった▼第一部の「食べられる山野草を見つける」では、「野草・山草・海草」と、人々がいにしえの頃から口にしている道草では、特に春の毒出しなど、口から脳に運ばれ、心身に伝えられる様々な情報がある。「週に一度、毎月一回は口にすることで、心身を自然な状態に近づけたい」 などとする講話▼岳の辻へ場所を移しての山野草・道草摘みでは、講師の山田智之氏の説明を受けながら、参加者がツワ、ヨモギ、スイバ、カラスノエンドウなどを摘み、次の講習、道草クッキング・創作料理の会へと思いを飛ばし、摘んだ野草からメニューをイメージしているようだったが、カラスノエンドウが食べられる草と知り驚いた▼天然食材料理アドバイザー・宮坂博子さんの道草クッキングでは、サラダやツワの芯にひき肉をダンゴのようにつけて焼いたもの、韓国料理に野草を使ったもの、野草を入れたまぜご飯など七種類が、会場にずらりと並べられ、山野草と言えば、定番のあえものやおひたし、天ぷらしか知らなかった自分には、強いインパクトがある料理で、宮坂さんが持ってきたスギナ茶も素晴らしかった▼参加者から「次は山野草を使った菓子、スイーツの作り方講習を」の声も聞かれていたが、まったく”同感”の新たな取り組みだった。

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2008年4月21日号 第4443号 

4月21日号 ー主なニュースー

○力を合わせて希望の島に ー職員約500人が出席して就任式ー
 ー18日に初登庁、白川博一新市長ー


 十三日に行われた市長選挙で初当選した白川博一新市長(57)が十八日、市役所本庁に初登庁した。
 初登庁では、市役所玄関前に幹部職員らが拍手で迎え、花束が贈られた。白川市長は登庁後さっそく部長、支所長と会議を開き幹部職員の紹介を受けたほか、市役所各庁舎と関係機関を訪問した。
 また、この日の夕方には、郷ノ浦町、文化ホール中ホールで就任式があり、職務のため出席できなかった職員を除く全職員約五百人が出席した。

市長訓示
公約について語る白川新市長

○地質など海底調査を実施 ー玄海原発周辺で、九州電力ー

 九州電力(株)は、玄海原子力発電所の周囲海域で、地質や断層などの地質構造に関する調査を、今月十七日から始めた。 海域の調査は七月中旬まで行われ、併せて実施される調査結果のデータ解析は九月末まで行われる。

○総会と懇親会 ー東海壱岐の会ー

 東海壱岐の会の第十八回総会と懇親会が五月十八日午前十一時半から、名古屋市、中日パレスで開かれ、ミニ物産展や抽選会など予定されている。会費七千円、詳しくは同会(電話〇五二ー七七四ー一〇二四)。

○北島武選手男子バレー代表候補に ー壱岐高卒業、堺ブレイザーズで活躍ー
 ー北京五輪バレー最終予選で決定へー


北島武

 2008北京五輪バレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会(男子大会・5月31日~6月8日、東京体育館)に参加する全日本男子チーム出場候補選手の19人が、このほど日本バレーボール協会から発表され、本市で小中学校、高校時代を過ごし現在、堺ブレイザーズ(大阪府堺市)に所属する北島武選手(25)=写真=が選出された。

○製品がゴールドメダル以上!! ーグランドゴールドメダルに3製品ー
 ー2008モンドセレクションで、壱岐焼酎協業組合ー


 芦辺町、壱岐焼酎協業組合(篠崎修理事長)の「十酔(じゅすい)伝説」と「壱岐っ娘デラックス」、「柚子小町」の三製品が、世界的に権威がある食品品評会の「モンドセレクション」・「ワールドセレクション2008」で、見事グランドゴールドメダルを獲得、「なでしこ」と「玉姫」の二製品がゴールドメダルを受賞した。

モンドセレクション受賞
写真右から壱岐っ娘デラックス、玉姫、十酔伝説、柚子小町、なでしこ

○風に乗り一気に揚がる凧 ー今年で24回目の開催ー
 ー瀬戸浦凧揚げ大会ー


瀬戸浦浦会青年部主催の瀬戸浦凧揚げ大会が今年は二十日、芦辺町、少弐公園で開かれ、様々な色や形の凧が春風に乗って大空へ舞い上がった。
 今年で第二十四回目を迎えた同大会は今年も地域の交流や活性化をーと、瀬戸浦・春の市と同じ日に行われ、地元住民はじめ市内各地から市民約二百人が参加。船団、小学生、一般、消防の四部門で五十を超える凧が快晴の空に舞い揚がった。

凧揚げ(駐車場から)
駐車場から揚げられた大凧

〇31人が参加 ー壱岐・八朔雛伝承者ー
 ー養成研修ー


八朔雛教室

 壱岐の八朔雛(はっさくびな)ヒメゴジョサマ伝承者育成研修会が十五日、十七、十八日の三日間、郷ノ浦町、文化ホールで、日本折紙協会・日本折紙学会認定講師の宮本眞理子さん=郷ノ浦町在住=を講師に開かれた。
 本年二月に同町、弁天荘で行われた「八朔雛ヒメゴジョサマ体験モニター食事会」に参加し、壱岐の八朔雛を知った人たちをはじめ、愛好者ら三十一人が参加して開かれた同育成研修会では、雛づくりなどの実技に加え、いわれについても学び、修了証書授与式が五月十七日午後一時半から、同ホールで行われる文化講演会「壱岐の御幣(ごへい)と八朔雛」に続いて行われ、同二十二日と二十三日にある八朔雛教室の講師などを務めることになっている。

○社説 森を残し、全生物と共存を

 昨日二十日は、田畑を潤す春雨が降る時期とされる二十四節気の一つ「穀雨(こくう)」で、野山の草木の緑もその美しさを増し始める頃となった。
 今年も緑の募金が来月いっぱい「温暖化を緑で止めよう未来のために」を標語に、国土緑化や自然愛護の精神で各地で行われ、本市でも二十七日、市、県壱岐地方局が主催して本年度「新緑のつどい」が石田町、筒城浜ふれあい広場で、市内の四緑の少年団や児童関係者ら約五百人が参加して開かれ緑化推進運動の一環として実施され、白砂青松ークロマツの記念植樹がある。
 山口県では十九日、山口市の維新百年記念公園で、全国「みどりの愛護」のつどいの式典が、皇太子さまが出席して開かれ、皇太子さまは式典で、今年七月に開かれる「北海道洞爺湖サミット」では、地球温暖化の問題が議論されることに触れ、緑豊かで快適な生活環境づくりが一層発展することを願うーとあいさつされ、山口市の天然記念物のヤマザクラを記念植樹したなどと、長崎新聞で報道されていた。
 今年の本紙三月二十六日号の「ひとしずく」で、「こんこんと水がわき出る森が消えるとき、すべての産業、都市が消える…わたしたちの命は森にささえられています。日本を自然保護大国に!でなければ二十一世紀は生き残れません。クマの棲む豊かな森を次の世代へ…」と様々に活動する日本熊森協会(兵庫県西宮市分銅町一ー四)が出している冊子「クマともりとひと」(A5版、六十一ページ)を紹介した。
 その冊子の書き出しは「愛は、言葉ではなく行動である」=マザーテレサの言葉=で、最後に「日本熊森協会は、行動することによって絶望を希望に変えるところです。共に、日本に大自然保護団体をつくり、日本の自然を守りませんか、ご連絡ください」とメッセージがあり、「森を残し、全生物と共存しなければ、人間も生き残れない」(現代生態学が出した結論)の言葉で締めくくられている。
 最近の地球温暖化によって大量発生した虫により、森の中のドングリ類の木々が大量に枯死しているという恐ろしい事態が発生しているーとその冊子に書かれているが、四月十一日号のこのコーナーで紹介した天文学者で彗星探索家の木内鶴彦さんも、事態は切迫しているが、遠き神話の時代から日本人が行ってきた、山に保水力がある樹木を植え育て、その中に小さな水の流れができ、その流れに沿うように田畑を復活させたいーと講演で話した。
 それは、先に記したマザーテレサの言葉そのものの実践であり、まさに人と共生する生命たちへの愛の現れでもある。

○ひとしずく

「点めつだ一度止まって次の青」をスローガンに、十五日まで展開されていた春の全国交通安全運動が終わったばかりの十八日、石田町の県道で死亡事故が発生した▼六百十四日で「死亡事故ゼロ」の記録は止まったが、再度、ドライバーはもちろん、市民皆でルール、マナーを徹底して、交通安全の島づくりに取り組む中で、その記録にチャレンジし、安全で明るい社会づくりを実現したいものである▼交通安全期間だけに、意識を高めるのではなく、常日頃のそれぞれの取り組みが大切で、まずは「自分の安全は自分から」という感覚を持ち、ドライバーは初心を思い出して安全運転に努め、歩行者も交通安全を実践したい▼この春の交通安全運動の重点は、新入学(園)の児童、園児らの安全を第一に、六月までに施行される道交法の改正に伴い、▽すべての座席のシートベルト着用の義務化▽高齢者運転者マーク(七十五歳以上)の義務化▽児童・幼児の自転車乗車時のヘルメット着用などで、市民にその徹底が呼びかけられた▼跡を絶たない飲酒運転の根絶についても、春の運動を前に先月二十六日、市商工会青年部が「絶対にしない、許さない」と宣言。とにかく交通ルールの遵守で、明るい家庭・地域・社会づくりに市民総参加で取り組もう。

2008年4月16日号 第4442号 

4月16日号 ー主なニュースー

○壱岐にも『変化』の風!! ー大差で三つどもえ制すー

当8、567 白川博一無新
 6、392 長田 徹無現
 6、279 長嶋立身無新

 任期満了に伴う市長選挙の投票が十三日、三十投票区で行われ、即日開票の結果、新人で旧芦辺町長の白川博一氏(57)が八千五百六十七票を獲得し、同じく新人で旧郷ノ浦町長の長嶋立身氏(59)、現職の長田徹氏(62)=いずれも無所属=に二千票余りの大差をつけて初当選、二代目市長に選ばれた。
 白川氏は「改革断行」と、市民病院改革、総人件費一割以上圧縮、ゴミ・し尿処理計画の見直しーの三つの改革を掲げ、有権者に支持を訴えてきた。開票当日は告示日に出陣式を行った芦辺町箱崎八幡宮内の保健福祉館で待機し、当選確定直後、詰め掛けた約四百人の支持者らと喜びを分かち合い、「前回より票が増え、マニフェストを理解していただいたと思う。市民病院改革、税金の無駄遣いストップ本部設置、ゴミ・し尿処理施設計画の見直しの三点に早急に取り組みたい」と当選の喜びを語った。

白川博一(支援者と握手)
支援者と握手を交わし当選の喜びを分かちあう支援者と白川氏ら

○社説 白川博一新市長に

”壱岐はひとつ”と紆余曲折を経ながらも島民の思いが届き、四年前の三月一日、旧四町が合併して壱岐市としてその思いが実現、初代市長が誕生するまで、市の骨格はできあがっていたものの、まだ当時は混沌としていたようにも見えた。
 初代市長の長田徹氏は、様々な壁や逆行する流れもあったが、就任することでまずは「魂」を入れ、徐々に肉づけをして、壱岐市としてのスタイルを整えてきた。その彼の精神を支えたのは、今回の二代目の市長を選ぶ選挙に出馬した三氏の選挙戦を支え、精神も支えた「郷里の壱岐を愛している」という信念であろう。今回、落選という結果となったが、共に本市の安定と発展、健やかな在り様を請い希う想いに変わることはなく、二代目・白川博一氏の市政を側面的にであっても応援してもらいたい。
 今回は中国・北京、前回はギリシア・アテネとオリンピックの年にある本市の市長選、市民が望んだ新たな風「変化」をいっぱいにつかみ、四年間に着々とその道を整え当選を果たした白川新市長は「変える」という言葉をキィーワードに▽改革、税金の無駄遣いストップ▽希望の持てる島づくり▽壱岐結集、改革断行ーを有権者に強くアピールして、その選挙戦を制した。
 白川新市長の公務は十八日からで、市民に示したマニフェスト=公約=を、白川市政・第一章の四年間で、いかに具体化、実現していくのか、その手腕が問われることになるが、公約は▽自ら市民病院の改革(赤字体質の脱却、拠点病院としての機能整備など)▽徹底した行財政改革▽ゴミ・し尿処理計画の見直し、資源化・循環化▽畜産振興▽産地づくり▽後継者対策▽沿岸漁業を護る▽空きビル活用▽雇用創出▽福祉・教育の充実ーなど。
 本市の現状は、公共事業の減少、事業所の倒産、廃業、進む少子高齢化と人口、雇用の問題、観光客の減少ーなど、厳しさが増す財政状況や広がる格差など、暗さを実感するような状況にあり、白川新市長が訴えた「変える」というポイントは、市民にとってわかりやすかったし、市職員の総人件費一割以上の圧縮、無駄遣いストップ本部の設置など大いに共感を呼び、”市民の声の代弁者”的な期待感が大きく膨らんでいる。
 市民が主役の市政の新リーダーとして、今後の四年間を託された白川新市長には、何としてもその風を絶やすこと無く、壱岐に住む誰もが願う安定と健全な発展に、リーダーとして邁進してほしい。加えて闘争型の姿勢に陥ることなどなく、対話と調和を第一に何事にも臨み、小さく弱い声を決して大声で消し去ることがないように、と願いたい。

○ひとしずく

新年度がスタートしておよそ二週間、新学期を迎えた市内の各学校には新一年生が入学、その一年生を歓迎する恒例の遠足など、各校それぞれのイベントが行われている▼我が社の近くには盈科小学校があり、ピカピカの一年生と上級生たちが登下校する姿をよく見かける。特に最近は同じ地区内に銀行の社宅も建ち、赴任してきた行員らの家族の”お蔭”もあり、子どもたちの姿が一気に増えた▼その子どもたちも通う盈科小学校で、歓迎集会と遠足が行われると聞き、十五日に取材で”お邪魔”した。まず、集会が催され、新入生と六年生が手をつないで入場、学年ごとにイベント紹介などもあり、仮装・仮面ライダーの登場もあって雰囲気は大いに盛り上がり、子どもたちの元気な声が会場の体育館に響きわたった▼その子どもたちが全身で表現する「楽しい」という言葉、明るさが、最近、加齢による疲れなのか、単純に超メタボな体形のためか、疲れぎみだった心身に染み渡り、たびたび「元気をもらった」という言葉を耳にするが、子どもたちの表情に感動し、まったくその言葉を実感したようだった▼子どもたちが地域にあふれるーその声だけでも、地域の活力に大きくつながっている。共に学び成長する・「育てる」は、今の壱岐にとって一番の鍵ではないか。

2008年4月11日号 第4441号 

4月11日号 ー主なニュースー

○いよいよ13日投開票 ー棄権せず投票を、市長選ー

 任期満了に伴う第二回目の市長選挙はいよいよ十三日投開票と迫った。 
 現職で再選を目指す長田徹氏(62)、元郷ノ浦町長の長嶋立身氏(59)、元芦辺町長の白川博一氏(57)の新人二人と初代市長選挙と同様にその三氏が、六日の告示以来、三つ巴の激しい選挙戦を展開している。 
届け出順に長嶋、白川、長田の三氏は、それぞれの地盤を持っており、まさに横一線の戦いを繰り広げているとされているが、いよいよ選挙戦も最終盤となり、どの候補も他候補陣営の動きを見すえながら、票固め、切り崩しーとラストスパートに入った。

○離島留学生5人が入学 ー壱岐高校・歴史文化コースー

離島留学生

 壱岐高校(廣瀬典治校長)の本年度離島留学生歓迎入市式が八日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれた。
 本年度は、大坪志信くん(久留米市立城南中)、岩川将くん(大阪市立鶴見橋中)、木谷綾兵くん(長崎市立小島中)、谷口昂徳くん(東彼杵町立彼杵中)、山口慧次郎くん(兵庫県小野市立小野南中)の五人=( )内は出身中学校=で、大坪くんが中国語を、他の四人は歴史学を専攻する。

○ 小学294人、中学329人  ー市内各学校で入学式ー

今年の入学者数は小学校が二百九十四人(対前年三十一人減)、中学校が三百二十九人(同六人増)、壱岐高校が二百二十二人(原の辻歴史文化コース九人含む)、壱岐商業高校が情報処理科四十人、商業科七十三人の合わせて百十三人となっている。

○896頭で約4億6000万円販売 ー総平均価格約51万円ー
 ー市農協4月牛市ー


 本年度第一回目の牛市となる市農協四月子牛市が九日と十日の両日、壱岐家畜市場で開かれた。
販売総額は四億五千八百十二万七千六百円(同千九百二十一万六千五十円減)。

○社説”スターゲート”を開く旅

 春の嵐が抜けた昨夜は、清んだ大気の中で、三日月を少し膨らませたような五日目の月が、他の多くの星を連れるように光を放っていた。
 ついに先日、彗星探索家として世界的に知られる木内鶴彦さん(53)の講演会が福岡で開かれると聞き受講。長野県出身の木内さんは、子どもの頃から星や宇宙の神秘に魅せられ、ダンボールで自作した望遠鏡で星空を見上げていた。何にでも”なぜ”と大人たちに尋ねる天文少年が成長し、一九九二年九月二十七日、長い間”行方不明”になっていたため、世界中の天文家が探していた、木内さんにとっては四つ目の彗星・スイフト・タットルを発見。
 ところが、その彗星が二一二六年八月十四日、地球に衝突する軌道で向かっていることがわかり、一九九四年には国際会議が京都で開かれるなど、最近では宇宙飛行士・土井隆雄さんがスペースシャトル・エンデバーで向かい、ドッキングして日本初の施設を設置した国際宇宙ステーションが、その衝突を回避するための活動を続けており、その彗星の接近が、俳優のブルース・ウイルスが主演して大ヒットした映画「アルマゲドン」のモデルになったという。
 その国際会議である学者が、「その彗星の衝突より前に、夜空が街の明かりで明るくなったことによる”光害”で、二〇一一年頃から世界的に植物が枯れ始めることで、彗星が地球にぶつかる前に地球は…」と話したという。その頃の地球は、植物が減って酸素の量が極端に薄れ、比重の重い二酸化炭素が海抜ゼロメートル地帯を覆うーといった状況も考えられているそうで、遅きに失した感はあるが、夜は無駄な明かりは消し、遠き神話の時代から日本人が行ってきたように、山に保水力のある樹木を植樹し、その中を小さな川などが蛇行しながら流れ、その流れに沿うように田畑をつくるーというスタイルの復活を!などと話した。
 海水温の上昇は、汚れによる保温効果によるものが大きく、海藻はもろにその影響を受けており、中国が大河をせき止めてつくった巨大なダムの影響が、今後どのような形で出てくるかが心配されるという。
 ピュアな天文少年が、多様な国際会議で講演を求められるほどの彗星探索家になり、それを支えるひらめき・直観を与え続けた宇宙。壱岐にも宵の明星から始まる美しい星空がある。地球もその中の一つ。海の向こう、地平線の向こうまで見るような心持ちで星空を観、そこから受ける”何か”で、新しさ、変化を、苦労と思えるような出来事も工夫で楽しみに変えながら、”スターゲート”を開く旅に、出たいものである。

○ひとしずく

あんなに見事に咲いていたサクラの花も、昨日の北回りの大風と冷たい雨に打たれ、だいぶ散って花と葉も美しい頃になったことを告げた▼今年は、子どもたちの入学(園)式にも間に合い、まるで”ピカピカの一年生”を出迎えるように咲いて、花吹雪とはいかずとも、春風に風情たっぷりと舞う姿が入学(園)を祝っているようで、とても美しかった▼我が社近くの盈科小学校グラウンドの土手、県地方局や合同庁舎のサクラは、今年も楽しませてくれ、これからは盈科小の土手に鮮やかなサツキの花が咲く時季へと移ってゆく▼今月に入りツバメも飛来してきて、水を入れた田んぼの上やはるか上空を旋回する姿が見られるようになり、もう”初夏”がそこまで近づいている。何と言っても市内の五浦を巡って開かれる春の市が二十日・瀬戸、二十六日・勝本、二十七日・芦辺、二十九日・石田、五月十一日・郷ノ浦町八日市の順で開かれる▼神話から原ノ辻遺跡など歴史遺産の数々、豊かとされる自然から得られる旬の味覚など、この壱岐には季節ごと、どこよりも美しいシーン、ストーリーがある。大切にしたいものである。そのためには、〝好きになる〟こと。そして家庭菜園、釣り、ガーデニングなどで、まず身近な自然に触れるなどして観察して見ることである。

2008年4月7日号 第4440号 

4月7日号 ー主なニュースー

○三つ巴の激選スタート ー長嶋・白川・長田の3氏が立候補(届け出順)ー
 ー13日投開票、第2回市長選挙ー


選挙掲示板

 任期満了に伴う市長選挙が六日に告示され、旧郷ノ浦町長、長嶋立身氏(59)=無所属新人=、旧芦辺町長、白川博一氏(57)=無所属新人=、現職、長田徹氏(62)=無所属=(届け出順)の三氏が立候補、前回市長選と同じ三氏による三つ巴の選挙戦が始まった。

○七里ヶ曽根周辺海域の操業調整に暫定合意 ー市漁協長会、日本遠洋旋網漁協などー

 本市漁業協同組合長会(大久保敏治会長)は三月十一日、日本遠洋旋網、山陰旋網、県旋網の三組合と七里ヶ曽根周辺海域の大中型まき網漁船と沿岸漁漁船の操業調整について、暫定合意した。
 この問題は、本島と対馬の間の海域にあり、本市漁業者はじめ、対馬や福岡などの漁業者にとっても好漁場となっている七里ヶ曽根で、沿岸漁業者と大中型まき網漁船の間で操業を巡るトラブルが度々続いたもので、昨年二月、大中型まき網漁船と沿岸漁船との間にトラブルを発したことから、本市漁協組合長会は六月、農林水産大臣政務官・谷川弥一氏や水産庁に陳情し、まき網漁業者との調整を要望した。

○市と壱岐署が協定締結 ー暴力団員の市営住宅の使用制限などー

 市と壱岐警察署は三日、暴力団員による市営住宅等の使用制限に関する協定書を締結した。
 この協定は昨年四月、東京都町田市の公営住宅で発生した暴力団組員拳銃立てこもり事件を契機に始まり、本県では昨年十月から、これまで五市九町と県住宅供給公社が締結している。

暴力団住宅使用制限協定
協定書を交わす長田市長と小池署長

〇多くの来場を! ー今年は13日に開催ー
 ー 壱岐國牛まつりー


 郷ノ浦町、津神社恒例の行事「壱岐國牛まつり」(同保存会主催)が今年は十三日に開かれる。

○社説 選挙戦スタート ー第2回市長選ー

「文化を含め、子どもたちへの教育環境の整備」「市のビジョンや地域振興のための対策など、一般市民にわかりやすい言葉での説明会の開催を」「商工・観光業はもちろん各種産業、教育なども含め、交流人口の拡大」「パワーが偏向することのない市づくり」「医療・福祉の充実」「施策を実現するための強いリーダーシップを」「現在、すでに島にある資源の活用徹底、企画力の向上で発展を」「小さな声を大声で制されるようなことがない、開かれた市政を」「農漁業の振興に徹底した取り組みを」ーなどなど。
 これは、平成十六年三月に旧四町が合併して以来、二度目の市長選挙が六日に告示され、投票日の十三日までの一週間にわたる激しい選挙戦に突入したが、今回選ばれた市長が当選から四年間の任期中、市勢の発展を最大のテーマに市づくりを努めることになる。その市長に対して、”望まれること”を市民に尋ねたもので、四日に文化ホールで開かれた市民フォーラムで、登壇してそれぞれの考えを示した立候補者の三氏、届け出順に長嶋立身氏(59)、白川博一氏(57)の新人二人と現職の長田徹氏(62)の各候補にとって、キィーワード的な重い言葉である。
 その中で、三十代の男性が「突然聞かれてもすぐに言葉が出ない程、今の壱岐の社会に格差が感じられ、ムードが沈滞していることが問題、具体的ではないが大きく伸びやかに、毎日を笑顔で明るく子どもたちや家族らと暮らせる市に」などとした話は印象的で、そのために三候補がポスターで掲げる▽日本一の島づくり、「創造」「活性」「決断」▽改革断行、今こそ壱岐が結集を▽市民主役、皆さんと協働のまちづくりを、まっすぐに誠実にーのキャッチコピーは、非常に示唆に富んでいるように思われるし、そのキャッチコピーや各候補の姿勢が、市民にとってこの一週間だけのものではないことを願う。
 合併後の壱岐が、市としてより安定し、さらなる発展を遂げることを共通のテーマに、三候補がそれぞれに少子高齢化、過疎化対策、教育、医療、福祉、各産業の振興などについて、五日現在、男性一万千八百三十二人、女性一万三千六百二十一人の有権者に、方向性や施策など、どれだけ具体的にアピールし、共感、支持を得ることができるかがネックとなるが、とにかくひたすらに、壱岐の発展への熱い思いを、前向きに前向きに訴えてほしい。
 有権者は、候補者を情実や地縁、血縁などで選んだり、棄権などしてはならない。なぜなら、選挙は他ならぬ自分、各有権者、市民のための権利だから。

○ひとしずく

天候に恵まれ、春のうららかな陽気となった先週末、その陽気に誘われるように、市内各地でサクラが満開となった▼郷ノ浦町の県壱岐地方局から合同庁舎、裁判所まで、盈科小学校の土手にはさまれた通り沿いのサクラも満開となり、春風に淡いピンク色の花びらが舞うなかを、車で少しゆっくりと通り抜けるたび、何とも素敵な心地の好い風が、染み入るように心を吹き抜ける一瞬、感覚を意識できることから、毎年この時季を楽しみにしている。歩いて見物するのにもなかなかのポイント▼その先週末には、家族連れや若者たち、子どもたちが大勢、弁天崎公園を訪れ、サクラの木の下で弁当を広げたり、プールから芝生の園地となった広場では、子どもたちが思い思いの遊び方で、春爛漫の日を楽しんでいるようだった。植樹されたヤマザクラも見事な花を咲かせており、これから数年後がとても楽しみ▼先週、知人から、カメラ好きの両親が実家からやってくるが、サクラの名所はどこ?と尋ねられた。読者の皆さんは、それぞれに名所を持っているのではないかと思うが、例えば「××公園や○○神社、○○寺のサクラが見事」などと、とっさに答えることができなかった。これは!という名所を、来年のこの時季には▼素晴らしい風景が多い壱岐では、サクラが野山の自然に溶け込んで咲いているのもーと思うが。

2008年4月1日号 第4439号 

4月1日号 主なニュース

○自転車(ロード)を本市で 成年女子ソフトに続く開催、第69回国体

 平成26年秋に、昭和44年以来、45年ぶりに本県で開催される第69回国民体育大会=長崎国体=の県準備委員会が25日、長崎市で開かれ、自転車(ロード)の競技会場として本市が選定された。

○公開討論会を生放送! 壱岐・勝本FM

 市長選立候補予定者による公開討論会「壱岐市・市民フォーラム」が四日午後六時から、郷ノ浦町、文化ホールで開かれるが、この討論会がFMラジオで生放送される。

○市長選立候補予定者・記者会見りよ 28日、市役所別館・会議室で (掲載は会見順)

白川博一氏(57)壱岐市活性化政策宣言

白川博一

無所属新人、旧芦辺町長。市民病院改革、税金の無駄遣いストップ、ゴミ処理施設計画見直しを三本柱に支持を訴える。前回市長選落選直後から次期市長選への出馬の意向を固め、「多くの方と話をしたい」と子牛市に四年間足を運んだ。
 ゴミ処理施設について、生ゴミを焼却処理せず分別、資源化して、施設規模と運営費を削減。「生ごみを焼却する現在の計画は従来型。全国の先進事例を参考にしたい」と語った。
市民病院改革は、医師会との連携を強化し、三百六十五日二十四時間体制の医療体制を図り、島外の医療機関に流出する患者の取り込みを目指す。行財政改革は、市長給与三割、退職金五割のカットをはじめ、職員数削減を含め総人件費の一割以上の圧縮を掲げている。また、『無駄遣いストップ本部』を設置したいとしている。
市民フォーラムについては「変えることを実現するために力を貸して欲しいと訴えたい」と語った。座右の銘は「進取」。

長田徹氏(62)さらなる壱岐市の発展のためにまっすぐ誠実に

長田徹

 無所属現職。行財政改革と地域再生による人口減少の歯止めを二本柱に、初代市長として取り組んだ四年間の実績を強調、再選を目指し支持を訴える。
 雇用の創出を目的に取り組んだ企業誘致はこれまで三社を誘致。現在、百人の雇用を予定する一社と交渉中という。行財政改革は、市長ら三役の報酬一割カット、職員諸手当の見直しなど人件費の削減を成果にあげる。そのほか七十五歳以上の路線バス無料化、全幼稚園預かり保育実施などの実績をあげた。ゴミ処理施設計画は現計画を推進。生ごみ堆肥化容器の普及を図るほか、土着菌の活用にも取り組みたいとしている。
 市民病院の改革は、内部に経営アドバイザーを入れ経営改善に取り組み、今後、地方公営企業法の一部適用から全部適用に変更するなど、病院管理者を配置したい考えを示した。
 「市民フォーラムでは四年間してきたことを市民に伝えたい」と語った。座右の銘は「時は人を待たず」。

長嶋立身氏(59)「日本一の島」づくり

長嶋立身

 無所属新人、旧郷ノ浦町長。行財政改革、環境美化保全、産業振興を三本柱に支持を訴える。
 長嶋氏は雇用不安の解消に取り組みたい考えで、企業誘致に加え、地元企業の雇用確保を重視。新規雇用の際に人権費の補助を行いたいとしている。
 行財政改革は「トップ自ら身を削り姿勢を示す」と、三役の給与二割カットを掲げたほか、市民病院改善、情報開示などの方策を掲げている。市民病院は、乗り継ぎが必要なシャトルバスの路線変更の実現を目指す。原の辻遺跡事業は、国が指定した史跡で国、県に強く要望し負担を求める。観光では産地としてのブランド化を推進し、東京への売り込みを提案。全国放送でPRしたい考えを示した。ゴミ処理施設計画については、「生ゴミの分別による飼料化などは市民の理解、協力が必要」とし、現計画どおりの規模で行いたい考え。
 長嶋氏は「市民フォーラムでは島が明るくなるよう訴えたい」と語った。座右の銘は「生涯現役」。

○壱岐4強入りで県大会・本大会へ 九州高校野球春季大会・地区予選

 第122回九州地区高校野球県大会=春季大会=地区予選(県高野連主催)が3月22日から、県営ビッグNスタジアムなど3地区で開かれているが、佐世保地区に出場している壱岐が予選を勝ち抜き、県大会への出場を決めた。

〇伝承者成養研修と雛作り教室 折り紙の「壱岐・八朔雛ヒメゴジョサマ」

 壱岐の「八朔雛(はっさくびな)ヒメゴジョサマ伝承者養成研修会」と「八朔雛作り教室」が、同伝承者養成研修会は十五日から十八日までの三日間、同教室が五月二十二日と二十三日の両日、いずれも郷ノ浦町、文化ホール大会議室で行われる。
 問い合わせなど詳しくは、宮本さん(電話・FAX0920471940)へ。

○社説 交通安全で、事故のない明るい壱岐づくり

 ”花冷え”なのか、少し寒い日が続いたものの、ここ数日でサクラも一斉に咲き始め、きょう四月一日の新年度・二〇〇八年度を祝しているようで、七日に小・中学校、高校が八日、新学期が始まり、大人も子どもも新たな生活スタイルによる来年三月末日までの一年間が動き出した。特に今年の四月は、十三日に四年に一度、本市の首長を決める市長選があり、この島全体が大きく動く月である。
 その新年度・新学期のスタートに合わせ、全国一斉に展開される春の全国交通安全運動が六日から十五日までの十日間、「点めつだ一度止まって次の青」をスローガンに、(1)子どもと高齢者の交通事故防止(2)飲酒運転の根絶(3)すべての座席シートベルト着用の徹底㈬夕暮れ・夜間の歩行者と自転車の交通事故防止の四項目を運動の重点に実施される。
 今回の交通安全運動では新入学(園)の子どもたちの安全を第一に、改正道交法の施行に伴い、▽すべての座席でのシートベルトの着用の義務化▽高齢運転者マークの義務化(七十五歳以上)▽普通自転車の歩道通行に関する規定の整備▽児童・幼児の自転車乗車時のヘルメット着用が、保護者の努力義務四点として、六月までに施行されることになっており、その徹底が、本市でも市民に呼びかけられる。
 この運動を前に三月二十六日、壱岐署で、安全な地域社会の実現の一環として、一丸となり飲酒運転は絶対にしない、許さないなどとする飲酒運転の撲滅を宣言した。また、翌二十七日には、壱岐地区交通安全協会主催の第三十回交通事故犠牲者慰霊祭が壱岐消防署で、遺族をはじめ長田徹市長ら関係者ら約五十人が参列して開かれ、交通死亡事故ゼロへの誓いも新たに犠牲者の御魂を慰めた。
 飲酒運転をするドライバーは、以前に比べてずい分減ってきているように思うが、それでもなかなか跡を絶たない。季節ごと年四回の交通安全運動のたびに訴えられる通り、飲酒運転は重傷死亡事故に直結している無謀な暴走運転で、信号無視、脇見運転、安全不確認、一時停止の無視などと一緒で、ドライバーとしてはまったく初歩的な交通ルール違反であり、安全な地域社会づくりに逆行する行為である。
 事故は、当事者だけでなく周囲の人たちを巻き込んで、様々に思いもよらない現実が目の前に展開される。よく言われることではあるが、この期間に今一度、自分の交通安全やルール遵守への意識、姿勢を見直して、それぞれの交通安全を徹底することで、この運動に参加してほしい。それは明るい地域、市の社会づくりへの行動でもある。

○ひとしずく

前号三月二十六日号四面「小宇宙のロマンに想う」コーナーに掲載した写真についての問い合わせが、数人の読者からありました。あの写真は、地球の軌道をまわる国際宇宙ステーションの軌跡を撮影したものです▼宇宙ステーションといえば、アメリカ・スペースシャトル「エンデバー」がドッキングして、日本人宇宙飛行士・土井隆雄さんにより、注目されていた日本初の有人宇宙施設「きぼう」が取り付けられて起動。土井さんは初入室するなどして日本時間で二十七日午前九時三十九分、無事帰還した▼まさにその前夜、二十六日午後七時四十二分三十秒から約四分間、夜空の中で一番明るく輝きながら、その宇宙ステーションが南西~北西~北東方向へと星空を横切り、続いてエンデバーが同じコースを、光りを放ちながらスーッと糸を引くように飛行する様子を、わずかな時間ではあったが、楽しんだ▼これは夕方、友人から連絡があり、雲の発生具合いを気にしながら、ワクワクしながら時間を待ち、五分前頃までに岳ノ辻の西側展望所へ行き、その瞬間がやってくるのを、車から出たり戻ったり、目を凝らしソワソワとその時を待った▼エンデバーと宇宙ステーションが同じ空間に見えるという素敵な瞬間もあり非常に感動した。時にはこうした驚くべき時を通して、自分のスケールを意識してみるのも”
おつ”なもの?。 

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